JPWO2003017907A1 - 入浴およびトイレ兼用の介護ベッド - Google Patents

Abstract

この発明の入浴およびトイレ兼用の介護ベッドは、従来の介護ベッドでは出来なかった寝たきり患者の入浴、トイレ時の介護人の労働的負担を最小限で行えるよう、浴槽の上に配設された複数本の縦割の溝のあるベッドと、該複数本の縦割の溝内に嵌挿するアームとを有し、該アームを前記複数本の縦割の溝内に嵌挿させた後、水平に持ち上げかつ前後に移動出来るようにした昇降機とを具えている。

Description

技術分野
この発明は寝たきり老人等の介護が必要な患者用の介護ベッドに関し、特にこれらの患者の介護を行う介護人の負担を著しく軽減させるようにした介護ベッドに関する。
背景技術
従来から、寝たきり老人等の介護が必要な患者の介護ベッドに関しては、単に背もたれの角度を変更して患者が起き易くなるようにしただけの介護ベッドが主流であった。
このような従来の介護ベッドによると、寝たきり患者の入浴、あるいはトイレによる排便を行う際には、介護人が患者を介護ベッドから下ろしたり、また患者を介護ベッドへ戻す等の多大な労働的負担を強いられる各種の介護作業が必要であった。
この発明は上述した事情に鑑み、寝たきり患者の入浴、トイレ時における介護人の労働的負担を可及的に緩和させるようにした入浴およびトイレ兼用の介護ベッドを提供することを目的としている、
発明の開示
この発明の入浴およびトイレ兼用の介護ベッドは、浴槽の上に配設された複数本の縦割の溝のあるベッドと、該複数本の縦割の溝内に嵌挿するアームを有し、該アームを前記複数本の縦割の溝内に嵌挿させた後、水平に持ち上げかつ前後に移動出来るようにした昇降機とを具え、高齢者の介護人でも患者の入浴およびトイレ移動が簡単に行えるようにしたものである。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明に係わる入浴およびトイレ兼用の介護ベッドの一実施例を詳述する。
図１は本願発明に係わる入浴およびトイレ兼用の介護ベッドの正面図で、特に昇降機１００を取り付けたものである。
この昇降機１００は、レールの中を移動するローラーを付けた前後移動用のギヤーモーター１によって前後（図面に対して垂直方向）へ移動出来るように取り付けられている。
この昇降機１００は油圧ポンプ付き主油圧昇降機２、上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機３、固定式補助油圧昇降機４、首振り式補助油圧昇降機５とから構成されている。
このうち、油圧ポンプ付き主油圧昇降機２、上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機３は図５のような油圧ポンプ付き油圧式昇降機で油圧ポンプ２７と電磁弁２６が取り付けられている。
また固定式補助油圧昇降機４、首振り式補助油圧昇降機５は図６ような補助油圧式昇降機で逆止弁２８と穴２９とが取り付けられている。
一方、図１に示すアーム７は縦割の溝１０のあるベッド９の当該縦割りの溝１０の中に納まるような形に形成されている。
この縦割の溝のあるベッド９は１っ１つのベッドの山を個別に制作し、これらをベースのボードに下からボルトで取付け、これにより全体として折り曲げ自在に形成されている。またベッド９にかぶせるシーツも１つ１つの山に、それぞれ帽子をかぶせるように取付けられている。
図２は昇降機１００の油圧ポンプ付き主油圧昇降機２、上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機３、固定式補助油圧昇降機４、首振り式補助油圧昇降機５及びアーム７の動きを示した正面図である。
図３は上半身用のアーム調整用油圧ポシプ付き油圧昇降機３、固定式補助油圧昇降機４、首振り式補助油圧昇降機５とアーム７の取り付け状態を示す立体図である。
アーム７の材質のうち、患者の背中と接触する部分には、軟らかい水はけが良いゴムが被覆されている。
図４は縦割の溝１０のあるベッド９の取付け側面図である。上半身部分は、シャフト１３と背もたれ調整油圧機２４によって角度を自由に換えられるようにしている。
図５は油圧ポンプ付き油圧式昇降機の断面図である、電磁弁２６と油圧ポンプ２７を持っており持ち上げの時は油圧ポンプ２７を稼働し、降下の時は電磁弁２６を開くことによって荷重により降下する。
なお、油圧ポンプ付き主油圧昇降機２、上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機３及び浴槽開閉用の油圧ポンプ付き油圧機４９（図８）はこの油圧ポンプ付き油圧式昇降機を使用し、背もたれ調整油圧機２４は油圧ポンプ２７の逆止弁を逆に取り付ける。
図６は補助油圧式昇降機の断面図である。逆止弁２８とオイルを上下に移動する穴２９を持っている。逆止弁２８はアーム７の上向きの移動を迅速にするために解放する弁である。穴２９はアーム７の降下速度を一定にするための穴である。
この補助油圧式昇降機を使用することでアーム７に身体を挟まれた時、荷重（体重）以外の力が加わらないようにしている。なお、固定式補助油圧昇降機４、首振り式補助油圧昇降機５はこの補助油圧式昇降機を便用している。
図７は寝たまま使用できるトイレ１６の平面図である。
図８は寝たまま便用できるトイレ１６と昇降機１００の側面図である。
このトイレ１６は、ローラー溝１４の中をローラー３０により浴槽１５の中を移動し中央まで押し出して使用する。
トイレ排水はトイレ用排水ホース５１でトイレ用排水ポンプ５０に接続されてトイレ使用の度に排水される。給水は給水ホース４５によって接続されシャワー及び洗い用給水弁４６、便器洗浄用給水弁４７によってシャワー用及ぴトイレ排水用に使い分け、それぞれのホースは回転ドラムによる巻き取り式とする。
汚物処理のため内部にゴム手袋４２を取り付け、汚物細断のため汚物細断カッター３２を取り付ける。
図９は座って使用するトイレ５５と昇降機の側面図である。
図１０は座って便用するトイレ５５の平面図である。
以上のように構成された本願発明に係わる入浴およびトイレ乗用の介護ベッドに実際に患者の収容された状態で入浴およびトイレの移動システムについて説明する。
まず患者がベッド９で寝ている状態で、図１の油圧ポンプ付き主油圧昇降機２は下位に位置し、アーム７は縦割の溝のあるベッド９の縦割の溝１０の中に収納された状態にある。この状態で入浴のシステムについて説明する。
まずベッド９の上にある枕、毛布等を取除き、患者をベッドの中央に全裸の状態にする。
その後、患者がアーム７の中央になるようにローラーを付けた前後移動用ギヤーモーター１を前方に移動させ、図３の脱落防止枠２２を脱落防止枠差込穴２１にさしこみ患者の身体の脱落を防止する。
次に、油圧ポンプ付き主油圧昇降機２の油圧ポンプ２７を上動させて図１のように患者（点線）を水平に持ち上げる。
次にローラーを付けた前後移動用ギヤーモーター１によって患者を前に移動し、図８のように浴槽開閉用の油圧ボンプ付き油圧機４９の油圧ポンプ２７（図５）を駆動させて縦割の溝のあるベッド９を回転させて開き、浴槽１５の上面を拡開する。
その後、再びローラーを付けた前後移動用ギヤーモーター１によって患者を浴槽の中央に移動する。そして、主油圧昇降機２の電磁弁２６（図５）を開くことによってアーム７を患者の自重により降下させる。
するとアーム７は、浴槽１５の内周面にそって曲がり、その結果、患者は楽な姿勢で浴槽１５の中に漬け込まれる。
患者の身体を洗う場合は、主油圧昇降機２の油圧ポンプ２７を稼働させて図１のように患者を水平に時ち上げ、洗い用シート巻取器６より洗い用シート８を引き出し、固定金具１１に固定し患者の身体を洗う。
洗った後、シャワーをかけたときに流れる排水は洗い用シート８によって、浴槽１５の上部の槽から排水されるので、浴槽１５の水を汚さない。
洗い後、患者を再び浴槽１５に漬け込み入浴が終ると主油圧昇降機２の油圧ポンプ２７を稼働させて患者を再び水平に持ち上げ、患者の体を拭いてあげる。
その後、ローラーを付けた前後移動用ギヤーモーター１によって患者を前方に移動させ、浴槽開閉用の油圧ポンプ付き油圧機４９（図８）の電磁弁２６（図５）を開いて縦割のあるベッド９を元の位置に戻し、高びローラを付けた前後移動用ギャーモータ１によって患者をベッド９の中央に移動させ、主油圧昇降機２の電磁弁２６を開いて患者の自重により下げてアーム７を縦割の溝のあるベッド９の縦割の溝１０中に収納して患者をベッドの上に戻す。
その後、脱落防止枠２２を取り外し、ローラーを付けた前後移動用ギヤーモーター１を駆動してアーム７を最後部（図８の左端）まで移動させて入浴を完了させる。
次にトイレ使用時について説明する。
まず、患者がベッド９で寝ている状態で枕、毛布を取除き患者の下半身の衣類を脱がし、紙オムツだけの状態で患者がアーム７の中央になるようにローラーを付けた前後移動用ギヤーモーター１を前方に移動させ、図３の脱落防止砕２２を脱落防止枠差込穴２１にさしこみ患者の身体の脱落を防止し、油圧ポンプ付き主油圧昇降機２の油屋ポンプ２７を稼働して図１のように水平に持ち上げる。
次にローラーを付けた前後移動用ギヤーモーター１によってアーム７を前（図８の右端）に移動し、図８のように浴槽開閉用の油圧ポンプ付き油圧機４９の油圧ポンプ２７を稼働して縦割の溝のあるベッド９を開いて、再びローラーを付けた前後移動用ギヤーモーター１によってアーム７を浴槽１５の中央に移動させる。
その後、浴槽１５の中の寝たまま使用できるトイレ１６のカバー３４を開いた状態（図７）で当該トイレ１６を浴槽１５の中央に移動し、油圧ポンプ付き主油圧昇降機２の電磁弁２６を開いて荷重によって降下させる。この時患者は、寝たまま便用できるトイレ１６の上に座ってあおむけに寝ている姿勢となる。
次に、カバー３４を閉じて手袋４２に両手を差し込み紙オムツを外しシャワー３５及び洗いノズル４０（図７）によって患者を洗浄し汚物を流し、また汚物を裁断カッター３２（図７）によって細かく砕きトイレ用排水ポンプ５０（図８）によって排水する。
洗浄後はカバー３４を開いて油圧ポンプ付き主油圧昇降機２の油圧ポンプ２７を稼働し患者を水平に持ち上げ下半身を拭いた後、逆の行程で再び患者をベッド９に配置して完了する。
紙オムツを便用していない自分で排便できる患者には図９のような座って便用できる便器５５を便用し、この便器５５を浴槽１５の中央に移動し油圧ポンプ付き主油圧昇降機２の電磁弁２６を開いて荷重によって患者を降下させる。この時患者は座って使用できる便器５５の上に座ってあおむけに寝ている形になる。
なお上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機３の電磁弁２６は閉じられており上半身は水平を保たれているが下半身用の首振り式補助油圧昇降機５に連設されたアーム７は下方に折り曲げられる。
次ぎに上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機３の油圧ポシプ２７を稼働し背もたれを持ち上げ図２のように背もたれを移動し患者をトイレに座らせて排便を行う、排便後は逆の行程で再び患者をベッド９に配置してトイレ作業を完了する。
ベッドの背もたれを起こす場合は上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機３の電磁弁を開き、上半身のアーム７が自由に動ける状態で背もたれ調整油圧機２４（図４）の油圧ポンプ２７（図５）を稼働し、好みの角度に調整する。
また元に戻すときは背もたれ調整油圧機２４の電磁弁２６を開いて患者の自重によって水平に戻す。
以上のような行程を各ポイントでリミットスイッチを設け電動で行えることによって、入浴、トイレの移動による介護人の労働的負担を最小限にすることができる。
なお油圧ポンプ２７及び電磁弁２６等の電源は漏電などの危険性から２４ボルト電源とする
なお各図中の説明のない各符号に対応する部分の名称は以下の通りである。符号１２は浴槽排水ポンプ、１３は背もたれ折り曲げシャフト、１７はベアリング、１８は扇型折りたたみプレート、１９はベアリング、２０はシャフト、２３はストッパー、３１は両足用防水ラバー、３３は開閉シャフト、３６はアーム用防水ラバー、３７はシャワー及び洗いノズル給水弁押しボタン、３８はトイレ洗浄給水弁押しボタン、３９はシャワー給水管、４０は洗いノズル、４１は胴回り用防水ラバー、４３はシャワー給水管、４４は便器、５２は洗いノズル給水弁押しボタン、５３は便器、５４は便座、５６はトイレ洗浄給水弁押しボタンである。
なお、在宅介護における要介護者の自宅の構造によっては、昇降機１００の油圧ポンプ付き主油圧昇降機２では天井の高さの低い家では対応出来ない虞もある。
即ち、油圧昇降機では動作範囲が油圧昇降機２のシャフトの長さ以内に限られるだけでなく、昇降機１００の動作範囲を大きくするためにシャフトの長い油圧昇降機２を使用しなければ成らず天井高の低い部屋での設置は困難な場合もある。
そこで、この油圧昇降機２に代え、図１と同一部分を同一符号で示す図１１および図１２の他の実施例で示すように、ギャーモーター５７を使用しワイヤー６０で吊り下げて昇降させる、いわゆるワイヤー懸垂式にしてもよい。
なお、図１１及び図１２で符号５８はローラー、５９はレール、６１はローラー、６２は滑車である。
同様に、図１に示す油圧昇降機２に代え、図１と同一部分を同一符号で示す図１３の他の実施例で示すように、ギャーモター６３を使用しネジ６４で巻き上げる方式、いわゆるウォームネジ式昇降機にしてもよい。このようにすることによって、固定式補助油圧昇降機４だけが、ネジ６４（図１３）、あるいはレール５９（図１２）に沿って昇降し、これにより天井の高さの低い部屋での設置にも対応できる。
なお、図１３で、符号６５はネジ６４に螺合するナットである。
また、上記実施例では、トイレは浴槽の中にレールを設けてトイレを浴槽の中に取り付けているが図１４及び図１５のように浴槽１５の上にレール７７を設けたり、また図１６のように浴槽１５の外にレール８４を設け取り付けてもよい。
なお、図１４乃至図１６で、符号６６は湯沸器、６７はシャワー、６８はソレノイド、６９は温調弁、７０は排水槽、７１はカッター（粉砕機）、７２はホース収納箱、７３は排水フレキシブルホース、７４は給水ホース、７５はローラー７６は清掃口、７８はネット、７９は排水管、８０は洗浄ノズル、８１は手摺り８２はローラー、８３はアングルである。
また、介護ベットの浴槽清掃や点検保守の時患者を仮に収容するため、図１７で示すような折り畳み式のエアーポンプを装備したエアーマット式仮設ベット８５を設けるようにしてもよい。
なお、図１７で符号８６は球状のローラー、８７はエアーポンプである。
以上説明したように、この発明に係わる入浴およびトイレ兼用の介護ベッドでは、寝たきり患者の介護に当たって、介護人の労働的負担を最小限にすることができ、このため介護人が高齢者であっても患者の入浴、トイレ等の作業を一人でも行うことができる。また特に昇降機を油圧昇降機で構成したため、その動きがスムーズで患者に肉体的苦痛を与えることもない。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明に係わる入浴およびトイレ兼用の介護ベッドは、介護人および患者の労働的負担を可及的に低減する介護ベッドに適している。
【図面の簡単な説明】
図１は昇降機を取付けた入浴およびトイレ兼用の介護ベッドの正面図である。
図２は昇降機の正面図である。
図３は昇降機アームの立体図である。
図４はベッドの背もたれ調整油圧機の側面図である。
図５は油圧ポンプ付き油圧式昇降機の断面図である。
図６は補助油圧式昇降機の断面図である、
図７は寝たまま使用できるトイレの平面図である。
図８は寝たまま使用できるトイレと昇降機の側面図である。
図９は座って使用するトイレのと昇降機の側面図である。
図１０は座って便用するトイレの平面図である。
図１１はギャーモターでワイヤーを巻き上げてアームを持ち上げる方式の昇降機の正面図である。
図１２はギャーモターでワイヤーを巻き上げてアームを持ち上げる方式の昇降機の側面断面図である。
図１３はギャーモターでネジを巻き上げてアームを持ち上げる方式の昇降機の側面断面図である。
図１４はトイレを浴槽の上に取り付けた立体図である。
図１５はトイレを浴槽の上に取り付けた側面断面図である。
図１６はトイレを浴槽の外にレールで取り付けた側面断面図である。
図１７はエアーマット式付折り畳み仮設ベットの正面図である。

Claims (11)

1. 浴槽の上に配設された複数本の縦割の溝のあるベッドと、
   該複数本の縦割の溝内に嵌挿するアームを有し、該アームを前記複数本の縦割の溝内に嵌挿させた後、水平に持ち上げかつ前後に移動出来るようにした昇降機と
   を具えるようにしたことを特徴とする入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
2. 前記ベッドは開閉手段を介し前記浴槽の上面を開閉可能となるように取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
3. 前記開閉手段は浴槽開閉用の油圧ポンプ付き油圧機であることを特徴とする請求項２に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
4. 前記昇降機は油圧ポンプ付き油圧昇降機、上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機、固定式補助油圧昇降機、首振り式補助油圧昇降機とからなることを特徴とする請求項１に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
5. 前記昇降機はワイヤー懸垂式昇降機、上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機、固定式補助油圧昇降機、首振り式補助油圧昇降機とからなることを特徴とする請求項１に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
6. 前記昇降機はウォームネジ式昇降機、上半身用のアーム調整用油圧ポンプ付き油圧昇降機、固定式補助油圧昇降機、首振り式補助油圧昇降機とからなることを特徴とする請求項１に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
7. 前記浴槽にはトイレ手段がスライド自在に支承されていることを特徴とする請求項１に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
8. 前記トイレ手段には、汚物を裁断カッターが配設されていることを特徴とする請求項７に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
9. 前記トイレ手段は寝たまま使用できるトイレと座って使用できるトイレであることを特徴とする請求項８に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
10. 前記寝たまま使用できるトイレには、該トイレの上面を開閉するカバーが配設されていることを特徴とする請求項９に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。
11. 前記カバーには、前記トイレ内の清掃に使用する手袋が配設されていることを特徴とする請求項１０に記載の入浴およびトイレ兼用の介護ベッド。

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