JPS64922Y2 - - Google Patents

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JPS64922Y2
JPS64922Y2 JP1983118519U JP11851983U JPS64922Y2 JP S64922 Y2 JPS64922 Y2 JP S64922Y2 JP 1983118519 U JP1983118519 U JP 1983118519U JP 11851983 U JP11851983 U JP 11851983U JP S64922 Y2 JPS64922 Y2 JP S64922Y2
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JP
Japan
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sweat
fibers
pad
odor
antibacterial
Prior art date
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JP1983118519U
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English (en)
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JPS6025627U (ja
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  • Details Of Garments (AREA)
  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、パツド自身の風合いを損なわない腋
の下に発生した汗を吸汗してもにおわない汗取り
パツドに関するものである。 従来の汗取りパツドは、パツドの中に、防臭剤
等を含ませた詰物を入れることによつて、発生し
た汗を吸着した汗取りパツドから発する臭いを人
に感じさせないものであつた。しかしながら、該
汗取りパツドは、汗そのもののにおいを消さない
限り、パツドの中に防臭剤などを含ませた詰物を
入れても効果に限界があつた。 本考案は、上記した従来の汗取りパツドを改良
したもので、汗の臭いの根源になる菌の発生を防
止して、汗が吸着している汗取りパツドの汗のに
おいを消去した汗取りパツドであり、汗の臭いの
根源になる菌の発生を防止するために、パツドの
一部もしくは全部に抗菌防臭加工が施されている
汗取りパツドである。 以下、図面に記載した一実施例により本考案を
詳細に説明する。 汗取りパツドは、何らかの手段で腋の下に固定
させて、腋の下に発生する汗を吸着して、外衣の
腋の下部分の汗じみや汗による脆化を防止するた
めのものであり、カバー布1と詰物2で構成され
る。 カバー布1は、綿、麻、羊毛などの天然繊維、
ビスコース・レーヨンなどの再生繊維、ナイロ
ン、ポリエステルなどの改質合成繊維などの吸水
性を有する繊維よりなる編織物であることが好ま
しい。また、疎水性繊維よりなる場合は、織編組
織によつて、毛細管現象を利用して吸水性を付与
させてもよい。 詰物2は、綿、麻、羊毛などの天然繊維、ビス
コース・レーヨンなどの再生繊維、ナイロン、ポ
リエステルなどの改質合成繊維などの吸水性を有
する繊維よりなるわた、不織布あるいは編織物で
あつてもよいし、また、ナイロン、ポリエステル
などの疎水性を有する繊維よりなるわた、不織布
あるいは編織物であつてもよい。また、後者の詰
物を前者の詰物で被覆したものであつてもよい
し、層状に重ね合わせたものであつてもよい。 ここで、吸水性を有する繊維とは65%RH、20
℃における公定水分率(JISL−1096)が5%以
上の繊維をいい、疎水性を有する繊維とは65%
RH、20℃における公定水分率(JISL−1096)が
5%未満の繊維であり、吸水性繊維とは公定水分
率で1%以上の差を有する繊維をいう。 汗取りパツドの大きさは、腋の下に入るぐらい
の大きさで厚みは2〜20mmが適当である。形状は
三角形、四角形、扇形などいかなる形状でもよ
い。 上記した汗取りパツドに抗菌防臭加工処理を施
す。該加工処理剤はシリコーン第4級アンモニウ
ム、ハロゲン化フエノールが良い。尚、加工処理
剤として上記どちらか一方を使用しても良く又両
者を混合して使用しても良いが、人体に対する安
全性の面からシリコーン第4級アンモニウムが好
ましい。更に、望ましくはハローテスト(JISZ
−2911(1981))準用)でハローの出ない非溶出タ
イプが好ましい。抗菌防臭加工処理は、詰物をカ
バー布で包囲した即ち、製品化された汗取りパツ
ド全体に施してもよいが、経済性および抗菌防臭
の効果の面から、カバー布のみ、あるいは詰物の
全部あるいは一部に抗菌防臭加工処理をすること
が好ましい。処理方法は、後加工時のデイツプ、
スプレー、紡糸延伸工程通過時の繊維表面処理、
紡糸段階での練込み等いずれの方法でもよいが、
後加工時処理が好ましい。 以上の構造よりなる汗取りパツドは、汗取りパ
ツドを構成している素材の一部もしくは全部に抗
菌防臭加工を施したので、汗の臭いの根源になる
菌の発生を防止し、汗の臭いを根源から排除し、
汗の臭いのしないものである。 以下、実施例を説明する。 実施例 カバー布としてシリコーン第4級アンモニウム
でデイツプ処理した綿100%ローン生地を用い、
詰物として、ポリエステル繊維わたを用いて、厚
みが5mmである汗取りパツドを作製した。 比較例 カバー布として綿100%ローン生地を用い、詰
物として、ポリエステル繊維わたを用いて、厚み
が5mmである汗取りパツドを作製した。 実施例および比較例の汗取りパツドについて、
昭和57年8月1日〜10日の10日間に被験者9名が
腋の下に装着した場合の汗のにおいの程度に対し
てのアンケート結果は第1表に示す通りであつ
た。
【表】 ○……ほとんど臭わない
△……やや臭う
×……臭う
第1表に示す通り、抗菌防臭加工処理を施して
いる実施例の汗取りパツドは、抗菌防臭加工を施
さない比較例の汗取りパツドに比べて、ほとんど
臭わないと答えた被験者が2/3と多く、残りの1/3
もやや臭う程度であり、カバー布に抗菌防臭処理
を施すことによつて、臭いの根源である菌が発生
していないことがわかつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す汗取りパツドの
斜視図である。 1……カバー布、2……詰物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パツドの一部もしくは全部に抗菌防臭加工剤と
    してシリコーン第4級アンモニウム及び/又はハ
    ロゲン化フエノールが施されている汗取りパツ
    ド。
JP11851983U 1983-07-28 1983-07-28 汗取りパッド Granted JPS6025627U (ja)

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JP11851983U JPS6025627U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 汗取りパッド

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JP11851983U JPS6025627U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 汗取りパッド

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Publication Number Publication Date
JPS6025627U JPS6025627U (ja) 1985-02-21
JPS64922Y2 true JPS64922Y2 (ja) 1989-01-10

Family

ID=30272376

Family Applications (1)

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JP11851983U Granted JPS6025627U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 汗取りパッド

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6025627U (ja) 1985-02-21

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