JPWO2004114343A1 - キーボード - Google Patents
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Abstract
ベースプレートと、メンブレンシートと、ハウジングと、キートップと、ハウジングとキートップの間に配置されたリンク機構と、キートップの下に配置されてキートップにより動かされるスイッチ作動部材とを備えたキーボード。ハウジング、メンブレンシート、及びベースプレートは、キートップの周辺部に相当する位置にスリットを有する。これによって、キートップのスカート部が長くても、キートップとハウジングとの間の間隔を小さくすることができる。さらに、ハウジングのスリットはリンク機構を囲むように不連続な環状に形成され、キートップの周辺部はハウジングの橋状の部分に対応してスリットを有する。
Description
本発明はキーボードに関する。
ベースプレートと、ベースプレートの上に配置されたメンブレンシートと、メンブレンシートの上に配置されたハウジングと、キートップと、ハウジングとキートップの間に配置されたリンク機構と、キートップの下に配置されてキートップにより動かされるスイッチ作動部材とを備えたキーボードはよく知られている(例えば特開平11−213806号公報及び特開2001−229764号公報参照)。
キートップは、水平な頂部と、頂部からななめに垂下するスカート部とを有する。リンク機構の枢着支持部がキートップの頂部の内面及びハウジングの上面に設けられ、リンク機構はキートップが押下されたときにキートップが水平な姿勢のままで降下できるようにキートップを案内する。キートップが押下されるとキートップがゴムのスイッチ作動部材を押下げ、スイッチ作動部材がメンブレンシートの対向する一対の接触片を接触させる。
最近の要求に応じて薄いキーボードを実現するためには、キートップとハウジングとの間の距離を小さくすることが必要である。しかし、キートップのスカート部が長いと、キートップが押下されたときにキートップのスカート部の下端(キートップの周辺部)がハウジングと干渉するので、キートップとハウジングとの間の距離を小さくすることができない。
キートップは、水平な頂部と、頂部からななめに垂下するスカート部とを有する。リンク機構の枢着支持部がキートップの頂部の内面及びハウジングの上面に設けられ、リンク機構はキートップが押下されたときにキートップが水平な姿勢のままで降下できるようにキートップを案内する。キートップが押下されるとキートップがゴムのスイッチ作動部材を押下げ、スイッチ作動部材がメンブレンシートの対向する一対の接触片を接触させる。
最近の要求に応じて薄いキーボードを実現するためには、キートップとハウジングとの間の距離を小さくすることが必要である。しかし、キートップのスカート部が長いと、キートップが押下されたときにキートップのスカート部の下端(キートップの周辺部)がハウジングと干渉するので、キートップとハウジングとの間の距離を小さくすることができない。
本発明の目的は薄く作ることのできるキーボードを提供することである。
本発明によるキーボードは、ベースプレートと、ベースプレートの上に配置されたメンブレンシートと、メンブレンシートの上に配置されたハウジングと、キートップと、ハウジングとキートップの間に配置されたリンク機構と、キートップの下に配置されてキートップにより動かされるスイッチ作動部材とを備え、ハウジングはキートップの周辺部にスリットを有することを特徴とする。
この構成において、キートップが押下されたときにキートップの周辺部(キートップのスカート部の下端部)がハウジングのスリット内に入ることができる。そのため、キートップのスカート部が長くても、キートップとハウジングとの間の距離を小さくすることができ、より薄いキーボードを実現することができる。
好ましくは、ハウジングのスリットはリンク機構を囲むように不連続な環状に形成され且つ第1及び第2の端部を有し、スリットの第1の端部と第2の端部との間に位置するハウジングの橋状の部分はスリットより内側に位置するハウジングの部分とスリットより外側に位置するハウジングの部分とをつなぎ、キートップの周辺部はスリットの第1の端部と第2の端部との間に位置するハウジングの部分に対応してスリットを有する。
好ましくは、メンブレンシートがハウジングのスリットに対応してスリットを有する。さらに、ベースプレートがハウジングのスリット及びメンブレンシートのスリットに対応してスリットを有する。そして、キートップ押下の際、キートップの周辺部の底面とベースプレートの底面がほぼ同じ平面にくるのが好ましい。
本発明によるキーボードは、ベースプレートと、ベースプレートの上に配置されたメンブレンシートと、メンブレンシートの上に配置されたハウジングと、キートップと、ハウジングとキートップの間に配置されたリンク機構と、キートップの下に配置されてキートップにより動かされるスイッチ作動部材とを備え、ハウジングはキートップの周辺部にスリットを有することを特徴とする。
この構成において、キートップが押下されたときにキートップの周辺部(キートップのスカート部の下端部)がハウジングのスリット内に入ることができる。そのため、キートップのスカート部が長くても、キートップとハウジングとの間の距離を小さくすることができ、より薄いキーボードを実現することができる。
好ましくは、ハウジングのスリットはリンク機構を囲むように不連続な環状に形成され且つ第1及び第2の端部を有し、スリットの第1の端部と第2の端部との間に位置するハウジングの橋状の部分はスリットより内側に位置するハウジングの部分とスリットより外側に位置するハウジングの部分とをつなぎ、キートップの周辺部はスリットの第1の端部と第2の端部との間に位置するハウジングの部分に対応してスリットを有する。
好ましくは、メンブレンシートがハウジングのスリットに対応してスリットを有する。さらに、ベースプレートがハウジングのスリット及びメンブレンシートのスリットに対応してスリットを有する。そして、キートップ押下の際、キートップの周辺部の底面とベースプレートの底面がほぼ同じ平面にくるのが好ましい。
図1は本発明の実施例によるキーボードを示す断面図である。
図2はキートップが押下された状態の図1のキーボードを示す断面図である。
図3はキートップが取り外された状態の図1のキーボードを示す斜視図である。
図4は図1のキートップを示す斜視図である。
図5はリンク機構の第1のリンクを示す斜視図である。
図6はリンク機構の第2のリンクを示す斜視図である。
図7はメンブレンシートを示す部分断面図である。
図2はキートップが押下された状態の図1のキーボードを示す断面図である。
図3はキートップが取り外された状態の図1のキーボードを示す斜視図である。
図4は図1のキートップを示す斜視図である。
図5はリンク機構の第1のリンクを示す斜視図である。
図6はリンク機構の第2のリンクを示す斜視図である。
図7はメンブレンシートを示す部分断面図である。
以下図面を参照して本発明の実施例によるキーボードを説明する。
キーボード10は、ベースプレート12と、ベースプレート12の上に配置されたメンブレンシート14と、メンブレンシート14の上に配置されたハウジング16と、キートップ18と、ハウジング16とキートップ18の間に配置されたリンク機構20と、キートップ18とメンブレンシート14の間に配置されたスイッチ作動部材22とを備える。
ベースプレート12は金属で作られ、図示しないコンピュータ等の電子装置の筐体に取り付けられる。メンブレンシート14は、図7に示されるように、一対の絶縁シート14a,14bと、絶縁シート14a,14bの内面に設けられた対向する一対の接触片14c,14dとからなる。接触片14c,14dはスペーサ14eによって通常は間隔をあけて配置され、スイッチ作動部材22が降下するときに押圧されて互いに接触する。さらに、メンブレンシート14は、接触片14c,14dに接続された配線パターンを有する。
スイッチ作動部材22はゴム等の弾性材料で作られたラバードームであり、中央に下向きのプッシュ部22aを有する。
ハウジング16は金属又は樹脂のプレートで、後で説明するリンク機構20の枢着支持部を有する。ハウジング16はメンブレンシート14の接触片14c,14dの部分を露出させる開口部16aを有し、スイッチ作動部材22のプッシュ部22aはハウジング16の開口部16a及びメンブレンシート14の接触片14c,14dの上方に配置される。
図3、図5、図6において、リンク機構20は、第1のリンク24と、第2のリンク26とを含む。第1のリンク24は四角の枠状の部材であり、一対の平行なアーム24a,24bと、アーム24a,24bの端部に設けられた軸部24c,24dと、アーム24a,24bの中間に外向きに設けられた軸部24e,24fとを有する。第2のリンク26は第1のリンク24より大きいH形状の外形を有する部材であり、第1のリンク24の外側に配置される。第2のリンク26は、一対の平行なアーム26a,26bと、アーム26a,26bの端部に設けられた軸部26c,26dと、アーム26a,26bの中間の内面に設けられた穴26eとを有する。第1のリンク24の中間の軸部24e,24fは第2のリンク26の中間の穴26eに嵌合され、第1のリンク24と第2のリンク26とは互いに回転可能に接続される。第1のリンク24は第2のリンク26の内側にあって互いに干渉することなく回転可能である。
図1から図4において、キートップ18は、平坦な頂部18aと、頂部18aから斜めに垂下するスカート部18bを有する。スカート部18bの下端部はキートップ18の周辺部となる。
リンク機構20の枢着支持部として、キートップ18の頂部18aの内面には、軸受20a及び軸受20bが設けられる。第1のリンク24の一端部の軸部24cが軸受20aに回転可能に支持される。第2のリンク26の一端部に設けられた軸部26cが軸受20bに回転可能及び水平に移動可能に支持される。一方、リンク機構20の枢着支持部として、ハウジング16の上面には、軸受20c及び軸受20dが設けられる。第2のリンク26の一端部の軸部26dが軸受20cに回転可能に支持される。第1のリンク24の一端部に設けられた軸部24dが軸受20dに回転可能及び水平に移動可能に支持される。
このようにして、リンク機構20はキートップ18が押下されたときにキートップ18が水平な姿勢のままで降下できるように高さを縮めながらキートップ18を案内する。キートップ18が押下されるとキートップ18がスイッチ作動部材22を押下げ、スイッチ作動部材22のプッシュ部22aがメンブレンシート14の対向する一対の接触片14c,14dを加圧して互いに接触させる。キートップ18が解放されたときには、スイッチ作動部材22の弾性力によりスイッチ作動部材22及びキートップ18は初期位置に戻る。
さらに、ハウジング16はキートップ18の周辺部に相当する位置にスリット28を有する。従って、図2に示されるように、キートップ18が押下されたときにキートップ18の周辺部(キートップ18のスカート部18bの下端部)がハウジング16と干渉することなくハウジング16のスリット28内に入ることができる。そのため、キートップ18のスカート部18bが長くても、キートップ18とハウジング16との間の距離を小さくすることができ、より薄いキーボード10を実現することができる。
さらに、メンブレンシート14がハウジング16のスリット28に対応してスリット30を有する。さらに、ベースプレート12がハウジング16のスリット28及びメンブレンシート14のスリット30に対応してスリット32を有する。実施例においては、ハウジング16のスリット28、メンブレンシート14のスリット30、及びベースプレート12のスリット32は、互いに同じ位置に同じ形状で形成される。このようにすることにより、キートップ18をさらに降下させることができ、キートップ18とハウジング16との間の距離をさらに小さくすることができ、より薄いキーボード10を実現することができる。好ましくは、キートップ18押下の際、キートップ18の周辺部の底面とベースプレート12の底面がほぼ同じ平面にくるようにする。
図3に示されるように、ハウジング16のスリット28はリンク機構20を囲むように不連続な環状に形成される。スリット28はほぼ矩形の枠状に形成され、矩形の一辺の中間部分を残して連続する。スリット28は第1及び第2の端部34,36を有する。
スリット28の第1の端部34と第2の端部36との間に位置するハウジング16の橋状の部分38はスリット28より内側に位置するハウジング16の内方部分40とスリット28より外側に位置するハウジング16の外方部分42とをつなぐ。メンブレンシート14及びそのスリット30、並びにベースプレート12及びそのスリット32についても同様である。
従って、スリット28より内側に位置するハウジング16の内方部分40は島状に形成されているけれども、スリット28の第1の端部34と第2の端部36との間に位置するハウジング16の橋状の部分38によってスリット28より外側に位置するハウジング16の外方部分42と接続されているので、内方部分40を固定するために特別の固定手段を必要としない。また、メンブレンシート14も同様にスリット30の内側の部分とスリット30の外側の部分とがつながっているので、配線パターンをスリット28の第1の端部34と第2の端部36との間に位置するメンブレンシート14の橋状の部分に形成することができる。
図1及び図4に示されるように、キートップ18の周辺部はスリット28の第1の端部34と第2の端部36との間に位置するハウジング16の橋状の部分38に対応してスリット44を有する。従って、キートップ18の周辺部はスリット28,30,32に入るとともに、ハウジング16の橋状の部分38はキートップ18の周辺部のスリット44に入り、キートップ18は水平な位置のままでその最下位置へ移動することができる。
キーボード10は、ベースプレート12と、ベースプレート12の上に配置されたメンブレンシート14と、メンブレンシート14の上に配置されたハウジング16と、キートップ18と、ハウジング16とキートップ18の間に配置されたリンク機構20と、キートップ18とメンブレンシート14の間に配置されたスイッチ作動部材22とを備える。
ベースプレート12は金属で作られ、図示しないコンピュータ等の電子装置の筐体に取り付けられる。メンブレンシート14は、図7に示されるように、一対の絶縁シート14a,14bと、絶縁シート14a,14bの内面に設けられた対向する一対の接触片14c,14dとからなる。接触片14c,14dはスペーサ14eによって通常は間隔をあけて配置され、スイッチ作動部材22が降下するときに押圧されて互いに接触する。さらに、メンブレンシート14は、接触片14c,14dに接続された配線パターンを有する。
スイッチ作動部材22はゴム等の弾性材料で作られたラバードームであり、中央に下向きのプッシュ部22aを有する。
ハウジング16は金属又は樹脂のプレートで、後で説明するリンク機構20の枢着支持部を有する。ハウジング16はメンブレンシート14の接触片14c,14dの部分を露出させる開口部16aを有し、スイッチ作動部材22のプッシュ部22aはハウジング16の開口部16a及びメンブレンシート14の接触片14c,14dの上方に配置される。
図3、図5、図6において、リンク機構20は、第1のリンク24と、第2のリンク26とを含む。第1のリンク24は四角の枠状の部材であり、一対の平行なアーム24a,24bと、アーム24a,24bの端部に設けられた軸部24c,24dと、アーム24a,24bの中間に外向きに設けられた軸部24e,24fとを有する。第2のリンク26は第1のリンク24より大きいH形状の外形を有する部材であり、第1のリンク24の外側に配置される。第2のリンク26は、一対の平行なアーム26a,26bと、アーム26a,26bの端部に設けられた軸部26c,26dと、アーム26a,26bの中間の内面に設けられた穴26eとを有する。第1のリンク24の中間の軸部24e,24fは第2のリンク26の中間の穴26eに嵌合され、第1のリンク24と第2のリンク26とは互いに回転可能に接続される。第1のリンク24は第2のリンク26の内側にあって互いに干渉することなく回転可能である。
図1から図4において、キートップ18は、平坦な頂部18aと、頂部18aから斜めに垂下するスカート部18bを有する。スカート部18bの下端部はキートップ18の周辺部となる。
リンク機構20の枢着支持部として、キートップ18の頂部18aの内面には、軸受20a及び軸受20bが設けられる。第1のリンク24の一端部の軸部24cが軸受20aに回転可能に支持される。第2のリンク26の一端部に設けられた軸部26cが軸受20bに回転可能及び水平に移動可能に支持される。一方、リンク機構20の枢着支持部として、ハウジング16の上面には、軸受20c及び軸受20dが設けられる。第2のリンク26の一端部の軸部26dが軸受20cに回転可能に支持される。第1のリンク24の一端部に設けられた軸部24dが軸受20dに回転可能及び水平に移動可能に支持される。
このようにして、リンク機構20はキートップ18が押下されたときにキートップ18が水平な姿勢のままで降下できるように高さを縮めながらキートップ18を案内する。キートップ18が押下されるとキートップ18がスイッチ作動部材22を押下げ、スイッチ作動部材22のプッシュ部22aがメンブレンシート14の対向する一対の接触片14c,14dを加圧して互いに接触させる。キートップ18が解放されたときには、スイッチ作動部材22の弾性力によりスイッチ作動部材22及びキートップ18は初期位置に戻る。
さらに、ハウジング16はキートップ18の周辺部に相当する位置にスリット28を有する。従って、図2に示されるように、キートップ18が押下されたときにキートップ18の周辺部(キートップ18のスカート部18bの下端部)がハウジング16と干渉することなくハウジング16のスリット28内に入ることができる。そのため、キートップ18のスカート部18bが長くても、キートップ18とハウジング16との間の距離を小さくすることができ、より薄いキーボード10を実現することができる。
さらに、メンブレンシート14がハウジング16のスリット28に対応してスリット30を有する。さらに、ベースプレート12がハウジング16のスリット28及びメンブレンシート14のスリット30に対応してスリット32を有する。実施例においては、ハウジング16のスリット28、メンブレンシート14のスリット30、及びベースプレート12のスリット32は、互いに同じ位置に同じ形状で形成される。このようにすることにより、キートップ18をさらに降下させることができ、キートップ18とハウジング16との間の距離をさらに小さくすることができ、より薄いキーボード10を実現することができる。好ましくは、キートップ18押下の際、キートップ18の周辺部の底面とベースプレート12の底面がほぼ同じ平面にくるようにする。
図3に示されるように、ハウジング16のスリット28はリンク機構20を囲むように不連続な環状に形成される。スリット28はほぼ矩形の枠状に形成され、矩形の一辺の中間部分を残して連続する。スリット28は第1及び第2の端部34,36を有する。
スリット28の第1の端部34と第2の端部36との間に位置するハウジング16の橋状の部分38はスリット28より内側に位置するハウジング16の内方部分40とスリット28より外側に位置するハウジング16の外方部分42とをつなぐ。メンブレンシート14及びそのスリット30、並びにベースプレート12及びそのスリット32についても同様である。
従って、スリット28より内側に位置するハウジング16の内方部分40は島状に形成されているけれども、スリット28の第1の端部34と第2の端部36との間に位置するハウジング16の橋状の部分38によってスリット28より外側に位置するハウジング16の外方部分42と接続されているので、内方部分40を固定するために特別の固定手段を必要としない。また、メンブレンシート14も同様にスリット30の内側の部分とスリット30の外側の部分とがつながっているので、配線パターンをスリット28の第1の端部34と第2の端部36との間に位置するメンブレンシート14の橋状の部分に形成することができる。
図1及び図4に示されるように、キートップ18の周辺部はスリット28の第1の端部34と第2の端部36との間に位置するハウジング16の橋状の部分38に対応してスリット44を有する。従って、キートップ18の周辺部はスリット28,30,32に入るとともに、ハウジング16の橋状の部分38はキートップ18の周辺部のスリット44に入り、キートップ18は水平な位置のままでその最下位置へ移動することができる。
Claims (8)
- ベースプレートと、ベースプレートの上に配置されたメンブレンシートと、メンブレンシートの上に配置されたハウジングと、キートップと、ハウジングとキートップの間に配置されたリンク機構と、キートップの下に配置されてキートップにより動かされるスイッチ作動部材とを備え、該ハウジングは該キートップの周辺部にスリットを有することを特徴とするキーボード。
- 該ハウジングのスリットは該リンク機構を囲むように不連続な環状に形成され且つ第1及び第2の端部を有し、該スリットの第1の端部と第2の端部との間に位置するハウジングの部分はスリットより内側に位置するハウジングの部分とスリットより外側に位置するハウジングの部分とをつなぎ、キートップの周辺部はスリットの第1の端部と第2の端部との間に位置する該ハウジングの部分に対応してスリットを有することを特徴とする請求項1に記載のキーボード。
- 該メンブレンシートが該ハウジングのスリットに対応してスリットを有することを特徴とする請求項3に記載のキーボード。
- 該ベースプレートが該ハウジングのスリット及び該メンブレンシートのスリットに対応してスリットを有することを特徴とする請求項3に記載のキーボード。
- キートップ押下の際、キートップの周辺部の底面とベースプレートの底面がほぼ同じ平面にくることを特徴とする請求項4に記載のキーボード。
- 該ハウジングのスリットはキートップが押下されたときにキートップの周辺部が該ハウジングに干渉しないように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキーボード。
- 該メンブレンシートは一対の対向する接触片を有し、該スイッチ作動部材はキートップが押下されたときにメンブレンシートに接触して該接触片を互いに接触させるプッシュ部を有することを特徴とする請求項1に記載のキーボード。
- 該リンク機構は中間部において互いに対して回転可能に枢着された2組のリンクを備え、該2組のリンクの端部はキートップ及びハウジングに回転可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載のキーボード。
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