JPS64784Y2 - - Google Patents

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JPS64784Y2
JPS64784Y2 JP1984113369U JP11336984U JPS64784Y2 JP S64784 Y2 JPS64784 Y2 JP S64784Y2 JP 1984113369 U JP1984113369 U JP 1984113369U JP 11336984 U JP11336984 U JP 11336984U JP S64784 Y2 JPS64784 Y2 JP S64784Y2
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JP1984113369U
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JPS6154372U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鳥を威嚇し、鳥が農作物に近よるのを
防いで、農作物を鳥害から守るために使用される
鳥威嚇具に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来より鳥威嚇具として使用されているものに
かかしや、ひも体に種々の色をしたシート片を多
数取付けた風揺威嚇シート体がある。
これら従来の鳥威嚇具のうち、かかしは人間を
模して作られ、鳥にさも人間であるかのような錯
覚を与え、警戒心を持たせることにより、鳥が農
作物に近づくのを防ぐというものである。このか
かしは通常威嚇効果を高めるために、洋服を着せ
たり、髪の毛をつける等してできるだけ人間に似
せてつくられており、複雑な構成で重く、量ばる
ものであつた。
一方の風揺威嚇シート体は田畑内あるいは田畑
周囲に複数の棒を立て、該棒間に多数のシート片
を取付けたひもを渡すことにより設置するもので
あるが、このひもに取付けた多数のシート片が風
により一斉に揺れて動くことにより、鳥に警戒心
を与えて、かかし同様農作物を鳥からの害から防
ぐものである。この風揺威嚇シート体は通常威嚇
効果を高めるためにひもを非常に長くして、シー
ト片を多数取付ける等して、広げた場合に非常に
大きなものとなつているので設置に手間のかかる
ものであつた。
また、このように従来から使用されてきた鳥威
嚇用具は重く量ばるか、大型なものとなつている
ので、田畑等の地面に設置することは可能である
が、樹上に設けたり、樹上高く地上に設けること
は、たいへんな労力と費用を必要とするので、果
実を鳥から守るために果樹園等で使用するには不
向きなものであつた。
そこで、このような問題に鑑み、軽量かつ小型
に構成され、作業性に優れた鳥威嚇具が知られて
いる。この鳥威嚇具は、第1色で着色したカラー
ボール本体の球面に、第2色、第3色の着色によ
り動物等の目玉を模した表示部を複数個、環状に
連ねて設けるとともに、該球面の一部に吊り下げ
用リング部を設けた鳥威嚇用カラーボールであ
り、該カラーボールを紐により竿等に吊り下げて
畑や田んぼで使用するもの(実開昭59−59789号
公報)や、棒状の先端部に可撓質の針金を横向き
に介して鳥威嚇用環体を取り付け、かつ、棒体の
下部に台座を設けたカラスを威嚇する器具(実開
昭58−152889号公報)などであつた。
しかしながら、上記実開昭59−59789号公報に
おける鳥威嚇用カラーボールにあつては、単に紐
によつてのみ支持されるので、強風下では紐が竿
などに絡み付き、所期の目的である鳥威嚇の効果
が期待外れとなる問題点を有し、しかも竿などに
絡み付いたカラーボールを元の状態に戻すことも
面倒となる問題点を有するものであつた。また、
上記実開昭58−152889号公報におけるカラスを威
嚇する器具にあつては、鳥威嚇用の環体を可撓質
の針金よつてのみ支持されるので、強風下では針
金の疲労により該針金が切断したり若しくは棒体
に絡み付いたりして所期の目的である鳥威嚇の効
果が発揮出来ないという問題点を有するものであ
つた。
(考案の目的) 本考案は、上述のような従来の問題点に鑑み、
これを解消するためになされたものであり、強風
下においても鳥威嚇用の風船体が絡み付くことが
なく、常時上空の猛禽類を視覚的に威嚇すること
ができる鳥威嚇具の提供を目的としたものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上述の如き従来の問題点を解消し、所期の目的
を達成するための本考案は、表面に猛禽類の眼球
に似せた模様を少なくとも1個以上有するととも
に、弁付の空気挿入部を設けた風船体と、該風船
体の底部に取り付けた取付部材と、該取付部材を
支持せしめる支持体とを備えた鳥威嚇具におい
て、前記支持体は、風船体の底部球面を環状に支
持する風船体支持環部と、該風船体支持環部を着
脱自在に取り付ける棒体とを有し、前記風船体の
底部に取り付けた取付部材をゴム輪で構成し、該
ゴム輪を上記棒体の先端部に設けた風船体取付腕
に取り付けたことを特徴とする鳥威嚇具に存す
る。
(考案の作用) 本考案の鳥威嚇具によれば、鳥威嚇用の風船体
の底面部を風船体支持環部により環状に支持する
とともに、該風船体支持環部を棒体の先端部に着
脱自在に取り付け、かつ上記風船体の底部に取り
付けたゴム輪を上記棒体の先端部に設けた風船体
取付腕に取り付けて田畑や田んぼの地面に立設し
たり、果樹園等で樹上に設けて上空の猛禽類を視
覚的に威嚇するものである。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を第1図〜第3図の図
面について説明する。
図中1は本考案に係る鳥威嚇具である。
鳥威嚇具1は鳥威嚇模様が施された風船体2
と、風船体2を先端で支持し、固定する支持体3
とから構成されている。
風船体2は、直径が約25cmのビニール製の緑色
の風船4からなり、上端部表面に鷹の眼球に似せ
てつくられた威嚇模様表示部5を1つ有し、下端
部表面に下方に向けて突設した空気挿入部6を有
している。
威嚇模様表示部5は、風船4の表面に張り合わ
された直径約10cmの円形シート体で、表面一帯に
中央の丸が黄金色で外側の丸が黒色の2重丸の威
嚇模様7が施されている。
この威嚇模様7は直径約10cmと大きく作られ、
また、風船4とは別の色彩が施されているので上
空の鳥からでも良く見える。
空気挿入部6は、上端が風船4の表面に融着さ
れるプラスチツク製円筒体8で、下方部の外径を
小さくさせて形成され、上方内部には弁(図示せ
ず)を、下方部の外周には一対のゴム輪取付環9
を、また下方部の先端には円筒体8に着脱自在に
挿入される栓10を一体に備えている。このゴム
輪取付環9の各々にはゴム輪11が取付けられて
いる。
一方支持体3は風船体2をその環内にて支持す
る風船体支持環部12と、風船体支持環部12を
その先端にて固定する丸棒13とから構成され
る。風船体支持環部12は、上方に水平配置され
たプラスチツク製リングの風船体支持環14と、
風船体支持環14の下部に一体成形された支柱1
5とから構成される。
支柱15は下端部に風船体支持環14に対して
垂直配置で、かつ下方向に開口される筒16を有
している。筒16の内径は前記丸棒13の径と略
同一径に形成され、この筒16を丸棒13の先端
部に嵌合させて、風船体支持環部12は丸棒13
に着脱自在に結合している。
丸棒13は長さ約60cmのプラスチツク製棒体
で、先端部近傍に左右一対の風船体取付腕17が
突設されている。両風船体取付腕17の先端部は
太径に成形され、引掛り部18を形成している。
また両風船体取付腕17には前記風船体2のゴム
輪取付環9に備えられたゴム輪11の各々が風船
体支持環部12内を通して掛け止めされている。
即ち、風船体2は支持体3の先端の風船体支持
環部12に支持され、かつ支持体3の丸棒13に
着脱自在に固定されている。
以上のように構成される本考案の鳥威嚇具は、
鳥威嚇用の風船体の底面部を風船体支持環部によ
り環状に支持するとともに、該風船体支持環部を
棒体の先端部に着脱自在に取り付け、かつ上記風
船体の底部に取り付けたゴム輪を上記棒体の先端
部に設けた風船体取付腕に取り付けて田畑や田ん
ぼの地面に立設したり、果樹園等で樹上に設けて
使用するものであり、これにより上空の猛禽類を
視覚的に威嚇するものである。
なお、上記実施例に使用した風船体としてビニ
ール製を使用したが、他のプラスチツク製、ゴム
製でもよく、要は内部に空気を収容できる構造の
ものであればよい。
(考案の効果) 本考案の鳥威嚇具は、上述の如く構成されるも
のであり、鳥威嚇用の風船体の底面部を風船体支
持環部により環状に支持するとともに、該風船体
支持環部を棒体の先端部に着脱自在に取り付け、
かつ上記風船体の底部に取り付けたゴム輪を上記
棒体の先端部に設けた風船体取付腕に取り付けて
田畑や田んぼの地面に立設したり、果樹園等で樹
上に設けて上空の猛禽類を視覚的に威嚇するもの
である。従つて、鳥威嚇用の風船体はゴム輪によ
つて棒体の先端部に設けた風船体取付腕から外れ
る恐れは全くなく、しかも該ゴム輪の弾性力によ
り鳥威嚇用の風船体は強風下においても棒体に絡
み付くことを確実に防止でき、かつこのゴム輪の
弾性力により鳥威嚇用風船体の底面部を環状の風
船体支持環部に常に支持しながら微風でも揺れ動
いて上空の猛禽類を視覚的に威嚇する特有の効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは本考案の一実施例を示すも
ので、Aは正面図、Bは側面図、Cは平面図、第
2図は本考案の一実施例の分解斜視図、第3図は
空気挿入部の部分拡大図、第4図は本考案の一実
施例の使用状態図である。 1……鳥威嚇具、2……風船体、3……支持
体、4……風船、5……威嚇模様表示部、6……
空気挿入部、7……威嚇模様。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に猛禽類の眼球に似せた模様を少なくとも
    1個以上有するとともに、弁付の空気挿入部を設
    けた風船体と、該風船体の底部に取り付けた取付
    部材と、該取付部材を支持せしめる支持体とを備
    えた鳥威嚇具において、前記支持体は、風船体の
    底部球面を環状に支持する風船体支持環部と、該
    風船体支持環部を着脱自在に取り付ける棒体とを
    有し、前記風船体の底部に取り付けた取付部材を
    ゴム輪で構成し、該ゴム輪を上記棒体の先端部に
    設けた風船体取付腕に取り付けたことを特徴とす
    る鳥威嚇具。
JP1984113369U 1984-07-27 1984-07-27 Expired JPS64784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984113369U JPS64784Y2 (ja) 1984-07-27 1984-07-27

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JP1984113369U JPS64784Y2 (ja) 1984-07-27 1984-07-27

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Publication Number Publication Date
JPS6154372U JPS6154372U (ja) 1986-04-12
JPS64784Y2 true JPS64784Y2 (ja) 1989-01-10

Family

ID=30672402

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984113369U Expired JPS64784Y2 (ja) 1984-07-27 1984-07-27

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58152884U (ja) * 1982-04-07 1983-10-13 近藤 文一郎 カラスを威嚇する器具
JPS6014383Y2 (ja) * 1982-10-08 1985-05-08 正美 川村 防鳥用具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6154372U (ja) 1986-04-12

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