JPS647351Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS647351Y2
JPS647351Y2 JP16083283U JP16083283U JPS647351Y2 JP S647351 Y2 JPS647351 Y2 JP S647351Y2 JP 16083283 U JP16083283 U JP 16083283U JP 16083283 U JP16083283 U JP 16083283U JP S647351 Y2 JPS647351 Y2 JP S647351Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pin
decorative member
main body
head
screw
Prior art date
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Application number
JP16083283U
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JPS6068492U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計ケースやバンドの本体に対して装
飾部材をねじピン(ねじもしくは押込により係合
する棒状部材)を用いて固定する構造に関するも
のである。
従来の構造は第1図に示す如くねじピンを本体
に直接係合させて装飾部材を直接ねじピンで本体
に押し付けて固定している。しかし従来の構造の
場合本体に対してねじピンが直接係合するため、
本体及び装飾部材の穴位置のずれ量は18又は1
9の部位にすきまとして設定する必要があり、外
観的に見苦しく又すきまにゴミ・ホコリがつまる
といつた問題があつた。更に装飾部材や本体とね
じピンの材質が異なる場合が多く、この場合温度
や湿度による各部品の伸縮の差によりねじピンと
本体の係合部に対する荷重負荷が変化し、ねじゆ
るみやピン外れ又は装飾部材の割れが起きてい
た。
その他にもねじピンの押し付け力による飾り板
の割れ発生や、ねじの場合にドライバー溝の向き
を任意の向きにする事ができないといつた問題が
あつた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、その
目的は外観が良く品質トラブルのない装飾部材固
定をする事にある。
本考案の要旨は、ピンで時計ケースの本体やバ
ンドの本体に装飾部材を固定している携帯時計の
装飾部材固定構造において、前記本体に装飾部材
を接着固定し、第一のピンの頭径より小さい径を
有する前記装飾部材に設けられた通し穴と、第一
のピンの首下が挿入された際装飾部材の穴位置ず
れと本体の穴位置ずれを吸収するすきを加えた径
を有し前記本体に設けられた通し穴とに、装飾部
材及び本体のピン受け部の厚さと接着剤の厚さと
を加えた長さより長い首下長さを有し頭部にドラ
イバー溝を有する第一のピンと、前記第一のピン
の先端に頭部下面が当接し本体又は装飾部材の通
し穴より大きな頭径を有し頭部にドライバー溝を
有する第二のピンとを表裏より通して前記第一の
ピンと第二のピンとを互いに締結した事を特徴と
する携帯時計の装飾部材固定構造である。
本考案の実施例である第2図により説明する
と、第1に、本体21に対して装飾部材22を装
飾部材の内端28にすきのないよう押し当てて接
着剤25により固定する。その後おねじ24とめ
ねじ23を表裏から締め付ける。この場合ねじと
本体とが直接係合しないため、めねじ23の首下
と本体21との径方向にすき29を設定すること
ができ、本体と装飾部材の内端及びねじの頭径と
装飾部材の間にすきを設けず装飾部材の固定をす
る事ができる。この場合のねじは接着剤の剥離に
対する補強の役目をなし接着剤とねじとの2重固
定により、装飾部材固定品質をより確実にするも
のである。
第2に、おねじ24とめねじ23をめねじ23
の首下先端とおねじ24の頭部下面26で当接さ
せおねじとめねじの間で締結力を保持し、装飾部
材を直接ねじで締め付けていないため、おねじと
めねじのペアで自由に回転をさせる事ができ、ね
じのドライバー溝の向きを任意に調整する事がで
きる。
第3に、ねじゆるみに対する本体及び装飾部材
の温度や湿度による伸縮の影響は本体21の段部
とおねじ24の頭部下面とのすき27により吸収
され、おねじとめねじの伸縮は同材質で伸縮条件
が同じため影響がない。このため各部品の伸縮に
よるねじゆるみの問題をなくすことができる。又
ねじ自身に外部から回転トルクが加わつた場合
も、おねじとめねじのペアで回転をするためにね
じゆるみとならない。
第4に、おねじ24とめねじ23をおねじの頭
部下面26で当接させるため装飾部材を直接締め
付けず、ねじの締付けによる装飾部材の割れの発
生をなくすことができる。
第2図実施例に於いてすき27部に弾性材スペ
ーサーを配置すると、前記効果を確保し更にねじ
のがたを押さえる事ができる。
第3図にねじの代わりに径方向の締代をもたせ
たピンを用いて装飾部材を固定する場合の実施例
を示す。この各ピンには図示されていないがドラ
イバー溝が設けられている。
第4図に装飾部材を表裏に構成した場合の実施
例を示す。
第3図・第4図の実施例においても前記同様の
効果が得られるものである。
以上述べた如く、本考案はケース本体及びバン
ド本体と装飾部材の間にすきがなく、ねじのドラ
イバー溝の向きも任意に調整ができ外観的に極め
て有意義なだけでなく、装飾部材の固定品質・装
飾部材の割れ・ねじピンのゆるみや外れといつた
諸品質に対しても極めて有意義な効果を有するも
のであり、特に装飾部材が木材・貴石などの割れ
易い部材の場合に大きな効果を得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の飾り板固定構造を示す部分断面
図。第2図、第3図、第4図は本考案の実施例を
示す部分断面図。 11,12,31,41……ケース及びバンド
本体、12,22,32,42……装飾部材、2
3,33,43……めねじピン、14,24,3
4,44……おねじピン、25,35,45……
接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピンで時計ケースの本体やバンドの本体に装飾
    部材を固定している携帯時計の装飾部材固定構造
    において、前記本体に装飾部材を接着固定し、第
    一のピンの頭径より小さい径を有する前記装飾部
    材に設けられた通し穴と、第一のピンの首下が挿
    入された際装飾部材の穴位置ずれと本体の穴位置
    ずれを吸収するすきを加えた径を有し前記本体に
    設けられた通し穴とに、装飾部材及び本体のピン
    受け部の厚さと接着剤の厚さとを加えた長さより
    長い首下長さを有し頭部にドライバー溝を有する
    第一のピンと、前記第一のピンの先端に頭部下面
    が当接し本体又は装飾部材の通し穴より大きな頭
    径を有し頭部にドライバー溝を有する第二のピン
    とを表裏より通して前記第一のピンと第二のピン
    とを互いに締結した事を特徴とする携帯時計の装
    飾部材固定構造。
JP16083283U 1983-10-18 1983-10-18 携帯時計の装飾部材固定構造 Granted JPS6068492U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16083283U JPS6068492U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 携帯時計の装飾部材固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16083283U JPS6068492U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 携帯時計の装飾部材固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6068492U JPS6068492U (ja) 1985-05-15
JPS647351Y2 true JPS647351Y2 (ja) 1989-02-27

Family

ID=30353639

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16083283U Granted JPS6068492U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 携帯時計の装飾部材固定構造

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JPS6068492U (ja) 1985-05-15

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