JPWO2005005170A1 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

タイヤ回転方向が一方向に指定されたトレッド面のタイヤ赤道面から左右にそれぞれタイヤ接地幅の4〜15%の領域内に各1本の第1シースルー主溝が設けられている。両第1シースルー主溝からそれぞれタイヤ反回転方向側に向けて傾斜しながらタイヤ外側に延在しタイヤ接地端に連通するラグ溝がタイヤ周方向に所定の間隔で配置され、ラグ溝と第1シースルー主溝によりブロックが形成されている。第1シースルー主溝間にタイヤ反回転方向側に頂点を有するV字状の横断溝がタイヤ周方向に所定の間隔で配置され、横断溝と第1シースルー主溝によりブロックが形成されている。横断溝の溝幅Wは、ブロックのタイヤ周方向長さLに対して0.1L〜0.25Lになっている。ブロックの全接地面積ACAとトレッド面全体の接地面積GCAとの比ACA/GCAは、55〜75%の範囲である。

Description

本発明は、氷雪路に適した空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、氷上性能を確保しながら、ウェット路面での制動性と雪上でのトラクション性を改善するようにした空気入りタイヤに関する。
従来、V字状に溝を配置した方向性トレッドパターンを有する氷雪路用の空気入りタイヤにおいて、氷上性能を高めるため、トレッド面のタイヤ赤道面上にセンターリブを設けるようにした空気入りタイヤが周知である(例えば、特許文献1参照)。センターリブによる接地面積の増大により、氷路面との接地性を向上して氷上性能を高めるようにしている。
しかしながら、リブを設けると、ブロックと比べて溝面積比率が低下するため、ウェット路面での制動性が低下せざるを得ず、更に雪上でのトラクション性も悪化するという問題があった。
日本国特開2000−255217号公報
本発明の目的は、氷上性能を確保しながら、ウェット制動性と雪上トラクション性を改善することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、タイヤ回転方向が一方向に指定されたトレッド面のタイヤ赤道面から左右にそれぞれタイヤ接地幅の4〜15%の領域内に、タイヤ周方向に沿って延在する第1シースルー主溝を各1本設け、両第1シースルー主溝からそれぞれタイヤ反回転方向側に向けて傾斜しながらタイヤ外側に延在しタイヤ接地端に連通するラグ溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置し、該ラグ溝と前記第1シースルー主溝によりブロックを形成する一方、前記第1シースルー主溝間にタイヤ反回転方向側に頂点を有するV字状の横断溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置し、該横断溝と前記第1シースルー主溝によりブロックを形成し、前記横断溝のタイヤ周方向に測定した溝幅Wを隣接するブロックのタイヤ周方向長さLに対して0.1L〜0.25Lの範囲にし、前記ブロックの全接地面積ACAと前記トレッド面全体の接地面積GCAとの比ACA/GCAを55〜75%にしたことを特徴とする。
上述した本発明によれば、第1シースルー主溝間に従来配置したセンターリブを横断溝により区分したブロックに形成するため溝面積が増加し、それにより雪上でのトラクション性を向上することが可能になる。
また、ラグ溝をタイヤ反回転方向側に傾斜させた方向性のトレッドパターンでは、ウェット路面走行時に水がタイヤセンター側に集まる傾向があるが、上記のように横断溝をタイヤ反回転方向側に頂点を有するV字状にすることにより、横断溝で区分されたブロックのエッジにおける水膜除去効果によって除去された水が横断溝を介して円滑に第1シースルー主溝に流れるため、トレッド面のセンター部においてウェット路面や氷路面とブロックとの接地性が確保でき、それによりウェット路面での制動性を改善することができ、かつセンターリブを配置した従来タイヤと同等以上の氷上制動性を得ることが可能になる。
[図1]本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すトレッド面の要部展開図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1において、1はタイヤ回転方向Rが一方向に指定されたトレッド面を示し、このトレッド面1にはタイヤ周方向Tに沿って延在する4本のシースルー主溝2が設けられている。4本のシースルー主溝2は、トレッド面1のタイヤ赤道面CLに対して左右に対称的な位置に配置され、内側の2本の第1シースルー主溝2Aが、トレッド面1のタイヤ赤道面CLから左右にそれぞれタイヤ接地幅EWの4〜15%の領域内に配設されている。
タイヤ赤道面CLの左側に位置する第1シースルー主溝2Aとその外側の第2シースルー主溝2B間、及び右側に位置する第1シースルー主溝2Aとその外側の第2シースルー主溝2B間には、それぞれタイヤ周方向Tに沿ってストレート状に延在する、シースルー主溝2より溝幅が狭い1本の周方向細溝3がタイヤ赤道面CLに対して左右に対称的に配設されている。
両第1シースルー主溝2Aからタイヤ反回転方向側に向けて傾斜しながらタイヤ外側に延在し、第2シースルー主溝2Bに連通する左右の第1ラグ溝4が、タイヤ周方向Tに沿って所定の間隔で配置されている。両第2シースルー主溝2Bからそれぞれタイヤ外側に延在し、タイヤ接地端Eに連通して更に外側に延びる左右の第2ラグ溝5が、タイヤ周方向Tに沿って所定の間隔で設けられている。第1ラグ溝4と第2ラグ溝5は、タイヤ周方向にずらして配置してあり、シースルー主溝2、周方向細溝3、及び第1,第2ラグ溝4,5により多数のブロック6が区画形成されている。
第1シースルー主溝2A間には、タイヤ反回転方向側で略タイヤ赤道面CL上に配置した頂点aを有するV字状(図では逆V字状)の横断溝7がタイヤ周方向Tに沿って所定の間隔で配置されている。これら第1シースルー主溝2A及び横断溝7により複数のブロック8がタイヤ赤道面CL上に形成されている。
全ブロック6,8の全接地面積ACA(mm)とトレッド面1全体の接地面積(溝を設ける前のトレッド面の接地面積)GCA(mm)との比ACA/GCAが、55〜75%の範囲になっている。各ブロック6,8の接地表面6a,8aには、タイヤ幅方向にジグザグ状に延在する複数のサイプ9が形成されている。
上記横断溝7のタイヤ周方向Tに沿って測定した溝幅W(mm)は、隣接するブロック8のタイヤ周方向長さL(mm)に対して、0.1L〜0.25Lの範囲になっている。
上述した本発明によれば、第1シースルー主溝2A間に従来配置したセンターリブを横断溝7に区分したブロック8に形成することで溝面積を増加させ、それにより雪上でのトラクション性を改善することができる。
また、左右の第1ラグ溝4をタイヤ反回転方向側に傾斜させた方向性のトレッドパターンでは、ウェット路面走行時に水がタイヤセンター側に集まる傾向があるが、横断溝7をタイヤ反回転方向側に頂点aを有するV字状にすることで、ブロック8のエッジにおける水膜除去効果によって除去された水が横断溝7を介して円滑に第1シースルー主溝2Aに流れるため、トレッド面1のセンター部においてウェット路面や氷路面とブロック8との接地性が確保でき、それによりウェット路面での制動性を向上することができ、かつセンターリブを配置した従来タイヤと同等以上の氷上制動性を確保することができる。
第1シースルー主溝2Aがタイヤ接地幅EWの4%の位置より内側にあると、ブロック8の剛性が低下して接地性が悪くなるため、氷上制動性が低下する。逆に第1シースルー主溝2Aが15%の位置より外側にあっても、氷上制動性の低下を招く。好ましくは、第1シースルー主溝2Aがタイヤ接地幅EWの6〜13%の範囲となるようにするのがよい。
横断溝7の溝幅Wが0.1Lより小さいと、溝幅が狭くなり過ぎるため、雪上トラクション性を効果的に改善することが難しくなる。逆に横断溝7の溝幅Wが0.25Lより大きいと、ブロック8の剛性が低下するため、氷上制動性が低下する。
比ACA/GCAが55%未満であると、ブロック剛性の確保が困難となり、氷上制動性が低下する。逆に比ACA/GCAが75%を超えると、ウェット路面での制動性と雪上トラクション性の確保が困難になる。
本発明において、上記横断溝7は、V字を形成する両溝部7a,7bのタイヤ周方向Tに対する傾斜角度θを45〜85°にするのがよい。傾斜角度θが45°より小さいと、ブロック8の剛性低下を招く。逆に傾斜角度θが85°を超えると、ウェット制動時の横断溝7内における水の流れが円滑でなくなるため好ましくない。傾斜角度θは好ましくは、70〜80°がよい。
横断溝7は、頂点aの部分を円弧状に形成したU字状の溝であってもよく、そのような溝も本発明のV字状の横断溝7に含むものとする。
上記第2シースルー主溝2Bは、好ましくは、タイヤ赤道面CLから左右に、それぞれタイヤ接地幅EWの35〜45%のトレッド面1の領域に設けるのがよい。第2シースルー主溝2Bがタイヤ接地幅EWの35%の位置より内側にあると、ブロック6の剛性が低下するため、接地性が悪化し、氷上制動、雪上トラクション性、及びウェット制動性に悪影響を及ぼす。逆に第2シースルー主溝2Bがタイヤ接地幅EWの45%の位置より外側にあると、排水効果が低減し、更に耐偏摩耗性が悪化する。
雪上でのトラクション性の観点から、好ましくは、STI(スノー・トラクション・インデックス)を150以上にするのがよい。上限値としては、ブロック剛性の点から250以下にするのがよい。
また、トレッド面1を表面に有するトレッドゴム層に使用するゴムとしては、JIS A硬度が40〜60、好ましくは43〜55のゴムを氷上性能の点から好ましく使用することができる。
シースルー主溝2のシースルー幅としては、2〜10mm、好ましくは4〜8mmにするのがよい。
なお、本発明におけるシースルー主溝とは、トレッド面1を1周にわたって展開した時に一端から他端が見通すことができる主溝のことであり、シースルー幅とは、シースルー主溝を一端から他端まで見通した時に見通すことができる溝幅である。
また、タイヤ接地幅EWは、タイヤをJATMA YEAR BOOK 2002に記載される標準リムに装着し、空気圧180kPa、最大負荷能力の88%に相当する荷重をかけた条件下で測定したタイヤ接地端E間の距離である。
本発明は、特に氷雪路に適した乗用車用の空気入りタイヤに好ましく使用することができる。
タイヤサイズを215/70R16で共通にし、タイヤ反回転方向側に頂点を有するV字状の横断溝の溝幅W、ブロックの全接地面積ACAとトレッド面全体の接地面積GCAとの比ACA/GCA、第1シースルー主溝の位置を表1に示すようにした図1に示す構成を有する本発明タイヤ1〜3と比較タイヤ2,3、本発明タイヤ1において横断溝の頂点をタイヤ回転方向側にした比較タイヤ1、及び本発明タイヤ1において第1シースルー主溝間にリブを設けた従来タイヤとをそれぞれ各4本作製した。
本発明タイヤ及び比較タイヤの両溝部の傾斜角度θはいずれも70°である。従来タイヤの比ACA/GCAは、ブロックの全接地面積ACAがリブを含めた値である。第2シースルー主溝の位置は、各試験タイヤともにタイヤ接地幅の40%の位置で共通である。
これら各試験タイヤをリムサイズ16×7JJのリムに装着し、空気圧を200kPaにして、各4本の試験タイヤをぞれぞれ排気量2000ccの乗用車に取り付け、以下に示す試験条件により、ウェット制動性、雪上トラクション性、及び氷上制動性の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
ウェット制動性
ウェット路テストコースにおいて、時速100km/hで直進走行中の乗用車に制動を付与し、停止するまでの距離を測定した。これを各試験タイヤについて5回行い、最大と最小の距離を除いた3回の平均距離を求め、その結果を従来タイヤを100とする指数値で示した。この値が大きい程ウェット制動性に優れている。
雪上トラクション性
雪路テストコースにおいて、テストドライバー3名によるフィーリングテストを実施し、その結果を3名による平均値で評価し、従来タイヤを100とする指数値で示した。この値が大きい程雪上トラクション性に優れている。
氷上制動性
氷路テストコースにおいて、時速40km/hで直進走行中の乗用車に制動を付与し、停止するまでの距離を測定した。これを各試験タイヤについて5回行い、最大と最小の距離を除いた3回の平均距離を求め、その結果を従来タイヤを100とする指数値で示した。この値が大きい程氷上制動性に優れている。
Figure 2005005170
表1から、タイヤ反回転方向側に頂点を有するV字状の横断溝を有し、第1シースルー主溝の位置を2〜15%の範囲にした本発明タイヤは、氷上性能を確保しながら、ウェット制動性と雪上トラクション性を改善できることがわかる。
タイヤサイズを実施例1と同じにし、タイヤ反回転方向側に頂点を有するV字状の横断溝の溝幅W、ブロックの全接地面積ACAとトレッド面全体の接地面積GCAとの比ACA/GCA、第1シースルー主溝の位置を表1に示すようにした図1に示す構成を有する本発明タイヤ4〜6と比較タイヤ4,5をそれぞれ各4本作製した。
各試験タイヤ共に、両溝部の傾斜角度θは70°、第2シースルー主溝の位置はタイヤ接地幅の40%の位置である。
これら各試験タイヤを実施例1と同様にして、ウェット制動性、雪上トラクション性、及び氷上制動性の評価試験を行ったところ、表2に示す結果を得た。
Figure 2005005170
表2から、溝幅を0.1L〜0.25Lの範囲にした本発明タイヤは、氷上性能を確保しながら、ウェット制動性と雪上トラクション性を改善できることがわかる。
タイヤサイズを実施例1と同じにし、タイヤ反回転方向側に頂点を有するV字状の横断溝の溝幅W、ブロックの全接地面積ACAとトレッド面全体の接地面積GCAとの比ACA/GCA、第1シースルー主溝の位置を表1に示すようにした図1に示す構成を有する本発明タイヤ7〜9と比較タイヤ6,7をそれぞれ各4本作製した。
各試験タイヤ共に、両溝部の傾斜角度θは70°、第2シースルー主溝の位置はタイヤ接地幅の40%の位置である。
これら各試験タイヤを実施例1と同様にして、ウェット制動性、雪上トラクション性、及び氷上制動性の評価試験を行ったところ、表3に示す結果を得た。
Figure 2005005170
表3から、比ACA/GCAを55%〜75%の範囲にした本発明タイヤは、氷上性能を確保しながら、ウェット制動性と雪上トラクション性を改善できることがわかる。
上述した優れた効果を有する本発明は、氷雪路用の空気入りタイヤとして、極めて有効に利用することができる。

Claims (9)

  1. タイヤ回転方向が一方向に指定されたトレッド面のタイヤ赤道面から左右にそれぞれタイヤ接地幅の4〜15%の領域内に、タイヤ周方向に沿って延在する第1シースルー主溝を各1本設け、両第1シースルー主溝からそれぞれタイヤ反回転方向側に向けて傾斜しながらタイヤ外側に延在しタイヤ接地端に連通するラグ溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置し、該ラグ溝と前記第1シースルー主溝によりブロックを形成する一方、前記第1シースルー主溝間にタイヤ反回転方向側に頂点を有するV字状の横断溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置し、該横断溝と前記第1シースルー主溝によりブロックを形成し、前記横断溝のタイヤ周方向に測定した溝幅Wを隣接するブロックのタイヤ周方向長さLに対して0.1L〜0.25Lの範囲にし、前記ブロックの全接地面積ACAと前記トレッド面全体の接地面積GCAとの比ACA/GCAを55〜75%にした空気入りタイヤ。
  2. 前記横断溝のV字を形成する両溝部のタイヤ周方向に対する傾斜角度θを45〜85°にした請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記トレッド面のタイヤ赤道面から左右にそれぞれタイヤ接地幅の35〜45%の領域にタイヤ周方向に沿って延在する第2シースルー主溝を各1本設けた請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 各第1シースルー主溝と第2シースルー主溝間に、タイヤ周方向に沿って延在する1本の周方向細溝を設けた請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ラグ溝は第1シースルー主溝と第2シースルー主溝間に延在する第1ラグ溝と、第2シースルー主溝から少なくともタイヤ接地端まで延在する第2ラグ溝を有し、第1ラグ溝と第2ラグ溝とをタイヤ周方向にずらして配置した請求項3または4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第2シースルー主溝をタイヤ赤道面に対して対称的な位置に配置した請求項3乃至5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記横断溝の頂点をタイヤ赤道面上に配置した請求項1乃至6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第1シースルー主溝をタイヤ赤道面に対して対称的な位置に配置した請求項1乃至7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  9. 各ブロックの接地表面にタイヤ幅方向に延在するサイプを形成した請求項1乃至8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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