JPWO2003031350A1 - 曝気装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、汚水の浄化等に用いられる曝気装置に関する。
背景技術
従来より、特公昭61−38000号公報や特公昭63−51760号公報に開示されているように、水中モータのシャフトに接続された軸流羽根車が装置ケーシング内に収容され、この軸流羽根車の回転によって汚水等の被処理液を流路中に吸引し、当該被処理液に空気を供給して曝気を行う曝気装置が知られている。
図5に示すように、この種の曝気装置は、水中モータ201のシャフト202の先端部に羽根車203が取り付けられてなる本体部と、被処理液の流路204を区画形成する装置ケーシング205と、流路204内の被処理液に空気を供給する給気管206とを備えている。
運転時には、水中モータ201を駆動し、羽根車203を回転させる。その結果、被処理液は上方から流路204内に吸引され、給気管206から供給された空気と攪拌混合した後、水平方向に開口した吐出口207から吐出される。
ところで、一般に、曝気装置の処理の対象となる被処理液には、髪の毛等の繊維物が多量に混在している。このような繊維物が羽根車203やモータシャフト202にからみつくと、モータの負荷が上昇し、装置の運転効率が低下する。そこで、従来の曝気装置では、羽根車203を円筒形状の回転胴部209と、回転胴部209の外周部に設けられた羽根210とにより構成し、回転胴部209の上縁部とメカシールブラケット208との間の隙間213を小さくすることにより、モータシャフト202の取付部である回転胴部209の内部に繊維物等の異物が容易に侵入しないようにしていた。
しかし、メカシールブラケット208が非回転体であるのに対して回転胴部209は回転体であるため、両者が直接接触すると摩耗や破損を招くおそれがある。特に、回転胴部209の上縁部は厚みが小さいので、この上縁部がメカシールブラケット208に接触すると、摩耗による悪影響を受けやすかった。従って、両者の接触を確実に防止するためには、上記隙間213を小さくすることについて限界があった。そのため、大きな異物の侵入は阻止することができたとしても、小さな異物の侵入を防止することはできなかった。
ところが、たとえ小さな異物しか侵入しないとしても、それらの異物が回転胴部209の内部に堆積していくと、やがては大きな異物211となる。そのため、装置の運転効率の低下を避けることは困難であった。
また、回転胴部209の内部にまでは侵入しないとしても、異物が上記隙間213に挟まってしまうことがある。しかし、メカシールブラケット208と回転胴部209との間に異物が挟まった状態で羽根車203が回転すると、運転効率の低下や羽根車203及びメカシールブラケット208の摩耗や破損を招くおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、モータシャフト等への異物の絡みつきを防止することにより、信頼性の高い曝気装置を提供することにある。
発明の開示
本発明に係る曝気装置は、モータシャフトを有するモータと、前記モータシャフトに取り付けられ且つ前記モータシャフトの外周部を覆うように前記モータシャフトの軸方向と平行に延びる略筒状の回転胴部と、前記回転胴部の外周部に設けられた羽根とを有する羽根車と、前記回転胴部の軸方向の一端側を塞ぐように前記回転胴部の一端側に前記回転胴部と非接触状態で対向配置された固定部と、前記羽根車の回転によって吸引した被処理液を所定気体と攪拌混合させて吐出する流路を区画形成するケーシングと、前記固定部及び前記回転胴部のうちのいずれか一方に取り付けられ、前記固定部と前記回転胴部との間に形成された環状の隙間を前記回転胴部の外側から覆うシールド部を有し、当該シールド部の一部が前記固定部及び前記回転胴部のうちの他方の外周面に摺接するシールド部材とを備えているものである。
上記曝気装置によれば、固定部と回転胴部との間の隙間がシールド部材によって覆われるので、異物が当該隙間を通じて回転胴部の内部に侵入することはない。そのため、モータシャフト等への異物の絡みつきや、上記隙間における異物の挟み込みは防止され、運転効率の低下は防止される。また、シールド部材のシールド部は固定部または回転胴部の外周面に摺接するので、固定部及び回転胴部の摩耗は少なくなる。
前記曝気装置は、前記羽根車の回転胴部と平行に延びる略筒状に形成され、前記モータを覆うモータカバーと、前記モータカバーから径方向外向きに延び、前記モータカバーを支持する支持アームとを備え、前記固定部は、前記モータカバーと前記羽根車との間に設けられ、前記支持アームは、前記ケーシングによって区画形成される被処理液の流路の吸入側に位置し、前記回転胴部の前記モータカバー側の端面と前記支持アームの前記回転胴部側の端面との間の距離は、前記回転胴部の外径の50%以下に設定されていてもよい。
流路の吸入側に支持アームが設けられている場合、流路に吸入される被処理液の流れは、支持アームによって影響を受ける。その結果、被処理液の圧力変動が生じ、被処理液は回転胴部の内部に侵入しやすくなる。しかし、上記曝気装置によれば、被処理液に含まれる異物の侵入がシールド部材によって阻止されるので、支持アームが設けられているにも拘わらず、異物の侵入は確実に防止される。回転胴部のモータカバー側の端面と支持アームの回転胴部側の端面との間の距離が回転胴部の外径の50%以下の場合には、支持アームの影響を特に受けやすくなるが、上記曝気装置によれば、異物の侵入は確実に防止される。
前記曝気装置は、前記羽根車の回転胴部と平行に延びる略筒状に形成され、前記モータを覆うモータカバーと、前記モータカバーから径方向外向きに延び、前記モータカバーを支持する支持アームとを備え、前記固定部は、前記モータカバーと前記羽根車との間に設けられ、前記支持アームは、前記ケーシングによって区画形成される被処理液の流路の吸入側に位置し、前記支持アームにおける被処理液の流通方向と直交する方向の幅は、20mm以上に設定されていてもよい。
支持アームの幅が大きいほど、流路に吸入される被処理液の流れは支持アームの影響を受けやすく、被処理液は回転胴部の内部に入り込みやすくなる。特に、支持アームの幅が20mm以上であると、被処理液は回転胴部の内部に侵入しやすくなる。しかし、上記曝気装置によれば、被処理液に含まれる異物の侵入がシールド部材によって阻止されるので、異物の侵入は確実に防止される。
前記曝気装置における前記羽根車の回転胴部の外周部の周速は、3m/s以上に設定されていてもよい。
回転胴部の回転速度が大きいほど、被処理液は回転胴部の内部に侵入しやすくなる。しかし、上記曝気装置によれば、被処理液に含まれる異物の侵入がシールド部材によって阻止されるので、異物の侵入は確実に防止される。
以上のように、本発明によれば、固定部と回転胴部との間の隙間を覆い且つ固定部または回転胴部の外周面に摺接するシールド部材を設けることとしたので、固定部及び回転胴部の破損を招くことなく、回転胴部の内部への異物の侵入を阻止することができる。したがって、モータシャフト等への異物の絡みつきを防止することができ、装置の信頼性を向上させることができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、曝気装置20は、いわゆる水中機械式の曝気装置であって、モータ2のシャフト13に連結された羽根車8の回転によって上方から被処理液を吸い込み、給気管11を通じて供給した空気を当該被処理液に攪拌混合して、下方の吐出口15から吐出するものである。
−曝気装置の構成−
まず、曝気装置20の構成を説明する。曝気装置20の装置ケーシング102は、吐出ケーシング10の上に吸込ケーシング9が取付固定されることによって形成されている。吸込ケーシング9は略円筒形状に形成され、被処理液の吸い込みを円滑に行うために上側開口に向かって末広がり状になっている。吸込ケーシング9の下側開口の外周囲には、吐出ケーシング10との接続部となるフランジ31が設けられている。吐出ケーシング10の上端は、吸込ケーシング9の下側開口と滑らかに連続するように当該下側開口と同心円状に開口し、その外周囲にはフランジ31と当接するフランジ32が形成されている。このフランジ31とフランジ32とがボルト(図示せず)で締結されることにより、吸込ケーシング9と吐出ケーシング10とが固定されている。このように、装置ケーシング102の内面は円周面に形成されている。なお、装置ケーシング102は、羽根車8の回転によって吸引した被処理液を所定気体と攪拌混合させて吐出する流路16を区画形成するケーシングである。
吐出ケーシング10の底部には、中心に給気管11用の挿通孔34が設けられた平坦部33が形成され、その平坦部33の周囲の一部には、外側に向かって下向きに傾斜した内側斜面35が形成されている。そして、この内側斜面35と、内側斜面35と同様に傾斜した外枠部分との間に吐出口15が形成されている。このように、装置ケーシング102内には、吸入口14を通じて上方から吸い込んた被処理液を流れ方向を変化させて吐出口15から略水平方向に向かって吐出させるような流路16が形成されている。
吐出ケーシング10の平坦部33には、空気の供給源としてのブロワ(図示せず)に接続された給気管11が接続されている。給気管11は挿通孔34を貫通し、その開口部は吐出ケーシング10の下端面から上方に突出している。この給気管11の開口は、空気室17と流路16とを区画する空気室ケーシング12の上面と所定間隔を存して対向している。空気室ケーシング12は、給気管11から供給された空気をいったん貯留した後、流路16に対して均等に供給するための空気室17を区画形成している。空気室ケーシング12の側面は吐出ケーシング10の内側斜面35に沿って傾斜しており、その下端部には、空気室17内の空気を流路16内の被処理液に供給して攪拌混合するための供給路18が形成されている。なお、この空気室ケーシング12は、被処理液を吐出口15に向かって導くディフューザの機能を果たすものでもある。
装置ケーシング102の上部には、被処理液を吸引して攪拌する駆動力を付与する駆動部101が設けられている。駆動部101は、モータケーシング1、モータケーシング1に収納されたモータ2、モータ2のシャフト13、オイルケーシング3、メカシールブラケット7、及び羽根車8等が組み立てられて構成されている。なお、モータケーシング1とオイルケーシング3とは、モータ2を覆うモータカバーを構成している。メカシールブラケット7は、本発明でいうところの固定部を構成している。
モータケーシング1は上側が閉鎖された略円筒形状に形成され、その内部には、モータ室40が区画形成されている。
モータ2は、モータケーシング1の内壁に固定された円筒状のステータ2aと、ステータ2aの内部にステータ2aと同心円状に配置されたロータ2bとを備えている。ロータ2bの内周面には、下方に向かって延びるシャフト13が固定されている。シャフト13は、図示しない上部軸受けと、オイルケーシング3の上部に収納された下部軸受4とによって、回転自在に支持されている。
オイル室25を区画形成するオイルケーシング3の中心部には、シャフト13が貫通している。シャフト13を軸支する下部軸受4は、オイルケーシング3の段差部に保持されている。オイルケーシング3の外周部21の下端は、メカシールブラケット7の外周部22に固定されている。一方、オイルケーシング3の内周部23の下端は、メカニカルシール6を介して、メカシールブラケット7の内周部24と接続されている。その結果、オイルケーシング3及びメカシールブラケット7によって、シャフト13の軸封部であるメカニカルシール6に潤滑剤としてのオイルを供給するオイル室25が区画形成されている。また、モータ室40はオイルケーシング3によって封止されており、モータ室40に被処理液が侵入しないように構成されている。
モータケーシング1とオイルケーシング3とは、図示しないボルトによって締結されている。従って、オイルケーシング3はモータケーシング1を固定支持するとともに、下部軸受4を介してシャフト13を回転自在に支持している。
シャフト13の先端部には、羽根車8が締結されている。羽根車8は、シャフト13と平行に延びる略円筒形状のハブ(回転胴部)36と、ハブ36の外周面に突設された複数の羽根37とから構成されている。ハブ36には、その中心部に向かって延びるシャフト取付用アーム36aが設けられている。シャフト13は、この取付用アーム36aの取付孔に挿通されて締結されている。これにより、シャフト13の回転に従って羽根車8が回転し、被処理液を上方から下方に導く吸引力が発生するようになっている。なお、羽根車8は、ハブ36の外周面の周速が3m/s以上となるような回転数で回転する。
駆動部101と装置ケーシング102とは、取付用アーム5を介して固定されている。取付用アーム5は、駆動部101を支持する支持アームである。図2に示すように、本実施形態では、3つの取付用アーム5が周方向に等間隔に設けられている。取付用アーム5の一端は吸込ケーシング9の上端部41に固定され、他端はオイルケーシング3に固定されている。取付用アーム5は、吸込ケーシング9の吸入口14の上方に位置している。つまり、取付用アーム5は、被処理液の流路16の吸入側に位置している。取付用アーム5の幅bは、20mm以上に設定されている。
図3に拡大して示すように、メカシールブラケット7の外周面には、シールドリング50が固定されている。シールドリング50は、メカシールブラケット7とハブ36との間に形成された環状の隙間60を外側から覆う円環状のシールド部材であり、固定金具54によってメカシールブラケット7の外周面に取り付けられた取付部53と、取付部53からハブ36側に延びるシールド部51とから構成されている。本実施形態では、ハブ36の外周面はメカシールブラケット7の外周面よりも内側に位置しているため、シールドリング50のシールド部51は、内側に向かって傾斜している。
シールド部51の先端部52の内径は、ハブ36の外径よりも若干小さくなっている。シールド部51の先端部52はハブ36の外周面と接触しており、図4に示すように、ハブ36との摺接が円滑になるように、先端部52の断面形状は円弧状に形成されている。ただし、シールド部51の先端部52の断面形状は円弧状に限定されるものではなく、その他の曲面形状であってもよい。また、ある程度大きな摺接面積を有する矩形状であってもよい。ハブ36の外周面の摩耗を少なくするため、シールドリング50はゴムによって形成されている。
取付用アーム5の下面とハブ36の上端面との間の距離Lは、ハブ36の外径の50%以下に設定されている。
−曝気装置の動作−
曝気装置20の作動時には、モータ2が駆動され、シャフト13の回転に従って羽根車8が回転する。この羽根車8の回転によって被処理液が吸入口14を通じて流路16に対して斜め下向きに吸い込まれる。そして、被処理液は、流路16内を約2〜3m/sの速度で流通する。一方、ブロワ(図示せず)から給気管11を通じて供給された空気は、空気室17に放出された後、供給路18を通じて流路16内の被処理液に攪拌混合される。そして、気泡を含んだ混合液は、流れ方向を下向き方向から水平方向に変化させつつ流路16を流通し、吐出口15から略水平方向に向かって吐出される。
−本実施形態の効果−
本曝気装置20によれば、メカシールブラケット7とハブ36との間の隙間60をシールドリング50によって覆うこととしたので、髪の毛等の繊維物(異物)がハブ36の内部に侵入することを防止することができる。シールドリング50のシールド部51をハブ36の外周面と接触させることとしたので、異物の侵入を確実に防止することができる。
特に、本曝気装置20では、駆動部101を支持するための取付用アーム5がメカシールブラケット7の上方に設けられているため、この取付用アーム5の下流側の被処理液は、流れが乱れることによって圧力が変化しやすい。そのため、シールドリング50がなければ、このような圧力のアンバランスにより、被処理液の一部は隙間60を通じてハブ36の内外を移動しやすくなる。しかし、本曝気装置20では、シールドリング50を備えているため、隙間60における被処理液の流れを阻止することができる。したがって、メカシールブラケット7の上方に取付用アーム5を設けているにも拘わらず、ハブ36の内部への異物の侵入を確実に防止することができる。
シールドリング50のシールド部51はハブ36の外周面と接触しており、シールド部51の先端部52は曲面形状に形成されていて接触面積が比較的大きい。また、シールドリング50はゴムによって形成されている。そのため、ハブ36の摩耗は少なくなる。
また、シールドリング50はメカシールブラケット7に対して固定金具54によって取り付けられている。そのため、取り付け及び取り外しが容易であり、容易に交換することができる。
−変形例−
上記実施形態は、シールドリング50をメカシールブラケット7に設けた形態であったが、シールドリング50をハブ36に設けてもよい。つまり、シールド部材の取り付け箇所は固定部に限らず、回転胴部であってもよい。
上記実施形態は、モータ2に羽根車8が直結された形態であったが、モータ2と羽根車8との間に減速機を設けてもよい。
被処理液に供給する気体は空気に限らず、他の気体、例えば他の酸素含有気体であってもよい。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明は、工場排水処理場や下水処理場などの汚水処理場等における汚水の浄化等に有用である。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施形態に係る曝気装置の一部を切り欠いて示す断面図である。
図2は、曝気装置の平面図である。
図3は、曝気装置の一部を拡大して示す断面図である。
図4は、シールドリングの断面図である。
図5は、従来の曝気装置の一部を切り欠いて示す断面図である。
Claims (4)
- モータシャフトを有するモータと、
前記モータシャフトに取り付けられ且つ前記モータシャフトの外周部を覆うように前記モータシャフトの軸方向と平行に延びる略筒状の回転胴部と、前記回転胴部の外周部に設けられた羽根とを有する羽根車と、
前記回転胴部の軸方向の一端側を塞ぐように前記回転胴部の一端側に前記回転胴部と非接触状態で対向配置された固定部と、
前記羽根車の回転によって吸引した被処理液を所定気体と攪拌混合させて吐出する流路を区画形成するケーシングと、
前記固定部及び前記回転胴部のうちのいずれか一方に取り付けられ、前記固定部と前記回転胴部との間に形成された環状の隙間を前記回転胴部の外側から覆うシールド部を有し、当該シールド部の一部が前記固定部及び前記回転胴部のうちの他方の外周面に摺接するシールド部材と
を備えている曝気装置。 - 請求項1に記載の曝気装置であって、
前記羽根車の回転胴部と平行に延びる略筒状に形成され、前記モータを覆うモータカバーと、
前記モータカバーから径方向外向きに延び、前記モータカバーを支持する支持アームとを備え、
前記固定部は、前記モータカバーと前記羽根車との間に設けられ、
前記支持アームは、前記ケーシングによって区画形成される被処理液の流路の吸入側に位置し、
前記回転胴部の前記モータカバー側の端面と前記支持アームの前記回転胴部側の端面との間の距離は、前記回転胴部の外径の50%以下に設定されている曝気装置。 - 請求項1に記載の曝気装置であって、
前記羽根車の回転胴部と平行に延びる略筒状に形成され、前記モータを覆うモータカバーと、
前記モータカバーから径方向外向きに延び、前記モータカバーを支持する支持アームとを備え、
前記固定部は、前記モータカバーと前記羽根車との間に設けられ、
前記支持アームは、前記ケーシングによって区画形成される被処理液の流路の吸入側に位置し、
前記支持アームにおける被処理液の流通方向と直交する方向の幅は、20mm以上に設定されている曝気装置。 - 請求項1に記載の曝気装置であって、
前記羽根車の回転胴部の外周部の周速は、3m/s以上に設定されている曝気装置。
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