JPWO2003003222A1 - 電子広告システム - Google Patents
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Abstract
ウェブページによる広告の作成および更新を簡単な操作で行えるようにし、広告閲覧者に最新の広告を迅速に提供することができる電子広告システムである。電子広告システム1は、メールサーバ2、受付サーバ3、およびウェブサーバ4を備える。広告主の登録端末5からメールサーバ2に電子メールが送信される。受付サーバ3は、電子メールから広告主の広告情報を取り出し、ウェブサーバ4の広告ページに広告情報を自動登録する。広告閲覧者の閲覧端末6には、広告ページの広告情報が表示される。電子メールの表題には、広告情報の登録条件を指定する処理コードを入力するとよい。広告ページには、広告主ごとに循環型、ジャンプ型、階層型、または、これらの複合型のリンクを張るとよい。ウェブサーバ4には、広告番号または広告識別名に対応する広告ページを閲覧端末6に表示する広告案内ページを設けるとよい。
Description
技術分野
本発明は、携帯電話、パソコン等の携帯端末に広告を表示するのに適した電子広告システムに関するものである。
背景技術
インターネットの普及に伴い、企業や店の広告媒体としてウェブページが用いられるようになっている。広告閲覧者は、インターネットにパソコンを接続し、ウェブページの場所(URL:Uniform Resource Locator)を指定して広告をモニタ上に表示する。最近では、インターネット接続機能をもつ携帯電話によっても、広告を閲覧することができる。
ウェブページを作成する場合、専用のページ記述言語(HTML、XML等)で広告用の文字や画像を編集し、インターネットのウェブサーバ(WWWサーバ)にデータを保管する。
しかしながら、このような従来の電子広告システムは、ウェブページに広告を掲載する場合、パソコンを操作する基本的な知識の他に、ウェブページを作成するための専門の知識が必要で、広告主が手軽に広告を出せないことが多い。専門の業者に依頼すると、費用と時間がかかる。
また、広告内容を更新する場合にも、迅速な作業を行いにくく、情報が遅れやすいといった問題がある。
本発明は、このような現状に鑑みなされたもので、ウェブページによる広告の作成および更新を簡単な操作で行えるようにし、広告閲覧者に最新の広告を迅速に提供するようにした電子広告システムを提供することを目的としている。
発明の開示
前記課題を解決するための本発明の電子広告システムは、下記の特徴(1)〜(6)を有する構成とした。
(1)インターネット上の所定の場所に広告ページを提供する広告ページ提供手段(ウェブサーバ4)と、
広告主(登録端末5)からの電子メールを受信するメール受信手段(メールサーバ2)と、
前記電子メールの発信元情報より広告主を識別し、前記広告主の広告ページを特定する広告ページ特定手段(受付サーバ3)と、
前記電子メールに入力または添付される広告情報を前記広告主の広告ページに自動登録する広告登録手段(受付サーバ3)とを備えたことを特徴とする。
(2)前記広告情報の登録条件を指定する処理コードが前記電子メールに入力されることを特徴とする。
(3)前記処理コードの入力先が前記電子メールの表題欄であることを特徴とする。
(4)前記広告主に対し、少なくとも2以上の広告ページを提供するとともに、各広告ページの間に循環型、ジャンプ型、階層型、または、これらの複合型のリンクを張ることを特徴とする。
(5)広告閲覧者(閲覧端末6)から「0」〜「9」の数字の組み合わせからなる広告番号の入力を受け付けるとともに、この広告番号に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設けることを特徴とする。
(6)広告閲覧者(閲覧端末6)からアルファベット、ひらがな、漢字等の文字データからなる広告識別名の入力を受け付けるとともに、この広告識別名に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設けることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための本発明の電子広告受付サーバは、下記の特徴(7)〜(12)を有する構成とした。
(7)前記電子広告システムに用いられるサーバであって、
メールサーバから広告主の電子メールを受信するメール受信機能と、
前記電子メールの発信元情報より前記広告主を識別し、前記広告主の広告ページを特定する広告ページ特定機能と、
インターネット上に前記広告ページを公開するウェブサーバに、前記電子メールに入力または添付される広告情報をアップロードする広告登録機能とを備えたことを特徴とする。
(8)前記広告情報の登録条件を指定する処理コードが前記電子メールに入力されることを特徴とする。
(9)前記処理コードの入力先が前記電子メールの表題欄であることを特徴とする。
(10)前記広告主に対し、少なくとも2以上の広告ページを提供するとともに、各広告ページの間に循環型、ジャンプ型、階層型、または、これらの複合型のリンクを張ることを特徴とする。
(11)広告閲覧者(閲覧端末6)から「0」〜「9」の数字の組み合わせからなる広告番号の入力を受け付けるとともに、この広告番号に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設けることを特徴とする。
(12)広告閲覧者(閲覧端末6)からアルファベット、ひらがな、漢字等の文字データからなる広告識別名の入力を受け付けるとともに、この広告識別名に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設けることを特徴とする。
本発明によれば、広告主が広告を出す場合、まず、電子メールに広告情報を入力する。電子メールの作成方法は、通常の方法と同様である。例えば、商品名、価格等をメール本文とし、商品写真等の画像データを電子メールに添付する。
次いで、指定のメールアドレスに電子メールを送信すると、電子メールの発信元情報から広告主が識別され、広告主の広告ページに広告情報が自動登録される。
広告閲覧者は、携帯電話、パソコン等のブラウザ機能をもつ端末により、最新の広告ページを自由に閲覧することが可能になる。
なお、本発明において、「広告」には、営利目的の商業広告の他、非営利目的の宣伝等も含まれる。広く一般人に知らせる広告だけでなく、企業やサークル等に所属する特定の人にのみ知らせる広告も含まれる。例えば、個人ホームページ、企業、サークル等の掲示板などに本発明を適用してもよい。
「発信元情報」とは、電子メールに含まれる広告主の固有の情報を意味し、例えば、メールアドレスその他の記号、暗号等が含まれる。また、「広告情報」は、電子メールに入力または添付可能な全てのデータを含み、文字、静止画、動画等の他、音声データも含まれる。
広告ページに広告情報を自動登録する方法としては、例えば、広告主の電子メールから文字データ、画像データ等を取り出し、広告ページに全データを上書きしていく方法が考えられる。この場合、広告主は、電子メールを送信する度に、全ての広告内容を新しい情報に差し替えることになる。
ところが、このように広告主側の広告情報を全て一括して扱うと、広告内容の細かい設定変更や修正を行うことが困難になる。
そこで、本発明では、前記(2)および(8)に示すように、広告主の電子メールに広告情報の登録条件を指定する処理コードを入力するようにし、この処理コードの登録条件に従って、広告ページに広告情報を自動登録するようにした。これにより、広告ページ内の広告情報の追加、変更、削除、移動等の種々の操作を処理コードによって指定することができ、広告主の希望にかなった質の高い広告ページを作成することが可能になる。
なお、「処理コード」としては、例えば、「0」〜「9」の数字の組み合わせを用いるとよい。また、アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字または記号等を用いてもよい。
電子メールに処理コードを入力する場合、メール本文欄の所定場所に予め入力先を設定しておくことが考えられる。例えば広告主は、電子メールを作成する際に、メール本文に加えて処理コードを入力する。
しかしながら、このようにメール本文欄に処理コードを入れると、入力ミス等によりメール本文(広告情報)と処理コードとの混乱を招きやすい。また、メール本文と処理コードとを区別するための特別なプログラムを組む手間が生じる。
本発明では、前記(3)および(9)に示すように、電子メールの表題欄に処理コードを入力する構成とした。これにより、電子メールを作成する際、処理コードの入力ミス等が少なくなり、広告ページに広告情報を自動登録するためのプログラムを組みやすくなる。
なお、電子メールの“表題欄”とは、メール整理等のためにメール本文の記入欄とは別に設けられる入力欄を意味する。本発明では、電子メールの表題欄を処理コードの専用入力欄として利用することにより、広告情報の自動登録の効率化を図っている。
広告ページに広告を掲載する場合、携帯電話、パソコン等のモニタで一覧表示できる文字や画像には限界がある。特に、モニタ面積の小さい携帯端末を使用する場合には、広告の掲載スペースが小さくなる。
掲載スペースを確保する手段としては、広告主が複数の広告ページを所有し、各広告ページに広告を分割して掲載することが考えられるが、広告ページが多すぎると、広告閲覧者が希望する広告を探しにくくなる。
そこで、本発明では、前記(4)および(10)に示すように、広告主に少なくとも2以上の広告ページを設定するとともに、各広告ページの間に循環型、ジャンプ型、階層型、または、これらの複合型のリンクを張る構成とした。これにより、広告主にとっては、複数の広告ページに広告を分割して掲載することが可能になる一方、広告閲覧者にとっては、携帯端末等の小型モニタでも、効率よく広告を閲覧することが可能になる。
広告ページのURLは、例えば、広告主が新聞、雑誌等に掲載しておく。広告閲覧者は、詳細な広告内容を知りたいときに、携帯電話、パソコン等の端末にURLを入力し、モニタ上に広告を表示する。
しかしながら、URLは文字の種類や数が多いため、広告ページごとに入力すると、入力作業がきわめて煩雑である。特に、携帯電話、ノートパソコンなどの小型の端末では、キー入力が行いにくいことから、広告ページを有効に利用するのが困難になる。
そこで、本発明では、前記(5)および(11)に示すように、広告閲覧者から「0」〜「9」の数字の組み合わせからなる広告番号の入力を受け付け、かつ、この広告番号に対応する広告ページを前記広告閲覧者に表示する広告案内ページを設ける構成とした。これにより、広告閲覧者は、予め広告案内ページのURLを登録しておけば、広告案内ページを呼び出し、広告番号を入力するだけで、希望する広告ページを簡単かつ迅速に閲覧することが可能になる。
なお、前記広告番号は、「0」〜「9」の数字の組み合わせに限定するのが望ましい。携帯電話、ノートパソコン等の小型端末による入力操作が簡単になるからである。
また、前記(6)および(12)に示すように、前記広告番号に代えて、広告名、会社名、店名等の広告識別名をアルファベット、ひらがな、漢字等で入力してもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、電子広告システム1は、メールサーバ2、受付サーバ3、およびウェブサーバ(WWWサーバ)4を備える。広告主の登録端末5からメールサーバ2に電子メールが送信される。広告閲覧者の閲覧端末6には、ウェブサーバ4から広告ページが提供されるようになっている。
メールサーバ2、受付サーバ3およびウェブサーバ4には、汎用パソコンが用いられる。各パソコンに各種機能を実現するための専用のソフトウェアがインストールされる。なお、メールサーバ2およびウェブサーバ4としては、インターネットサービスプロバイダの提供するサーバを利用してもよい。
登録端末5および閲覧端末6としては、電子メールの送受信機能、ブラウザ機能等をもつ携帯電話、パソコン等が用いられる。
図2に示すように、広告主の登録端末5から電子広告システム1の管理者に電子メールが送信されると、電子メールは、まず、メールサーバ2のメールボックスに保管される。所定の時間間隔で受付サーバ3がメールボックスの電子メールを受信する。そして、電子メールから広告主の広告情報を取り出し、ウェブサーバ4の広告ページにアップロードする。
図2において、破線で示す範囲は、広告主が意識しない部分であり、電子広告システム1が自動的に行う。すなわち、広告主は、電子メールに広告情報を入力し、管理者のアドレスに送信する操作のみを行うことにより、広告ページに広告を掲載することができる。
電子広告システム1では、次のような手順により広告を閲覧する。
広告閲覧者は、閲覧端末6として、画像表示機能付の携帯電話を所有している。
まず、自己の携帯電話にウェブサーバ4の提供する広告案内ページのURLを登録する。携帯電話のボタン操作により、ワンタッチで広告案内ページのURLを呼び出せるようにしておく。
例えば昼食をとるための店を探す場合、図3に示すような広告リストを参照する。広告リストには、広告主の店名、店種および場所の他、広告番号が掲載される。広告番号は、予め広告主が取得したもので、3〜10桁程度の数字からなる。広告リストの上部右側に掲載されるURLは、広告案内ページのURLである。
広告リストに記載される内容よりも、さらに詳しい店の情報を知りたい場合には、広告閲覧者は、図4に示すように、携帯電話の画面G1に広告案内ページのURLを呼び出し、送信ボタンを押す。すると、図5に示すように、ウェブサーバ4から広告案内ページが呼び出され、画面G2に切り替わる。広告案内ページには、広告閲覧者に広告番号の入力を促すメッセージが表示される。
広告閲覧者は、メッセージに従い携帯電話に希望する店の広告番号を入力する。例えば、広告リストの“キッチンA店”の情報が知りたいときには、図6に示すように、電話用のテンキーを使って「1」、「0」、「0」を順に打ち込む。
すると、図7に示すように、広告番号「100」に対応する“キッチンA店”のトップページ(広告ページ)が呼び出され、画面G3に切り替わる。
トップページには、“キッチンA店”の店舗写真の画像が表示される。広告閲覧者は、店に初めて訪れるときでも、画像を参照することで簡単に店を探すことが可能になる。
画像の下方には、携帯電話のボタン操作によって指定する「▲1▼」〜「▲3▼」の選択項目が表示される。
昼食メニューを知りたいときは、「▲1▼次へ」の項目を選んで送信する。すると、図8に示すように、画面G4に切り替わって“キッチンA店”のメニューページ(広告ページ)が表示される。メニューページには、昼食メニューの内容および価格が文字と画像で示される。広告閲覧者は、これらの広告情報によって“キッチンA店”の昼食の内容を詳細に知ることができる。
同様に、画面G4で「▲1▼次へ」の項目を選ぶと、図9に示すように、次のメニューページの画面G5に切り替わる。
また、「▲2▼戻る」の項目を選ぶと、表示中のメニューページよりも前のメニューページの画面に切り替わる。
広告ページを見るのをやめる場合は、「▲3▼終了」の項目を選ぶと、ウェブサーバ4との接続が断たれ、携帯電話の待ち受け画面に戻る。
このように、広告閲覧者は、広告案内ページに広告番号を入力するだけで、希望する店の広告を簡単に閲覧することができる。
次に、広告を掲載する手順について説明する。
例えば、“キッチンA店”の広告主は、次のような手順で広告ページに広告情報を登録することができる。なお、登録端末5としては、デジタルカメラ付き携帯電話を使用する。
まず、広告主は、電子広告システム1の管理者と間に広告ページの利用契約を結ぶ。この際、自己の広告ページを取得し、広告ページの広告番号と管理者のメールアドレスの通知を受ける。
広告主は、自己の広告番号を第三者に知らせるため、図3に示すような広告リスト、その他の広告媒体に広告番号を掲載する。また、自己の携帯電話の電子メールの送信先リストに管理者のメールアドレスを登録しておく。
トップページに広告を掲載する場合、まず、デジタルカメラによりキッチンA店の店舗を撮影し、携帯電話の画面に店舗写真を表示する。希望の写真が撮れるまで、繰り返し撮影してもよい。写真、フィルム等をスキャナで読み取って携帯電話に取り込んでもよい。
次いで、図10に示すように、電子メールの作成画面を起ち上げ、トップページの案内文「キッチンA店のメニューをご覧下さい。」を指定の文字数および行数で入力する。そして、この案内文の下に店舗写真の画像データを添付する。
電子メールの表題欄には、処理コード「0000」を入力する。処理コードは、広告情報の登録条件に応じて予め管理者により設定されるものである。なお、処理コード「0000」は、後述するように、トップページに広告情報を登録するコードである。
このように広告情報を入力した後、送信先リストから管理者のメールアドレスを選び、電子メールを送信する。すると、トップページに広告情報が自動登録され、図7に示すようなトップページの広告画面が完成する。
メニューページに広告を掲載する場合も同様に、メール作成画面に広告用の文字と画像を入力する。例えば図11に示すように、最初のメニューページ(図8参照)を作成する場合には、メール本文に店名、メニュー名および価格を入力し、食事メニューの画像データを添付する。なお、メニューページ(図8参照)の「▲1▼」〜「▲3▼」の各選択項目の文字は、入力する必要がない。選択項目の情報は、管理者が広告ページに作成するためである。
電子メールの表題欄には、処理コード「0001」を入力する。処理コード「0001」は、1番目のメニューページに広告情報を登録するコードである。
管理者が電子メールを送信すると、図8に示すメニューページの広告画面が完成する。
このように広告主は、電子メールにより広告ページに広告情報を登録することができる。電子メールの作成および送信方法をマスターすれば、ウェブページの作成方法等の専門知識がなくても、最新の広告を迅速かつ簡単に掲載することが可能になる。
次に、ウェブページの作成手順を説明する。
管理者は、ウェブサーバに広告案内ページおよび広告ページを作成する。広告案内ページは、全ての広告閲覧者が最初にアクセスする単一のウェブページである。広告ページは、広告主ごとに設けられるもので、一の広告主に対し一または二以上設けられるウェブページである。いずれのウェブページも、携帯電話等の小型モニタで表示可能な画面サイズ(文字数、行数等)に設定される。
広告案内ページを作成する場合、ページ作成ソフトを起ち上げ、所定の記述言語で案内文と番号入力枠を入力する。図5に示す広告案内ページでは、案内文「ようこそ〜広告番号を送ってください。」と、番号入力枠「広告番号:〜」が入力される。
次いで、この広告案内ページにURLを与えて、ウェブサーバに保管する。
広告ページを作成する場合には、ページ作成ソフトの入力画面で文字や画像の入力を省略し、URLのみを与える。すなわち、広告情報の存在しない空白ページを作成する。このような空白ページを広告主の希望する数だけ作成する。
一の広告主に対し、複数の広告ページが存在する場合には、各広告ページを互いにリンクさせる。この場合、広告ページにはリンク先のURL情報のみを組み込む。例えば図7のメニュー画面では、「▲1▼次へ」、「▲2▼戻る」、「▲3▼終了」のそれぞれの表示項目にリンク先のURLを与える。
広告ページのリンク形態としては、例えば、図12〜図14に示すように、循環型、ジャンプ型、または階層型から選択することができる。または、これらの複合型のリンクを採用してもよい。いずれの型を採用するかは、広告主の希望に応じて管理者が決定する。
図12に示すように、循環型は、各ページが隣り合うページに関連づけられるものである。トップページからメニューページ1〜4を巡回し、再びトップページに戻る。各ページには、隣り合うページのURLが組み込まれる。
図12(B)の画面で、「▲1▼次へ」が選択されると、広告ページが反時計回りに切り替わる。また、「▲2▼戻る」が選択されると、広告ページが時計回りに切り替わる。
循環型のリンクは、広告ページの数が少なく、全てのページを閲覧する場合に操作が簡単で扱いやすい。
図13に示すように、ジャンプ型は、各ページが指定ページに直接移動するものである。トップページおよびメニューページ1〜9には、指定のページのURLが組み込まれる。なお、図13(A)の例は、トップページからメニューページ1〜9を循環し、トップページに戻る循環型のリンクと、ジャンプ型のリンクとの複合型である。
図13(B)の画面で、例えば「▲5▼6ページ戻る」または「▲6▼3ページ戻る」が選択されると、指定ページ分だけ後ろのページにジャンプする。また、「▲7▼6ページ進む」または「▲8▼3ページ進む」が選択されると、指定ページ分だけ先のページにジャンプする。
このようなジャンプ型のリンクは、不要なページを飛び越して広告ページを閲覧する場合に便利である。図13に示すように、循環型のリンクと併用することで、広告ページが多い場合でも、目的の広告を効率よく探すことができる。
図14に示すように、階層型は、各ページがカテゴリ別に階層をなすものである。上位の階層のページに下位の階層のページがリンクする。図14(A)の例では、トップページに下位のメニューページAおよびBのURLが組み込まれる。メニューページAおよびBには、さらに下位のメニューページA1および2、メニューページB1〜B3のURLが組み込まれる。
例えば図14(B)に示す昼食メニューのトップページ画面で、「▲2▼ページBへ」を選択すると、図14(C)に示すように、メニューページBの画面に切り替わり、“天津飯”の紹介画像が表示される。。メニューページBの画面で、「▲1▼ページB1へ」、「▲2▼ページB2へ」、または「▲3▼ページB3へ」のうち、いずれかを選択すると、大盛、普通、小盛等の種類別に下位のメニューページB1〜B3のいずれかの画面に切り替わる。
このような階層型のリンクは、複数のメニューページを分類して参照するのに便利である。なお、同一階層のメニューページに前述の循環型またはジャンプ型リンクを張ることにより、複合型のリンクにしてもよい。
次に、広告情報の登録手順を説明する。
図15に示すように、受付サーバ3は、広告主の電子メールを受信すると、電子メールに含まれるメール情報を取り出す。メール情報は、発信元メールアドレス、表題(処理コード)、メール本文、および添付データ(静止画、動画、音声等)に分けられる。これらのメール情報のうち、発信元メールアドレスと表題の情報に基づいて、メール本文と添付データが指定の広告ページに自動登録される。管理サーバには、広告情報の自動登録を行うための専用の処理プログラムが導入される。
メール情報の処理フローを図16に示した。
電子メールのメール情報が取り出されると、まず、発信元メールアドレスから広告主および広告番号が識別される(ステップ10)。
広告主および広告番号の識別には、表1に示すアドレス対応表が使用される。アドレス対応表には、広告主ごとに、メールアドレス、広告番号および広告主名称が入力される。発信元メールアドレスを検索すると、このアドレスに対応する広告主および広告番号が見つかる。
広告主が識別されると、この広告主の所有する広告ページが特定される(ステップ11)。広告ページが単一であるときは広告主または広告番号から直接特定される。広告ページが複数であるときは、広告主または広告番号と、後述の処理コードの情報から、広告情報の登録対象となる広告ページが特定される。
次に、電子メールの表題(処理コード)から登録条件を設定する(ステップ12)。処理コードは、「0」〜「9」の4桁の数字の組み合わせからなる。
表2に示すように、処理コードの最初の2桁は、処理種別を示す。
最初の2桁が「00」であるときには、広告ページに広告情報を登録または置換することを意味する。すなわち、広告ページが空白状態であるときは、空白ページに広告情報を登録し、広告ページに広告情報が存在しているときは、既存の広告情報を新たな広告情報に差し替える。
最初の2桁が「01」であるときは、広告ページに広告情報を追加することを意味する。文字データは、既存の文字データの後に追加され、また、画像等の添付データは、既存の添付データの後に追加される。
また、最初の2桁が「02」であるときは、広告ページから広告情報を削除すること意味する。
次に、終わりの2桁は、広告ページの場所を示す。終わりの2桁のうち、最初の数字が階層数、後の数字がページ数を意味する。
例えば、終わりの2桁が「00」であるときは、0階層目の0番目、すなわち、トップページを指す。「01」、「02」、「03」…であるときは、0階層目の1、2、3…番目のメニューページを指す。また、「11」、「12」、「13」…であるときは、1階層目の1、2、3…番目のメニューページを指す。
処理種別と広告ページの場所の情報から、広告情報の登録条件が決まる。表3に処理コードの一例を示した。
例えば、処理コード「0000」であるときは、トップページに広告情報が登録または置換され、処理コード「0100」であるときは、トップページに広告情報が追加される。
処理コード「0001」であるときは、0階層目の1番目のメニューページ、すなわち、トップページを含む循環型リンクの最初のメニューページに広告情報が登録または置換される。
また、処理コードが「0111」であるときは、1階層目の1番目のメニューページに広告情報が追加され、処理コード「0211」であるときは、1階層目の1番目のメニューページから登録情報が削除される。
処理コードによって指定される登録条件に従って、広告情報が広告ページに自動的にアップロードされる(ステップ13)。
一の電子メールの処理が完了すると、他の電子メールの処理状況をチェックする(ステップ14)。未処理の電子メールが存在している場合、ステップ10へ戻って同様な手順を繰り返す。全ての電子メールの処理が完了したら、登録処理を終了し、新しいメールを受信するまで待機する。
このように電子広告システム1は、電子メールの広告情報を広告主のメールアドレスおよび処理コードに基づいて広告ページに自動登録することができる。
パソコンにページ作成ソフトを起ち上げて文字や画像の編集を行う必要がないため、操作が簡単で、場所を選ばず、短時間で広告を掲載することができる。広告主が数分おきに最新の広告情報を更新するといった使い方も簡単に実現することができる。
ここで、ウェブページによる従来の電子広告システムの広告ページと、電子広告システム1の広告ページの構成を図17および図18に比較して示した。
図17に示すように、従来の電子広告システムは、企業や店の広告ページが異なるウェブサーバに独自に作成される。アクセス数の多い他のウェブページ(検索エンジン等)にリンクを張って広告閲覧者の目に留まるようにしている。
これに対し、図18に示すように、電子広告システム1は、単一のウェブサーバに全ての広告主の広告ページが一定のフォームで作成される。すなわち、単一のウェブサーバが広告専用スペースとして使用される。
この結果、電子メールにより広告情報を一カ所(受付サーバ)で受信し、統一的に扱うことが可能になる。
本発明の実施形態として電子広告システム1を説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。広告番号または処理コードに数字以外の文字、記号等を用いてもよい。処理コードの定義内容を変更してもよい。
また、電子メールに画像や音声などの広告データを直接添付することなく、これらの広告データのURLのみを記載してもよい。この場合、例えば図19に示すように、メールサーバ2、受付サーバ3、ウェブサーバ4に加えて、添付データ保管サーバ7を設ける。
例えば電子メールに画像データのURLが含まれている場合、受付サーバ3は、この画像データのURLをチェックして添付データ保管サーバ7に接続する。そして、接続先のサーバ7からURLに対応する画像データを受付サーバ3にダウンロードする。
ダウンロード完了後、メール本文と画像データを処理コードの登録条件に従って広告ページにアップロードする。
このような実施形態によれば、添付データの種類が制限される端末(携帯電話等)であっても、広告ページに自在に静止画、動画、音声等のデータを自動登録することが可能になる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明の電子広告システムおよび電子広告受付サーバによれば、次のような優れた効果を奏する。
(a)ウェブページの作成技術等を知らなくても、ウェブページに簡単に広告を掲載することができる。
(b)広告情報の登録および更新を携帯電話等の小型端末により手軽に行える。
(c)時間や場所を選ぶことなく、広告情報を更新することができるため、広告閲覧者に最新の広告を迅速に提供することができる。
(d)広告専用のサイトとしてウェブページへのアクセスを集中させることができる。
(e)携帯電話等の小型端末による広告ページ作成システムの開発が容易になる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の実施形態による電子広告システムの全体構成を示すブロック図、図2は本発明の実施形態による電子メールの処理工程を示すブロック図、図3は広告番号の掲載例を示す図、図4〜図9は本発明の実施形態による電子広告の閲覧方法を説明するための画面構成図、図10および図11は本発明の実施形態による電子メールの作成方法を説明するための画面構成図、図12は循環型の広告ページのリンク形態を説明するためのもので、(A)はイメージ図、(B)は画面構成図、図13はジャンプ型の広告ページのリンク形態を説明するためのもので、(A)はイメージ図、(B)は画面構成図、図14は階層型の広告ページのリンク形態を説明するためのもので、(A)はイメージ図、(B)および(C)は画面構成図、図15は本発明の実施形態による受付サーバの機能説明図、図16は本発明の実施形態の受付サーバによるメール情報の処理手順を説明するためのフローチャート、図17は従来例による電子広告システムの広告ページの構成を示すイメージ図、図18は本発明の実施形態による電子広告システムの広告ページの構成を示すイメージ図、図19は他の実施形態による電子広告システムを示す全体構成図である。
本発明は、携帯電話、パソコン等の携帯端末に広告を表示するのに適した電子広告システムに関するものである。
背景技術
インターネットの普及に伴い、企業や店の広告媒体としてウェブページが用いられるようになっている。広告閲覧者は、インターネットにパソコンを接続し、ウェブページの場所(URL:Uniform Resource Locator)を指定して広告をモニタ上に表示する。最近では、インターネット接続機能をもつ携帯電話によっても、広告を閲覧することができる。
ウェブページを作成する場合、専用のページ記述言語(HTML、XML等)で広告用の文字や画像を編集し、インターネットのウェブサーバ(WWWサーバ)にデータを保管する。
しかしながら、このような従来の電子広告システムは、ウェブページに広告を掲載する場合、パソコンを操作する基本的な知識の他に、ウェブページを作成するための専門の知識が必要で、広告主が手軽に広告を出せないことが多い。専門の業者に依頼すると、費用と時間がかかる。
また、広告内容を更新する場合にも、迅速な作業を行いにくく、情報が遅れやすいといった問題がある。
本発明は、このような現状に鑑みなされたもので、ウェブページによる広告の作成および更新を簡単な操作で行えるようにし、広告閲覧者に最新の広告を迅速に提供するようにした電子広告システムを提供することを目的としている。
発明の開示
前記課題を解決するための本発明の電子広告システムは、下記の特徴(1)〜(6)を有する構成とした。
(1)インターネット上の所定の場所に広告ページを提供する広告ページ提供手段(ウェブサーバ4)と、
広告主(登録端末5)からの電子メールを受信するメール受信手段(メールサーバ2)と、
前記電子メールの発信元情報より広告主を識別し、前記広告主の広告ページを特定する広告ページ特定手段(受付サーバ3)と、
前記電子メールに入力または添付される広告情報を前記広告主の広告ページに自動登録する広告登録手段(受付サーバ3)とを備えたことを特徴とする。
(2)前記広告情報の登録条件を指定する処理コードが前記電子メールに入力されることを特徴とする。
(3)前記処理コードの入力先が前記電子メールの表題欄であることを特徴とする。
(4)前記広告主に対し、少なくとも2以上の広告ページを提供するとともに、各広告ページの間に循環型、ジャンプ型、階層型、または、これらの複合型のリンクを張ることを特徴とする。
(5)広告閲覧者(閲覧端末6)から「0」〜「9」の数字の組み合わせからなる広告番号の入力を受け付けるとともに、この広告番号に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設けることを特徴とする。
(6)広告閲覧者(閲覧端末6)からアルファベット、ひらがな、漢字等の文字データからなる広告識別名の入力を受け付けるとともに、この広告識別名に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設けることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための本発明の電子広告受付サーバは、下記の特徴(7)〜(12)を有する構成とした。
(7)前記電子広告システムに用いられるサーバであって、
メールサーバから広告主の電子メールを受信するメール受信機能と、
前記電子メールの発信元情報より前記広告主を識別し、前記広告主の広告ページを特定する広告ページ特定機能と、
インターネット上に前記広告ページを公開するウェブサーバに、前記電子メールに入力または添付される広告情報をアップロードする広告登録機能とを備えたことを特徴とする。
(8)前記広告情報の登録条件を指定する処理コードが前記電子メールに入力されることを特徴とする。
(9)前記処理コードの入力先が前記電子メールの表題欄であることを特徴とする。
(10)前記広告主に対し、少なくとも2以上の広告ページを提供するとともに、各広告ページの間に循環型、ジャンプ型、階層型、または、これらの複合型のリンクを張ることを特徴とする。
(11)広告閲覧者(閲覧端末6)から「0」〜「9」の数字の組み合わせからなる広告番号の入力を受け付けるとともに、この広告番号に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設けることを特徴とする。
(12)広告閲覧者(閲覧端末6)からアルファベット、ひらがな、漢字等の文字データからなる広告識別名の入力を受け付けるとともに、この広告識別名に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設けることを特徴とする。
本発明によれば、広告主が広告を出す場合、まず、電子メールに広告情報を入力する。電子メールの作成方法は、通常の方法と同様である。例えば、商品名、価格等をメール本文とし、商品写真等の画像データを電子メールに添付する。
次いで、指定のメールアドレスに電子メールを送信すると、電子メールの発信元情報から広告主が識別され、広告主の広告ページに広告情報が自動登録される。
広告閲覧者は、携帯電話、パソコン等のブラウザ機能をもつ端末により、最新の広告ページを自由に閲覧することが可能になる。
なお、本発明において、「広告」には、営利目的の商業広告の他、非営利目的の宣伝等も含まれる。広く一般人に知らせる広告だけでなく、企業やサークル等に所属する特定の人にのみ知らせる広告も含まれる。例えば、個人ホームページ、企業、サークル等の掲示板などに本発明を適用してもよい。
「発信元情報」とは、電子メールに含まれる広告主の固有の情報を意味し、例えば、メールアドレスその他の記号、暗号等が含まれる。また、「広告情報」は、電子メールに入力または添付可能な全てのデータを含み、文字、静止画、動画等の他、音声データも含まれる。
広告ページに広告情報を自動登録する方法としては、例えば、広告主の電子メールから文字データ、画像データ等を取り出し、広告ページに全データを上書きしていく方法が考えられる。この場合、広告主は、電子メールを送信する度に、全ての広告内容を新しい情報に差し替えることになる。
ところが、このように広告主側の広告情報を全て一括して扱うと、広告内容の細かい設定変更や修正を行うことが困難になる。
そこで、本発明では、前記(2)および(8)に示すように、広告主の電子メールに広告情報の登録条件を指定する処理コードを入力するようにし、この処理コードの登録条件に従って、広告ページに広告情報を自動登録するようにした。これにより、広告ページ内の広告情報の追加、変更、削除、移動等の種々の操作を処理コードによって指定することができ、広告主の希望にかなった質の高い広告ページを作成することが可能になる。
なお、「処理コード」としては、例えば、「0」〜「9」の数字の組み合わせを用いるとよい。また、アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字または記号等を用いてもよい。
電子メールに処理コードを入力する場合、メール本文欄の所定場所に予め入力先を設定しておくことが考えられる。例えば広告主は、電子メールを作成する際に、メール本文に加えて処理コードを入力する。
しかしながら、このようにメール本文欄に処理コードを入れると、入力ミス等によりメール本文(広告情報)と処理コードとの混乱を招きやすい。また、メール本文と処理コードとを区別するための特別なプログラムを組む手間が生じる。
本発明では、前記(3)および(9)に示すように、電子メールの表題欄に処理コードを入力する構成とした。これにより、電子メールを作成する際、処理コードの入力ミス等が少なくなり、広告ページに広告情報を自動登録するためのプログラムを組みやすくなる。
なお、電子メールの“表題欄”とは、メール整理等のためにメール本文の記入欄とは別に設けられる入力欄を意味する。本発明では、電子メールの表題欄を処理コードの専用入力欄として利用することにより、広告情報の自動登録の効率化を図っている。
広告ページに広告を掲載する場合、携帯電話、パソコン等のモニタで一覧表示できる文字や画像には限界がある。特に、モニタ面積の小さい携帯端末を使用する場合には、広告の掲載スペースが小さくなる。
掲載スペースを確保する手段としては、広告主が複数の広告ページを所有し、各広告ページに広告を分割して掲載することが考えられるが、広告ページが多すぎると、広告閲覧者が希望する広告を探しにくくなる。
そこで、本発明では、前記(4)および(10)に示すように、広告主に少なくとも2以上の広告ページを設定するとともに、各広告ページの間に循環型、ジャンプ型、階層型、または、これらの複合型のリンクを張る構成とした。これにより、広告主にとっては、複数の広告ページに広告を分割して掲載することが可能になる一方、広告閲覧者にとっては、携帯端末等の小型モニタでも、効率よく広告を閲覧することが可能になる。
広告ページのURLは、例えば、広告主が新聞、雑誌等に掲載しておく。広告閲覧者は、詳細な広告内容を知りたいときに、携帯電話、パソコン等の端末にURLを入力し、モニタ上に広告を表示する。
しかしながら、URLは文字の種類や数が多いため、広告ページごとに入力すると、入力作業がきわめて煩雑である。特に、携帯電話、ノートパソコンなどの小型の端末では、キー入力が行いにくいことから、広告ページを有効に利用するのが困難になる。
そこで、本発明では、前記(5)および(11)に示すように、広告閲覧者から「0」〜「9」の数字の組み合わせからなる広告番号の入力を受け付け、かつ、この広告番号に対応する広告ページを前記広告閲覧者に表示する広告案内ページを設ける構成とした。これにより、広告閲覧者は、予め広告案内ページのURLを登録しておけば、広告案内ページを呼び出し、広告番号を入力するだけで、希望する広告ページを簡単かつ迅速に閲覧することが可能になる。
なお、前記広告番号は、「0」〜「9」の数字の組み合わせに限定するのが望ましい。携帯電話、ノートパソコン等の小型端末による入力操作が簡単になるからである。
また、前記(6)および(12)に示すように、前記広告番号に代えて、広告名、会社名、店名等の広告識別名をアルファベット、ひらがな、漢字等で入力してもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、電子広告システム1は、メールサーバ2、受付サーバ3、およびウェブサーバ(WWWサーバ)4を備える。広告主の登録端末5からメールサーバ2に電子メールが送信される。広告閲覧者の閲覧端末6には、ウェブサーバ4から広告ページが提供されるようになっている。
メールサーバ2、受付サーバ3およびウェブサーバ4には、汎用パソコンが用いられる。各パソコンに各種機能を実現するための専用のソフトウェアがインストールされる。なお、メールサーバ2およびウェブサーバ4としては、インターネットサービスプロバイダの提供するサーバを利用してもよい。
登録端末5および閲覧端末6としては、電子メールの送受信機能、ブラウザ機能等をもつ携帯電話、パソコン等が用いられる。
図2に示すように、広告主の登録端末5から電子広告システム1の管理者に電子メールが送信されると、電子メールは、まず、メールサーバ2のメールボックスに保管される。所定の時間間隔で受付サーバ3がメールボックスの電子メールを受信する。そして、電子メールから広告主の広告情報を取り出し、ウェブサーバ4の広告ページにアップロードする。
図2において、破線で示す範囲は、広告主が意識しない部分であり、電子広告システム1が自動的に行う。すなわち、広告主は、電子メールに広告情報を入力し、管理者のアドレスに送信する操作のみを行うことにより、広告ページに広告を掲載することができる。
電子広告システム1では、次のような手順により広告を閲覧する。
広告閲覧者は、閲覧端末6として、画像表示機能付の携帯電話を所有している。
まず、自己の携帯電話にウェブサーバ4の提供する広告案内ページのURLを登録する。携帯電話のボタン操作により、ワンタッチで広告案内ページのURLを呼び出せるようにしておく。
例えば昼食をとるための店を探す場合、図3に示すような広告リストを参照する。広告リストには、広告主の店名、店種および場所の他、広告番号が掲載される。広告番号は、予め広告主が取得したもので、3〜10桁程度の数字からなる。広告リストの上部右側に掲載されるURLは、広告案内ページのURLである。
広告リストに記載される内容よりも、さらに詳しい店の情報を知りたい場合には、広告閲覧者は、図4に示すように、携帯電話の画面G1に広告案内ページのURLを呼び出し、送信ボタンを押す。すると、図5に示すように、ウェブサーバ4から広告案内ページが呼び出され、画面G2に切り替わる。広告案内ページには、広告閲覧者に広告番号の入力を促すメッセージが表示される。
広告閲覧者は、メッセージに従い携帯電話に希望する店の広告番号を入力する。例えば、広告リストの“キッチンA店”の情報が知りたいときには、図6に示すように、電話用のテンキーを使って「1」、「0」、「0」を順に打ち込む。
すると、図7に示すように、広告番号「100」に対応する“キッチンA店”のトップページ(広告ページ)が呼び出され、画面G3に切り替わる。
トップページには、“キッチンA店”の店舗写真の画像が表示される。広告閲覧者は、店に初めて訪れるときでも、画像を参照することで簡単に店を探すことが可能になる。
画像の下方には、携帯電話のボタン操作によって指定する「▲1▼」〜「▲3▼」の選択項目が表示される。
昼食メニューを知りたいときは、「▲1▼次へ」の項目を選んで送信する。すると、図8に示すように、画面G4に切り替わって“キッチンA店”のメニューページ(広告ページ)が表示される。メニューページには、昼食メニューの内容および価格が文字と画像で示される。広告閲覧者は、これらの広告情報によって“キッチンA店”の昼食の内容を詳細に知ることができる。
同様に、画面G4で「▲1▼次へ」の項目を選ぶと、図9に示すように、次のメニューページの画面G5に切り替わる。
また、「▲2▼戻る」の項目を選ぶと、表示中のメニューページよりも前のメニューページの画面に切り替わる。
広告ページを見るのをやめる場合は、「▲3▼終了」の項目を選ぶと、ウェブサーバ4との接続が断たれ、携帯電話の待ち受け画面に戻る。
このように、広告閲覧者は、広告案内ページに広告番号を入力するだけで、希望する店の広告を簡単に閲覧することができる。
次に、広告を掲載する手順について説明する。
例えば、“キッチンA店”の広告主は、次のような手順で広告ページに広告情報を登録することができる。なお、登録端末5としては、デジタルカメラ付き携帯電話を使用する。
まず、広告主は、電子広告システム1の管理者と間に広告ページの利用契約を結ぶ。この際、自己の広告ページを取得し、広告ページの広告番号と管理者のメールアドレスの通知を受ける。
広告主は、自己の広告番号を第三者に知らせるため、図3に示すような広告リスト、その他の広告媒体に広告番号を掲載する。また、自己の携帯電話の電子メールの送信先リストに管理者のメールアドレスを登録しておく。
トップページに広告を掲載する場合、まず、デジタルカメラによりキッチンA店の店舗を撮影し、携帯電話の画面に店舗写真を表示する。希望の写真が撮れるまで、繰り返し撮影してもよい。写真、フィルム等をスキャナで読み取って携帯電話に取り込んでもよい。
次いで、図10に示すように、電子メールの作成画面を起ち上げ、トップページの案内文「キッチンA店のメニューをご覧下さい。」を指定の文字数および行数で入力する。そして、この案内文の下に店舗写真の画像データを添付する。
電子メールの表題欄には、処理コード「0000」を入力する。処理コードは、広告情報の登録条件に応じて予め管理者により設定されるものである。なお、処理コード「0000」は、後述するように、トップページに広告情報を登録するコードである。
このように広告情報を入力した後、送信先リストから管理者のメールアドレスを選び、電子メールを送信する。すると、トップページに広告情報が自動登録され、図7に示すようなトップページの広告画面が完成する。
メニューページに広告を掲載する場合も同様に、メール作成画面に広告用の文字と画像を入力する。例えば図11に示すように、最初のメニューページ(図8参照)を作成する場合には、メール本文に店名、メニュー名および価格を入力し、食事メニューの画像データを添付する。なお、メニューページ(図8参照)の「▲1▼」〜「▲3▼」の各選択項目の文字は、入力する必要がない。選択項目の情報は、管理者が広告ページに作成するためである。
電子メールの表題欄には、処理コード「0001」を入力する。処理コード「0001」は、1番目のメニューページに広告情報を登録するコードである。
管理者が電子メールを送信すると、図8に示すメニューページの広告画面が完成する。
このように広告主は、電子メールにより広告ページに広告情報を登録することができる。電子メールの作成および送信方法をマスターすれば、ウェブページの作成方法等の専門知識がなくても、最新の広告を迅速かつ簡単に掲載することが可能になる。
次に、ウェブページの作成手順を説明する。
管理者は、ウェブサーバに広告案内ページおよび広告ページを作成する。広告案内ページは、全ての広告閲覧者が最初にアクセスする単一のウェブページである。広告ページは、広告主ごとに設けられるもので、一の広告主に対し一または二以上設けられるウェブページである。いずれのウェブページも、携帯電話等の小型モニタで表示可能な画面サイズ(文字数、行数等)に設定される。
広告案内ページを作成する場合、ページ作成ソフトを起ち上げ、所定の記述言語で案内文と番号入力枠を入力する。図5に示す広告案内ページでは、案内文「ようこそ〜広告番号を送ってください。」と、番号入力枠「広告番号:〜」が入力される。
次いで、この広告案内ページにURLを与えて、ウェブサーバに保管する。
広告ページを作成する場合には、ページ作成ソフトの入力画面で文字や画像の入力を省略し、URLのみを与える。すなわち、広告情報の存在しない空白ページを作成する。このような空白ページを広告主の希望する数だけ作成する。
一の広告主に対し、複数の広告ページが存在する場合には、各広告ページを互いにリンクさせる。この場合、広告ページにはリンク先のURL情報のみを組み込む。例えば図7のメニュー画面では、「▲1▼次へ」、「▲2▼戻る」、「▲3▼終了」のそれぞれの表示項目にリンク先のURLを与える。
広告ページのリンク形態としては、例えば、図12〜図14に示すように、循環型、ジャンプ型、または階層型から選択することができる。または、これらの複合型のリンクを採用してもよい。いずれの型を採用するかは、広告主の希望に応じて管理者が決定する。
図12に示すように、循環型は、各ページが隣り合うページに関連づけられるものである。トップページからメニューページ1〜4を巡回し、再びトップページに戻る。各ページには、隣り合うページのURLが組み込まれる。
図12(B)の画面で、「▲1▼次へ」が選択されると、広告ページが反時計回りに切り替わる。また、「▲2▼戻る」が選択されると、広告ページが時計回りに切り替わる。
循環型のリンクは、広告ページの数が少なく、全てのページを閲覧する場合に操作が簡単で扱いやすい。
図13に示すように、ジャンプ型は、各ページが指定ページに直接移動するものである。トップページおよびメニューページ1〜9には、指定のページのURLが組み込まれる。なお、図13(A)の例は、トップページからメニューページ1〜9を循環し、トップページに戻る循環型のリンクと、ジャンプ型のリンクとの複合型である。
図13(B)の画面で、例えば「▲5▼6ページ戻る」または「▲6▼3ページ戻る」が選択されると、指定ページ分だけ後ろのページにジャンプする。また、「▲7▼6ページ進む」または「▲8▼3ページ進む」が選択されると、指定ページ分だけ先のページにジャンプする。
このようなジャンプ型のリンクは、不要なページを飛び越して広告ページを閲覧する場合に便利である。図13に示すように、循環型のリンクと併用することで、広告ページが多い場合でも、目的の広告を効率よく探すことができる。
図14に示すように、階層型は、各ページがカテゴリ別に階層をなすものである。上位の階層のページに下位の階層のページがリンクする。図14(A)の例では、トップページに下位のメニューページAおよびBのURLが組み込まれる。メニューページAおよびBには、さらに下位のメニューページA1および2、メニューページB1〜B3のURLが組み込まれる。
例えば図14(B)に示す昼食メニューのトップページ画面で、「▲2▼ページBへ」を選択すると、図14(C)に示すように、メニューページBの画面に切り替わり、“天津飯”の紹介画像が表示される。。メニューページBの画面で、「▲1▼ページB1へ」、「▲2▼ページB2へ」、または「▲3▼ページB3へ」のうち、いずれかを選択すると、大盛、普通、小盛等の種類別に下位のメニューページB1〜B3のいずれかの画面に切り替わる。
このような階層型のリンクは、複数のメニューページを分類して参照するのに便利である。なお、同一階層のメニューページに前述の循環型またはジャンプ型リンクを張ることにより、複合型のリンクにしてもよい。
次に、広告情報の登録手順を説明する。
図15に示すように、受付サーバ3は、広告主の電子メールを受信すると、電子メールに含まれるメール情報を取り出す。メール情報は、発信元メールアドレス、表題(処理コード)、メール本文、および添付データ(静止画、動画、音声等)に分けられる。これらのメール情報のうち、発信元メールアドレスと表題の情報に基づいて、メール本文と添付データが指定の広告ページに自動登録される。管理サーバには、広告情報の自動登録を行うための専用の処理プログラムが導入される。
メール情報の処理フローを図16に示した。
電子メールのメール情報が取り出されると、まず、発信元メールアドレスから広告主および広告番号が識別される(ステップ10)。
広告主および広告番号の識別には、表1に示すアドレス対応表が使用される。アドレス対応表には、広告主ごとに、メールアドレス、広告番号および広告主名称が入力される。発信元メールアドレスを検索すると、このアドレスに対応する広告主および広告番号が見つかる。
広告主が識別されると、この広告主の所有する広告ページが特定される(ステップ11)。広告ページが単一であるときは広告主または広告番号から直接特定される。広告ページが複数であるときは、広告主または広告番号と、後述の処理コードの情報から、広告情報の登録対象となる広告ページが特定される。
次に、電子メールの表題(処理コード)から登録条件を設定する(ステップ12)。処理コードは、「0」〜「9」の4桁の数字の組み合わせからなる。
表2に示すように、処理コードの最初の2桁は、処理種別を示す。
最初の2桁が「00」であるときには、広告ページに広告情報を登録または置換することを意味する。すなわち、広告ページが空白状態であるときは、空白ページに広告情報を登録し、広告ページに広告情報が存在しているときは、既存の広告情報を新たな広告情報に差し替える。
最初の2桁が「01」であるときは、広告ページに広告情報を追加することを意味する。文字データは、既存の文字データの後に追加され、また、画像等の添付データは、既存の添付データの後に追加される。
また、最初の2桁が「02」であるときは、広告ページから広告情報を削除すること意味する。
次に、終わりの2桁は、広告ページの場所を示す。終わりの2桁のうち、最初の数字が階層数、後の数字がページ数を意味する。
例えば、終わりの2桁が「00」であるときは、0階層目の0番目、すなわち、トップページを指す。「01」、「02」、「03」…であるときは、0階層目の1、2、3…番目のメニューページを指す。また、「11」、「12」、「13」…であるときは、1階層目の1、2、3…番目のメニューページを指す。
処理種別と広告ページの場所の情報から、広告情報の登録条件が決まる。表3に処理コードの一例を示した。
例えば、処理コード「0000」であるときは、トップページに広告情報が登録または置換され、処理コード「0100」であるときは、トップページに広告情報が追加される。
処理コード「0001」であるときは、0階層目の1番目のメニューページ、すなわち、トップページを含む循環型リンクの最初のメニューページに広告情報が登録または置換される。
また、処理コードが「0111」であるときは、1階層目の1番目のメニューページに広告情報が追加され、処理コード「0211」であるときは、1階層目の1番目のメニューページから登録情報が削除される。
処理コードによって指定される登録条件に従って、広告情報が広告ページに自動的にアップロードされる(ステップ13)。
一の電子メールの処理が完了すると、他の電子メールの処理状況をチェックする(ステップ14)。未処理の電子メールが存在している場合、ステップ10へ戻って同様な手順を繰り返す。全ての電子メールの処理が完了したら、登録処理を終了し、新しいメールを受信するまで待機する。
このように電子広告システム1は、電子メールの広告情報を広告主のメールアドレスおよび処理コードに基づいて広告ページに自動登録することができる。
パソコンにページ作成ソフトを起ち上げて文字や画像の編集を行う必要がないため、操作が簡単で、場所を選ばず、短時間で広告を掲載することができる。広告主が数分おきに最新の広告情報を更新するといった使い方も簡単に実現することができる。
ここで、ウェブページによる従来の電子広告システムの広告ページと、電子広告システム1の広告ページの構成を図17および図18に比較して示した。
図17に示すように、従来の電子広告システムは、企業や店の広告ページが異なるウェブサーバに独自に作成される。アクセス数の多い他のウェブページ(検索エンジン等)にリンクを張って広告閲覧者の目に留まるようにしている。
これに対し、図18に示すように、電子広告システム1は、単一のウェブサーバに全ての広告主の広告ページが一定のフォームで作成される。すなわち、単一のウェブサーバが広告専用スペースとして使用される。
この結果、電子メールにより広告情報を一カ所(受付サーバ)で受信し、統一的に扱うことが可能になる。
本発明の実施形態として電子広告システム1を説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。広告番号または処理コードに数字以外の文字、記号等を用いてもよい。処理コードの定義内容を変更してもよい。
また、電子メールに画像や音声などの広告データを直接添付することなく、これらの広告データのURLのみを記載してもよい。この場合、例えば図19に示すように、メールサーバ2、受付サーバ3、ウェブサーバ4に加えて、添付データ保管サーバ7を設ける。
例えば電子メールに画像データのURLが含まれている場合、受付サーバ3は、この画像データのURLをチェックして添付データ保管サーバ7に接続する。そして、接続先のサーバ7からURLに対応する画像データを受付サーバ3にダウンロードする。
ダウンロード完了後、メール本文と画像データを処理コードの登録条件に従って広告ページにアップロードする。
このような実施形態によれば、添付データの種類が制限される端末(携帯電話等)であっても、広告ページに自在に静止画、動画、音声等のデータを自動登録することが可能になる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明の電子広告システムおよび電子広告受付サーバによれば、次のような優れた効果を奏する。
(a)ウェブページの作成技術等を知らなくても、ウェブページに簡単に広告を掲載することができる。
(b)広告情報の登録および更新を携帯電話等の小型端末により手軽に行える。
(c)時間や場所を選ぶことなく、広告情報を更新することができるため、広告閲覧者に最新の広告を迅速に提供することができる。
(d)広告専用のサイトとしてウェブページへのアクセスを集中させることができる。
(e)携帯電話等の小型端末による広告ページ作成システムの開発が容易になる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の実施形態による電子広告システムの全体構成を示すブロック図、図2は本発明の実施形態による電子メールの処理工程を示すブロック図、図3は広告番号の掲載例を示す図、図4〜図9は本発明の実施形態による電子広告の閲覧方法を説明するための画面構成図、図10および図11は本発明の実施形態による電子メールの作成方法を説明するための画面構成図、図12は循環型の広告ページのリンク形態を説明するためのもので、(A)はイメージ図、(B)は画面構成図、図13はジャンプ型の広告ページのリンク形態を説明するためのもので、(A)はイメージ図、(B)は画面構成図、図14は階層型の広告ページのリンク形態を説明するためのもので、(A)はイメージ図、(B)および(C)は画面構成図、図15は本発明の実施形態による受付サーバの機能説明図、図16は本発明の実施形態の受付サーバによるメール情報の処理手順を説明するためのフローチャート、図17は従来例による電子広告システムの広告ページの構成を示すイメージ図、図18は本発明の実施形態による電子広告システムの広告ページの構成を示すイメージ図、図19は他の実施形態による電子広告システムを示す全体構成図である。
Claims (7)
- インターネット上の所定の場所に広告ページを提供する広告ページ提供手段(ウェブサーバ4)と、
広告主(登録端末5)からの電子メールを受信するメール受信手段(メールサーバ2)と、
前記電子メールの発信元情報より広告主を識別し、前記広告主の広告ページを特定する広告ページ特定手段(受付サーバ3)と、
前記電子メールに入力または添付される広告情報を前記広告主の広告ページに自動登録する広告登録手段(受付サーバ3)とを備えたことを特徴とする電子広告システム。 - 請求の範囲1記載の電子広告システムであって、前記広告情報の登録条件を指定する処理コードが前記電子メールに入力される、電子広告システム。
- 請求の範囲2記載の電子広告システムであって、前記処理コードの入力先が前記電子メールの表題欄である、電子広告システム。
- 請求の範囲1記載の電子広告システムであって、前記広告主に対し、少なくとも2以上の広告ページを提供するとともに、各広告ページの間に循環型、ジャンプ型、階層型、または、これらの複合型のリンクを張る、電子広告システム。
- 請求の範囲1記載の電子広告システムであって、広告閲覧者(閲覧端末6)から「0」〜「9」の数字の組み合わせからなる広告番号の入力を受け付けるとともに、この広告番号に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設ける、電子広告システム。
- 請求の範囲1記載の電子広告システムであって、広告閲覧者(閲覧端末6)からアルファベット、ひらがな、漢字等の文字データからなる広告識別名の入力を受け付けるとともに、この広告識別名に対応する広告ページを前記広告閲覧者(閲覧端末6)に表示する広告案内ページを設ける、電子広告システム。
- 請求の範囲1〜6のいずれか一項記載の電子広告システムに用いられるサーバであって、
メールサーバから広告主の電子メールを受信するメール受信機能と、
前記電子メールの発信元情報より前記広告主を識別し、前記広告主の広告ページを特定する広告ページ特定機能と、
インターネット上に前記広告ページを公開するウェブサーバに、前記電子メールに入力または添付される広告情報をアップロードする広告登録機能とを備えたことを特徴とする電子広告受付サーバ。
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