JPS648736B2 - - Google Patents

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JPS648736B2
JPS648736B2 JP19959085A JP19959085A JPS648736B2 JP S648736 B2 JPS648736 B2 JP S648736B2 JP 19959085 A JP19959085 A JP 19959085A JP 19959085 A JP19959085 A JP 19959085A JP S648736 B2 JPS648736 B2 JP S648736B2
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JP
Japan
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thread
yarn
twill
warping
solenoid
Prior art date
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Application number
JP19959085A
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English (en)
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JPS6262942A (ja
Inventor
Yoshihiro Tanaka
Koji Aihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUKI WAAPAA JUGEN
Original Assignee
SUZUKI WAAPAA JUGEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUZUKI WAAPAA JUGEN filed Critical SUZUKI WAAPAA JUGEN
Priority to JP19959085A priority Critical patent/JPS6262942A/ja
Publication of JPS6262942A publication Critical patent/JPS6262942A/ja
Publication of JPS648736B2 publication Critical patent/JPS648736B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02HWARPING, BEAMING OR LEASING
    • D02H3/00Warping machines
    • D02H3/04Sample warpers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、パンチカードを用いることなく簡単
な操作によつて所望の柄整経を行うことを可能と
して電子制御サンプル整経機に関する。 (従来技術) 従来使用されているサンプル整経機としては、
実開昭49−29242号公報に開示された構造、即ち
中空軸1の両端中心に加動軸2と被動軸3とを突
出させ、加動軸2にはプーレー4に固定された小
歯輪5を、他端の被動軸3には導糸杆6を固定し
た小歯輪7を夫々遊装し、前記の小歯輪5,7を
中空軸1内の連動軸8両端の小歯輪9,10のか
み合いによつて連動し得しめ、該中空軸は加動軸
2側で片支持とし、被動軸3側の中空軸には、円
弧部11と直線部12とを交互させた同型の外周
を有する胴枠13,14の円弧部11に両端の転
子15に掛けられ、横梁16面上を辷つて移動さ
れるコンベアベルト17を付設した横梁16を渡
して形成せしめた整経胴Aを遊装し、前記のコン
ベアベルト17は胴外から適宜駆動される親歯輪
18とのかみ合いにより一斉に回転される遊星歯
車19の胴内螺軸20と螺合せしめた駆動子21
によつて一斉に夫々同量の微移動し得しめ、導糸
杆6の先端を内方に屈成し導糸部6′として整経
胴Aの前端上面に臨ませてなるサンプル整経機の
構造(符号は後述する実施例で用いるものと同
じ)が知られている。このサンプル整経機は他の
タイプの整経機に比較して均一かつ優良な整経を
行うものとして好評をえている。このような従来
のサンプル整経機では、柄整経を行わせるために
パンチカードを用い、このパンチカードからの指
示により各装置又は機構を動作させて所望の柄を
整経していたものである。しかし、このパンチカ
ードをパンチングする作業は多大な時間を要しま
たパンチングミスの発生も避けられないもので、
その改善が急務とされていたものである。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記の点に鑑み発明されたもので、
柄整経に必要な設定値の設定をプログラム設定器
等を用いることによつて行いかつ全ての整経動作
を電子的に制御することによつて、パンチカード
を不要とし簡単な設定操作だけで複雑な柄整経を
行うことを可能とした電子制御サンプル整経機を
提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明の要旨は、中空軸1の両端中心に加動軸
2と被動軸3とを突出させ、加動軸2にはプーリ
ー4に固定された小歯輪5を、他端の被動軸3に
は導糸杆6を固定した小歯輪7を夫々遊装し、前
記の小歯輪5,7を中空軸1内の連動軸8両端の
小歯輪9,10のかみ合いによつて連動し得し
め、該中空軸は加動軸2側で片支持とし、被動軸
3側の中空軸には、円弧部11と直線部12とを
交互させた同型の外周を有する胴枠13,14の
円弧部11に両端の転子15に掛けられ、横梁1
6面上を辷つて移動されるコンベアベルト17を
付設した横梁16を渡して形成せしめた整経胴A
を遊装し、前記のコンベアベルト17は胴外から
適宜駆動される親歯輪18とのかみ合いにより一
斉に回転される遊星歯車19の胴内螺軸20と螺
合せしめた駆動子21によつて一斉に夫々同量の
微移動し得しめ、導糸杆6の先端を内方に屈成し
導糸部6′として整経胴Aの前端上面に臨ませて
なるサンプル整経機において、整経胴Aに巻きつ
けられる糸を綾取りバー及びカツト綾バーの上下
に選別することにより綾及びカツト綾を作る綾取
り手段と、整経胴Aに巻きつけられる糸の総本数
をカウントする総本数カウンタのアツプ信号のオ
ン/オフさせる総本数カウンタカウント手段と、
整経胴Aに巻きつけられる糸の総本数が設定値に
達すると整経機本体を停止させる総本数完了停止
手段と、コンベアベルトを左に移働させるコンベ
アベルト左移動手段と、コンベアベルトを右に移
動させるコンベアベルト右移動手段と、電動機4
6の回転を導糸杆6、ベルトコンベア17等に伝
達させる運転・停止手段と、糸選別ガイド27及
び糸外し装置32を制御する糸セレクト手段と、
糸緩み防止(糸抑え)装置60のソレノイドをオ
ン/オフさせる糸抑えソレノイド手段と、糸が整
経胴Aに巻かれた回数をカウント表示させる回数
巻カウント手段とからなり、糸種0〜nの選択、
糸本数の設定、繰り返し数の設定、巻回数の設定
及びコンベアベルトの送り量を設定することによ
つて所望の柄整経を自動的に行うことができるよ
うにしたことを特徴とする電子制御サンプル整経
機に有する。 上記構成にさらに、糸セレクト時に導糸部6′
が同時に二本以上の糸を引つ掛けると整経機本体
を停止せしめるように作用する二本巻き停止手段
を設ければ、二本巻きが発生しても直ちに整経機
本体が停止して大きな事故となることがないとい
う利点がある。 (実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。 図中、Wは本発明に係るサンプル整経機で、中
空軸1を有している。該中空軸1の両端中心には
加動軸2と被動軸3とが突出されている。該加動
軸2にはプーリー4に固定された小歯輪5が遊装
され、また他端の該被動軸3には導糸杆6を固定
した小歯輪7が遊装されている。該小歯輪5及び
7は、該中空軸1内の連動軸8の両端に設けられ
た小歯輪9及び10のかみ合いによつて連動せし
められている。該中空軸1は該加動軸2側で片支
持とされており、該被動軸3側の該中空軸1には
整経胴Aが遊装されている。該整経胴Aは、円弧
部11と直線部12とを交互させた同型の外周を
有する胴枠13,14の円弧部11に両端の転子
15に掛けられ、横梁16面上を辷つて移動され
るコンベアベルト17を付設した横梁16を渡し
て形成せしめられている。該コンベアベルト17
は、胴外から適宜駆動される親歯輪18とのかみ
合いにより一斉に回転される遊星歯車19の胴内
螺軸20と螺合せしめた駆動子21によつて一斉
に夫々同量ずつ微移動せしめられる。該導糸杆6
の先端は内方に屈成せしめられて導糸部6′とな
つている。該導糸部6′は該整経胴Aの前端上面
に臨ませられている。 Bはそれぞれ異色の糸22を巻いてある複数本
のボビンを立てるクリール、24はボビンから引
き出された糸22を案内するガイドプレート、2
5は糸22の張力を調整する張力調整器、26は
ドロツパーリングである。 27はプログラム設定器78の指示により糸2
2を選別ガイドする糸選別ガイドである。28は
スリツト板で、プーリー4の回転に伴つてパルス
を発生させ、n個配列されたロータリーソレノイ
ド29を作動させる。該糸選別ガイド27はそれ
ぞのロータリソレノイド29にそれぞれ取付けら
れており、ロータリソレノイド29がオンとなる
と回動して作動位置(第9図仮想線)に進出し、
ロータリソレノイド29がオフとなると逆に回動
して元の位置(第9図実線)に復帰する。Sは基
台Y上に支持体Tを介しかつ該糸選別ガイド27
に対応して設置されたストツパ板で、該糸選別ガ
イド27が回動して作動位置に進出したとき、該
糸選別ガイド27の先端部27aを受けるととも
にその動きを制限するものである。該ストツパ板
Sの該糸選別ガイド27の先端部27aが当接す
る部分には凹部rが形成されている。該凹部rを
形成することによつて該糸選別ガイド27の先端
部27aの該ストツパ板Sへの当接位置は該スト
ツパ板Sの通常の面よりも奥に位置することとな
るため、該糸選別ガイド27による糸チエンジの
際の糸のキヤツチは確実円滑に行われるものであ
る。この凹部rが存在せず単にストツパ板Sを設
けただけでは糸のキヤツチは必ずしも正確に行わ
れるものではなく凹部rを形成するだけで非常に
確実かつ円滑に糸のキヤツチを行うことができる
ものである。この凹部rの存在は極めて大きな効
果を奏する。なお、該凹部rの形状としては該ス
トツパ板Sの該糸選別ガイド27の先端部27a
との当接面が奥に位置するように形成すればよい
もので、該ストツパ板Sの該糸選択ガイド27と
の当接面の上下に突部又は突条を形成してもよ
く、また該糸選別ガイド27との当接部分だけを
凹部としてもよいし、さらに図示したごとく長溝
状の凹部としてもよいものである。59aは導糸
カバー59の下端部内面に突設されたガイドロツ
ドで、糸チエンジのとき外された糸がストツパ板
Sの下側に移行するように案内するものである。 30及び31は糸22のガイドロツドである。
32はプログラム設定器78の指示により捲付中
の糸22を外す糸外し装置である。 33,34,35及び37は糸22の綾取りを
行う綾取りバーで、33及び37は綾取り上バ
ー、34及び35は綾取り下バーである。36及
び38は綾取りした糸を下側の糸及び上側の糸に
区別するカツト綾バーで、36はカツト綾上バ
ー、38はカツト綾下バーである。39は綾取り
した糸を切断した下側の糸を止める糸止め具で、
前記胴枠13に設けられている。巻き返し機C
は、スケルトン40、ローラ41,42、ジグザ
グコーム43、ローラ44及び織布用ビーム49
を有している。 なお、46は電動機、47は主変速プーリ、5
8は主変速プーリ47と従変速プーリ48に掛け
られたVベルト、49は従変速プーリ48と同軸
のカウンタープーリ、50はブレーキ作動ピニオ
ンでラツクを進退させることによりブレーキドラ
ムDの制動孔(図示せず)と係合及び離開をおこ
なわせ、随時整経胴Aを制御せしめるものであ
る。57は加動軸2上のプーリ4間のVベルト、
51は変速機、52はシフトレバー、53は被動
ギヤ、54はスプロケツト車、55はチエン、5
6は親歯車18を駆動するチエンホイール、5
7,58は共にVベルト、59は導糸カバー、D
はブレーキドラムである。 60は糸緩み防止装置で、糸選別ガイド27に
近接する整経胴Aの下側の横梁16a又は16b
の側壁に取付けられている。該糸緩み防止装置6
0の取付け位置は整経胴Aの最下面に位置する横
梁16aの側壁が最も好ましいが、該横梁16a
に隣接する横梁16bの側壁に取付けても同様の
作用を行いうる。61は該糸緩み防止装置60を
該横梁16a側壁に取付けるための取付金具であ
る。62は糸緩み防止装置60を構成する回転円
盤体で、周面部に円周の略1/4を切欠いて形成さ
れた糸抑え切欠き63を有しかつ渦巻き極の復帰
バネ手段64によつて常時一方向に回転するよう
に付勢されている。65は該取付金具61に突設
されかつ該糸抑え切欠き63の端面に当接して該
回転円盤体62の回転を制限するストツパーで、
該糸抑え切欠き63の端面と協働して外された糸
22を抑える作用を果たす。66は取付金具61
に取付けられたロータリーソレノイドで、オン状
態で該回転円盤体を反対方向に回転せしめるよう
に作動する。67a,67b及び67cはセンサ
ーで、スリツト板28のスリツト28aが通過す
るのを検知するものである。該スリツト28aは
導糸杆6と同期的にするように設定されており、
スリツト28aの回転を検知することによつて該
導糸杆6の回転も該センサー67a,67b及び
67cによつて検知される。このセンサー67
a,67b及び67cは3個が約120度間隔で配
置されている。そのうち、センサー67bは導糸
杆6が糸緩み防止装置60を通過したことを検知
できるように下側の位置に設置されている。そこ
で、捲付作業中、糸外し装置32によつて次に外
される予定の糸が該糸緩み防止装置60を通過す
ると、プログラム設定器78からの信号により該
ロータリーソレノイド66はオン状態とされる。
該ロータリソレノイド66は該導糸杆即ちスリツ
ト28aが該センサー67bから回転方向に約
240度離れたセンサー67aを通過すると、プロ
グラム設定器78からの信号によりオフとなる。
なお、68は該横梁16の側壁下端部に形成され
たカバー取付溝で、整経胴A内へ塵が侵入するの
を防ぐ防塵用カバーを装着するためのものであ
る。 第4図において、69はコンベアベルト17の
移動停止切り換えレバー、70は整経胴Aの固定
ロツクレバー、71は整経密度設定ハンドル、7
2は整経糸速メーター、73は糸速設定ハンド
ル、74は綾取りレバー調整レバー、75は綾取
りバー固定ハンドルおよび78はプログラム設定
器である。79はコントローラである。80は該
整経胴Aの直線部12の中央部分に設けられた糸
張り装置である。 叙上の構成により以下にその作用を説明する。 まず糸22はサンプルの柄によつて本数が異な
るが例えばn色の異色糸ボビンをクリールBに立
て所要本数の糸22を引出し、ガイドプレート2
4、張力調整器25、ドロツパーリング26、糸
選別ガイド27を通し、基台Yに永久磁石付糸止
め具Eを以て押さえセツトする。次いで、予め用
意された配列に合わせたプログラム設定器78に
よつて本体運転と同時に導糸部6′が整経胴A上
で円運動しコンベアベルト17上に糸22を捲付
ける。コンベアベルト17も胴内螺軸20の作用
により矢印方向に移動する。プーリー4の回転に
伴いスリツト板28によりパルスを発生させn個
配列されたロータリーソレノイド29を作動させ
る。ロータリーソレノイド29に取付られた糸選
別ガイド27を作動位置に進出させ導糸部6′の
通過時、ガイドロツド30,31間に張られた糸
22を引つ掛けコンベアベルト17上に捲付け
る。プログラム設定器78の次なる指示により糸
外し装置32の作動により捲付中の糸22は外さ
れ、次なるプログラム設定器78の指示により別
糸が捲付られる。 糸チエンジの際の糸22の動きを第9図によつ
て説明すれば、最初は原位置にある糸選別ガイド
27によつて保持されている糸22aは、該糸選
別ガイド27が回動して作動位置に進出すると糸
は22bの状態となり、この状態から導糸部6′
によつて整経胴Aに捲付けられ、一回巻かれた状
態が糸22cで、二回め以降の捲付けは糸22d
の状態で行われる。糸外し装置32によつて捲付
中の糸22dが外されると、また糸22bの状態
となる。外された糸をキヤツチするために回動し
て作動位置に進出してきた糸選別ガイド27はそ
の先端部27aがストツパ板Sの凹部r内に位置
しているために外された糸22bは該糸選別ガイ
ド27によつて確実かつ円滑にキヤツチされ、二
本巻き等の事故が生ずることはなくなるものであ
る。 このとき、外される予定の糸22即ち導糸杆6
が糸緩み防止装置60を通過するとセンサー67
bによつて直ちに検知されてプログラム設定器7
8及びコントローラ79からの信号によりロータ
リーソレノイド66がオンとなり、回転円盤体6
2をバネ手段64の付勢方向と反対方向に回転せ
しめ、該糸抑え切欠き63に位置していた糸22
を該糸抑え切欠き63の端面とストツパー65と
によつて押さえ込むように作動せしめる。この押
さえ込みの状態は短時間、即ち導糸杆6がセンサ
ー67aの位置に達すると解消し、次の糸が外さ
れる時に備えて糸緩み防止装置60は待機するこ
ととなる。 この外された糸は該回転円盤体62による押さ
え込みが終わると引き続いてドロツパーリング2
6の重量によりゆるみなく張りながら糸選別ガイ
ド27を原位置に戻し次のプログラム設定器78
の指示を期待し順次所定の配列通り巻き取らすも
のである。 なお、巻き取りに際し綾取りバー33,34,
35及び37は綾取り作用を行い、カツト綾バー
36及び38は綾取りした糸を下側の糸及び上側
の糸に区別し巻き取られた糸列は該カツト綾バー
36,38の働きにより綾取りした糸を切断部分
で切断し下側の糸は胴枠13に取付けられた糸止
具39に止め、上側の糸は巻き返し機Cのスケル
トン40の反布に結びローラ41を経て巻き取ら
しめる。次にローラ41からローラ42、ジグザ
クコーム43、ローラ44を経て織布用ビーム4
9に巻き返すものであるが、本実施例の整経胴A
は殆ど円型に近いのでスケルトン40の巻き返し
を省略し直接織布ビーム49に巻き取らせても支
障はない特長がある。 しかして、第10図a〜jに基づいて本発明の
電子制御サンプル整経機の制御方法及び動作を説
明する。プログラムはa〜jまでを約0.5〜1秒
間隔で順次繰り返す並列処理を行つている。 a 二本巻き停止回路 二本巻き検出センサ87は給糸用クリールス
タンドに取付けられており(第3図)、センサ
給糸1本に1個合計n個取付けられている。該
センサ87は糸22が導糸部6′により整経胴
Aに巻きつけられると出力を出すようになつて
いて糸セレクト時の事故で導糸部6′が同時に
糸を2本以上引つ掛けると、2本巻表示灯を
ONにする。この2本巻表示灯のON信号は整
経機本体停止SW(スイツチ)と回路上で結合
されており、機械本体も停止する。解除は2本
巻リセツトスイツチで行う。 b 綾取回路 綾取りバーは綾取り上バー33,37、綾取
り下バー34,35、カツト綾上バー36、カ
ツト綾下バー38の4種類のバーで構成されて
いる。各バーの先端にはソレノイドが取付けら
れており、各ソレノイドの動作により整経胴A
上に巻き取られる糸を各綾取りバーの上下に選
別し綾及びカツト綾を作つている。スタート時
の綾は綾取り上スイツチ及び綾取り下スイツチ
で選別できる。 糸交換中でない綾取り方法は、整経機が運転
中であり、カウント値“0”(回数巻表示
“0”)であることを確認すると、綾取り上ソレ
ノイド、カツト綾上下ソレノイドの3種類が
ONし、光電C67cで綾取り上ソレノイド、
カツト綾上下ソレノイドがOFFとなる。同時
に綾取り下表示灯がONしカウント“0”(回
数巻表示“0”)になると綾取り下表示灯が
ONしカウント“0”(回数巻表示“0”)にな
ると綾取り下ソレノイド、カツト綾上下ソレノ
イドの3種類がONし、光電C67cで綾取り
下ソレノイド、カツト綾上下ソレノイドが
OFFとなる。同時に綾取り上表示灯がONし、
次のカウント“0”(回数巻表示“0”)で以上
を繰り返す。 糸交換中の綾取り方法は、上記の糸交換中で
ない綾取り方法の各ソレノイドの動作時間が1
回転分(糸チエンジ中)余分に動作するように
なつている。 c 総本数カウンタカウント回路 総本数カウンタのアツプ信号をON/OFFさ
せる回路で、カウント値“0”(回数巻表示
“0”)にリセツトされると総本数カウンタのア
ツプ信号がONとなり光電C67cでOFFにな
り総本数カウンタを進める。 d 総本数完了停止回路 総本数カウンタが設定値に達すると総本数完
了表示灯がONする。この総本数完了表示灯
ON信号は整経機本体停止スイツチと回路上で
結合されており、整経機も停止する。解除は総
本数カウンタ自身のリセツトスイツチで行う。 e コンベアベルト左移動回路及び f コンベアベルト右移動回路 本発明のサンプル整経機のコンベアベルトは
エンドレスでなく駆動子21の動きによつて左
右に移動するのでコンベアベルトのスタート位
置合せ、巻き返し位置合せに左移動スイツチ、
右移動スイツチにより、単独で移動できる。
又、安全のために右限、左限にベルト右限スイ
ツチ、ベルト左限スイツチが取付けられてい
る。左方向移動時ベルト左限スイツチが、右方
向移動時ベルト右限スイツチが動作すればコン
ベアベルト17は停止する。 g 運転・停止回路 整経機本体に原動部にクラツチを使用し、電
動機46の回転を導糸杆6、コンベアベルト1
7等に伝達させる回路である。又、運転SW
(スイツチ)ON、停止SW、ON後1秒タイマ
が挿入されているが、これは運転又は停止にな
つても運転中を判断する個所のプログラムと同
期を取るためのものである。 h 糸セレクト回路 この回路は糸セレクト(糸選択)、糸外しソ
レノイドを制御するものである。 i 糸抑えソレノイド回路 糸抑えソレノイドをON/OFFさせる回路で
あり、糸抑えソレノイドは糸セレクト用のチエ
ンジ信号ON後の光電B67bから光電A67
aの間のみONとなる。 j 回数巻カウント回路 糸が整経胴Aに巻かれた回数をカウントし表
示させる回路であり、糸セレクト中以外の光電
Aの出力により回数巻表示がプラス1され、回
数巻設定値以上になるとリセツトされ回数巻表
示が“0”となる。 次に具体的な例として、赤色糸と白色糸の2本
の糸を使用し、赤色糸2本、白色糸2本の繰り返
しで総本数3600本、整経幅100cm、整経長(回数
巻)2回の場合の動作説明をする。 まず、クリールスタンドBに赤色糸、白色糸を
セツトし、ガイドプレート24、張力調整器2
5、ドロツパーリング26を通し、糸選別ガイド
27のNo.0のガイドに赤色糸を、No.1のガイド
に白色糸を通し、基台Yに永久磁石付止め具Eを
以て押さえ糸をセツトする。 次いで、糸選別ガイド27の糸セツト通りにプ
ログラムをする。プログラムした内容の表示部を
示すと次の通りである。
【表】 同時に回数巻設定(2を設定する)、コンベア
ベルトの送り量をセツトし(総本数が3600本済ん
だとき100cm移動するようにセツトする。)総本数
カウンタに3600をセツトする。 機構上は、運転スイツチが入り導糸杆6が回転
すると同回転速度でスリツト板28が回転し、同
時にコンベアベルト17が前面より後部へ(原動
部側)へ設定量づつ移動するようになつている。
ついで、整経モータ(電動機)46を回転させ、
導糸杆6を光電A67aと光電B67bの間のス
タート位置にし、運転スイツチをONすると、
No.0の糸選別ガイド27のソレノイドがONし、
綾取り上ソレノイド及びカツト綾上方ソレノイド
がONし、1秒後導糸杆6は回転する。この時、
導糸杆6はNo.0糸選別ガイドの糸、即ち赤色系
をつかみ回転を始め整経胴Aに巻き始める。続い
てカツト綾上ソレノイド及びカツト綾下ソレノイ
ドにより赤色糸のカツト綾が作られる。ついで、
光電C67cを通過すると各ソレノイドはOFF
となる。機構上、カツト綾バーは光電B67bと
光電C67cの間、綾取りバーは光電Aと光電B
の間に位置しているので、スタート時の赤色系は
カツト綾のみとなる。導糸杆6が1周目の光電A
67aを通過すると回数巻表示が“1”となり、
2周目の光電Aを通過すると回数巻表示が“0”
となる。同時に綾取り上ソレノイド、カツト綾上
下ソレノイドがONし、次の光電Cを通過で各ソ
レノイドはOFFし、綾、カツト綾が作られる。
これと同時に総本数カウントアツプ信号が出て、
総本数カウンタに1が表示される。3周目の光電
A67aを通過すると回数巻表示が“1”とな
り、4周目の光電Aを通過すると回数巻表示が
“0”となる。同時に、No.0糸選別ソレノイド、
糸外しソレノイド、綾取り下ソレノイド、カツト
綾上下ソレノイドがONし、赤色糸は導糸杆6か
ら外され、ドロツパーリング26の重みでNo.0
糸選別ガイドに収納される。この時、光電Bを通
過すると糸抑えソレノイドがONし、整経胴Aの
赤色糸を押さえ、糸交換による糸たるみが整経胴
A上の色に入らないようにする。次の光電Cを通
過すると糸外しソレノイドがOFFする。同時に
総本数カウントアツプ信号が出て総本数カウンタ
に“2”が表示される。5周目の光電A67aを
通過するとNo.0糸選別ソレノイドがOFFし、
No.1の糸選別ソレノイドがONをする(この時、
回数巻カウントはカウントしない)。導糸杆6は
No.1糸選別ソレノイドの白色糸をつかみ整経胴
A上に巻きつける。同時に糸抑えソレノイドが
OFFする。次の光電C67cでNo.1糸選別ソレ
ノイド、綾取り下ソレノイド、カツト綾上ソレノ
イド及カツト綾下ソレノイドがOFFする。6周
目の光電A67aを通過すると回数巻表示が
“0”となる。同時に綾取り上ソレノイド、カツ
ト綾上ソレノイド、カツト綾下ソレノイドがON
し、次の光電C67cを通過すると各ソレノイド
はOFFし、綾、カツト綾が作られる。これと同
時に総本数カウントアツプ信号が出て、総本数カ
ウンタに“3”が表示される。8周目の光電A6
7aを通過すると回数巻表示が“1”となり、9
周目の光電A67aを通過すると、回数巻表示が
“0”となる。同時にNo.1糸選別ソレノイド、糸
外しソレノイド、綾取り下ソレノイド、カツト綾
上ソレノイド、カツト綾下ソレノイドがONし、
白色糸は導糸杆6から外され、ドロツパーリング
26の重みでNo.1糸選別ガイドに収納される。
この時、光電B67bを通過すると糸抑えソレノ
イドがONし、整経胴Aの糸を抑える。次の光電
C67cを通過すると糸外しソレノイドがOFF
する。同時に総本数カウントアツプ信号が出て総
本数カウンタに“4”が表示される。10周目の光
電Aを通過するとNo.1の糸選別ソレノイドが
OFFし、No.0の糸選別ソレノイドがONする(こ
の時、回数巻カウンタはカウントしない)。導糸
杆6は赤色糸をつかみ整経胴Aに巻きつける。同
時に糸抑えソレノイドがOFFする。次の光電C
67cでNo.0糸選別ソレノイド、綾取り下ソレ
ノイド、カツト綾上ソレノイド、カツト綾下ソレ
ノイドがOFFする。 同様に、糸切れ、2本巻停止、右限スイツチ等
の停止信号が入らない限り、総本数完了停止信号
が入るまで導糸杆6は回転し、各ソレノイドは
ON/OFFし、コンベアベルトは糸を送り続け整
経作業を実行する。 本発明の電子制御サンプル整経機の制御部分
は、第11図に示した通りである。プログラム設
定器78は、0〜nの複数本の糸種の選択、糸本
数の設定、繰り返し数の設定を、備えつけの0〜
9のテンキースイツチ、↑スイツチ、↓スイツ
チ、移行スイツチ、( )スイツチ、終了スイツ
チ、CLR(クリア)スイツチ、紙送りスイツチに
より設定可能なプログラム設定器であり、設定し
たプログラムは小型プリンタに打ち出すことが可
能で、かつその内容はアドレス、( )の有無、
糸種、糸本数、繰り返し数をLEDで表示するこ
とができる。又、書込み、運転、呼び出し動作を
選択するスイツチを設けてあり、運転時には予め
設定された内容を表示すると共に運転時の状態を
表示することができ、呼び出し時にはプログラム
の修正、動作状態の修正を行うことができる。こ
のプログラム設定器78はコントローラ79と、
糸種、糸チエンジ、カウントアツプ信号を介して
接続され、これらの信号を授受しながら、予め設
定されたプログラムを順次繰り返すものである。
プログラムの内容は、四則演算公式を利用してお
り、例えば糸種1を10本、糸種2を5本、糸種3
を7本、これらの繰り返しを3回行つた後、糸種
4を6本、糸種5を2本巻くプログラムは(1×
10+2x5+3x7)3+4x6+5x2という式に当てはめ
られる。もちろん( )を何回も使用する
{〔(1x2+2x3)3+1x4〕5+2x6}7+3x5というプロ
グラムも製作可能である。又、一度設定したプロ
グラムは、プログラム変更を行わないかぎりバツ
クアツプ電池により保護されている。コンローラ
79は整経機本体を制御する部分であり、プログ
ラム設定器78で設定されたプログラム通りに、
コントローラ79に接続された電磁開閉器用リレ
ー81、糸種0〜nソレノイド用リレー82、糸
セレクト、糸オサエ、糸ハズシソレノイド用リレ
ー83、綾取り上、綾取り下、カツト綾上、カツ
ト綾下ソレノイド用リレー84、表示ランプ85
等を制御するものである。電磁開閉器用リレー8
1は整経モータ、コンベアベルト早送りモータ、
巻き取りモータのON/OFF、正逆転を制御し、
糸種0〜nソレノイド用リレーは、糸セレクトリ
レーがONの時、糸0〜nのソレノイドを制御
し、糸オサエ、糸ハズシ用リレーは、糸オサエ、
糸ハズシソレノイドを制御し、綾取り上、綾取り
下、カツト綾上、カツト綾下用リレーは、それぞ
れ綾取り上、綾取り下、カツト綾上、カツト綾下
ソレノイドを制御するものである。表示ランプ8
5は整経機本体の動作状態を表示するランプであ
り、電源ON、ベルト右移動、ベルト左移動、綾
取り上、綾取り下、クラツチON、2本巻、総本
数、回数巻表示等のランプがある。操作スイツチ
86は、整経機本体を制御するためのスイツチで
あり、電源、整経モータ自動停止、回数巻設定、
ベルト移動停止、ベルト右移動、ベルト左移動、
綾取り上、綾取り下、クラツチON、クラツチ
OFF、2本巻リセツトスイツチ及び総本数カウ
ンタ等がある。光電スイツチ67は整経機本体に
取付けられた3個の光電スイツチ又はセンサ67
a,67b,67cであり、糸セレクト、糸オサ
エ、糸ハズシ、綾取り、カツト綾、カウントアツ
プ等のタイミングを取る為に略3等分された円周
上に位置するものである。2本巻停止用スイツチ
87はクリールスタンドに取付けられた糸が2本
以上同時に巻かれたことを検出し、コントローラ
79に信号を送るものである。その他、整経機本
体にはクラツチをOFFさせる糸切れ検出スイツ
チ、前記リレー群より制御される各種ソレノイ
ド、電磁開閉器、ミスチエンジ表示等が装備され
ている。 本発明のサンプル整経機の動作をタイムチヤー
トで表すと第12図の通りである。 このタイムチヤートは、糸種0の2回巻を2
本、糸種1の2回巻を2本巻き、以後これを繰り
返すものである。ここでいう2回巻とは、0〜19
回巻まで設定可能な前記回数巻設定スイツチによ
り設定された値である。前記3個の光電スイツチ
からの信号は、ここでは光電A、光電B、光電C
と名付けられ、動作開始時に光電スイツチAと光
電スイツチBの間よりスタートすることを前提と
し、以下光電B−光電C−光電A−光電B−光電
C−光電Aを順次発生させ、以下に記すタイミン
グを取るために利用される。カウント信号は光電
Aがスリツト28aの通過を検知する都度発信さ
れ、プログラム設定器から受信したチエツジ信号
が来た後の1回だけは導糸杆6が空回りするから
発信しない。カウントアツプ信号は回数巻設定値
に達する都度、光電A〜光電Cの間ONとなり、
前記総本数カウンタをアツプさせ、前記プログラ
ム設定器にカウントアツプ信号を送る。チエンジ
(糸交換)信号は光電Aに同期しており、前記プ
ログラム設定器より送られてくるが、糸種を変え
る時に使用される信号である。セレクト信号は糸
種0〜nソレノイド用リレーのどれか1つがON
の時、その信号を糸種0〜nソレノイドに伝達す
る為の信号である。スタート時は、スタート時か
ら光電Cの間オンとなつており、それ以後はチエ
ンジ信号が来たことを確認し、光電Aから次の光
電Aの間ONとなり、わずかな時間(10〜50m
s)OFFとなり、直ちにONとなり、次の光電C
までONとなる。糸種0、糸種1ソレノイド用リ
レーは、プログラム設定器から送られてくる糸種
設定信号に基づきコントローラでタイミング調整
され、糸をチエンジするためのセレクト信号が発
生する前までONとなる。糸ハズシソレノイド信
号は、チエンジ信号が来たことを確認した後、光
電A〜光電Cの間ONとなり、糸オサエソレノイ
ド信号は糸ハズシソレノイド信号がONとなつた
後の光電B〜光電Aの間ONとなる。綾取り上ソ
レノイド信号と綾取り下ソレノイド信号は、綾取
り上、綾取り下スイツチにより、どちらからでも
スタートできるが交互にONとなることを条件
に、スタート時から光電Cの間、チエンジ時では
ないカウントアツプ信号ON時及びチエンジ信号
が来たことを確認し、光電Aから光電Cを1度通
過した後の光電Cの間ONとなる。ここの第12
図のタイムチヤートにはないが、綾取り上、綾取
り下ソレノイド信号のどちらかがON時、カツト
綾上ソレノイド、カツト綾下ソレノイド信号が共
にONとなる。 又、綾取り上、綾取り下ソレノイド信号のタイ
ミングを変えることにより、直接織物ビーム49
に巻き返すことが可能な異種の綾取りをすること
も可能である。整経機本体は、スタートスイツチ
により動作を開始し停止スイツチにより動作を停
止するが、糸2本以上同時に巻かれた状態をチエ
ツクする2本巻停止用スイツチの他、チエンジ時
に糸を巻き取らない状態を知らせるミスチエンジ
信号、総本数が巻かれたことを知らせる総本数カ
ウンタよりも送られる総本数完了信号、糸切れを
知らせる糸切れ検出信号等により停止させること
もできる。 上記説明では、糸種を0〜nとしたが、nは9
までが通常であるが、それ以上とすることも可能
である。回数巻は1〜19として説明したがこれに
限されないことは勿論である。ソレノイドのドラ
イバー部であるリレー部は、トランジスタ、サイ
リスタ等の半導体でもよい。光電A、光電B、光
電Cの各種スイツチは、磁気感応素子、メカ式リ
ミツトスイツチ等でもよく、コントローラは、現
段階では、マイコン、メモリー、TTL、CMOS、
フオトカプラ等で形成されているが、汎用のシー
ケンスコントローラを使用してもよい。 第13図はプログラム設定器78の盤面を示
し、第14図はコントローラ79の盤面を示す図
面である。第14図において、PL1はベルト早
送り左移動表示灯、PL2はベルト早送り右移動
表示灯、PL3は電源表示灯、PL4はクラツチ
ON表示灯、PL5は綾上表示灯、PL6は綾下表
示灯、PL7は2本巻停止表示灯、SS−0は電源
スイツチ、SS−1は深夜電源スイツチ、SS−2
は主電動機正転逆転スイツチ、SS−3はミスチ
エンジ回路スイツチ、PS1はベルト早送り左移
動スイツチ、PS2はベルト早送り停止スイツチ、
PS3はベルト早送り右移動スイツチ、PS4はク
ラツチONスイツチ、PS5はクラツチOFFスイ
ツチ、PS6は綾上スイツチ、PS7は綾下スイツ
チ、PS8は回数巻手動カウントスイツチ、PS9
は回数巻カウントリセツトスイツチ、PS10は
2本巻リセツトスイツチ、PS11は主電動機逆
転寸動スイツチ、RS1は回数巻設定スイツチ、
BU406Dは回数巻表示、RS2は総本数カウンタ
である。上記記述では、糸種の選択、糸本数の設
定及び繰り返し数をプログラム設定器78で設定
し、回数巻の設定は回数巻設定スイツチRS1で
設定し、ベルトコンベアの送り量の設定はベルト
コンベア送り設定ダイヤル(図示せず)によつて
行う例を示したが、これらの設定を全てプログラ
ム設定器によつて行うように構成することも可能
である。 (発明の効果) 以上のように、本発明は柄整経に必要な設定値
の設定をプログラム設定器等を用いることによつ
て行いかつ全ての整経動作を電子的に制御したも
のであるから、従来のパンチカードは不要となり
簡単な設定操作だけで複雑な柄整経を行うことが
できるという著大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子制御サンプル整経機及び
クリールの側面的概略断面説明図、第2図はサン
プル整経機及び巻き返し機の正面説明図、第3図
はサンプル整経機、クリール及び巻き返し機の配
置を示す平面説明図、第4図はサンブル整経機の
側面図、第5図は糸緩み防止装置の摘示側面説明
図、第6図は第5図の要部の正面図、第7図は導
糸杆とスリツト板との配置を示す説明図、第8図
はストツパ板の取付け状態を示す摘示説明図、第
9図は糸選別ガイドの摘示説明図、第10図a〜
jは本発明装置を構成する各手段の動作を示すフ
ローチヤート、第11図は本発明を構成する各機
器の関連を示すブロツク図、第12図は本発明装
置の時間的動作を示すタイムチヤート、第13図
はプログラム設定器の盤面を示す図面及び第14
図はコントローラの盤面を示す図面である。 1……中空軸、2……加動軸、3……被動軸、
4……プーリー、5……小歯輪、6……導糸杆、
6′……導糸部、7……小歯輪、8……連動軸、
10……小歯輪、11……円弧部、12……直線
部、13……胴杆、14……胴枠、15……転
子、16……横梁、17……コンベアベルト、1
8……親歯輪、19……遊星歯車、20……胴内
螺軸、21……駆動子、22……糸、24……ガ
イドプレート、25……張力調整器、26……ド
ロツパリング、27……糸選別ガイド、28……
スリツト板、29……ロータリーソレノイド、3
0,31……ガイドロツド、32……糸外し装
置、33,37……綾取り上バー、34,35…
…綾取り下バー、36……カツト綾上バー、38
……カツト綾下バー、39……糸止め具、40…
…スケルトン、42,42……ローラ、43……
ジグザグコーム、44……ローラ、45……織布
用ビーム、46……電動機、47……主変速プー
リ、49……カウンタプーリ、50……ブレーキ
作動ピニオン、51……変速機、52……シフト
レバー、53……被動ギヤ、54……スプロケツ
ト車、59……導糸カバー、60……糸緩み防止
装置、67a,67b,67c……センサ又は光
電A、B、C、78……プログラム設定器、79
……コントローラ、W……サンプル整経機、A…
…整経胴、B……クリール、C……巻き返し機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中空軸1の両端中心に加動軸2と被動軸3と
    を突出させ、加動軸2にはプーリー4に固定され
    た小歯輪5を、他端の被動軸3には導糸杆6を固
    定した小歯輪7を夫々遊装し、前記の小歯輪5,
    7を中空軸1内の連動軸8両端の小歯輪9,10
    のかみ合いによつて連動し得しめ、該中空軸は加
    動軸2側で片支持とし、被動軸3側の中空軸に
    は、円弧部11と直線部12とを交互させた同型
    の外周を有する胴枠13,14の円弧部11に両
    端の転子15に掛けられ、横梁16面上を辷つて
    移動されるコンベアベルト17を付設した横梁1
    6を渡して形成せしめた整経胴Aを遊装し、前記
    のコンベアベルト17は胴外から適宜駆動される
    親歯輪18とのかみ合いにより一斉に回転される
    遊星歯車19の胴内螺軸20と螺合せしめた駆動
    子21によつて一斉に夫々同量の微移動し得し
    め、導糸杆6の先端を内方に屈成し導糸部6′と
    して整経胴Aの前端上面に臨ませてなるサンプル
    整経機において、整経胴Aに巻きつけられる糸を
    綾取りバー及びカツト綾バーの上下に選別するこ
    とにより綾及びカツト綾を作る綾取り手段と、整
    経胴Aに巻きつけられる糸の総本数をカウントす
    る総本数カウンタのアツプ信号をオン/オフさせ
    る総本数カウンタカウント手段と、整経胴Aに巻
    きつけられる糸の総本数が設定値に達すると整経
    機本体を停止させる総本数完了停止手段と、コン
    ベアベルトを左に移動させるコンベアベルト左移
    動手段と、コンベアベルトを右に移動させるコン
    ベアベルト右移動手段と、電動機46の回転を導
    糸杆6、ベルトコンベア17等に伝達させる運
    転・停止手段と、糸選別ガイド27及び糸外し装
    置32を制御する糸セレクト手段と、糸緩み防止
    (糸抑え)装置60のソレノイドをオン/オフさ
    せる糸抑えソレノイド手段と、糸が整経胴Aに巻
    かれた回数をカウント表示させる回数巻カウント
    手段とからなり、糸種0〜nの選択、糸本数の設
    定、繰り返し数の設定、巻回数の設定及びコンベ
    アベルトの送り量を設定することによつて所望の
    柄整経を自動的に行うことができるようにしたこ
    とを特徴とする電子制御サンプル整経機。 2 糸セレクト時に導糸部6′が同時に二本以上
    の糸を引つ掛けると整経機本体を停止せしめるよ
    うに作用する二本巻き停止手段を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子制御サ
    ンプル整経機。
JP19959085A 1985-09-11 1985-09-11 電子制御サンプル整経機 Granted JPS6262942A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0933455A3 (en) * 1998-02-03 1999-12-29 Suzuki Warper Ltd. Electronically controlled sample warper

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EP0933455A3 (en) * 1998-02-03 1999-12-29 Suzuki Warper Ltd. Electronically controlled sample warper

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