JPWO2005091447A1 - レーザー装置 - Google Patents

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Abstract

コアの外周の励起光を導波する光ガイドに透光性セラミック材料を用いて、任意形状のコアあるいは複数のコアに対して光ガイドを容易に構成することができるレーザー装置を提供する。中央にレーザー発振元素を含むコア4を有し、このコア4の周囲に一体化された励起光に対し透明な光ガイド5を有し、一方の面がヒートシンクに固着された固体レーザー結晶の光ガイド5の外側より励起光を導入し、前記コア4の領域を励起することでレーザー発振を行わせるレーザー装置であって、前記光ガイド5または光ガイド5とコア4の材質を透光性セラミックとするようにした。

Description

本発明は、固体レーザー媒質およびそれを搭載した固体レーザー装置に関するものである。
従来の固体レーザー媒質および固体レーザー装置として、レーザー媒質の中央部にレーザー発振元素を含む固体レーザー結晶よりなるコアを有し、このコアの周囲に励起光を導波するための透明な光ガイドを有する厚さ1mm以下の薄い結晶を配置し、この結晶のレーザー光を出射する面と反対側の面がヒートシンクに固着され、冷却される構造を有するものが示されている(下記特許文献1、非特許文献1、2)。
これらの従来例では、コアは円形か四角形であり、光ガイドにもレーザー発振元素を含まない同じ母材を用いていた。
米国特許第6625193号公報 特開2003−258350号公報 オプティクス・レターズ、27巻(2002年発行)、1791頁 アプライド・フィジックス・レターズ、83巻(2003年発行)、4086頁
上記の従来技術ではコアの固体レーザー結晶と周囲の光ガイドを光が漏れないように接合し一体化する方法として、透明な接着剤を用いる手法や、接着剤を用いない場合には互いの接合面を高精度に平面研磨し、面を合わせた後接合面に圧力と熱をかけることで一体化する、いわゆるオプティカルコンタクトや拡散接合と呼ばれる手法を用いていた。しかし接着剤を用いる場合には接着剤の機械的強度が低いことや経年変化、光の吸収によるエネルギー損失や発熱など信頼性上問題があった。さらにオプティカルコンタクトや拡散接合により結晶同士を一体化する場合、曲面と曲面を完全に合わせて一体化することは加工精度上技術的に難しいため、通常は直線の平面同士を合わせるようにしていた。このため、本来は円形形状が望ましいコアであっても擬似的に多角形形状で代用するようにしていた。
また、結晶同士を一体化する場合、合わせる面を高精度に研磨する必要があり、さらに、一体化には非常に高い温度と時間を必要とするために製作に日数が必要であり、コストが非常に高くなってしまうという欠点があった。さらにレーザー装置の高機能化のためにレーザー媒質中に複数のコアを一体で形成しようとする場合、上記の方法では製作の工程がさらに複雑になり、より長い製作日数やコストの上昇と共に、技術的にも製作が困難になる場合もあった。
本発明は、上記状況に鑑み、コアの外周の励起光を導波する光ガイドに透光性セラミック材料を用いて、任意形状のコアあるいは複数のコアに対して、境界面での光の損失が少なく機械強度も高い光ガイドを容易に短期間で安価に製作することができる固体レーザー媒質およびそれを搭載した小型の高機能固体レーザー装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕固体レーザー媒質において、中央にレーザー発振元素を含むコアを有し、このコアの周囲にコアで吸収される励起光に対し透明な光ガイドが一体化され、さらにコアが露出した一方の面がヒートシンクに固着された固体レーザー媒質であって、前記光ガイド又は前記光ガイドと前記コアの材質を透光性セラミックにするとともに、同一光ガイド内に1つないし複数のコアを有することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の固体レーザー媒質において、前記各コアのレーザー発振元素の含有量、又は元素の種類が異なることを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕記載の固体レーザー媒質において、前記コアが楕円筒状であることを特徴とする。
〔4〕上記〔1〕記載の固体レーザー媒質において、前記コアが複数の領域からなる同心円筒状であり、前記各コアでのレーザー発振元素の含有量が異なることを特徴とする。
〔5〕上記〔1〕記載の固体レーザー媒質において、前記複数のコアを等間隔に配置することを特徴とする。
〔6〕上記〔1〕記載の固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置において、外部に設けたミラーにより前記複数のコアが前記ヒートシンクに固着されていない面を通って同一のレーザー光の光路に配置されることを特徴とする。
〔7〕上記〔1〕記載の固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置において、前記固体レーザー媒質の前記ヒートシンクに固着されていない面に近接してレーザー発振光が内部を透過する導光ブロックを配置し、この導光ブロックの外側面にレーザー光に対する全反射膜を設け、この全反射膜を介して前記複数のコアがこのブロック内で同一のレーザー光の光路に配置されることを特徴とする。
〔8〕上記〔1〕記載の固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置において、前記複数のコアに対してそれぞれ独立に出力ミラーを設けることを特徴とする。
〔9〕上記〔1〕記載の固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置において、積層して配置された半導体レーザーバーから照射された前記励起光は、それぞれマイクロレンズにより進相軸方向がコリメートされた後、単一の集光レンズで前記光ガイドの側面の入射窓に集光されるように、半導体レーザーおよびレンズが配置されたことを特徴とする。
本発明の第1実施例を示す固体レーザー媒質の平面図である。 図1に示す固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置(レーザー共振器)のA−A線断面図である。 本発明の第2実施例を示す固体レーザー媒質の平面図である。 図3に示す固体レーザー媒質のB−B線断面図である。 図3に示すコア部のYb濃度分布を示す図である。 図3に示すコア部の励起光吸収エネルギー密度分布を示す図である。 本発明の第3実施例を示す固体レーザー媒質の平面図である。 図7に示す固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置(レーザー共振器)のC−C線断面図である。 本発明の第4実施例を示す固体レーザー装置(レーザー共振器)の断面図である。 本発明の第5実施例を示す固体レーザー装置(レーザー共振器)の断面図である。 本発明の第6実施例を示す固体レーザー媒質の平面図である。 本発明の第7実施例を示す固体レーザー装置の断面図である。
固体レーザー媒質において、中央にレーザー発振元素を含むコアを有し、このコアの周囲にコアで吸収される励起光に対し透明な光ガイドが一体化され、さらにコアが露出した一方の面がヒートシンクに固着された固体レーザー媒質であって、前記光ガイドまたは前記光ガイドと前記コアの材質を透光性セラミックとした。
よって、任意形状のコアあるいは複数のコアに対して光ガイドを容易に構成することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例を示す固体レーザー媒質の平面図、図2は図1に示す固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置(レーザー共振器)のA−A線断面図である。
これらの図において、1はヒートシンク、2はそのヒートシンク1上に設けられる高熱伝導性接着層、3はその高熱伝導性接着層2上に設けられる全反射膜、4はレーザー発振元素を含む固体レーザー材料よりなる円筒状のコア、5はコアを励起する光に対して透明な透光性セラミックよりなる光ガイド、6,7は楕円筒状のコア4の短軸方向から光ガイド5の内部を通ってコアに入射される励起光、8は全反射ミラー、9はレーザー発振光、10は出力ミラー、11は出力ビーム(円形)である。
楕円筒状のコア4の周囲には、コアに密着して透光性セラミック材料よりなる光ガイド5が焼結法により形成される。焼結法による透光性セラミックの形成方法の実施例としては上記特許文献2に記載されている。励起光6,7は光ガイド5の外周より光ガイド5内に入射され、光ガイド5を通ってコア4に到達し、その内部で吸収されレーザー発振光に変換される。またコア4内でレーザー発振と同時に発生する熱は高熱伝導性の接着層2を介して直ちにヒートシンク1に拡散、吸収され、コア4の効果的な冷却がなされ、安定したレーザー発振が可能になる。
例えば、楕円筒状のコア4の長軸の長さを8mm、その短軸の長さを3mmとする。また、光ガイドとしての透光性セラミック5および楕円筒状のコア4の厚さは0.3mmとする。この図に示すように、励起光6,7を短軸方向から楕円筒状のコア4に入射することで、長軸方向から励起光を入射される場合に比べ励起光を横方向に絞らなくてもよいため、簡単な集光光学系で十分楕円筒状のコア4内に吸収させることができる。
楕円筒状のコア4の材質としては、例えば、Yb(イッテルビウム)をレーザー発振元素として含むYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)、光ガイド(透光性セラミック)5の材料としてはレーザー発振元素を含まないYAGが代表例であるが、発振元素としては、他にNd(ネオジウム)でもよいし、Tm(ツリウム)、Ho(ホロミウム)などの遷移金属でもよい。またCr(クロム)やTi(チタン)でもよいし、それを複数含んでもよい。また、コア4や光ガイド5の母材としてはYAG以外にYVO4(イットリウム・バナデート)、GdVO4(ガドリウムバナデート)、YLF(イットリウム・リチウム・フロライド)、GGG(ガドリウム・ガリウム・ガーネット)などでもよい。励起光6,7はレーザー発振元素が吸収する波長であり、例えば、Yb:YAGを用いたコア4であれば、940nmまたは970nmが適している。このように、使用するコア4の材料に応じて励起光6,7の波長が選択される。
また、コア4および光ガイド5の母材は異なるものでもよいが、同じものの方が屈折率が近いために境界での光の損失を抑えることができる。また、コア4と光ガイド5は製造の過程で一体化されている方が取り扱いが容易で、かつ境界での光の損失を抑えることができる。
さらに、光ガイド5は透光性セラミックであるが、コア4は結晶で構わないし、同じくレーザー発振元素を含む透光性セラミックであってもよい。
高熱伝導性接着層2は有機系、無機系の接着剤でもよいし、Au,Ag,Sn,Sb,In,Pb,Zn,Cuなどを含む金属はんだ材料でも構わない。
ヒートシンク1はCu,CuWなどの金属材料をはじめ、ダイアモンド、SiC,AlN,BeO,CBN,DLCなどの非金属、複合材料でもよい。
図2に示すように、レーザー発振光9がコア4の長軸方向にコア4のレーザー光入射表面に対してブリュースター角(Brewster angle:物質表面で入射、反射する光について、入射面内に光の偏光方向がある場合、物質表面での光の反射率がゼロになる特定の入射角)で入射するようにミラーの位置を構成することで、コア4のレーザー発振光が透過する表面に反射防止膜を形成しなくても反射率がゼロになり、損失の少ないレーザー共振器が構成できる。
図3は本発明の第2実施例を示す固体レーザー媒質の平面図、図4は図3に示す固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置のB−B線断面図である。
これらの図において、21は円筒状の第1のコア、22はその円筒状の第1のコア21の周りに形成される円筒状の第2のコア、23はその円筒状の第2のコア22の外側に形成される光ガイド(透光性セラミック)、24,25,26,27は周囲の四方向から光ガイド23の内部を通ってコアに入射される励起光である。
このような二重構造において、円筒状の第1のコア21と円筒状の第2のコア22のレーザー発振元素の濃度を変えることで、コア21,22内部での励起分布(励起光吸収分布)を制御することが可能になる。
例えば、図5に示すように、円筒状の第1のコア21のYb濃度を10at%、直径を3mmとし、円筒状の第2のコア22のYb濃度を5at%、直径を5mmとし、対向する光ガイド23の四方向から励起を行うと励起光の吸収エネルギー密度分布は、図6のようになり、励起分布が比較的平坦になっていることがわかる。従来のように、コア内でのレーザー発振元素濃度が一様であると吸収エネルギー密度がコアの周辺から内部に向かって指数関数的に減少するために、一様な分布を得ることが難しいが、本発明のようにコアの中央に行くほどレーザー発振元素濃度を上げることができれば、擬似的に均一な励起分布が可能になり、励起分布を均一化することでコア内部でレーザー発振に伴い発生する熱による歪みを分散、低下させ、その結果レーザー出力やレーザービームの品質の向上を図ることができる。
この実施例において、第1のコア、第2のコアはともに外形が円筒状としたが、図1に示した楕円筒形状でも良いし、多角柱形状でも構わない。また、第1のコア、第2のコアのいずれか或いは両方が透光性セラミックでも良い。特に第2のコアも透光性セラミックにすることで第1のコアの外形形状にかかわらず一体化構造を形成することができる。さらに必要に応じて第3、第4のコアを第2のコアの外側に設けても構わない。コアを多段にしレーザー元素の濃度差を細かく付けることでコア内でより均一な吸収分布を得ることができる。
以上の固体レーザー媒質の実施例では、いずれもレーザー発振の中心となるコアが1つの場合の例を挙げたが、レーザー発振の中心となるコアが同一光ガイド内で複数個形成されていても構わない。
図7は本発明の第3実施例を示す固体レーザー媒質の平面図、図8は図7に示す固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置(レーザー共振器)のC−C線断面図である。
これらの図において、31は円筒状の第1のコア、32は円筒状の第2のコア、33は円筒状の第3のコア、34は円筒状の第4のコア、35はそれらの円筒状のコア31〜34の外側に形成される光ガイド(透光性セラミック)、36は反射防止膜、37,38は励起光、41は第1の全反射ミラー、42は第2の全反射ミラー、43は出力ミラー、44はレーザー出力である。図8におけるその他の構成は、図2と同様である。
この実施例では、同一の光ガイド35内に円筒状のコア31〜34を等間隔に複数形成するようにしている。このような構成により、1つのコアの面積を広げることなく、細いレーザービームのままレーザー出力を4倍に向上させることができ、レーザービームの輝度を容易に上げることができる。また同一の光ガイド35内に複数のコアを設けることで、光ガイド35内を伝搬する励起光により複数のコアを同時に励起することができ、各コアに個々に光ガイドを設ける場合に比べて構成が簡単になり、レーザー媒質を小型化、低価格化できる。またこの実施例では、外部に設けた折り返しのための全反射ミラー42は、コアが等間隔であることを利用して1枚で3回のレーザー光の反射を行っているが、それぞれ個別のミラーを使用し3枚のミラーで反射させても構わない。
図9は本発明の第4実施例を示す固体レーザー装置(レーザー共振器)の断面図である。
これらの図において、51は導光ブロック、52,54は反射防止膜、53は全反射膜、55は全反射ミラー、56は出力ミラー、57はレーザー出力である。その他の構成は、図8と同様である。
この実施例も、第3実施例に示すように、コアを複数有する構成であるが、全反射ミラー42の代わりにレーザー発振光が内部を透過する導光ブロック51をレーザー媒質に近接して設け、導光ブロック51の外部に全反射膜53を設けて、レーザー発振光を折り返すようにしている。
このように構成することにより、全反射膜53がレーザー結晶に固定されるので、レーザー共振器の安定性が向上すると同時に小型化できる。
図10は本発明の第5実施例を示す固体レーザー装置(レーザー共振器)の断面図である。
この図において、61は第1の出力ミラー、62は第2の出力ミラー、63は第3の出力ミラー、64は第4の出力ミラー、65は第1のレーザー出力、66は第2のレーザー出力、67は第3のレーザー出力、68は第4のレーザー出力である。その他の構成は、図9と同様である。
この実施例では、複数のコア31〜34に対してそれぞれ独立に出力ミラー61〜64を設けてレーザー発振動作させるように構成している。
このように構成したので、例えば、各円筒状のコア31〜34のレーザー媒質の種類や各出力ミラー61〜64の種類を変えることで、それぞれ別の波長の光の出力、ここではレーザー出力65〜68を得ることができる。なお、円筒状のコア31〜34のレーザー元素や母材を変えた場合、それぞれの円筒状のコア31〜34への励起光の波長も最適なものに変えることが望ましい。また同じ励起波長、同じコア媒質であっても出力ミラー61〜64の透過波長を変えてやることで、例えば同じNd:YAGのコアであっても、946nm、1064nm、1130nmなどの波長の発振が各コアから独立に同時に可能である。このような構成により集積化された多波長光機能素子が構成できる。
図11は本発明の第6実施例を示す固体レーザー装置の平面図である。
この図において、71は円筒状の第1のコア、72は円筒状の第2のコア、73は円筒状の第3のコア、74は円筒状の第4のコア、75は円筒状の第5のコア、76は円筒状の第6のコア、77は円筒状の第7のコアである。
この実施例では、図7に示した複数のコアより更にコアの数を増加させるとともに、その配置を2次元的にすることで一様な励起に対しても反対側への励起光の吸収漏れや抜けがなく効率的に励起が可能になるように構成している。なお、この図において、78は光ガイド(透光性セラミック)、79,80は励起光である。
図12は本発明の第7実施例を示す固体レーザー装置の断面図である。
この図において、81はヒートシンク、82は半導体レーザーバー、83はマイクロレンズ、84,85は集光レンズ、86は励起光、91はヒートシンク、92は高熱伝導性接着層、93は全反射膜、94は円筒状のコア、95は光ガイド、96は反射防止膜、97は出力ミラー、98はレーザー発振光である。
この実施例では、積層されて配置された半導体レーザーバー82から照射された励起光86は、それぞれマイクロレンズ83により進相軸方向がコリメートされ、集光レンズ84を透過した後、単一の集光レンズ85で光ガイド95の側面の入射窓95Aに集光される。集光レンズ84は励起光86の遅相軸方向を集光する場合に使用される。光ガイド95内に入射した励起光86は光ガイド95の上下面で全反射を繰り返しながら光ガイド95内を伝搬し、円筒状のコア94に到達する。その円筒状のコア94内には励起光を吸収しレーザー光を誘導放出するレーザー元素が添加されており出力ミラー97と全反射膜93との間でレーザー共振器が構成され、レーザー発振が起こる。円筒状のコア94及び光ガイド95は全反射膜93および高熱伝導性接着層92を介してヒートシンク91に固定されており、円筒状のコア94内で励起光を吸収した際に発生する熱を効果的に放熱する効果を有している。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明によれば、透光性セラミックの形成技術により、励起あるいは発振に最適な任意の形状の固体レーザー媒質を作製することにより、任意形状のコアあるいは複数のコアに対して光ガイドを容易に構成するとともに、レーザーの高い発振効率とビーム品質を得ることができる。
本発明の固体レーザー媒質およびそれを備えた固体レーザー装置により、任意形状のコアあるいは複数のコアに対して励起光を伝搬するための同一の光ガイドを容易に安価に短い期間で製作できるレーザー媒質を構成することができ、同時に、小型で高機能なレーザー装置を、高いレーザー出力とビーム品質で得ることができるレーザー装置として利用可能である。

Claims (9)

  1. 固体レーザー媒質において、中央にレーザー発振元素を含むコアを有し、該コアの周囲にコアで吸収される励起光に対し透明な光ガイドが一体化され、さらにコアが露出した一方の面がヒートシンクに固着された固体レーザー媒質であって、前記光ガイド又は前記光ガイドと前記コアの材質を透光性セラミックにするとともに、同一光ガイド内に1つないし複数のコアを有することを特徴とする固体レーザー媒質。
  2. 請求項1記載の固体レーザー媒質において、前記各コアのレーザー発振元素の含有量、又は元素の種類が異なることを特徴とする固体レーザー媒質。
  3. 請求項1記載の固体レーザー媒質において、前記コアが楕円筒状であることを特徴とする固体レーザー媒質。
  4. 請求項1記載の固体レーザー媒質において、前記コアが複数の領域からなる同心円筒状であり、前記各コアでのレーザー発振元素の含有量が異なることを特徴とする固体レーザー媒質。
  5. 請求項1記載の固体レーザー媒質において、前記複数のコアを等間隔に配置することを特徴とする固体レーザー媒質。
  6. 請求項1記載の固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置において、外部に設けたミラーにより前記複数のコアが前記ヒートシンクに固着されていない面を通って同一のレーザー光の光路に配置されることを特徴とする固体レーザー装置。
  7. 請求項1記載の固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置において、前記固体レーザー媒質の前記ヒートシンクに固着されていない面に近接してレーザー発振光が内部を透過する導光ブロックを配置し、該導光ブロックの外側面にレーザー光に対する全反射膜を設け、該全反射膜を介して前記複数のコアが該ブロック内で同一のレーザー光の光路内に配置されることを特徴とする固体レーザー装置。
  8. 請求項1記載の固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置において、前記複数のコアに対してそれぞれ独立に出力ミラーを設けることを特徴とする固体レーザー装置。
  9. 請求項1記載の固体レーザー媒質を備えた固体レーザー装置において、積層して配置された半導体レーザーバーから照射された前記励起光は、それぞれのマイクロレンズにより進相軸方向がコリメートされた後、単一の集光レンズで前記光ガイドの側面の入射窓に集光されるように、半導体レーザーおよびレンズが配置されたことを特徴とする固体レーザー装置。
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