JPS64836Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64836Y2 JPS64836Y2 JP19167884U JP19167884U JPS64836Y2 JP S64836 Y2 JPS64836 Y2 JP S64836Y2 JP 19167884 U JP19167884 U JP 19167884U JP 19167884 U JP19167884 U JP 19167884U JP S64836 Y2 JPS64836 Y2 JP S64836Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- tube
- screw
- screw tube
- saucer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
産業上の利用分野
本考案は口紅等の棒状化粧品の繰出し容器の改
良に関する。
良に関する。
従来の技術
この種容器は周知のように、容器の基筒と回転
筒とを相対的に回転操作し、この回転操作で受皿
を昇降させ、この受皿に保持させた化粧品を出し
入れするものである。
筒とを相対的に回転操作し、この回転操作で受皿
を昇降させ、この受皿に保持させた化粧品を出し
入れするものである。
この従来の繰出し容器では、操作回転量に対し
受皿の昇降量が大きいので、ともすると化粧品を
容器外に繰出し過ぎる傾向があり、従つてこの状
態でうつかり落したりすると化粧品を折損してし
まう。
受皿の昇降量が大きいので、ともすると化粧品を
容器外に繰出し過ぎる傾向があり、従つてこの状
態でうつかり落したりすると化粧品を折損してし
まう。
考案が解決しようとする問題点
本考案は、使用時の化粧品の繰出し量を使用に
不自由しない程度の量に抑え、しかも消耗或いは
必要に応じ繰出し量が自在に増大できる便利な棒
状化粧品繰出し容器を提供するにある。
不自由しない程度の量に抑え、しかも消耗或いは
必要に応じ繰出し量が自在に増大できる便利な棒
状化粧品繰出し容器を提供するにある。
ロ 考案の構成
問題点を解決するための手段
本考案棒状化粧品繰出し容器は、上部を段形に
縮径したカツプ状の基筒１の内側に適宜間隙を設
けて底板上から、下半部両側に縦長な受皿案内孔
２，２を明けた中筒３を基筒１上方に高く立設し
た主筒４と、下端外周に前記段部に係止するフラ
ンジ５を有し、かつ内面に螺溝６を形成して前記
基筒１と中筒３間に回転可能に配設された螺筒７
と、前記中筒３内に昇降可能に嵌挿された筒体で
あつて、上部を化粧品８の皿状保持部９に形成
し、下端両側からは筒壁一部の壁片１０，１０を
垂設し、この壁片１０，１０外面に前記案内孔
２，２を通して前記螺筒７に螺合する螺条１１，
１１を形成した受皿１２と、前記間隙に配設され
螺筒７と受皿１２の係合体を上方に押上げている
コイル状のばね１３と、前記基筒１外面に螺合さ
れ、前記ばね１３に抗して螺筒７を下方に押下げ
てこの螺筒７及び受皿１２を予定の繰込み位置に
保持するカバー１４とで構成している。
縮径したカツプ状の基筒１の内側に適宜間隙を設
けて底板上から、下半部両側に縦長な受皿案内孔
２，２を明けた中筒３を基筒１上方に高く立設し
た主筒４と、下端外周に前記段部に係止するフラ
ンジ５を有し、かつ内面に螺溝６を形成して前記
基筒１と中筒３間に回転可能に配設された螺筒７
と、前記中筒３内に昇降可能に嵌挿された筒体で
あつて、上部を化粧品８の皿状保持部９に形成
し、下端両側からは筒壁一部の壁片１０，１０を
垂設し、この壁片１０，１０外面に前記案内孔
２，２を通して前記螺筒７に螺合する螺条１１，
１１を形成した受皿１２と、前記間隙に配設され
螺筒７と受皿１２の係合体を上方に押上げている
コイル状のばね１３と、前記基筒１外面に螺合さ
れ、前記ばね１３に抗して螺筒７を下方に押下げ
てこの螺筒７及び受皿１２を予定の繰込み位置に
保持するカバー１４とで構成している。
作用
上記にて、常時はカバー１４がばね１３に抗し
螺筒７の上端を介してこの螺筒７と受皿１２の係
合体を第１図のように下方の繰込み位置に押下げ
ている。
螺筒７の上端を介してこの螺筒７と受皿１２の係
合体を第１図のように下方の繰込み位置に押下げ
ている。
ここで化粧する際はカバー１４を外す。する
と、第２図のように螺筒７と受皿１２の係合体は
拘束を解かれることからばね１３により基筒１中
間の段部に係止するまで上方に押上げられ、この
状態にて各部寸法の整定にて化粧品８は化粧する
に必要な量だけ押出される。
と、第２図のように螺筒７と受皿１２の係合体は
拘束を解かれることからばね１３により基筒１中
間の段部に係止するまで上方に押上げられ、この
状態にて各部寸法の整定にて化粧品８は化粧する
に必要な量だけ押出される。
尚、化粧品８が消耗して短かくなつたときは、
上記状態としたのち螺筒７を回転操作する。この
操作により受皿１２は徐々に螺進して上方に押上
げられ、化粧品８が繰出される。
上記状態としたのち螺筒７を回転操作する。この
操作により受皿１２は徐々に螺進して上方に押上
げられ、化粧品８が繰出される。
実施例
基筒１は、上部縮径部外周に係合突起１５を設
けている。尚、この係合突条１５に替えて周方向
とびとびの突子としてもよい。
けている。尚、この係合突条１５に替えて周方向
とびとびの突子としてもよい。
螺筒７は、ばね１３でで押上げられたとき上端
が中筒３の上端と揃う寸法に整定されている。
が中筒３の上端と揃う寸法に整定されている。
受皿１２は、中間部に底壁１６を設けて上部側
の保持部９を皿状としており、また下部の壁片１
０，１０の螺条１１，１１部はやや肉厚としてあ
り、受皿案内孔２，２を通して螺溝６に螺合でき
るようにしてある。
の保持部９を皿状としており、また下部の壁片１
０，１０の螺条１１，１１部はやや肉厚としてあ
り、受皿案内孔２，２を通して螺溝６に螺合でき
るようにしてある。
カバー１４は上端内周に肉厚部１７を設け、こ
の肉厚部１７で螺筒７の頭を押えているが、この
肉厚部１７は全周に設けず、周方向ところどころ
に設けてもよい。このカバー１４は基筒１の上部
縮径部に嵌合されるが、この嵌合状態で係合突条
１５に圧着して固定され、しかし充分取外し可能
に装着されている。
の肉厚部１７で螺筒７の頭を押えているが、この
肉厚部１７は全周に設けず、周方向ところどころ
に設けてもよい。このカバー１４は基筒１の上部
縮径部に嵌合されるが、この嵌合状態で係合突条
１５に圧着して固定され、しかし充分取外し可能
に装着されている。
上記各部は、ばね１３を除き合成樹脂材で成形
製作される。
製作される。
ハ 考案の効果
上記した如く本考案によれば、化粧に際しカバ
ー１４を外すと、螺筒７と化粧品受皿１２の螺合
による係合体がばね１３により上方に規定量押上
げられるようにしたので、化粧品８の繰出し量を
適正量に定めることができ、必要以上繰出してし
まうことに基ずく折損等の事故が防止できる。ま
た化粧品８が消耗したときは、螺筒７の回転操作
により簡単にその消耗量を補なうことができ、使
用上何の不便もない。
ー１４を外すと、螺筒７と化粧品受皿１２の螺合
による係合体がばね１３により上方に規定量押上
げられるようにしたので、化粧品８の繰出し量を
適正量に定めることができ、必要以上繰出してし
まうことに基ずく折損等の事故が防止できる。ま
た化粧品８が消耗したときは、螺筒７の回転操作
により簡単にその消耗量を補なうことができ、使
用上何の不便もない。
第１図ａは本考案棒状化粧品繰出し容器の一実
施例のカバーを装着した常時における半部縦断面
図、同図ｂはａ図の化粧品受皿の外形斜視図、第
２図は同実施例のカバーを外した使用時の半部縦
断面図である。 １……基筒、３……中筒、４……主筒、７……
螺筒、１２……化粧品受皿、１３……ばね。
施例のカバーを装着した常時における半部縦断面
図、同図ｂはａ図の化粧品受皿の外形斜視図、第
２図は同実施例のカバーを外した使用時の半部縦
断面図である。 １……基筒、３……中筒、４……主筒、７……
螺筒、１２……化粧品受皿、１３……ばね。
Claims (1)
- 上部を段形に縮径したカツプ状の基筒１の内側
に適宜間隙を設けて底板上から、下半部両側に縦
長な受皿案内孔２，２を明けた中筒３を基筒１上
方に高く立設した主筒４と、下端外周に前記段部
に係止するフランジ５を有し、かつ内面に螺溝６
を形成して前記基筒１と中筒３間に回転可能に配
設された螺筒７と、前記中筒３内に昇降可能に嵌
挿された筒体であつて、上部を化粧品８の皿状保
持部９に形成し、下端両側からは筒壁一部の壁片
１０，１０を垂設し、この壁片１０，１０外面に
前記案内孔２，２を通して前記螺筒７に螺合する
螺条１１，１１を形成した受皿１２と、前記間隙
に配設され螺筒７と受皿１２の係合体を上方に押
上げているばね１３と、前記基筒１外面に嵌合さ
れ、前記ばね１３に抗して螺筒７を下方に押下げ
てこの螺筒７及び受皿１２を予定の繰込み位置に
保持するカバー１４とからなる棒状化粧品繰出し
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19167884U JPS64836Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19167884U JPS64836Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106119U JPS61106119U (ja) | 1986-07-05 |
| JPS64836Y2 true JPS64836Y2 (ja) | 1989-01-10 |
Family
ID=30749115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19167884U Expired JPS64836Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS64836Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7203601B2 (ja) * | 2018-12-28 | 2023-01-13 | 株式会社吉野工業所 | 繰出容器 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP19167884U patent/JPS64836Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61106119U (ja) | 1986-07-05 |
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