JPWO2003019965A1

JPWO2003019965A1 - 携帯端末への情報配信方法および情報配信サーバー

Info

Publication number: JPWO2003019965A1
Application number: JP2003524286A
Authority: JP
Inventors: 藤澤　知徳; 知徳藤澤; 佐藤　昭治; 昭治佐藤
Original assignee: Eighting KK
Current assignee: Eighting KK
Priority date: 2001-08-24
Filing date: 2002-08-23
Publication date: 2004-12-16
Anticipated expiration: 2022-08-23
Also published as: KR100788104B1; KR20040027914A; EP1427232A1; CN1545819A; US8155637B2; WO2003019965A1; JP3850409B2; EP1427232A4; CN100345459C; HK1068489A1; US20040203925A1

Abstract

旅行者等に必須の地域情報を楽しみと共に提供し、旅先においてはその旅行者に時間も嗜好も合わせたガイド役となる。携帯端末の発する情報要求信号からその位置情報を検出し、該携帯端末が特定エリア内にあるときに、該特定エリアに対応した情報を該携帯瑞末に対してクイズ形式またはゲーム形式で配信する。また、携帯端末に配信された情報に係る該携帯端末からの応答に対しては、成績結果を配信し、携帯端末が前記特定エリア内にないときには、前記特定エリアに対応した情報以外の情報を配信する。成績に応じて得点を付与するに際しては、特定エリアに対応した情報に対する得点を、前記特定エリアに対応した情報以外の情報に対する得点よりも高く設定する。

Description

技術分野
本発明は、特定地域内にある携帯端末に対して、当該特定地域に対応した各種の情報を配信する方法およびその情報配信サーバーに関するものである。
背景技術
従来、携帯電話等の携帯型端末機から入力される情報は、入力される端末の位置とは無関係であったが、近年の携帯型端末機の機能向上により、特開２０００−８２１９９「車両配車システム」に見られるようなタクシーの呼び出し時の所在の自動通報等において、位置情報と一体となった入力情報にその価値が認められてきた。しかし、これらは所在という位置情報単体にその価値を見出したものであり、携帯型端末機から入力される入力情報と前記位置情報とを複合的に利用することにより、その入力情報自体の価値をも高めるものではない。
また、特開平９−１７２６７２「簡易型携帯電話システム」における現在の位置情報を中心とした地域情報提供システムは、今日の“街ナビ”システムの原型とも言えるが、これは位置情報にリンクした関連情報を提供するシステムに過ぎない。
更に、特開２０００−２１５２３１「旅行計画補助装置、旅行情報提供装置、及び旅行情報提供用端末装置」は、旅行情報の提供業務に係る発明に関し、目的地と旅行時期を入力させることにより、該目的地の地域情報または旅行情報を表示、または旅行時期の入力により催し物情報を中心とした複数の地域情報または旅行情報を表示するという便利な旅行計画補助システムである。しかしながら、この発明は、従来、旅行代理店が行っていた業務を代替した補助システムに過ぎず、旅行者に対し、何か別の楽しみを与えてくれるようなものではない。
発明の開示
本発明では、旅行者等に必須の地域情報を楽しみと共に提供し、旅先においてはその旅行者に時間も嗜好も合わせたガイド役となり、さらに、旅行後は思い出だけでなく旅行地への再来のアドバイスを与えることのできる携帯端末への情報配信方法を提供するものである。
本発明に係る携帯端末への情報配信方法は、携帯端末の発する情報要求信号からその位置情報を検出し、該携帯端末が特定エリア内にあるときに、該特定エリアに対応した情報を該携帯端末に対してクイズ形式またはゲーム形式で配信することを特徴とするものである。前記クイズの回答またはゲームの遂行を円滑にするため、前記特定エリアに対応した情報に関連する情報を配信することが好ましい。
前記携帯端末に配信された情報に係る該携帯端末からの応答に対して、成績結果を配信することが好ましい。前記携帯端末が前記特定エリア内にないときに、前記特定エリアに対応した情報以外の情報を配信することが好ましい。また、最寄の前記特定エリアに誘導する情報を配信しても良い。成績に応じて得点を付与するに際し、特定エリアに対応した情報に対する得点を、前記特定エリアに対応した情報以外の情報に対する得点よりも高く設定することが好ましい。
本発明に係る情報配信サーバーは、携帯端末の位置情報を取得可能であって該携帯端末を管理するサーバーとネットワークによって結ばれ、該携帯端末に情報をクイズ形式またはゲーム形式で配信するサーバーであって、該サーバーが、全国エリア向け地域情報データベース、特定エリア向け地域情報データベース、クイズまたはゲーム情報データベース、位置情報データベース、とを備えてなるものである。前記情報配信サーバーは、更に得点情報データベースを備えてなることが好ましい。
なお、「特定エリア」とは、情報配信サーバーを有する情報提供者が、任意の行政区画、地域、観光地、スキー場、ゴルフ場、遊園地、建物、電波到達範囲、等を指定した領域を言う。
即ち、本発明の情報配信サーバーには、回答地点に関係無く配信されるクイズまたはゲーム形式の情報と、回答地点が指定され、指定地点のみに配信されるクイズまたはゲーム形式の情報が準備されている。何れの情報を利用するかはユーザーの選択によって決定されるが、回答可能なクイズまたはゲーム形式の情報は、ユーザーの所在地によって自動的に判別して提供される。なお、予め指定された領域内におけるクイズの正答には、高得点を配すことが好ましい。
前記クイズの回答結果を解析し、回答の評価メッセージを携帯端末に配信、表示させることにより、主目的である情報配信サーバーに登録された情報の閲覧を増進させ、旅行などの一過性または衝動的行動を、反復的または目的行動へと昇華させることができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図１は、携帯電話に全国各地の地域情報と特定地域の情報とを、クイズ形式で提供する方法の概要を示す全体説明図である。
図１において、情報提供者の情報配信サーバー（１１０）と携帯端末用サーバー（１４０）は、インターネット等のネットワーク１６０により接続されており、前記情報配信サーバー（１１０）は、全国向けに発信される全国エリア向け地域情報（１１１）と、指定された地域のみに配信される特定エリア向け地域情報（１１２）と、クイズ（またはゲーム）情報（１１３）と、位置・得点情報（１１４）とに関するデータベースを備えている。図１の下段には、旅行先の観光地等の特定エリア（１２０）および該特定エリア（１２０）内にいるユーザーの携帯端末（１５０ｂ）と、該特定エリア（１２０）以外のエリア（１３０）およびそこにいるユーザーの携帯端末（１５０ａ）とが示されており、これらの携帯端末（１５０ａ、１５０ｂ）は携帯端末用サーバー（１４０）に接続されている。サーバー（１４０）は、各携帯端末を運営管理する他、その位置情報データを取得する機能を有している。従来、携帯電話等の携帯型情報端末機にあっては、携帯端末特有の移動性の点から、その所在位置の特定が困難であったが、近年、位置情報技術の発達に伴い、比較的容易にその所在位置を特定することが可能となり、将来的には、カーナビのような精度も期待することができる。
端末（１５０ａ）のユーザーは、情報配信サーバー（１１０）が配信するクイズ情報（１１３）を基にした設問に回答することにより、得点（またはランキング）を取得することができる。当該問題は、全国エリア向け地域情報（１１１）を閲覧すれば容易に回答可能な内容とし、該地域情報（１１１）の閲覧を促進させる。
一方、特定エリア（１２０）における端末（１５０ｂ）に対しては、特定エリア向け地域情報（１１２）から選ぶか、または、特定エリア（１２０）内の人に尋ね得るような内容とし、現地におけるコミュニケーションを促進させる。また、設問は現地ガイド役を兼ねた特有の問題とすると共に、正解に対して付与されるポイントは、前記その他エリア（１３０）で獲得されるポイントより多めに設定し、特定エリア（１２０）内での本システムの利用を促進させる。
図２は、特定エリア（１２０）に移動したユーザーが、その携帯端末（１５０ｂ）から地域情報を取得する際の操作手順をイメージ化した図であり、左から右に、画面（２１０）、画面（２２０）、画面（２３０）、画面（２４０）と順に推移している。反転部（２１１）、（２２１）は、その推移中に選択された項目である。また、図３は、情報配信サーバー（１１０）の処理手順を示すフロー図であり、同図の左側にはユーザー（３１０）の操作および携帯端末表示画面が示されている。
ユーザーは現地に到着後、必要に応じて携帯端末（１５０ｂ）から予め指定されたパスワード入力後、初期メニュー画面（２１０）である「全国観光地情報」から、「クイズでゲット！」画面（２２０）、「現地で解答！」画面（２３０）を経て、当日の「参加スタイル」を選択して入力する。当該一連の入力作業により、「誰が、何時、何処で、どの参加スタイルで、「現地で解答！」プログラムに参加したか。」という情報が情報配信サーバー（１１０）へ送信される。即ち、図３において、ユーザー（３１０）が「現地で解答！」をクリックし（３１１）、参加スタイルを選択クリックすることにより（３１２）、前記情報が情報配信サーバー（１１０）へ送信される。このとき、当該情報には、携帯端末用サーバー（１４０）を経由する間に同サーバー（１４０）により携帯端末の位置情報が付加される。上記操作以降は、「次問題」などのメニューを選択クリックすることにより、上記同様の操作が可能になる。
情報配信サーバー（１１０）では、先ず受信信号が登録者の信号であるか否かを全登録者蓄積部（３２２）に照会し（３２１）、「登録者でない」と判断された場合には、ユーザー（３１０）の端末画面に本情報提供サービスへの加入促進用のメッセージを送信する（３１３）。他方、「登録者である」と判断された場合には、該信号中に含まれる位置情報データより発信地域を特定すると共に、その地域の登録の有無を確認する（３２３）。この確認に際しては、予め位置情報と地域がデータベース化された位置情報蓄積部（３２５）に照会し、位置情報を地域情報に変換し（３２４）、その地域情報が登録された地域か否かを地域データ蓄積部（３２６）に照合する。
ここで、「登録された地域データがない」と判断された場合、ユーザー（３１０）には該当地区ではない旨のメッセージが返信、表示される（３１４）。一方、「登録された地域データがある」と判断（３２３）された場合、問題スタートのお知らせとして「センターより」画面（２４０）が表示される（３１５）。
この画面（２４０）を見たユーザー（３１０）は、当地には「現地で解答！」のデータが有ることを知り、携帯端末に出題メールが届くのを待つ。
情報配信サーバー（１１０）は前記出題予告画面（２４０）の表示（３１５）後、出題問題を抽出する（３２７）。この抽出処理（３２７）では、予め現地のみで出題されるように登録された地域別問題データの蓄積部である地域別問題データ蓄積部（３２８）に照会し、該当問題があることを確認した後、出題問題を選択する（３２９）。この出題問題の選択処理（３２９）では、後述する予め設定されたルールに従い、地域別問題データ蓄積部（３２８）から問題を選択すると共に、選択された地域別問題が当該ユーザーに対して過去に出題されていないかどうかを、過去の出題履歴を蓄積した登録者出題履歴蓄積部（３３０）に照会し、過去に出題されていない問題を選択する。これは、旅行のガイド役となる当クイズの性質上、重複する案内を避けるためと、一回（または１日）に出題される複数の問題が重複しないようにするためである。
情報配信サーバー（１１０）は次に、上記選択された問題について、予め設定された適当な問題数であるか否かを、出題数条件（３３２）に照らして判断する（３３１）。
ここで、適切な出題数でない（＝０）と判断された場合、「予め設定されたルール」の条件を変える指示と同時に出題問題の抽出処理（３２７）へ戻される。一方、適切な出題数に減数された選択問題は、出題問題画面作成処理（３３３）へ移され、携帯端末からの表示要請をいつでも受けられるように表示画面化され、ユーザーから回答がなされるまで保存される。そして、第一問の出題を知らせるメール（出題メール）もここで作成され、携帯端末宛に送信されて（３３４）、携帯端末にこの出題メールが表示される（３１６）。
前記「予め設定されたルール」については、種々の条件設定が可能であるが、例えば、図４に示すテーブル（４０）に基づいて行われる。このテーブル（４０）では、ユーザーから入力された参加スタイル（４７）を第一の選択条件とし、同一のカテゴリーが複数選択された場合は、その中で優先順位（４５）の高い順に１つを選択すればよい（例えば、設定カテゴリが５つあれば５問）。また、前記した適当な出題数でない（＝０）と判断され（３３１）再選択するような場合は、この優先順位（４５）を１つ下げて選択すればよい。さらに、この優先順位（４５）も尽きた場合には、出題の時間をシステム時間に照合し、適切時間が出題時間とマッチするものを選択すればよい。
次に、図５を参照しながら出題メールの配信から問題選択までの手順を説明する。
出題メールを受信したユーザーはこれを表示する。当該メール（５１０）には説明文と一緒に第一問の問題ページのＵＲＬ（５１１）が記載され、問題ページにリンクしている。このＵＲＬの初期ページ（５２０）には種々のカテゴリーが列挙されており、ユーザーは、この中から１つを選択し（５２１）、問題（５３０）を表示させた後、複数の選択肢の中から１つを選択（５３１）することで、解答する。本実施形態において、メール中に直接、問題を出題しない方法を取ったのは、ユーザーが問題に対して解答する時間を自由なものとして、ユーザーの便宜を図ったものである。即ち、ユーザーは、メールによる出題から解答するまでの間に、所持している携帯端末を使用して関連する情報を取得したり、あるいは通話したりすることが可能となり、それらの行為後、前記初期ページ（５２０）または設問（５３０）に戻ることが容易となる。従って、これらの便宜に配慮する必要がない場合には、出題画面もＨＴＭＬ形式画面でもよい。
次に図６を用いて解答の採点（評価）方法と得点（ポイント）加算方法を説明する。ユーザー（３１０）が解答をクリック（６１１）すると、即ち、図５において選択入力（５３１）されると、当該解答を含む信号は携帯端末用サーバー（１４０）を経て情報配信サーバー（１１０）へ送信される。このとき、該信号には、先に説明した情報要求信号と同様に、位置情報データが付加される。情報配信サーバー（１１０）では、受信した信号中の解答データを採点する（６３１）。サーバー（１１０）は正答（７２）が蓄積された解答蓄積部（６３２）に照会し、「誤答」と判断された場合には、その旨のメッセージが送信され、携帯端末に表示される（６１２）。解答蓄積部（６３２）には、例えば図７に図示したような照合テーブル７０が備えられており、同テーブル７０は問題（７１）、正答（７２）、正答対応ポイント（７３）、位置設定（７４）、同対応ポイント（７５）の各欄から構成されている。
前記誤答である旨のメッセージにおいては同時に、この問題を「パスするか再挑戦するか？」（６１３、６３３）をユーザーに尋ねる。ここで「パス」の選択がなされた場合は、次の出題問題の抽出（３２７）へと展開する。他方、「再挑戦」が選択された場合は、再度前画面の問題画面を再表示（６１４）し、ユーザーからの回答を待つ。このループは正答するか「パス」の選択がなされるまで繰り返される。なお、上記パスを照会する際には、正答および／またはＰＲ情報等の関連情報を併せた内容のものを配信するようにしてもよい。
前記採点（６３１）において「正答」と判断された場合は、該信号データの位置情報を解答蓄積部（６３２）に照会し、これを判断する（６３４）。即ち、解答蓄積部（６３２）には、問題と共に、当該問題と関連付けられた位置情報も蓄積されている。照会した結果、「回答位置が不適切」と判断された場合には、携帯端末へ『答える位置の間違い』メッセージが送信され、その旨表示される（６１５）。このステップでも、再度、該設問を「パスするか再挑戦するか？」をユーザーに尋ねる（６１６、６３５）。ここで「パス」の選択がなされた場合は、次の出題問題の抽出（３２７）へと展開する。他方、「再挑戦」が選択された場合は、再度前画面の問題画面を再表示（６１７＝６１４）し、ユーザーからの回答を待つ。このループは適切な位置から再回答するか、「パス」の選択がなされるまで繰り返される。
上記判断（６３４）によって「適切な位置」と判断された場合には、回答に対する得点の算出が行われ、携帯端末にこの結果が送信（６３６）、表示される（６１８）。採点結果は、例えば、図５の設問画面（５３０）下段のように表示される。この得点は該ユーザーの成績として成績蓄積部（６３７）へ加算、蓄積される。
次に、情報配信サーバー（１１０）は、前記回答で予め設定された規定問題数に到達したかどうか判断し（６３８）、規定値に達していない場合および、予めユーザーが設定した終了時間に達していない場合には、次問選択（３２７）へと展開する。一方、規定値に達した場合は、ユーザーに対し終了の通知と成績発表メッセージを送信し、その携帯端末に表示して（６１９）終了する（６３９）。なお、本実施形態において、誤答でも減算（マイナスポイント）せず、再挑戦若しくは問題パスという形式を取ったのは、本クイズ形式の情報提供においては高成績の取得が目的ではなく、ユーザーの情報収集、現地のガイド役、再来のアドバイスなどを楽しみながら得られることを目的とするからである。
前記成績発表メッセージは、再来を促す目的を兼ねて図８に示すようなアドバイスメッセージとすることが好ましい。図８に表示されたメッセージ８０の一例では、定型メッセージ８０ａ中に、ユーザー名（８１）、クイズにおける得点（８２）、参加スタイル等の入力情報（８３）、および、アドバイス（８４）などの変形可能な文字データが埋め込まれて生成される。
当該アドバイスメッセージの生成方法を図９を用いて説明する。
ユーザー名（８１）は、前述したパスワードの入力によって得られ、一時記憶され、回答を管理していたＩＤにより回答者の氏名に変換（９０１）されて挿入される。また、参加スタイル等の入力情報（８３）は、参加スタイル設定（２３０）で得られた情報（９０２）が挿入される。
次に、クイズの回答によって得られた問題とその回答結果（９０３）より、最も多く選択されたカテゴリーを検出し（９０４）、そのカテゴリが、今回の規定問題数の中で占める割合を算出する（９０５）。次に、その割合（Ｎ）が予め設定してある規定値（Ｘ）より大きいか小さいかを判定する（９０６）。規定値（Ｘ）は、任意に設定可能な値とし、例えば「１０問中、３問以上」で３０％と考え規定値（Ｘ）＝３０と設定する。この判定が示すものは、ユーザーのカテゴリーに対する嗜好度合であり、この規定値（Ｘ）を下回った場合、カテゴリーは考慮せずに判定メッセージの選択にあたることになる。
そしてこの判定（９０６）が、規定値（Ｘ）を超えたカテゴリーを検出し、さらに、回答結果（９０３）より、優先順位（４５）の高い問題を検出し（９０８）、その解答が正解であったかどうかを判定し（９１０）、誤答であった場合のみ該問題のキーワード（４３）を取得する（９１１）。これらの情報を基に推論技法を用い、判定メッセージ蓄積部（９１４）から確度の高い判定メッセージを選択し（９１３）、これをアドバイス（８４）として固定メッセージ中に挿入する。
他方、ここで適切な判定メッセージが無い場合には、前記設定位置情報の結果を検出する（９１５）。そして、該結果が「不適切」であった場合は、画面９１７を表示する。また、「適切」であった場合は、該問題のキーワード（４３）を取得し（９１１）、解答結果正誤判定部（９１０）で正解と判定される解答を、検出処理（９０８）に対し優先順位のダウンという形で依頼し、該当問題を得る。
上記アドバイスメッセージは、双方向性的な性格を有しており、通常の一方向的なマスコミ媒体からは得られないような観光地等への優れた招聘効果を有する。
以上、クイズ形式による情報配信方法について詳述したが、ゲーム形式による情報配信方法についても略同様の構成を取ることによって実施可能である。例えば、アニメーションによるゲームキャラクターが前記したようなクイズをユーザーに出題していくゲームであるとか、または、ゲームキャラクターが道順を教え、ユーザーが特定の地点に到達するとポイント（得点）を取得するといったゲームを例示することができる。
本発明では、特定エリアにある携帯端末に対して、最適な情報を配信することができると共に、各種情報をクイズ形式またはゲーム形式で提供しているので、当該情報の閲覧を一層促進させることができる。また、ターゲットとなる観光地等、特定地域への招聘策、現地内におけるガイド役、特定地域への再来のアドバイスの付与、といった複数の有益な効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
図１は、本発明の情報提供方法の概要を示す全体説明図であり、図２は、地域情報を携帯端末で取得する際の操作手順を示すイメージであり、図３は、情報配信サーバーの処理手順を示すフロー図であり、図４は、出題用の問題を選択するときに用いるテーブルであり、図５は、配信された出題メールから問題を選択するまでの操作手順を示すイメージであり、図６は、情報配信サーバーにおける、解答の評価処理手順を示すフロー図であり、図７は、解答を評価するときに用いる照合テーブルであり、図８は、評価結果を含むアドバイスメッセージの表示画面例であり、図９は、情報配信サーバーにおける、アドバイスメッセージの生成手順を示すフロー図である。

Claims

携帯端末の発する情報要求信号からその位置情報を検出し、該携帯端末が特定エリア内にあるときに、該特定エリアに対応した情報を該携帯端末に対してクイズ形式またはゲーム形式で配信する方法。
前記携帯端末に配信された情報に係る該携帯端末からの応答に対して、成績結果を配信する請求項１記載の情報配信方法。
前記携帯端末が前記特定エリア内にないときに、前記特定エリアに対応した情報以外の情報を配信する請求項１または請求項２記載の情報配信方法。
成績に応じて得点を付与するに際し、特定エリアに対応した情報に対する得点を、前記特定エリアに対応した情報以外の情報に対する得点よりも高く設定する請求項１〜請求項３のいずれか記載の情報配信方法。
携帯端末の位置情報を取得可能であって該携帯端末を管理するサーバーとネットワークによって結ばれ、該携帯端末に情報をクイズ形式またはゲーム形式で配信するサーバーであって、該サーバーが、全国エリア向け地域情報データベース、特定エリア向け地域情報データベース、クイズまたはゲーム情報データベース、位置情報データベース、とを備えてなる情報配信サーバー。
更に得点情報データベースを備えてなる請求項５記載の情報配信サーバー。