JP2503662Y2 - フライヤ - Google Patents

フライヤ

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JP2503662Y2
JP2503662Y2 JP6194090U JP6194090U JP2503662Y2 JP 2503662 Y2 JP2503662 Y2 JP 2503662Y2 JP 6194090 U JP6194090 U JP 6194090U JP 6194090 U JP6194090 U JP 6194090U JP 2503662 Y2 JP2503662 Y2 JP 2503662Y2
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JP
Japan
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handle
pan body
receiving portion
frying basket
basket
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JP6194090U
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JPH0421339U (ja
Inventor
勝一 峯島
Original Assignee
サミット工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は鍋本体とこの鍋本体内に収納される網容器等
のフライ篭とからなるフライヤに関する。
[従来の技術] 一般にフライドポテト,鳥のから揚げあるいは天プラ
等の揚げ物に用いられるフライヤは、鍋本体の内に満た
した油に、揚げ物を網容器等からなるフライ篭に入れた
状態で浸して揚げ、このフライ篭とともに揚げ物を油よ
り取り出して油切りするようにしている。またこの油切
りを前記鍋本体上で行うため、前記フライ篭に金属製線
材からなる一対のハンドルを回動自在に設け、このハン
ドルを下方に回動するとともにハンドル先端に折曲形成
した掛け部を前記鍋本体の上縁部に載置して、前記フラ
イ篭を鍋本体上部に支持するものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術においては、一対のハンドルによってフ
ライ篭を鍋本体上部に支持して揚げ物の油切りを行うも
のであるが、一対のハンドルの掛け部を鍋本体の上縁部
に載置するものであるためフライ篭が一方のハンドル側
に傾いたり、振動により左右にぐらついたりするという
不安定な状態で支持されており、鍋本体からハンドルの
掛け部が外れて倒れ易いという欠点があった。また、ハ
ンドルが金属製の線材で形成されているため、この線材
が変形して歪み易く、また実際の使用においては熱によ
りハンドルが熱くなり扱い難いという問題があった。
そこで本考案は揚げ物の調理に適して扱い易く、フラ
イ篭を鍋本体上部に安定して保持することができるフラ
イヤを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は鍋本体の上部に一対の合成樹脂製からなる把
手を設け、前記鍋本体に収納されるフライ篭の上部に一
対の合成樹脂製からなるハンドルを回動可能に設け、前
記把手に該把手に係止して前記ハンドルを上向きに保持
する上向き用受部及び前記ハンドルを下向きに保持する
下向き用受部とを設けたものであり、また前記ハンドル
を断面円形に形成するとともに前記受部を湾曲状に形成
し、前記ハンドルに突設した突起が係入する係合孔を前
記把手の受部に形成したものであり、また前記受部を角
状に形成するとともに前記ハンドルを該角状受部に係合
するように角状にしたものである。
[作用] 上記各構成により、フライ篭のハンドルを斜め下方に
回動し、このハンドルの下部側を鍋本体の把手に形成し
た受部に供給することにより、フライ篭を鍋本体上に安
定して保持することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示し、1
は鉄製等からなる鍋本体であり、この鍋本体1は凹部2A
を有する底板2の外側に側板3が連設されるとともに、
この側板3上部の開口部が上方に向って拡大するよう形
成されており、また前記側板3を外方に湾曲形成した注
ぎ口4が設けられている。また、この注ぎ口4には温度
計5が着脱自在に取付けられる。
6は前記鍋本体1上部の両側に設けられる把手であ
り、略コ字状のステンレス等からなる取付部7の端部を
リベット止めなどにて前記側板3の上部内側に固着し、
他側に合成樹脂製からなる前記把手6をインサート成形
により設け、この把手6の上部には略半円柱状の上向き
用受部たる係合凹部8と、この係合凹部8から前記鍋本
体1に向って設けられた凹部9が形成されている。
また、把手6の係合凹部9の中央下部側には長孔状の
下向き用受部たる係合孔10が穿設されるるとともに、側
方には係合溝11が形成されている。
12は上方を開放する有底なステンレス鋼製などのフラ
イ篭であって、線材を編んだ網容器13の上縁に枠金(図
示せず)が巻装されるとともに、この枠金にリング14が
外嵌一体化されている。
15は前記フライ篭12のリング14両側に設けられるハン
ドルであり、略コ字状のステンレス等からなる取付部16
の端部が前記リング14に回動自在に取付けられ、他側に
合成樹脂製からなる前記ハンドル15をインサート成形に
より設け、このハンドル15は前記係合凹部8に一部が挿
入配置される略円柱状の握り部17と、前記凹部9に一部
が挿入配置される平坦部18とが一体に形成され、また前
記握り部17には前記係合孔10あるいは係合溝11と係合す
る突起19が突出形成されている。図中20は前記握り部17
の周面に形成された滑り止め用の円周溝である。
次に鍋本体1とフライ篭12とからなるフライヤについ
てその使用方法を説明する。
鍋本体1内に満した食用油(図示せず)に、揚げ物
(図示せず)をフライ篭12に入れた状態で浸して揚げ
る。この際第3図に示すようにフライ篭12のハンドル15
を鍋本体1の把手6上に載置し、この把手6とハンドル
15との係合により鍋本体1内にフライ篭12が安定して収
納される。
次にフライ篭12内の揚げ物が揚ったら、フライ篭12の
ハンドル15に形成した突起19を用いてハンドル15を上方
に回動して握持しフライ篭12を鍋本体1の食用油から引
き上げる。そして第2図に示すように、フライ篭12のハ
ンドル15を斜め下方に回動し突起19を鍋本体1の把手6
の係合孔10に挿入するとともに、握り部17の下部側を係
合凹部8に挿入配置して、フライ篭12が鍋本体1上に安
定保持される。
以上のように上記実施例においては、フライ篭12を鍋
本体1上に収納する状態でハンドル15の下部側が把手6
の係合凹部8及び凹部9に挿入配置されるものであるか
ら、フライ篭12を鍋本体1内に安定して収納することが
でき、またハンドル15を斜め下方に回動してフライ篭12
を鍋本体1上に保持する状態で、ハンドル15の突起19が
係入する係合孔10が把手6に設けられるとともにハンド
ル15の握り部17下部側が把手6の係合凹部8に挿入配置
されるものであるから、フライ篭12を鍋本体1上部に安
定して保持することができ、ハンドル15が把手6の受部
たる係合凹部8から外れたり、フライ篭12が傾いたりあ
るいは片側に片寄ることがなく良好に油切りをすること
ができる。
また把手6及びハンドル15はそれぞれ略コ字状の取付
部7,16に合成樹脂をインサート成形により設けたもので
あるから、製造が簡単で変形しにくく、また洗浄し易い
ものとなり、さらに熱が伝わりにくく扱い易いものとな
る。またフライ篭12を鍋本体1に収納した状態で突起19
が把手6外に突出しているためハンドル15の取外しが簡
単にできる。
第4図および第5図は本考案の第2実施例を示し、前
記第1実施例と同一部分に同一符号を付しその詳細な説
明を省略して詳述すると、フライ篭12のハンドル15Aの
握り部17Aを四角柱形状に形成するとともに、この握り
部17Aに対応して鍋本体1の把手6Aの角状受部たる係合
凹部8Aを半四角柱形状に形成している。また、前記係合
凹部8Aの両端に角形の係合溝11Aを形成し、この係合溝1
1Aに係合する取出し摘み21を前記握り部17Aの両端に突
出形成している。
このように本実施例においてはフライ篭12を鍋本体1
に安定的に収納した状態で、把手6Aからハンドル15Aを
取出し摘み21を用いて外し、ハンドル15Aを斜め下方に
回動して第5図に示すように握り部17Aの一部を係合凹
部8Aに挿入配置してフライ篭12を鍋本体1上部に安定し
て保持することができ、第1実施例と同様な作用・効果
を有するものである。
第6図及び第7図は本考案の第3実施例を示し、前記
第1実施例と同一部分に同一符号を付しその詳細な説明
を省略して詳述すると、フライ篭12のハンドル15Bの握
り部17Bを四角柱形状に形成するとともに、この握り部1
7Bに対応して鍋本体1の把手6Bの角状受部たる係合凹部
8Bを半四角柱形状に形成している。またこの場合前記握
り部17Bの両端は係合凹部8B外に突出し、この突出した
部分が取出し摘み21Aを構成している。
このように本実施例においては、フライ篭12を鍋本体
1に安定的に収納した状態で、把手6Bからハンドル15B
を取出し摘み21Aを用いて外し、ハンドル15Bを斜め下方
に回動して第7図に示すように握り部17Bの一部を係合
凹部8Bに挿入配置してフライ篭12を鍋本体1上部に安定
して保持することができ、第1実施例と同様な作用・効
果を有するものである。
尚、本考案は上記各実施例に限定されるものではな
く、例えば第8図に示すようにハンドル15Cの握り部17C
を断面八角形に形成するとともに、把手6Cの係合凹部8C
を前記握り部17Cが係合するように形成してもよく、ハ
ンドルの握り部は適宜多角形形状に形成することができ
る。また鍋本体はその側板を底板に対して垂直に設けた
ものを用いてもよい。
[考案の効果] 本考案は鍋本体の上部に一対の合成樹脂製からなる把
手を設け、前記鍋本体に収納されるフライ篭の上部に一
対の合成樹脂製からなるハンドルを回動可能に設け、前
記把手に該把手に係止して前記ハンドルを上向きに保持
する上向き用受部及び前記ハンドルを下向きに保持する
下向き用受部とを設けたものであり、揚げ物の調理に適
して扱い易く、フライ篭を鍋本体上部に安定して保持す
ることができるフライヤを提供することができる。また
前記ハンドルを断面円形に形成するとともに前記受部を
湾曲状に形成し、前記ハンドルに突設した突起が係入す
る係合孔を前記把手の受部に形成したものであり、揚げ
物の調理に適して扱い易く、フライ篭を鍋本体上部に安
定して保持することができるフライヤを提供することが
できる。また前記受部を角状に形成するとともに前記ハ
ンドルを該角状受部に係合するように角状にしたもので
あり、揚げ物の調理に適して扱い易く、フライ篭を鍋本
体上部に安定して保持することができるフライヤを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示し、第1
図は分解斜視図、第2図はフライ篭を鍋本体の上部に保
持した状態を示す一部切欠き正面図、第3図はフライ篭
を鍋本体に収納した状態を示す一部切欠き正面図、第4
図および第5図は本考案の第2実施例を示し、第4図は
要部の平面図、第5図は要部の正面図、第6図および第
7図は本考案の第3実施例を示し、第6図は要部の平面
図、第7図は要部の正面図、第8図は他の実施例を示す
要部の正面図である。 1……鍋本体 6,6A,6B,6C……把手 8……係合凹部(下向き用受部) 8A,8B,8C……角状受部 9……凹部 10……係合孔(上向き用受部) 11,11A……係合溝 12……フライ篭 15,15A,15B,15C……ハンドル 17,17A,17B,17C……握り部 19……突起

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍋本体の上部に一対の合成樹脂製からなる
    把手を設け、前記鍋本体に収納されるフライ篭の上部に
    一対の合成樹脂製からなるハンドルを回動可能に設け、
    前記把手に該把手に係止して前記ハンドルを上向きに保
    持する上向き用受部及び前記ハンドルを下向きに保持す
    る下向き用受部とを設けたことを特徴とするフライヤ。
  2. 【請求項2】前記ハンドルを断面円形に形成するととも
    に前記受部を湾曲状に形成し、前記ハンドルに突設した
    突起が係入する係合孔を前記把手の受部に形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のフライヤ。
  3. 【請求項3】前記受部を角状に形成するとともに前記ハ
    ンドルを該角状受部に係合するように角状にしたことを
    特徴とする請求項1記載のフライヤ。
JP6194090U 1990-06-12 1990-06-12 フライヤ Expired - Lifetime JP2503662Y2 (ja)

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