JPWO2005061706A1 - c−Jun蛋白質と複合体を形成する蛋白質、及び、それをコードする核酸、ならびに、それらの利用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
Saegusa A. Nature 401, 6751 (1999) Dalton R, Abbott A. Nature 402, 6763 (1999) 宮本悦子、柳川弘志 (2000) シリーズ・ポストシークエンスのゲノム科学3: プロテオミクス, pp.136-145 宮本悦子、柳川弘志 (2001) 蛋白質・核酸・酵素、46(2), pp.138-147) Xiong et al. 1993 Nature 366, 701-704 Kaelin, et al. 1991 Cell 64, 521-532 Guillaume Rigaut, et al., Nature biotechnology 17, 1030 (1999) Fields S, Song O. Nature 340, 245 (1989) Miyamoto-Sato E, et al. Viva Origino 25, 35 (1997) Nemoto N, et al. FEBS Lett. 414, 405 (1997)
(a)配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号126〜199のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号126〜199のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号126〜199のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号126〜199のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号200〜217のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号200〜217のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号200〜217のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号200〜217のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号218〜224のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号218〜224のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号218〜224のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号218〜224のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号225〜229のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号225〜229のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号225〜229のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号225〜229のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号230〜234のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号230〜234のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号230〜234のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号230〜234のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号235〜238のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号235〜238のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号235〜238のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号235〜238のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号239〜241のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号239〜241のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号239〜241のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号239〜241のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号112もしくは113のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号112もしくは113のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号242もしくは243の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号242もしくは243の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号112もしくは113のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号112もしくは113のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号242もしくは243の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号242もしくは243の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号114もしくは115のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号114もしくは115のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号244もしくは245の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号244もしくは245の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号114もしくは115のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号114もしくは115のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号244もしくは245の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号244もしくは245の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号116もしくは117のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号116もしくは117のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号246もしくは247の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号246もしくは247の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号116もしくは117のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号116もしくは117のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号246もしくは247の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号246もしくは247の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号118もしくは119のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号118もしくは119のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号248もしくは249の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号248もしくは249の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号118もしくは119のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号118もしくは119のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号248もしくは249の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号248もしくは249の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号120もしくは121のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号120もしくは121のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号250もしくは251の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号250もしくは251の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号120もしくは121のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号120もしくは121のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号250もしくは251の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号250もしくは251の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号122もしくは123のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号122もしくは123のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号252もしくは253の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号252もしくは253の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号122もしくは123のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号122もしくは123のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号252もしくは253の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号252もしくは253の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号124もしくは125のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号124もしくは125のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a)配列番号254もしくは255の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号254もしくは255の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
(a)配列番号124もしくは125のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号124もしくは125のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号254もしくは255の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号254もしくは255の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。
本明細書においては、説明の便宜のため、c-Junと相互作用することが見出された蛋白質を、新規蛋白質も含めて、本発明の蛋白質と呼ぶ。
本発明による蛋白質や遺伝子又は核酸配列による新たな機能(ここではc-Junと結合できる機能)を利用して、c-Junの持つ機能としての転写や遺伝子複製などをブロックする阻害剤として応用することができる。その根拠は、本発明の蛋白質の遺伝子は、スクリーニングを複数回繰り返すことにより競争過程を経て検出されてきていることに起因する。この方法で検出された遺伝子群は、ある個数分布を描き、競争力が強い遺伝子ほど多く検出されることになる。このことは、この方法で検出されるクローン数が多いほど競争力が強く、ブロック剤・阻害剤として有効に働くことを示している。
蛍光相関分光法(Fluorescence Correlation Spectroscopy(FCS): Eigen, M., et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 91, 5740-5747(1994))は、共焦点レーザー顕微鏡等の下で、粒子の流動速度、又は拡散率、容積収縮等を測定する方法であり、本発明においては、本発明修飾蛋白質(C末端修飾蛋白質)と標的分子間の相互作用により元の修飾分子1分子の並進ブラウン運動の変化を測定することにより、相互作用する分子を測定することができる。
蛍光イメージングアナライズ法は、固定化された分子に、修飾分子を接触せしめ、両分子の相互作用により、固定化された分子上にとどまった修飾分子から発せられる蛍光を、市販の蛍光イメージングアナライザーを用いて測定又は解析する方法である。
2種類の蛍光色素を用いる他の分子間相互作用検出法として、蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)法がよく知られている。FRET とは、2種類の蛍光色素の一方(エネルギー供与体)の蛍光スペクトルと、もう一方(エネルギー受容体)の吸収スペクトルに重なりがあるとき、2つの蛍光色素間の距離が十分小さいと、供与体からの発光が起こらないうちに、その励起エネルギーが受容体を励起してしまう確率が高くなる現象をいう。したがって、相互作用を検出したい2つの蛋白質を、それぞれ供与体および受容体となる蛍光色素で標識しておき、供与体を励起すれば、2つの蛋白質が相互作用しない場合は、蛍光色素間の距離が大きいため FRETは起こらず、供与体の蛍光スペクトルが観察されるが、2つの蛋白質が相互作用して蛍光色素間の距離が小さくなると、FRETにより受容体の蛍光スペクトルが観察されるので、蛍光スペクトルの波長の違いから蛋白質間相互作用の有無を判別することができる。蛍光色素としては、供与体がフルオレセイン、受容体がローダミンという組み合わせがよく用いられている。また最近では、蛍光緑色蛋白質(GFP)の波長の異なる変異体の組み合わせにより、細胞の中で FRETを観察し相互作用を検出する試みがなされている。この方法の欠点としては、FRETが生じるために2つの蛍光色素が 40〜50Å以内に近接する必要があるため、蛋白質の大きさや蛍光色素の付いている位置によっては、相互作用していてもFRETが観測されない危険性があるという点が挙げられる。
エバネッセント場分子イメージング法とは、Funatsu, T., et al., Nature, 374, 555-559 (1995)等に記載されている方法で、ガラス等の透明体に固定化した分子に溶液として第2の分子を接触せしめ、これにエバネッセント場が発生する角度でレーザー光等の光源を照射し、発生したエバネッセント光を検出器によって測定又は解析する方法である。これらの操作は、それ自体既知のエバネッセント場蛍光顕微鏡装置を用いて行うことができる。
蛍光偏光法(Perran, J., et al., J. Phys. Rad., 1, 390-401(1926))は、蛍光偏光で励起された蛍光分子が、励起状態の間、定常状態を保っている場合には同一の偏光平面で蛍光を放射するが、励起された分子が励起状態中に回転ブラウン運動等を行った場合に、放射された蛍光は励起光とは異なった平面になることを利用する方法である。分子の運動はその大きさに影響を受け、蛍光分子が高分子である場合には、励起状態の間の分子の運動はほとんどなく、放射光は偏光を保ったままになっているのに対して、低分子の蛍光分子の場合は、運動速度が速いために放射光の偏光が解消される。そこで、平面偏光で励起された蛍光分子から放射される蛍光の強度を、元の平面とそれに垂直な平面とで測定し、両平面の蛍光強度の割合からこの分子の運動性およびその存在状態に関する情報が得られるものである。この方法によれば、夾雑物があってもこれに影響されることなく、蛍光修飾された分子と相互作用する標的分子の挙動を追跡できる。これは蛍光修飾された分子と標的分子が相互作用するときにのみ、偏光度の変化として測定されるからである。
表面プラズモン共鳴法とは、金属/液体界面で相互作用する分子によって表面プラズモンが励起され、これを反射光の強度変化で測定する方法である(Cullen, D.C., et al., Biosensors, 3(4), 211-225(1987-88))。この方法を用いて蛋白質−標的分子間相互作用の測定又は解析を行う場合、C末端修飾蛋白質は上記した方法により固定化されていることが必要であるが、標的分子の修飾は必要ない。
固相酵素免疫検定法(Enzyme Linked Immunosorbent Assay (ELISA): Crowther, J.R., Methods in Molecular Biology, 42 (1995))は、固相上に固定化した抗原に対し、抗体を含む溶液を接触せしめ、両分子の相互作用(抗原抗体反応)により、固定化された抗原上にとどまった抗体をこれと特異的に結合する修飾分子(IgG等)から発せられる蛍光、又は修飾分子を基質とする色素から発せられる信号を、市販の検出器(ELISAリーダー)を用いて測定又は解析する方法である。
126(1), 127(2), 128(3), 129(4), 130(5), 131(6), 132(7), 133(8), 134(9), 135(10), 136(11), 137(12), 138(13), 139(14), 140(15), 141(16), 142(17), 143(18), 144(19), 145(20), 146(21-1), 147(21-2), 148(22), 149(23), 150(24), 151(25), 152(26), 153(27), 154(28), 155(29), 156(30), 157(31), 158(32), 159(33), 160(34-1), 161(34-2), 162(35), 163(36), 164(37), 165(38), 166(39), 167(40), 168(41), 169(42), 170(43-1), 171(43-2), 172(44), 173(45), 174(46), 175(47), 176(48), 177(49), 178(50), 179(51), 180(52), 181(53), 182(54), 183(55), 184(56), 185(57), 186(58), 187(59), 188(60), 189(61-1), 190(61-2), 191(62), 192(63), 193(64-1), 194(64-2), 195(65), 196(66), 197(67), 198(68), 199(69)
Claims (112)
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項2記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項2記載の阻害剤。
(a)配列番号126〜199のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号126〜199のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号126〜199のいずれかの塩基配列を含む請求項3記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号126〜199のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号126〜199のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号1〜69のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項5記載の方法。
- 核酸が配列番号126〜199のいずれかの塩基配列を含む請求項5記載の方法。
- 請求項5〜7のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項9記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項9記載の阻害剤。
(a)配列番号200〜217のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号200〜217のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号200〜217のいずれかの塩基配列を含む請求項11記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号200〜217のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号200〜217のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号70〜87のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項13記載の方法。
- 核酸が配列番号200〜217のいずれかの塩基配列を含む請求項13記載の方法。
- 請求項13〜15のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項17記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項17記載の阻害剤。
(a)配列番号218〜224のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号218〜224のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号218〜224のいずれかの塩基配列を含む請求項19記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号218〜224のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号218〜224のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号88〜94のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項21記載の方法。
- 核酸が配列番号218〜224のいずれかの塩基配列を含む請求項21記載の方法。
- 請求項21〜23のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項25記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項25記載の阻害剤。
(a)配列番号225〜229のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号225〜229のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号225〜229のいずれかの塩基配列を含む請求項27記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号225〜229のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号225〜229のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号95〜99のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項29記載の方法。
- 核酸が配列番号225〜229のいずれかの塩基配列を含む請求項29記載の方法。
- 請求項29〜31のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項33記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項33記載の阻害剤。
(a)配列番号230〜234のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号230〜234のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号230〜234のいずれかの塩基配列を含む請求項35記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号230〜234のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号230〜234のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号100〜104のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項37記載の方法。
- 核酸が配列番号230〜234のいずれかの塩基配列を含む請求項37記載の方法。
- 請求項37〜39のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項41記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項41記載の阻害剤。
(a)配列番号235〜238のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号235〜238のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号235〜238のいずれかの塩基配列を含む請求項43記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号235〜238のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号235〜238のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号105〜108のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項45記載の方法。
- 核酸が配列番号235〜238のいずれかの塩基配列を含む請求項45記載の方法。
- 請求項45〜47のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項49記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項49記載の阻害剤。
(a)配列番号239〜241のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号239〜241のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号239〜241のいずれかの塩基配列を含む請求項51記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号239〜241のいずれかの塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号239〜241のいずれかの塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号109〜111のいずれかのアミノ酸配列を含む請求項53記載の方法。
- 核酸が配列番号239〜241のいずれかの塩基配列を含む請求項53記載の方法。
- 請求項53〜55のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号112もしくは113のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号112もしくは113のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号112又は113のアミノ酸配列を含む請求項57記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項57記載の阻害剤。
(a)配列番号242もしくは243の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号242もしくは243の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号242又は243の塩基配列を含む請求項59記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号112もしくは113のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号112もしくは113のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号242もしくは243の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号242もしくは243の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号112又は113のアミノ酸配列を含む請求項61記載の方法。
- 核酸が配列番号242又は243の塩基配列を含む請求項61記載の方法。
- 請求項61〜63のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号114もしくは115のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号114もしくは115のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号115のアミノ酸配列を含む請求項65記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項65記載の阻害剤。
(a)配列番号244もしくは245の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号244もしくは245の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号244又は245の塩基配列を含む請求項67記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号114もしくは115のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号114もしくは115のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号244もしくは245の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号244もしくは245の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号114又は115のアミノ酸配列を含む請求項69記載の方法。
- 核酸が配列番号244又は245の塩基配列を含む請求項69記載の方法。
- 請求項69〜71のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号116もしくは117のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号116もしくは117のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号116又は117のアミノ酸配列を含む請求項73記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項73記載の阻害剤。
(a)配列番号246もしくは247の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号246もしくは247の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号246又は247の塩基配列を含む請求項75記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号116もしくは117のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号116もしくは117のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号246もしくは247の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号246もしくは247の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号116又は117のアミノ酸配列を含む請求項77記載の方法。
- 核酸が配列番号246又は247の塩基配列を含む請求項77記載の方法。
- 請求項77〜79のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号118もしくは119のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号118もしくは119のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号118又は119のアミノ酸配列を含む請求項81記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項81記載の阻害剤。
(a)配列番号248もしくは249の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号248もしくは249の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号248又は249の塩基配列を含む請求項83記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号118もしくは119のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号118もしくは119のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号248もしくは249の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号248もしくは249の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号118又は119のアミノ酸配列を含む請求項85記載の方法。
- 核酸が配列番号248又は249の塩基配列を含む請求項85記載の方法。
- 請求項85〜88のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号120もしくは121のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号120もしくは121のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号120又は121のアミノ酸配列を含む請求項89記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項89記載の阻害剤。
(a)配列番号250もしくは251の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号250もしくは251の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号250又は251の塩基配列を含む請求項91記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号120もしくは121のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号120もしくは121のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号250もしくは251の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号250もしくは251の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号120又は121のアミノ酸配列を含む請求項93記載の方法。
- 核酸が配列番号250又は251の塩基配列を含む請求項93記載の方法。
- 請求項93〜95のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号122もしくは123のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号122もしくは123のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号122又は123のアミノ酸配列を含む請求項97記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項97記載の阻害剤。
(a)配列番号252もしくは253の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号252もしくは253の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号252又は253の塩基配列を含む請求項99記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号122もしくは123のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号122もしくは123のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号252もしくは253の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号252もしくは253の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号122又は123のアミノ酸配列を含む請求項101記載の方法。
- 核酸が配列番号252又は253の塩基配列を含む請求項101記載の方法。
- 請求項101〜103のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
- c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質と、c-Jun蛋白質との相互作用の阻害剤であって、以下の(a)又は(b)の蛋白質を有効成分とする前記阻害剤。
(a)配列番号124もしくは125のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号124もしくは125のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。 - 有効成分の蛋白質が配列番号124又は125のアミノ酸配列を含む請求項105記載の阻害剤。
- 蛋白質が以下の(a)又は(b)の核酸から翻訳された蛋白質である請求項105記載の阻害剤。
(a)配列番号254もしくは255の塩基配列を含む核酸。
(b)配列番号254もしくは255の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 核酸が配列番号254又は255の塩基配列を含む請求項107記載の阻害剤。
- ベイトとプレイとを接触させ、接触により形成された複合体を検出することを含む、ベイトとプレイとの間の相互作用の検出方法であって、ベイトが、以下の(a)もしくは(b)の蛋白質、又は以下の(a’)もしくは(b’)の核酸から翻訳された蛋白質である前記方法。
(a)配列番号124もしくは125のアミノ酸配列を含む蛋白質。
(b)配列番号124もしくは125のアミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を含み、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質。
(a’)配列番号254もしくは255の塩基配列を含む核酸。
(b’)配列番号254もしくは255の塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、c-Jun蛋白質と相互作用する蛋白質をコードする核酸。 - 蛋白質が配列番号124又は125のアミノ酸配列を含む請求項109記載の方法。
- 核酸が配列番号254又は255の塩基配列を含む請求項109記載の方法。
- 請求項109〜111のいずれか1項に記載の方法によりベイトとプレイとの間の相互作用を検出する工程、及び、相互作用が検出されたプレイを選択する選択工程を含む、ベイトと相互作用するプレイのスクリーニング方法。
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