JP2008286077A - ブロワー - Google Patents

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Tsuneo Noguchi
常夫 野口
Akinori Takao
昭典 高尾
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NIHON RENEWABLE ENERGY CO Ltd
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Abstract

【課題】静音性を高めた排泄物処理機用のブロワーを提供する。
【解決手段】排泄物処理器に用いられるブロワー1の回転ファン4の形状を、ケース延長部37内部まで羽根延長部42aが伸びる形状としたので、ケース延長部37内まで羽根部を伸ばさない場合と比較して風量、吸引力を高めることができる。よって、所定の風量を得るための回転ファン4の回転数を低く抑えることができ、静音性を高めることができる。また、羽根部42の上に上カバー43を備えたことにより、羽根延長部42aからサイドケース32側に向かって流れる空気の乱れを抑制することができ、静音性をより高めることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、集塵機、特に病院等で使用される排泄物処理器用の静音ブロワーに関する。
従来、集塵機等に用いられる空気の流れを生み出す装置として、例えば特開平10−169595号公報に記載されたブロワーがある。
従来のブロワーを図5に示す。図5の(a)にブロワーの断面を示し、図5の(b)にブロワーを吸入口側から見た外観を示し、さらに図5の(c)に回転ファンの外観を示す。
ブロワー50は、モータ51と、モータ51の回転軸56に取り付けられた回転ファン52と、回転ファン52を囲みモータ51が固定されるケース53とを有している。
ケース53は、モータ51の回転軸56の延長方向の部位に吸入口54が設けられ、さらに回転ファン52の外周部と対向する位置に吐出口55が設けられている。
回転ファン52は、モータ51側に位置する円盤形状の基板部52aと、基板部52aから立ち上がる複数の羽根部52bとより構成されている。
羽根部52bのうち基板部52aの中心部近傍では、基板部52aからの羽根部52bの立ち上げ高さが他の部位よりも低くなるように形成され、この形状により回転軸方向へ風を誘導するように形成されている。
この羽根部52bの立ち上げ高さの低い部位と、ケース53の吸入口54とが対向している。
図5の(c)に示すように、羽根部52bは、回転軸56の方向から見たときに基板部52aの中心部から外周部に向かって弧を描く形状に形成されている。
モータ51を駆動させて回転ファン52を矢印A方向(図5の(c))に回転させると、矢印B(図5の(a))に示すように吸入口54から空気がケース53内に取り込まれ、回転ファン52の外周部に向かって空気が送られる。
回転ファン52の外周部に送られた空気は、吐出口55からブロワー50の外部に吐出される。
特開平10−169595号公報
しかしながら従来の装置では、十分な量の空気を吐出するためには、回転ファン52の回転数を上げなければならず、ブロワー50の作動時の音が大きくなってしまう。さらに風の流れを回転軸方向に誘導するため風の流れの乱れが発生し、騒音が発生するばかりか、効率の悪いものとなっている。これを解決するためより高速回転にて風の流れを整えんとするため、より騒音が生じてしまうといった問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑み、静音性を高めた集塵機等、特に排泄物処理機用のブロワーを提供することを目的とする。
そのため本発明は、駆動源によって駆動される回転ファンと、該回転ファンを囲み、回転ファンの軸の延長方向に設けられた吸入口と、回転ファンの外周部と対向する位置に設けられた吐出口とが形成されたケース、とを備えるブロワーであって、回転ファンの軸の延長方向に伸びて先端部が吸入口となる略円筒形状のケース延長部をケース外方に設け、さらに回転ファンの軸近傍部を、回転軸の方向に高く伸ばして羽根延長部を設けることにより、回転ファンの回転によって吸入口からケース内に空気を効率よく取り込んで吐出口から多くの空気を吐出できるようにした。
また回転ファンを、円盤形状の基板部と、該基板部から立ち上がる複数枚の羽根部と、
基板部から立ち上がる羽根部の先端部に取り付けられた環状の上カバーとより構成し、羽根延長部を、上カバーの穴を通ってケース延長部内まで伸ばすものとした。
本発明によれば、ケース延長部内に羽根延長部を伸ばしたことにより、空気の吸入量、風量を多くすることができるので、所定の風量を得るための回転ファンの回転数を低く抑えることができ、また、回転ファンの数を少なくできるので、より静音性を高めることができることになる。
また、羽根部の上に上カバーを備えたことにより、羽根延長部から回転ファンの外周部へ向かって流れる空気の乱れを抑制することができ、より静音性を高めることができる。
次に本発明の実施の形態を実施例により説明する。
なお、本実施例において、ブロワーを排泄物処理器に適用した場合について説明する。
排泄物処理器は、病院等において使用されて、患者から排泄された排泄物を貯蔵容器に溜め込むものであり、ブロワーの吸引によって、排泄物をパイプを介して貯蔵容器に収容するものである。
次に、ブロワーの詳細について説明する。
図1に、ブロワーを吸入口側から見た外観を示し、図2に、図1におけるA−A部断面を示す。さらに図3に、図2におけるB−B部断面を示し、図4に回転ファンの側面を示す。
ブロワー1は、特に図2に示すように、モータ2と、モータ2の回転軸21に取り付けられた回転ファン4と、回転ファン4を囲むケース3とより構成される。
ケース3は、略平板形状の上側ケース31および下側ケース33と、上側ケース31および下側ケース33との間に挟まれて、上側ケース31および下側ケース33との間の外周部をカバーするサイドケース32とより構成される。
サイドケース32は、図3に示すようにサイドケース32a、32bの2つに別れた部材より構成され、回転ファン4の外周を囲んでいる。
サイドケース32a、32bは、回転軸21の方向から見たときに互いが連結されることなく回転ファン4の周りを取り囲んでいる。
このサイドケース32a、32bの間が吐出口36a、36bとなり、吐出口36a、36bを介してケース3の外部と通じている。
吐出口36a、36bは、回転軸21に対して対称な位置に設けられている。
上側ケース31の中央部には、モータ2の反対側方向で回転軸の延長方向に伸びる略円筒形状のケース延長部37が取り付けられている。
ケース延長部37の内径は、上側ケース31から立ち上がるに従って所定の径まで小さくなっている。
このケース延長部37の先端開口部が、ケース3の内部と外部とをつなぐ吸入口35となる。
回転ファン4は、ケース3内において、モータ2側に位置する円盤形状の基板部41と、基板部41から上側ケース31に向けて立ち上がる複数枚の羽根部42と、羽根部42の上に取り付けられた上カバー43とより構成される。
羽根部42は、特に図3に示すように、回転軸21の方向から見たときに所定の曲線を描く形状となっている。
この所定曲線は、具体的には、放物線を基準に圧力分布を考慮した曲線となっている。
また羽根部42は、回転軸21の近傍の羽根延長部42aが他よりも高く立ち上がってケース延長部37内に伸びている。
図2に示すように、羽根部42の上側ケース31およびケース延長部37側の縁はケース延長部37の内周面の形状に沿っている。
羽根部42の前記羽根延長部42a以外の部分の上側ケース31側の縁上には、環状の上カバー43が取り付けられている。
上カバー43の中央部の穴は吸入口35よりも大きく、上カバー43の中央部の穴内に羽根延長部42aが通っている。
回転ファン4とサイドケース32との間には所定の隙間が設けられ、回転ファン4の回転時に発生した気流の通路となる。
上カバー43と上側ケース31の間、羽根延長部42aとケース延長部37との間、回転ファン4と下側ケース33およびケース延長部37の間は、各部材同士が接触しない程度で、微小の隙間となるように、各部が組みつけられている。
次に、ブロワー1の作動について説明する。
排泄物処理器の作動の指示があると、ブロワー1のモータ2が作動し回転ファン4が回転する。
回転ファン4は、図3中の矢印C方向に回転する。
回転ファン4の回転によって、上部中央の吸入口35から空気がケース3内に取り込まれる。ケース3内に取り込まれた空気は、回転ファン4の回転によって、羽根部42と羽根部42の間を通って回転ファン4とサイドケース32との間に送られ、さらに吐出口36a、36bからブロワー1の外部へ送られる。
ブロワー1の吸引により排泄物は空気はパイプ内を通り、貯蔵容器に収容される。
本実施例は以上のように構成され、排泄物処理器に用いられるブロワー1の回転ファン4の形状を、ケース延長部37内部まで羽根延長部42aが伸びる形状としたので、ケース延長部37内まで羽根部を伸ばさない場合と比較して風量、吸引力を高めることができる。
よって、所定の風量を得るための回転ファン4の回転数が低く抑えられて静音性が高まり、特に夜間等に静音性が求められる排泄物処理器に好適なブロワーとなる。
また、羽根部42の上に上カバー43を備えたことにより、羽根延長部42aからサイドケース32側に向かって流れる空気の乱れを抑制することができるので、静音性をより高めることができる。
さらに、風量、吸引力が増すため、羽根部42の枚数を少なくすることができ、吸入口35から取り込まれて羽根部42と羽根部42の間を通る空気の流れがよくなる。従って、空気の流れの乱れがなくなり、静音性をさらに高めることができる。また、羽根部42の間隔が広いことにより、羽根部42と羽根部42の間にたまる埃などの掃除を容易に行うことができる。
回転ファン4の羽根延長部42aとケース延長部37との隙間を少なくすることにより、吸入口35からケース3内に入る空気を羽根部42によって確実に吐出口36a、36bに送ることができ、風量や吸引力を高めることができる。また吸入口35の近傍において、空気の流れの乱れを防止することができ、静音性を高めることができる。
なお本実施例において、静音性を高める構造を有するブロワーを排泄物処理器に適用した例を示したが、これ以外の掃除機等の装置に適用することもできる。
実施例におけるブロワーを吸入口側から見た外観を示す図である。 図1におけるA−A部断面を示す図である。 図2におけるB−B部断面を示す図である。 回転ファンの側面図を示す図である。 従来のブロワーを示す図である。
符号の説明
1 ブロワー
2 モータ
3 ケース
4 回転ファン
21 回転軸
31 上側ケース
32 サイドケース
33 下側ケース
35 吸入口
36、36a、36b 吐出口
37 ケース延長部
41 基板部
42 羽根部
42a 羽根延長部
43 上カバー

Claims (2)

  1. 駆動源によって駆動される回転ファンと、該回転ファンを囲み、前記回転ファンの軸の延長方向に設けられた吸入口と、前記回転ファンの外周部と対向する位置に設けられた吐出口とを有するケースと、を備え、前記回転ファンの回転によって前記吸入口から前記ケース内に空気を取り込んで前記吐出口から吐出するブロワーにおいて、
    前記ケースは、回転ファンの軸の延長方向に伸びて先端部が前記吸入口となる略円筒形状のケース延長部を備え、
    前記回転ファンは、該回転ファンの軸近傍を、回転軸の方向に高く伸ばして羽根延長部を設けた、ことを特徴とするブロワー。
  2. 前記回転ファンは、
    円盤形状の基板部と、
    該基板部から立ち上がる複数枚の羽根部と、
    前記基板部から立ち上がる羽根部の先端部に取り付けられた環状の上カバーと、を有し、
    前記羽根延長部は、前記上カバーの穴を通って前記ケース延長部内まで伸びている、ことを特徴とする請求項1に記載のブロワー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104564832A (zh) * 2015-01-12 2015-04-29 徐工集团工程机械股份有限公司 用于风机的集流器以及清扫车用风机
CN111608937A (zh) * 2019-02-25 2020-09-01 信浓绢糸株式会社 送风机

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