JPS647375Y2 - - Google Patents

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JPS647375Y2
JPS647375Y2 JP8630181U JP8630181U JPS647375Y2 JP S647375 Y2 JPS647375 Y2 JP S647375Y2 JP 8630181 U JP8630181 U JP 8630181U JP 8630181 U JP8630181 U JP 8630181U JP S647375 Y2 JPS647375 Y2 JP S647375Y2
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sensor
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humidity
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JP8630181U
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  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機等を快適度に応じて自動
制御するのに用いられる快適センサに関するもの
である。
(従来の技術) 従来より、このような快適センサとして、第1
図に示すように、並列抵抗r1を備え温度に対して
抵抗値が指数関数で変化する温度センサaと、並
列抵抗r2を備え相対湿度に対して抵抗値が指数関
数で変化する湿度センサbとを直列に接続してな
り、温度と相対湿度との関数である快適度を抵抗
値変化により検出する検出回路cを有するものは
知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、前記従来の快適センサでは、湿度セ
ンサbの抵抗値特性が、第6図に示す如く相対湿
度に対して大きく(103〜107Ω)変化するため、
例えば第2図に示すように不快指数のような特性
の広い相対湿度範囲にわたつて実現することが困
難であるという問題があつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、快適度の検出範囲を広範囲に拡張し得るよう
にした快適センサを提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案では、検出
回路の合成抵抗が相対湿度および温度に対してほ
ぼ一定の変化率となるようにすることにある。
具体的に、本考案の講じた解決手段は、第3図
に示すように、温度tと相対湿度hとの関数であ
る快適度を抵抗値変化により検出する検出回路4
を有する快適センサであつて、上記検出回路4
は、並列抵抗R1を備え温度tに対して抵抗値が
指数関数で変化する温度センサ1と、並列抵抗
R2で備え相対湿度hに対して抵抗値が指数関数
で変化する主湿度センサ2と、並列抵抗R3を備
え相対湿度hに対して抵抗値が指数関数で変化す
る補償用湿度センサ3とを直列に接続し、かつ上
記温度センサ1と主湿度センサ2との直列回路に
並列に、検出回路4の合成抵抗Zが相対湿度hお
よび温度tに対してほぼ一定の変化率(αZ/αh,
αZ/αt)になるように整合用並列抵抗R4を接続
して構成されたものである。
(作用) これにより、本考案では、検出回路4の合成抵
抗Zが相対湿度hおよび温度tに対してほぼ一定
の変化率(αZ/αh,αZ/αt)となるので、相対
湿度h及び温度tの広い範囲に亘つて、とりわけ
高湿度域において等抵抗値線が飽和することがな
く、快適度の検出範囲を大幅に拡張することがで
きる。
しかも、前記検出回路4は、構成上、主湿度セ
ンサ2および補償用センサ3の抵抗値特性につい
ての制約を緩和することができるため、規定の湿
度センサの使用を可能にして、コストダウン化を
図ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第3図は本考案に係る快適センサの回路図を示
し、1は並列抵抗R1を備え温度tに対して抵抗
値が指数関数で変化する温度センサ、2は並列抵
抗R2を備え相対湿度hに対して抵抗値が指数関
数で変化する主湿度センサ、3は並列抵抗R3
備え相対湿度hに対して抵抗値が指数関数で変化
する補償用湿度センサであつて、前記各センサ1
〜3は互いに直列に接続されているとともに、前
記温度センサ1と主湿度センサ2との直列回路に
並列に整合用並列抵抗R4が接続されてなり、温
度tと相対湿度hとの関数である快適度を抵抗値
変化により検出する検出回路4が形成されてい
る。該検出回路4の合成抵抗Zは、相対湿度hお
よび温度tに対してその変化率(αZ/αh)およ
び(αZ/αt)が各々ほぼ一定になるように設定
されている。次に、前記各並列抵抗R1〜R4の値
を決定する方法について説明するに、主湿度セン
サ2と補償用湿度センサ3の抵抗値RHは下記の
如く表わせる。また、温度センサ1の抵抗値RT
は下記の如く表わせる。
RH=Rhp・exp(−A・h) RT=Rt∞・exp(B/t) =Rt25・exp[B・{(1/t) −(1/298)}] 但し、h:相対湿度、t:絶対温度、Rhp:h
=0での抵抗値、Rt∞:t=∞での抵抗値、
Rt25:t=25℃での抵抗値、A,B:定数であ
る。
また、検出回路4の合成抵抗Zは Z={R4(Z1+Z2) /(R4+Z1+Z2)}+Z3 である。但し、 Z1=R1・RT/(R1+RT) Z2=R2・RH/(R2+RH) Z3=R3・RH/(R3+RH) したがつて、αZ/αhを求めると、下記の如く
なる。
αZ/αh={R4/(R4+Z1+Z2)}2 ・(αZ2/αh)+(αZ3/αh) また、αZ/αtを求めると、下記の如くなる。
αZ/αt={R4/(R4+Z1+Z2)}2 ・(αZ1/αt) ここで、{R4/(R4+Z1+Z2)}2=Cとおく。
このCの湿度及び温度に対する変化は(αZ2
αh),(αZ3/αh),(αZ1/αt)の変化に較べて

さいので、湿度特性及び温度特性に関してはこれ
を便宜的に定数と見做してもさしつかえがない。
したがつて、 αZ/αh =C・(αZ2/αh)+(αZ3/αh) αZ/αt=C・(αZ1/αt) となる。
前記の式でC・(αZ2/αh),(αZ3/αh)は、
第4図aに示すように、各湿度センサ2,3の抵
抗値RHが並列抵抗R2,R3の値に等しくなる相対
湿度hにおいて極大をもつ山形の形状の相似形の
曲線特性をもつとともに、並列抵抗R2,R3の値
に拘らず、常に互いに相似形の曲線形状を有する
ものである。すなわち、(αZ2/αh),(αZ3/αh)
は (αZi/αh)i=2,3 ={(Ri2/(Ri+RH2} ・(αRH/αh) =−A・(Ri2・RH /(Ri+RH2 である。各湿度センサ2,3の抵抗値RHと並列
抵抗Ri(i=2,3)の抵抗値とが等しくなる相
対湿度(hi)でRiを表現すれば、 Ri=Rhp・exp(−A・hi) となる。これにより、αZi/αhは次のように表わ
せる。
αZi/αh =−A・Rhp・exp(−2A・hi) ・exp(−A・h) /{exp(−A・hi) +exp(−A・h)}2 =−A・Rhp・exp(−A・hi) ・exp{−A(h−hi)} /[1+exp{−A(h−hi)}]2 =−A・Ri・f(h−hi) 但し、f(x)=exp(−A・x) /{1+exp(−A・x)}2 それ故、αZi/αhの形状は、絶対値は異なる
が、並列抵抗Ri(i=2,3)の値により第4図
aで相対湿度軸方向に平行移動するのみであり、
Cがほぼ定数と見做せるならば、C・(αZ2/αh)
とαZ3/αhとの相対湿度hに対する形状は相似形
と言える。したがつて、αZ/αhをほぼ一定の値
にするには、並列抵抗R2,R3の値を、C・
(αZ2/αh)と(αZ3/αh)との極大値が等しく
なるように設定すればよい。すなわち、 {C・(αZ2/αh)}peak ={αZ3/αh}peak よつて、C=R3/R2となる。
ここで、並列抵抗R2,R3の値をそれぞれ、そ
の値と各湿度センサ2,3の抵抗値とが等しくな
る相対湿度で表わすと、 R2=Rhp・exp(−A・hc+δ) R3=Rhp・exp(−A・hc−δ) (a) となる。つまり、それぞれ、{hc−(δ/A)},
{hc+(δ/A)}の相対湿度での各湿度センサ2,
3の抵抗値に等しいことを示している。このよう
に表わすと、第4図bに示すように、相対湿度特
性の形状はδによつてのみ定まることになる。そ
して、δは {C・(α3Z2/αh3) +(α3Z3/αh3)}h=hc=0 を満足するように、すなわちh=hcでαZ/αhの
曲率が0になるように定める。したがつて、 δ=ln(2+√3)1.32 となる。
さらに、第5図に示す如き快適センサの温度t
と相対湿度hとに対する等抵抗値線の勾配の満足
すべき値をαとすると、 (dh/dt)z;cpostaot=α よつて、αZ/αt=α(αZ/αh) となる。実際のセンサでは(αh/αt)zは定数
とはなり得ないが、使用する温湿度範囲の中心で
(αh/αt)z=αとなるように設定すれば、広い
範囲で(αh/αt)zαとすることができる。
ここで、αZ/αt,αZ/αhとして、例えばt=25
℃,h=hcでの値をとると、 (αZ/αt)t=25℃=−C・B・(R12 ・Rt25/{(298)2・(R1+Rt252} (αZ/αh)h=hc=−C・[A・(R22 ・Rhp・exp(−A・hc)/{R2+Rhp ・exp(−A・hc)}2]−A・(R32 ・Rhp・exp(−A・hc)/{(R3+Rhp ・exp(−A・hc)}2 =−[2exp(δ)/{1+exp(δ)}2] ・A・R3 よつて、R1={ξ/(1−ξ)}・Rt25 (b) 但し、ξ2=(298)2・α・A・R2・2 exp(δ)/[B・Rt25 ・{1+exp(δ)}2] ここで、ξ=1のときは、R1は無限大となる。
このことは、R1が無限大となるときは、温度セ
ンサに並列抵抗がない場合もあることを意味す
る。
また、ξ≦1でなければならないから、 B・Rt25≧(298)2・α・A・R2 ・2exp(δ)/{1+exp(δ)}2 (c) となる。
さらに、{R4/(R4+Z1+Z2)}2 =C=R3/R2より R4={√3/√2−√3)} ・(Z1+Z2) (d) となる。ここで、Z1,Z2の値は、それぞれ、t=
25℃、h=hcでの値を用いればよい。
以上のようにして求められた関係式(a)〜(d)よ
り、各並列抵抗R1〜R4の値を決定することがで
きる。尚、hcとしては快適センサの使用相対湿度
範囲の中心相対湿度値を用いるのが好ましく、ま
た、δについては、使用する湿度センサの抵抗値
特性が十分に指数関数的であるならば、前述のδ
1.32よりも若干大きい値(例えば1.5〜1.7程度)
を採用する方が有利である。
叙上の如く決定された値の並列抵抗R1〜R4
使用した検出回路4は、その合成抵抗ZのαZ/
αhが相対湿度hの変化に対してほぼ一定となる
ので、第5図に示すように、相対湿度hの広い範
囲に亘つて、とりわけ高湿度域において等抵抗値
線が飽和することがなく、快適度の検出範囲を大
幅に拡張することができる。
しかも、前記検出回路4は、構成上、主湿度セ
ンサ2および補償用湿度センサ3の抵抗値特性に
ついての制約を緩和することができるため、規定
の湿度センサの使用を可能にして、コストダウン
化を図ることができる。
今、実際に、叙上の関係式(a)〜(d)において、
Rhp=15061kΩ、Rt25=800kΩ、hc70RH%、δ=
1.4、A=−0.093、B=4500として、並列抵抗R1
〜R4の値を算出すると、 R1=3755kΩ R2=93kΩ R3=5.7kΩ R4=222kΩ となる。
このような値の並列抵抗R1〜R4を用いた本考
案の構成による快適センサの等抵抗値線は第7図
で実線で示すようになる。また、上記並列抵抗
R1〜R4の値におけるR3を短絡とし、またR4を開
放とした従来の構成による快適センサの等抵抗値
線を求めると、第7図で破線で示すようになる。
第7図より明らかなように、本考案の快適センサ
は、従来の快適センサに比べて高湿度域での抵抗
値特性を大幅に改善できることが判る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の快適センサによ
れば、温度tと相対湿度hとの関数である快適度
を抵抗値変化により検出する検出回路を、各々並
列抵抗を備えた温度センサと主湿度センサと補償
用湿度センサとを直列に接続するとともに該温度
センサおよび主湿度センサに並列に整合用並列抵
抗を接続して、その合成抵抗Zが、相対湿度hお
よび温度tに対してほぼ一定の変化率(αZ/
αh),(αZ/αt)を有するものとしたので、快適
度の検出範囲を大幅に拡張することができ、しか
も、コストダウン化を併せ図ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は従来の
快適センサの温度と相対湿度とに対する等抵抗値
線を示す図である。第3図は本考案の実施例を示
す回路図、第4図aおよびbは相対湿度に対する
αZ/αhの変化を示す図であり、第5図および第
7図は本考案の快適センサの温度と相対湿度とに
対する等抵抗値線を示す図であり、第6図は湿度
センサの抵抗値特性を示す図である。 1……温度センサ、2……主湿度センサ、3…
…補償用湿度センサ、4……検出回路、R1〜R3
……並列抵抗、R4……整合用並列抵抗、Z……
検出回路の合成抵抗、t……温度、h……相対湿
度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 温度tと相対湿度hとの関数である快適度を抵
    抗値変化により検出する検出回路4を有する快適
    センサであつて、 上記検出回路4は、温度tに対して抵抗値が指
    数関数で変化する特性を有する温度センサ1と、
    相対湿度hに対して抵抗値が指数関数で変化する
    特性を有する主湿度センサ2と、相対湿度hに対
    して抵抗値が指数関数で変化する特性を有する補
    償用湿度センサ3と、並列抵抗R1,R2,R3と、
    整合用並列抵抗R4とを備え、上記温度センサ1
    と主湿度センサ2と補償用湿度センサ3とは直列
    に接続され、上記並列抵抗R1,R2,R3は上記各
    センサ1,2,3のそれぞれに並列に接続され、
    上記整合用並列抵抗R4は上記温度センサ1と主
    湿度センサ2との直列回路に並列に接続されて構
    成されていることを特徴とする快適センサ。
JP8630181U 1981-06-11 1981-06-11 Expired JPS647375Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57198618U JPS57198618U (ja) 1982-12-16
JPS647375Y2 true JPS647375Y2 (ja) 1989-02-28

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ID=29881521

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