JPS64850Y2

JPS64850Y2 -

Info

Publication number: JPS64850Y2
Application number: JP1983109632U
Authority: JP
Priority date: 1983-07-15
Filing date: 1983-07-15
Publication date: 1989-01-10
Also published as: JPS6018734U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は、電気フライヤーのバスケツトに関す
るものである。

従来、電気フライヤーのバスケツトは、第１図
斜視図から、上部が開口した金属製のバスケツト
１でなり、このバスケツト１底面に、孔２を複数
設け、バスケツト１の側板には、Ｌ字形の把手３
を設けている。

次にこのバスケツト１を、電気フライヤーに用
いる場合を、第２図側断面図で示すと、電気フラ
イヤーは、外装体４上端に、内容器５上端が載置
されてなり、内容器５は底面にシーズヒータの如
くヒータ６が設けられる。そして、前記内容器５
内に、バスケツト１が収脱自在になされるもの
で、把手３は内容器５外方に突出して位置される
ものである。また、バスケツト１外底面からは、
凸部７を設けて、内容器５の内底面と、バスケツ
ト１の底面間を離間して設けるようにしている。
上記、電気フライヤーのバスケツト１は、把手３
が固定されているものであり、バスケツト１は、
電気フライヤーと別に収納しなければならなく、
バスケツト１を収納する場合に、油を拭き取り、
収納するなど不便なものであつた。また、他のバ
スケツト１においては、把手３がバスケツト１か
ら取外し自在となるものであるが、これとても、
バスケツト１内に把手３を入れて収納すると、把
手３が油で汚れるため、再度使用時に、汚れを取
除き用いるか、電気フライヤー使用後に、油を、
きれいに拭き取らなくてはならず不便であつた。

本考案の電気フライヤーのバスケツトは、上記
の欠点を解消するために考案されたものである。
次に、本考案の実施例を第３図バスケツト８右側
面図、第４図電気フライヤーとバスケツト８の側
断面図を用いて説明をすると、バスケツト８は、
上面が開口したバスケツト８で、底面は従来例で
示した、第１図バスケツト１と同様に孔２が複数
設けられている。そして、バスケツト８の側板面
には、弾性金属材でＵ字形に折曲された把手９が
設けられ、バスケツト８の外底面には、凸部１０
が形成されている。電気フライヤーは、外装体１
１に把手１２、脚１３などが設けられ、外装体１
１上端には、内容器１４上端部が載置されてお
り、内容器１４は、外装体１１内に設けられる。
また、内容器１４には、シーズヒータの如くヒー
タ１６が備えられ、内容器１４の底面から下方向
にボス１５が設けられて、外装体１１の底部の底
板１８をビス１７で、ボス１５に固定している。
さらに、内容器１４の外底面に、サーモスタツト
１９が設けられ、温度調節がなされる。また第４
図で示す、２０は、内容器１４開口部に設けられ
る蓋である。

上記、内容器１４内に収脱自在になされるバス
ケツト８について、詳細を、第５図バスケツト側
断面図、第６図および第７図把手９と、バスケツ
ト８側板部分左側面図から説明すると、バスケツ
ト８は、弾性金属材をＵ字形に折曲し、両端部を
ほぼ直角に、外方へ折曲してなる把手９で、この
把手９両端部は、バスケツト８側板をバスケツト
８内側方向に切起した、一対の切起片２５の孔２
１に貫通支持して、切起片２５間に、把手９の弾
性を規制するストツパー片２４を切起して設けて
なり、切起片２５には、一対の切起片２５のおの
おのの一部を内側に折曲した、把手９回動規制用
の突片２６が設けられる。この突片２６で、把手
９は規制され、バスケツト８側板から、上方へ立
上り形状となり、把手９は、側面く字形に形成さ
れる。そして、把手９は、弾性により、切起片２
５の突片２６から解除して回動自在となる。解除
された、把手９は、バスケツト８の内方に回動で
き、把手９のく字形頂部９′が、バスケツト８内
底面に接する。さらに、把手９のＵ字形端は、バ
スケツト８上端下方に収納される。また、バスケ
ツト８の外底面には、凸部１０が形成されて、第
４図で示した、電気フライヤーの内容器１４内底
面と、バスケツト８外底面を離間している。すな
わち、バスケツト８を用いない場合には、把手９
を、バスケツト８の切起片２５の突片２６から解
除して、バスケツト８内の把手９を収納する。２
２は、切起片２５の折曲部であり、２３は、スト
ツパー片２４の折曲部である。

以上本考案の電気フライヤーのバスケツト８
は、把手９を回動して、バスケツト８内に、把手
９を収納した場合に、把手９のＵ字端が、バスケ
ツト８上端より出ることがなく、箱体などに収納
することが容易となる。さらに把手９のへ字形頂
部９′のみが、バスケツト８の内底面に接するこ
とから、第４図で示す、電気フライヤーの内容器
１４内に、油汚れを拭き取ることなく収納して
も、把手９の把り部分は汚れることなく、再使用
に支障がなくなるものである。そして、把手９を
回動してバスケツト８内に収納した場合、把手９
は、く字形状となつていることから、バスケツト
８の使用時に、把手９の把部を持ち、バスケツト
８内から取出し、および回動が容易となるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、従来例を示し、第１図
は、バスケツト斜視図。第２図は、電気フライヤ
ー側断面図。第３図〜第７図は、本考案の電気フ
ライヤーのバスケツト実施例を示し、第３図は、
バスケツト右側面図。第４図は、電気フライヤー
側断面図。第５図は、バスケツト側断面図。第６
図および第７図は、バスケツト内側面と、把手取
付け状態を示す、一部側断面図である。１……バスケツト、３……把手、８……バスケ
ツト、９……把手、１１……外装体、１４……内
容器、２５……切起部。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

弾性金属材をＵ字形に折曲し、両端部を外方に
ほぼ直角に折曲してなり、側面略く字形に形成し
た把手９と、この把手９の両端部を、バスケツト
８側板を切起した切起片２５の孔２１に貫通支持
し、把手９を、バスケツト８内底面方向に回動自
在とするとともに、把手９側面く字形の頂部が、
バスケツト８内底面に接し、把手９Ｕ字形頂部
が、バスケツト８上端下方に位置するようにした
ことを特徴とする、電気フライヤーのバスケツ
ト。