JPWO2004061392A1 - 行動支援方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

行動支援装置10は、目的地を指定するための目的地指定画面を表示し(#1)、大まかな目的地の指定をユーザから受け付ける(#2)。大まかな目的地が指定されると、装置10は、知識DB19を参照して詳細な目的地を決定する。大まかな目的地に対する詳細な目的地が複数ある場合には、そのいずれかをユーザの目的地とする。ついで装置10は、現在地を出発地とし、出発地から目的地までの予定経路を、地図DB17及び内部クロック18に基づいて生成する(#3)。さらに装置10は、フィルタリングDB112からフィルタリングルールを読み出し(#4)、ユーザに適した施設の施設情報を、お勧め情報として施設情報DB111から抽出する(#5)。フィルタリングルールによっては、ユーザDB110内のユーザ情報を、お勧め情報の抽出に用いてもよい。その後、装置10は、抽出したお勧め情報を、予定経路と関係づけて出力する(#6)。

Description

本発明は、車などで移動するユーザに、移動の過程で情報を提供するシステムに関する。
カーナビゲーションシステムは、既に多くの個人用車両に搭載されており、一般的な情報提供システムの1つといえる。一般的なカーナビゲーションシステムは、地理的情報の格納部と、処理部と、インターフェース部とを有している。処理部は、GPS(Global Positioning System)などの現在位置測定装置を含み、経路計算を行う。インターフェース部は、処理部が算出した予定経路を表示したり、ユーザからの入力を受け付ける。例えばユーザが目的地をこのシステムに入力すると、このシステムは、前記格納部の情報に基づいて現在位置から目的地までの経路の案を算出して提示したり、交差点や高速道路の入口・出口で誘導情報を音声出力することが出来る。また、カーナビゲーションシステムの中には、現在位置の周辺に関する情報を提示し、最寄のレストランなどを提示するものもある。周辺情報としては、例えば、買い物や趣味に役立つ生活情報、名所旧跡や土地固有の特産物などに関する観光情報、地理的な統計情報、辞書情報、快適な移動に役立つ情報が挙げられる。しかし、時刻や車両の状況などユーザを取り巻く様々な状況に応じた臨機応変な情報提供をするカーナビゲーションシステムは提供されていない。
また、目的地が決まっていれば目的地までの経路情報や経路に沿った周辺情報を提供するカーナビゲーションシステムはある程度有用である。しかし、目的地さえ決まっていないユーザにとっては、そもそもカーナビゲーションシステム自体がなんの支援にもならない。
本発明は、ユーザが行き当たりばったりに行動を計画することを、支援することを目的とする。
また本発明は、刻々と変化する状況に合う情報をユーザにフレキシブルに提供することを目的とする。
さらに本発明は、地図情報や周辺情報を、ユーザが望んだときやユーザが必要になりそうなときに、ユーザに提示することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本願第1発明は、下記のステップを含む行動支援方法を提供する。
・地図情報を記憶する地図記憶ステップ、
・ユーザによる目的地の指定を受け付ける目的地指定ステップ、
・指定された目的地に基づいて、前記ユーザの目的地を決定する目的地決定ステップ、
・前記目的地決定ステップで決定した前記ユーザの目的地と出発地とを結ぶ予定経路を生成する予定経路生成ステップ、
・前記地図情報及び前記予定経路に基づいて、前記ユーザに提供するお勧め情報を決定する情報決定ステップ。
この方法によれば、ある地点Sにいるユーザが例えば大まかな目的地を指定するだけで、出発地Sと目的地Gとが決まる。そして、両地点を結ぶ予定経路が生成され、予定経路に沿ってお勧め情報が出力される。例えば、ユーザが、神戸から京都に車で行きたいものの、京都のどこに行きたいかを決めていないとする。この場合、ユーザは、大まかな目的地として「京都」を指定すればよい。そうすれば、京都の中のどこか、例えば「金閣寺」がユーザの目的地として自動的に決定する。その後、出発地「神戸」と目的地「金閣寺」とを結ぶ予定経路が生成及び出力される。
この方法は、ユーザの車に搭載された移動型コンピュータ端末で実行しても良い。また、前記移動型コンピュータ端末と無線通信可能なホスト端末及び前記移動型コンピュータ端末の2者でこの方法を実行してもよい。さらに、前記移動型コンピュータ、前記ホスト端末に加え、地図情報やお勧め情報候補を蓄積した1以上のコンピュータにより、この方法を実行しても良い。
本願の別の態様では、前記行動支援方法は、目的地テーブルを記憶する目的地テーブルステップをさらに含む。目的地テーブルは、大まかな目的地と、前記大まかな目的地に存在する少なくとも1つの具体的な目的地と、を対応付ける。ここで、前記目的地指定ステップは、前記目的地テーブルに登録されている大まかな目的地のいずれかの選択を受け付ける。また前記目的地決定ステップは、選択された大まかな目的地に対応する具体的な目的地のいずれかを、前記ユーザの目的地に決定する。
例えば大まかな目的地「京都」と、具体的な目的地「金閣寺」及び「嵐山」が対応付けられているとする。ユーザが大まかな目的地「京都」を指定すると、「金閣寺」または「嵐山」のいずれかが、ユーザの目的地となる。
本願発明の別の態様では、前記行動支援方法は、前記ユーザの個人情報であるユーザ情報を蓄積するユーザ情報記憶ステップをさらに含む。ここで、前記目的地決定ステップは、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザの目的地を決定する。
個人情報としては、性別、趣味、嗜好、過去の行動履歴、過去の移動履歴、生体情報などが挙げられる。例えばユーザ情報の一部に、「趣味:美術」が含まれているとする。この場合、前述と同様に、ユーザが大まかな目的地「京都」を指定すると、「京都」と対応付けられた「金閣寺」及び「嵐山」のうち、「美術」に適した「金閣寺」がユーザの目的地として決定される。
本願発明の別の態様では、前記行動支援方法は、
・前記お勧め情報を決定するための情報決定ルールを記憶するルール記憶ステップと、
・施設に関する情報である施設情報を記憶する施設情報記憶ステップと、
をさらに含む。ここで前記情報決定ステップは、前記地図情報及び前記予定経路に加え、さらに前記情報決定ルールと施設情報とに基づいて、前記ユーザに提供するお勧め情報を前記施設情報から抽出する。
情報決定ルールとしては、例えば以下のものが挙げられる。
例1:ユーザ情報のうち「趣味」に合致するお勧め情報を選択する。
例2:予定到着時刻が、お勧め情報で特定される施設の営業時間内である。
例3:ユーザの予算にあうお勧め情報である。
例4:天気予報に合致するお勧め情報である。
例5:ユーザの生体情報に合致するお勧め情報である。
例6:ユーザの過去の行動履歴に合致するお勧め情報である。
ここで、生体情報とは例えばユーザの持病である。また施設情報としては、「美術」、「音楽」などの分類や、料金、営業時間などが挙げられる。
本願発明の別の態様では、前記行動支援方法は、前記お勧め情報の一部または全部を、前記予定経路と関連づけて出力する出力ステップをさらに含む。
さらに前記出力ステップが、お勧め情報で特定される施設に到着する時刻または前記施設を利用する時間を、お勧め情報と共に前記予定経路と関連づけて出力すると好ましい。
本願発明の別の態様では、前記行動支援方法は、前記予定経路上の任意の位置の指定を受け付ける位置指定ステップと、指定された位置に応じたお勧め情報を決定する詳細情報決定ステップとをさらに含む。
例えば、予定経路上の1点を指定されると、その位置座標を地図情報に基づいて算出する。地図情報に基づいて、算出した位置座標の周辺にあるお勧め情報を決定する。
本願発明の別の態様では、前記行動支援方法において、前記位置指定ステップが、前記出発地から目的地までを結ぶ予定経路の全長に相当する仮想経路において、前記仮想経路の全長に沿ってスライド可能なマークの位置の指定を受け付ける。ここで、前記詳細情報決定ステップは、前記仮想経路に対する前記マークの相対位置に基づいて、前記予定経路上のどの地点が指定されたかを算出し、算出した地点に応じたお勧め情報を決定する。
ユーザは、仮想経路に沿ってマークをスライドさせることにより、予定経路の任意の位置を指定することができる。従って、ユーザは全行程中のどの当たりでどのようなお勧め情報があるかを、簡単に知ることができる。
本願発明の別の態様では、前記行動支援方法において、前記位置指定ステップは、前記仮想経路と、前記マークとに加え、前記仮想経路に対する前記マークの相対位置で特定される前記予定経路上の地点を通過する予定通過時刻をさらに算出する。
ユーザが仮想経路に沿ってマークをスライドさせると、そのマークの位置に相当する予定経路上の地点の予定通過時刻が表示される。従って、ユーザは、何時頃どこの近くを通かを、簡単に知ることができる。
本願発明の別の態様は、前記方法を実行する、プログラム及びこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。ここで記録媒体としては、コンピュータが読み書き可能なフロッピーディスク、ハードディスク、半導体メモリ、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げられる。
また本願発明の別の態様は、下記の手段を備える行動支援装置を提供する。
・地図情報を記憶する地図記憶手段、
・ユーザによる目的地の指定を受け付ける目的地指定手段、
・指定された目的地に基づいて、前記ユーザの目的地を決定する目的地決定手段、
・前記目的地決定手段が決定した前記ユーザの目的地と出発地とを結ぶ予定経路を生成する予定経路生成手段、
・前記地図情報及び前記予定経路に基づいて、前記ユーザに提供するお勧め情報を決定する情報決定手段。
本願発明のもう一つの態様は、下記のステップを含む行動支援方法を提供する。
・ユーザの目的地と出発地とを結ぶ予定経路の全長に相当する仮想経路と、前記仮想経路の全長に沿ってスライド可能なマークとを表示するスライドマーク表示ステップ、
・前記ユーザによる前記マークの位置の指定を受け付ける位置指定ステップ、
・前記仮想経路に対する前記マークの相対位置に相当する、前記予定経路上の地点に応じたお勧め情報を出力するお勧め情報出力ステップ。
本願発明の別の態様では、前記行動支援方法において、前記スライドマークステップは、前記出発地から目的地までを結ぶ予定経路の全長に相当する仮想経路と、前記仮想経路の全長に沿ってスライド可能なマークとに加え、前記予定経路上の前記地点を通過する予定通過時刻をさらに表示する。
図1は、本発明の第1実施形態例に係る行動支援装置の構成図である。
図2は、図1の行動支援装置が行う基本的な処理の流れを示す説明図である。
図3は、図1に示す知識DBに蓄積されるデータの概念説明図である。
図4は、図1に示すユーザDBに蓄積されるデータの概念説明図である。
図5は、図1に示す施設情報DBに蓄積されるデータの概念説明図である。
図6は、図1に示すフィルタリングDBに蓄積されるデータの概念説明図である。
図7は、図1の行動支援装置が出力するユーザ情報入力画面の一例である。
図8は、図1の行動支援装置が出力する目的地指定画面の一例である。
図9は、図1の行動支援装置が出力するお勧め情報表示画面の一例である。
図10は、図1の行動支援装置が出力するお勧め情報表示画面の別の一例である。
図11は、図1の行動支援装置が出力するお勧め情報表示画面の別の一例である。
図12は、図1の行動支援装置が実行するメイン処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13は、図1の行動支援装置が実行する行動支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図14は、第2実施形態例に係る行動支援システムの構成図である。
<第1実施形態例>
(1)全体概要
図1は、本発明の第1実施形態例に係る行動支援装置の機能構成を示す。行動支援装置10は、例えば移動車両に搭載されるコンピュータを用いて実現される。行動支援装置10には入力手段や出力手段が接続され、画像データやテキストデータ、音声データなどの入出力が、入力手段からまたは出力手段に対して行われる。入力手段としては、例えばキーボード21やマウス22、タッチパネルディスプレイ23、マイク(図示せず)が挙げられる。出力手段としては、タッチパネルディスプレイ31やスピーカ32などが挙げられる。以下では、説明を容易にするために、タッチパネル23を入力手段及び出力手段として用いる場合を例に取る。
行動支援装置10は、モジュール群とデータベース(DB)群とを有している。この例では、行動支援装置10は、下記のモジュール群(a)〜(g)を含む。
(a)入力モジュール11:行動支援装置10を操作するユーザから入力されたデータを受け付け、目的地を決定する。
(b)経路生成エンジン12:出発地と目的地とを結ぶ予定経路を生成する。
(c)推論エンジン13:予定経路に沿って存在する情報(以下、周辺情報という)のうち、ユーザやユーザの状況に適した周辺情報(以下、お勧め情報という)を類推する。
(d)出力モジュール14:出力手段に対し、予定経路とお勧め情報とを関連づけた画像データを出力する。
(e)位置検出モジュール15:行動支援装置10の位置を検出する。
(f)車両情報検出モジュール16:行動支援装置10が搭載されている移動車両に発生した異常を検出する。
(g)内部クロック18:行動支援装置10が搭載されているコンピュータの内部クロックである。
また、行動支援装置10は、下記のデータベース(DB)群(a)〜(e)を含む。
(a)地図DB17:道路、線路、各種施設などの位置情報を蓄積している。
(b)知識DB19:おおまかな目的地と詳細な目的地とを対応づけて記憶する。
(c)ユーザDB110:ユーザの個人情報を蓄積する。
(d)施設情報DB111:様々な施設に関連する情報を蓄積する。
(e)フィルタリングDB112:施設情報DB111からお勧め情報を抽出するためめフィルタリングルールを蓄積している。
図2は、図1に示す行動支援装置10が行う基本的な動作の説明図である。行動支援装置10は、目的地を指定するための目的地指定画面を表示し(#1)、大まかな目的地の指定をユーザから受け付ける(#2)。大まかな目的地が指定されると、行動支援装置10は、知識DB19を参照して詳細な目的地を決定する。大まかな目的地に対する詳細な目的地が複数ある場合には、そのいずれかをユーザの目的地とする。
ついで行動支援装置10は、現在地を出発地とし、出発地から目的地までの予定経路を、地図DB17及び内部クロック18に基づいて生成する(#3)。さらに行動支援装置10は、フィルタリングDB112からフィルタリングルールを読み出し(#4)、ユーザに適した施設の施設情報を、お勧め情報として施設情報DB111から抽出する(#5)。フィルタリングルールによっては、ユーザDB110内のユーザ情報を、お勧め情報の抽出に用いてもよい。その後、行動支援装置10は、抽出したお勧め情報を、予定経路と関係づけて出力する(#6)。
(2)データベース
ついで、図1の行動支援装置10内の各データベースについて具体的に例を挙げて説明する。
図3は、知識DB19に蓄積されている知識情報の概念説明図である。この例では、知識情報として、「大まかな目的地」と、「詳細な目的地」と、詳細な目的地の「位置情報」とが対応づけて記憶されている。「大まかな目的地」は、行動支援装置10がユーザにそのいずれかを選んでもらうために記憶されている。選択された大まかな目的地に対応する詳細な目的地が1つの場合には、その詳細な目的地がユーザの目的地となる。もしも大まかな目的地に対応する詳細な目的地が2つ以上ある場合には、いずれかの詳細な目的地がユーザの目的地として選択される。選択方法としては、例えば後述するユーザ情報に基づいて、ユーザに適したいずれかの詳細な目的地を選択することが挙げられる。もちろん、いずれかの詳細な目的地をユーザに選択してもらい、選択された詳細な目的地をユーザの目的地としてもよい。従って、「大まかな目的地」は、具体的な行動を決めていないユーザがだいたいどこに行きたいかを指定できるように、設定される。言い換えれば、「大まかな目的地」は比較的広い地理範囲を指すように設定される。また「詳細な目的地」は、対応する大まかな目的地の地理的範囲内に存在する、より具体的な場所となるように設定される。「詳細な目的地」を表す位置情報としては、例えばGPS座標を用いたり、経度や緯度によって表したりすることができる。
図4は、ユーザDB110に蓄積されるユーザ情報の概念説明図である。ユーザDB110には、少なくとも1人のユーザのユーザ情報が記憶されている。ユーザ情報は、この例では、ユーザを特定するユーザIDと、様々な個人情報とを含む。ユーザIDとしてはユーザの携帯電話番号やPHS番号を用いることができる。もちろんこの他に、行動支援装置10がユーザを特定するための任意の情報、例えばシリアルナンバーを用いてもよい。個人情報としては、この例では「ユーザ名」、「年齢」、「性別」、「趣味」、ユーザの食の好みを表す「嗜好」、ユーザが買おうと思っているものが記述される「買い物メモ」、及び「予算」を含んでいる。「買い物メモ」には、ユーザが買おうと思っている物品を買う店舗の種類が合わせて記憶されている。個人情報の各項目は、ユーザに提供するお勧め情報をそのユーザにより合ったものとするためのフィルタリングに用いることができる。
図5は、施設情報DB111に蓄積されている施設情報の概念説明図である。施設情報は、店舗や飲食店、遊技場など様々な施設に関する情報を含む。この例では、施設情報は、「見出し」と、「場所」と、「所要時間」と、「属性情報」と、「説明情報」とを含む。「見出し」は、ユーザに提供するテキスト情報や画像情報である。見出しをユーザが見たときに、どのような種類の施設であるかがユーザにとって大体分かるように、各見出しは設定されている。「場所」は、前記知識DB19に蓄積されている詳細な目的地のいずれかである。「所要時間」は、各施設で要する平均的な所要時間を示す。
「属性情報」には、各施設に関連する情報が含まれている。この例は、属性情報が、「営業時間」、「定休日」、「料金」及び「趣味/用途」を含む。例えば「営業時間」を属性情報に含ませることにより、その施設への予定到着時刻や所要時間が営業時間内か否かを判断可能になる。「定休日」についても同様である。お勧め情報を抽出するためのフィルタリングルールが予算の制限を含む場合には、属性情報には「料金」が含まれていることが好ましい。「趣味/用途」は、各施設の用途、各施設を訪れる人の予想される嗜好、各施設を訪れる人の予想される趣味などである。ユーザDBに蓄積されている各ユーザの趣味や嗜好、買い物メモに基づいたお勧め情報の抽出が可能となる。
「説明情報」には、例えば各施設の詳細な説明や各施設の映像情報などが含まれている。例えばユーザの目的地が奈良公園であり、奈良公園にある施設の1つである興福寺をユーザが選択すれば、興福寺のホームページが表示されるようにしてもよい。「説明情報」は、各施設の詳細な情報を示すURL(Uniform Resource Locator)やファイル名でもよい。また、各施設を説明するテキストファイルや画像ファイルそのものであってもよい。
図6は、フィルタリングDB112に蓄積されているフィルタリングルールの概念説明図である。フィルタリングDB112には、複数のルールと各ルールをANDやORで結びつけて定義されるフィルタリングルールとが記憶されている。各ルールは、ユーザの好みに合うお勧め情報や、ユーザの行動を予測したお勧め情報などが抽出できるように設定される。この例では7つのルールが設定されている。各ルールについて、具体的に説明する。
(a)ルール1「経路の近くに位置」:お勧めする施設は生成した予定経路に沿って位置していなければならないことを意味する。
(b)ルール2「趣味/嗜好に一致」:お勧めする施設の施設情報は、ユーザの趣味または嗜好のいずれかを含んでいなければならないことを意味する。
(c)ルール3「予定到着時間/所要時間が営業時間内」:予定経路に沿って行動した場合の各施設への予定到着時間やそこで過ごす時間は、その施設の営業時間内でなければならないことを意味する。
(d)ルール4「車両に異常がある」:車両に異常、例えばランプの玉切れが発生した場合には、車用品の販売店の施設情報をお勧め情報として提供することを意味する。
(e)ルール5「食事時である」:食事時の少し前になると、予定経路に沿った飲食店の施設情報をお勧め情報として提供することを意味する。
(f)ルール6「買い物メモの店舗分類に一致」:お勧めする施設の施設情報は、ユーザの買い物メモに記憶されている店舗の種類のいずれかを含んでいなければならないことを意味する。
(g)ルール7「各施設の経費の合計が予算以下」:ユーザが予算を制限している場合には、予定経路に沿って行動した場合の各施設の料金の合計が予算以下になるようにお勧め情報が抽出されることを意味する。
(3)モジール
次に、各モジュールの機能について具体的に説明する。
[入力モジュール]
入力モジュール11は、タッチパネルディスプレイ23などからユーザ情報の入力や更新を受け付け、受け付けた情報をユーザDB110に格納する。図7は、入力モジュール11が入力を受け付けるユーザ情報入力画面の一例である。この画面は、新規のユーザ情報の入力や、既に入力されているユーザ情報の更新を受け付ける。入力される項目は、前記ユーザDB110内のユーザ情報に含まれる項目と対応している。「趣味」や「嗜好」、「お店の種類」、「今日の予算」は、ドロップダウンリストから選択される。前述したように、これらのユーザ情報を用いてお勧め情報を抽出する場合には、自由入力ではなく一定の選択肢の中からこれらの情報を選択入力させることが好ましい。なおこの画面上の「買い物メモ」と「お店の種類」とは、対をなしてユーザ情報の買い物メモの項目に記憶される。
また、入力モジュール11は、おおまかな目的地の入力をユーザから受け付ける。図8は、入力モジュール11が入力を受け付ける目的地指定画面である。この画面には、知識DB19に蓄積されているおおまかな目的地の一覧が表示される。ユーザがいずれかのおおまかな目的地を選択すると、それに対応する詳細な目的地が知識DB19から読み出される。選択された大まかな目的地に対応する詳細な目的地が1つの場合は、それがユーザの目的地とすることができる。複数の詳細な目的地が対応している場合、入力モジュール11はいずれかをユーザの目的地として選択する。選択方法は、例えばユーザ情報の中の「趣味」に合う施設が多く存在する目的地を選択することが挙げられる。また例えば、ユーザ情報に「今日の予算」が含まれている場合、その予算内で行くことができる目的地を選択してもよい。さらに、図示していないが、例えばユーザ情報に期間や時間の指定がある場合には、指定された期間や時間内で行くことができる目的地を選択しても良い。
さらに、入力モジュール11は、図8に示すように、ユーザが指定した大まかな目的地に対応する詳細な目的地のリストから、いずれかの詳細な目的地の選択を受け付けてもよい。ユーザは、画面上で詳細な目的地のいずれかを指定することにより、簡単に目的地を指定することができる。また、入力モジュール11は、指定された大まかな目的地に対応する詳細な目的地のうち、例えばユーザ情報に基づいて選択した詳細な目的地の中からのいずれかの選択だけを受け付けても良い。具体的には、ユーザ情報に「今日の予算」が含まれている場合、その予算内で行くことができる詳細な目的地の選択だけを受け付けることができる。また、図示していないが、例えばユーザ情報に気管や時間の指定がある場合には、指定された期間や時間内で行くことができる詳細な目的地の選択だけを受け付けてもよい。
[経路生成エンジン]
経路生成エンジン12は、目的地を指定したときの行動支援装置10の位置を出発地とし、出発地と目的地とを結ぶ予定経路を、地図DB17に蓄積されている地図情報に基づいて生成する。出発地の位置情報は、位置検出モジュール15から取得する。目的地の位置情報は、知識DB19に登録されている。予定経路には、その経路上の全ての点に関する位置情報と、各点の通過予定時間と、が含まれている。生成された予定経路は、推論エンジン13に供給される。各店の通過予定時間の算出には、地図情報と共にコンピュータの内部クロック18が用いられる。
[推論エンジン]
(a)予定経路とお勧め情報と現在位置との関連づけ
推論エンジン13は、経路生成エンジン12が生成した予定経路に沿って存在する施設のうち、ユーザに適する施設(以下、お勧め施設という)の施設情報を、お勧め情報として施設情報DB111から抽出する。また、推論エンジン13は、予定経路とお勧め情報とを関連づけ、出力モジュール14に供給する。具体的には、推論エンジンは、お勧め施設の位置情報を地図DB17から取得し、予定経路とお勧め情報とを対応付ける。図9は、推論エンジン13により関連づけられた予定経路とお勧め情報との表示例である。この画面では、お勧め情報のうち「見出し」が、仮想経路S(スライダ)に沿って表示されている。仮想経路Sは、予定経路の距離の全長または予定経路を移動するのに要すると予想される全時間を表す。以下では、説明を容易にするために、仮想経路Sが予定経路の距離の全長を表す場合を例に取る。この場合、仮想経路Sに対する各「見出し」の相対位置は、予定経路に対する各お勧め施設の相対位置と対応している。「見出し」に加え、各お勧め施設を通過する予定通過時刻を表示してもよい。また、推論エンジン13は、出発地側から目的地側に向かって仮想経路S上を徐々に移動する現在位置の位置を、予定経路に沿って進む行動支援装置10の位置に基づいて算出する。現在位置は、図中の車型マーカCで示される。車型マーカCの位置は、行動支援装置10が搭載された車両が移動するにつれ、例えば一定の周期で更新される。
(b)お勧め情報のフィルタリング
お勧め情報は、フィルタリングDB112に蓄積されているフィルタリングルールに基づいて、施設情報DB111から抽出される。推論エンジン13は、お勧め情報の抽出に必要な情報を、例えばユーザDB110から抽出し、抽出したユーザ情報に基づいてお勧め情報を選択的に抽出する。フィルタリングルールによっては、推論エンジン13は、データベースに格納されている情報以外の情報に基づいてお勧め情報を抽出する。例えば、車両情報検出モジュール16がランプの玉切れやガソリンの残量がわずかであることを検出した場合には、推論エンジン13は、予定経路の近くに位置する車用品店やガソリンスタンドの施設情報を、施設情報DB111から抽出する。
(c)表示対象のお勧め情報
さらに、推論エンジン111は、多数のお勧め施設が予定経路に沿って存在する場合、一部のお勧め施設のお勧め情報を表示対象として選択しても良い。表示対象を、例えばジャンル別に切り替えることも可能である。図9の画面には、表示対象のジャンルの切替を受け付ける「ジャンル変更ボタン」が設けられている。ジャンルとしては、例えば「食事(麺類)」、「食事(フランス料理)」、「美術館」、「喫茶」が挙げられる。
この他に、推論エンジン111は、お勧め情報の中で、指定された場所周辺のお勧め施設の施設情報を表示しても良い。図10は、予定経路とお勧め情報との表示画面の別の例を示す。この画面は、場所の指定として、「この辺」、「目的地」、「その他」の指定を受け付ける。この図では、「この辺」のお勧め施設のうち「食事(麺類)」に適した施設の見出しが、お勧め情報として表示されている。
(d)お勧め情報の詳細表示
また推論エンジン111は、お勧め施設のお勧め情報をより詳しく見たいという要望を受け付けることもできる。例えば図9の画面に示す「ズームインボタン」を押されると、現在位置に最も近いお勧め施設のお薦め情報のうち、属性情報や説明情報が表示されてもよい。お勧め情報の選択を受け付け、「ズームインボタン」が押されると、選択されたお勧め情報の説明情報を出力するようにしても良い。さらに推論エンジン111は、あるお勧め施設の属性情報や説明情報を見た結果、さらに別のお勧め施設について詳しく知りたいという要望を、図9の画面に示す「他の候補ボタン」などで受け付けても良い。このボタンが押されると、現在位置周辺の別のお勧め施設の属性情報や説明情報が表示される。
(e)予定経路の更新
推論エンジン111は、表示したお勧め情報の少なくとも1つを、新たな目的地に加えることができる。例えばお勧め情報として表示した見出しのいずれかがタッチパネル23上で選択されると、推論エンジン111は選択されたお勧め情報に対応する施設を新たな目的地に追加する。さらに推論エンジン111は、経路生成エンジン12に、新たな目的地を通る新たな予定経路を生成させる。新たな予定経路に基づいて新たなお勧め情報が抽出され、予定経路と関連づけられる。
(f)予定経路上の任意の地点/時間の指定
前述の機能に加え、推論エンジン13は、仮想経路S上をスライド可能なマーカMを生成し、マーカMの位置の変更を受け付けることが好ましい。つまりユーザは、マーカMを仮想経路Sに沿って任意の位置にスライドさせることができる。推論エンジン13は、マーカMの仮想経路Sに対する相対位置を、実際の予定経路上の位置情報に変換し、その地点を何時頃通過するかを算出してマーカMと共に表示してもよい。さらに推論エンジン13は、算出した位置情報に基づいて、マーカMで指定された地点周辺のお勧め施設の施設情報(以下、単に・・・周辺のお勧め情報という)を、施設情報DB111から抽出するとよい。図11の例では、ユーザは、マーカMを仮想経路Sの中ほどに動かしている。その位置に対応する予定経路上の地点を通過する時刻は「12:20」である。また、その地点周辺のお勧め情報のうち、ジャンル「食事(麺類)」に属するものとして、「長崎ちゃんめん」、「ガスト(ファミレス)」、「信州そば」、「Magi(スパゲティ)」が表示されている。
[出力モジュール]
出力モジュール14は、図7〜図11に例示する各画面のグラフィックスデータを生成し、タッチパネルディスプレイ23やディスプレイ31に前述の各画面を表示させる。また、出力モジュール14は、必要に応じ、音声をスピーカ32に出力する。
具体的には、前記図7及び図8に例示するユーザ情報入力画面及び目的地指定画面は、出力モジュール14により表示される。図8の目的地指定画面において、出力モジュール14は、ユーザが指定した大まかな目的地に対応する詳細な目的地のリストを表示しても良い。また、出力モジュール14は、指定された大まかな目的地に対応する詳細な目的地のうち、例えばユーザ情報に基づいて選択した詳細な目的地だけをリスト表示してもよい。具体的には、ユーザ情報に「今日の予算」が含まれている場合、その予算内で行くことができる詳細な目的地のリストのみを表示することができる。また、図示していないが、例えばユーザ情報に気管や時間の指定がある場合には、指定された期間や時間内で行くことができる詳細な目的地のみをリスト表示してもよい。
図9は、出力モジュール14が出力するお勧め情報表示画面の一例である。出力モジュール14は、推論エンジン13が算出した予定経路とお勧め施設及び現在位置との位置関係を示すグラフィックスデータを生成し、タッチパネル23などに出力する。この図では、仮想経路S全体に対してお勧め情報が関連づけて表示されている。
図10は、出力モジュール14が出力するお勧め情報表示画面の別の一例を示す。この図からも分かるように、仮想経路Sとお勧め情報と現在位置Cとの表示の形態は、特に限定されない。予定経路に対するお勧め施設及び現在位置Cの相対位置がおおよそ分かるように表示されればよい。この図では、現在位置Cは出発点から全行程の約3分の1程度進んだ場所にある。また現在位置周辺のお勧め情報が表示されている。各お勧め情報は、現在位置からの距離に応じて表示されているが、表示形態はこれに限定されない。
図11は、出力モジュール14が出力するお勧め情報表示画面のさらに別の例を示している。この図では、現在位置Cは出発点から全行程の約3分の1程度進んだ場所にある。また、マーカMにより指定された予定経路上の地点周辺のお勧め情報の一部が表示されている。お勧め情報は、この例では価格が安い順に表示されているが、表示形態や表示順序はこれに限定されない。
[位置検出モジュール]
位置検出モジュール15は、行動支援装置10が搭載されている車両の位置を検出する。例えばGPSを用いて位置検出モジュール15を実現することができる。
[車両情報検出モジュール]
車両情報検出モジュール16は、行動支援装置10が搭載されている車両に異常がないか否かなどを検出する。例えば、ランプの玉切れの有無、ガソリンの残量、ラジエータの水温などを検出する。これらの情報は、車両を制御するCPUから取得することができる。
(4)処理の流れ
[メイン処理]
図12は、図1に示す行動支援装置10が行うメイン処理の流れを示すフローチャートである。メイン処理は、例えば行動支援装置10が動作するコンピュータの電源が投入されることにより開始し、電源が切られることにより終了する。
ステップS1:行動支援装置10は、ユーザ情報の入力/更新か、それとも行動支援処理を行うべきかを判断する。この判断は、例えば図示しないメニュー画面上にメニュー画面を表示し、メニュー画面上でいずれかの選択を受け付けることにより行う。
ステップS2:行動支援装置10は、ユーザ情報の入力/更新が選択された場合、入力モジュール11によりユーザ情報の入力や更新を受け付け、受け付けたユーザ情報をユーザDB110に登録する。
ステップS3:行動支援装置10は、メイン処理を終了するか否かを判断し、“No”と判断すると前記ステップS2に戻り同一の処理を繰り返す。“Yes”と判断すると処理を終了する。
ステップS4,S5:前記メニュー画面で行動支援処理が選択された場合、行動支援装置10は後述する行動支援処理を実行する。その後前記ステップS3に移行し、メイン処理を終了するまで前記の処理を繰り返す。
このようにして、行動支援装置10は、ユーザ情報の入力や更新を受け付けるか、または行動支援処理によりユーザの行動を支援する処理のいずれかを行うように動作する。
[行動支援処理]
図13は、行動支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。行動支援処理は、前記メイン処理でステップS5に移行すると開始される。この処理は、ユーザの行動予定を決定することを支援する。
ステップS51:行動支援装置10は、出力モジュール14により目的地指定画面を出力する。
ステップS52:行動支援装置10は、入力モジュール11により、目的地指定画面上で目的地が指定されるのを待機し、大まかな目的地が指定されるとステップS53に移行する。なお、この例では説明を容易にするために、指定された大まかな目的地から詳細な目的地を決定する場合を示している。この例の他に、行動支援装置10は、例えば大まかな目的地の指定を待つことなく詳細な目的地の指定を受け付けても良い。
ステップS53:行動支援装置10は、入力モジュール11により知識DB19を参照し、指定された大まかな目的地に対応する詳細な目的地に基づいて、ユーザの具体的な目的地を決定する。
ステップS54:行動支援装置10の経路生成エンジン12は、現在地を出発地として解釈し、出発地と目的地とを結ぶ予定経路を生成する。
ステップS55,S56:行動支援装置10は、推論エンジン13によりフィルタリングDB112内のフィルタリングルールを読み出し(S55)、フィルタリングルールに従って推論エンジン13によりお勧め情報を選択的に抽出する(S56)。
ステップS57:行動支援装置10は、推論エンジン13により、経路生成エンジン12が生成した予定経路と抽出したお勧め情報とを関連づけ、出力モジュール14によりこれを画面上に出力する。
ステップS58:行動支援装置10は、推論エンジン13により、いずれかのお勧め情報が選択されたか否かを判断する。
ステップS59,S60:もしもいずれかのお勧め情報が選択された場合には、行動支援装置10は選択されたお勧め情報を新たな目的地として追加するか否かの意志を確認する(S59)。例えば明石から奈良に向かっているユーザがお勧め情報としてレストラン「Mt.Ikoma」を選択した場合、レストラン「Mt.Ikoma」を目的地として追加するかどうかを確認する画面(図示せず)をタッチパネル23に出力する(S59)。目的地の追加が確認された場合には、経路生成エンジン12により新たな目的地を通る予定経路を生成し、お勧め情報を抽出し、新たな予定経路とお勧め情報とを関連づけて出力し直す(S60)。
目的地が追加されない場合にはステップS61に移行する。
ステップS61:行動支援装置は、処理を終了するかを例えば電源が切られるかどうかなどにより判断し、処理が終了する場合には前記メイン処理に戻る。処理が終了しない場合には、前記ステップS58に移行し、前述の処理を繰り返す。
ステップS62,S63:行動支援装置10は、前述したように、お勧め情報の表示画面においてお勧め情報の選択に加え、予定経路上の任意の地点や任意の時間の指定を受け付ける。経路上の任意の地点や任意の時間を指定された場合には(S62)、推論エンジン13は指定された地点や時間に対応するお勧め情報を出力する(S63)。
前記ステップS58からS63を繰り返すことにより、ユーザが目的地に到着するまで予定経路上のお勧め情報を出力したり、ユーザの好みに合わせて経路を変更したりすることが可能となる。
<第2実施形態例>
図14は、第2実施形態例に係る行動支援システムの全体構成図である。行動支援システムは、行動支援クライアント100と、行動支援サーバ200とを含む。行動支援クライアント100は、携帯型のコンピュータ上で動作する。行動支援サーバ200は、行動支援クライアント100に無線などで接続可能なコンピュータ上で動作する。両者は、移動体通信網300などにより接続されている。この図に示すように、行動支援システムは、1つのコンピュータ上に一体的に具現化されていなくてもよい。図14では2つのコンピュータを用いて具現化しているが、例えばデータベースを複数のコンピュータに分散させることにより、3つ以上のコンピュータを用いて行動支援システムを具現化することも可能である。
行動支援クライアント100は、入出力装置としてのタッチパネル23、入力モジュール11、出力モジュール14、位置検出モジュール15及び通信モジュール114を有している。また、行動支援サーバ200は、経路生成エンジン12、推論エンジン13、通信モジュール115、地図DB17、内部クロック18、知識DB19、ユーザDB110、施設情報DB111及びフィルタリングDB112を有している。図中、第1実施形態例と同様の機能を有する要素については、同一の符号の番号を付して示してある。
行動支援クライアント100の通信モジュール114は、行動支援サーバ200からのデータを受信して入力モジュール11や出力モジュール14に振り分ける。また逆に、入力モジュール11や位置検出モジュール15からのデータを行動支援サーバ200に送信する。行動支援サーバ200の通信モジュール115は、行動支援クライアント100からのデータを経路生成エンジン12や推論エンジン13に渡す。また逆に、経路生成エンジン12や推論エンジン13からのデータや各データベースから読み出したデータを、行動支援クライアント100に送信する。
このように、行動支援システムを分散化することにより、携帯型コンピュータの処理負担を軽減することができる。その結果、行動支援クライアント100は、高性能のコンピュータでなくとも実現でき、例えば人が常時携帯する小型のコンピュータ上で実現することができる。
<その他の実施形態例>
(A)ユーザ情報は、前記第1実施形態例で挙げた例に限定されない。例えば、ユーザの生体情報や行動履歴などを、ユーザ情報に含めても良い。生体情報とは、ユーザの持病や健康上の注意点などを示す情報である。生体情報を用いれば、例えば次のようなことが可能となる。ユーザが「高血圧」であるという生体情報が蓄積されている場合、減塩メニューのある飲食店や、健康に配慮した飲食店を抽出することが可能となる。行動履歴とは、例えば過去にユーザがどの施設に訪れたか、ユーザが過去に訪れた施設の分類、何時頃どんな施設を訪れたか、などを示す情報である。行動履歴を用いれば、ユーザが好みそうな施設のある目的地を選択したり、ユーザが好みそうな施設をお勧め情報として選択することができる。
(B)フィルタリングルールを構成するルールは、前記第1実施形態例で挙げた例に限定されない。例えば、天気予報データに基づいて、お勧め情報を抽出することが考えられる。行動支援装置10や行動支援サーバ200は、天気予報データを提供するウェブサイトから天気予報データを取得し、晴天であれば戸外での活動をする施設、雨天であれば屋内で楽しめる施設の施設情報を、お勧め情報として抽出する。
また、ユーザの行動を予測するルールとして、例えばお手洗いに行く時間を予測し、予測時間に近づくと周辺のお手洗い情報をお勧め情報として抽出することが考えられる。
(C)前述の方法を実行するプログラム、及びそのプログラムを記録したコンビュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明の範囲に含まれる。ここで記録媒体としては、コンピュータが読み書き可能なフロッピーディスク、ハードディスク、半導体メモリ、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げられる。
この発明を用いれば、特に明確な目的を持たないユーザであっても、容易に行動予定を決定することができる。また、ユーザを取り巻く状況の変化に応じ、柔軟に行動予定を変更することができる。

Claims (13)

  1. 地図情報を記憶する地図記憶ステップと、
    ユーザによる目的地の指定を受け付ける目的地指定ステップと、
    指定された目的地に基づいて、前記ユーザの目的地を決定する目的地決定ステップと、
    前記目的地決定ステップで決定した前記ユーザの目的地と出発地とを結ぶ予定経路を生成する予定経路生成ステップと、
    前記地図情報及び前記予定経路に基づいて、前記ユーザに提供するお勧め情報を決定する情報決定ステップと、
    を含む、行動支援方法。
  2. 大まかな目的地と、前記大まかな目的地に存在する少なくとも1つの具体的な目的地と、を対応付ける目的地テーブルを記憶する目的地テーブルステップをさらに含み、
    前記目的地指定ステップは、前記目的地テーブルに登録されている大まかな目的地のいずれかの選択を受け付け、
    前記目的地決定ステップは、選択された大まかな目的地に対応する具体的な目的地のいずれかを、前記ユーザの目的地に決定する、
    請求の範囲第1項記載の行動支援方法。
  3. 前記ユーザの個人情報であるユーザ情報を蓄積するユーザ情報記憶ステップをさらに含み、
    前記目的地決定ステップは、前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザの目的地を決定する、
    請求の範囲第2項記載の行動支援方法。
  4. 前記お勧め情報を決定するための情報決定ルールを記憶するルール記憶ステップと、
    施設に関する情報である施設情報を記憶する施設情報記憶ステップとをさらに含み、
    前記情報決定ステップは、前記地図情報及び前記予定経路に加え、さらに前記情報決定ルールと施設情報とに基づいて、前記ユーザに提供するお勧め情報を前記施設情報から抽出する、
    請求の範囲第1項記載の行動支援方法。
  5. 前記お勧め情報の一部または全部を、前記予定経路と関連づけて出力する出力ステップをさらに含む、請求の範囲第1項記載の行動支援方法。
  6. 前記出力ステップは、お勧め情報で特定される施設に到着する時刻または前記施設を利用する時間を、お勧め情報と共に前記予定経路と関連づけて出力する、請求の範囲第5項記載の行動支援方法。
  7. 前記予定経路上の任意の位置の指定を受け付ける位置指定ステップと、
    指定された位置に応じたお勧め情報を決定する詳細情報決定ステップと、
    をさらに含む、請求の範囲第1項記載の行動支援方法。
  8. 前記位置指定ステップは、前記出発地から目的地までを結ぶ予定経路の全長に相当する仮想経路上において、前記仮想経路の全長に沿ってスライド可能なマークの位置の指定を受け付け、
    前記詳細情報決定ステップは、前記仮想経路に対する前記マークの相対位置に基づいて、前記予定経路上のどの地点が指定されたかを算出し、算出した地点に応じたお勧め情報を決定する、
    請求の範囲第7項記載の行動支援方法。
  9. 前記位置指定ステップは、前記仮想経路に対する前記マークの相対位置で特定される前記予定経路上の地点を通過する予定通過時刻をさらに算出する、請求の範囲第7項記載の行動支援方法。
  10. 地図情報を記憶する地図記憶ステップと、
    ユーザによる目的地の指定を受け付ける目的地指定ステップと、
    指定された目的地に基づいて、前記ユーザの目的地を決定する目的地決定ステップと、
    前記目的地決定ステップで決定した前記ユーザの目的地と出発地とを結ぶ予定経路を生成する予定経路生成ステップと、
    前記地図情報及び前記予定経路に基づいて、前記ユーザに提供するお勧め情報を決定する情報決定ステップと、
    をコンピュータに実行させる行動支援プログラム。
  11. 地図情報を記憶する地図記憶手段と、
    ユーザによる目的地の指定を受け付ける目的地指定手段と、
    指定された目的地に基づいて、前記ユーザの目的地を決定する目的地決定手段と、
    前記目的地決定手段が決定した前記ユーザの目的地と出発地とを結ぶ予定経路を生成する予定経路生成手段と、
    前記地図情報及び前記予定経路に基づいて、前記ユーザに提供するお勧め情報を決定する情報決定手段と、
    を備える、行動支援装置。
  12. ユーザの目的地と出発地とを結ぶ予定経路の全長に相当する仮想経路と、前記仮想経路の全長に沿ってスライド可能なマークとを表示するスライドマーク表示ステップと、
    前記ユーザによる前記マークの位置の指定を受け付ける位置指定ステップと、
    前記仮想経路に対する前記マークの相対位置に相当する、前記予定経路上の地点に応じたお勧め情報を出力するお勧め情報出力ステップと、
    を含む、行動支援方法。
  13. 前記スライドマークステップは、前記出発地から目的地までを結ぶ予定経路の全長に相当する仮想経路と、前記仮想経路の全長に沿ってスライド可能なマークとに加え、前記予定経路上の前記地点を通過する予定通過時刻をさらに表示する、請求の範囲第12項記載の行動支援方法。
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