JPS647067Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS647067Y2 JPS647067Y2 JP1983202626U JP20262683U JPS647067Y2 JP S647067 Y2 JPS647067 Y2 JP S647067Y2 JP 1983202626 U JP1983202626 U JP 1983202626U JP 20262683 U JP20262683 U JP 20262683U JP S647067 Y2 JPS647067 Y2 JP S647067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- cushion
- cushion body
- storage case
- rotating arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 1
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用シート、特に例えばワンボツ
クスタイプの車両のように車体の床側より突出す
るエンジン収納凾体の上部に設けられた自動車用
シートに関するものである。
クスタイプの車両のように車体の床側より突出す
るエンジン収納凾体の上部に設けられた自動車用
シートに関するものである。
従来、第１図に示すように、例えばワンボツク
スタイプの車両１においては、フロントシート２
の下部側でリアシート３の前部側にエンジン或い
はバツテリ、カークーラ等を収納する凾体４が床
側より突出、隆起しており、この凾体４の上部側
前部にはフロントシート２のシートクツシヨン部
５が載置され図示されないリクライニング機構に
よつて、このフロントシート２のシートバツク部
６が回動自在に連結されている。また、こ凾体４
の上部側後部は立上つて平坦部７となつており、
この平坦部７は荷物を載置したり、リアシート３
に着座した乗員が寛ぐために脚を延ばしたりして
いた。
スタイプの車両１においては、フロントシート２
の下部側でリアシート３の前部側にエンジン或い
はバツテリ、カークーラ等を収納する凾体４が床
側より突出、隆起しており、この凾体４の上部側
前部にはフロントシート２のシートクツシヨン部
５が載置され図示されないリクライニング機構に
よつて、このフロントシート２のシートバツク部
６が回動自在に連結されている。また、こ凾体４
の上部側後部は立上つて平坦部７となつており、
この平坦部７は荷物を載置したり、リアシート３
に着座した乗員が寛ぐために脚を延ばしたりして
いた。
しかしながら、上記のような従来の自動車用シ
ートによれば、リアシート３の乗員と対座して休
憩・談話などを愉しむ際に、リアシート３に対話
者が並列的に着座しなければならず落ち着いて会
話を行なうことができなかつた。また、平坦部７
に直接着座すると乗員の臀部に異物感を与えると
いう欠点を有していた。さらに、平坦部７にはカ
ーペツトなどを敷設しているので、この上に小物
や飲物等を置く場合に、小物を紛失したり飲物を
倒したりするという欠点を有していた。
ートによれば、リアシート３の乗員と対座して休
憩・談話などを愉しむ際に、リアシート３に対話
者が並列的に着座しなければならず落ち着いて会
話を行なうことができなかつた。また、平坦部７
に直接着座すると乗員の臀部に異物感を与えると
いう欠点を有していた。さらに、平坦部７にはカ
ーペツトなどを敷設しているので、この上に小物
や飲物等を置く場合に、小物を紛失したり飲物を
倒したりするという欠点を有していた。
本考案の目的は、フロントシート用シートクツ
シヨン部を上側前部に設けたエンジン収納凾体の
上側後部にクツシヨン体を載置し、かつこの上側
後部の前位置に角度調節機構を介して回動アーム
を取付け、この回動アームの自由端を角度調節機
構を介して上記クツシヨン体の後端を取付けるよ
うにして上記欠点を除去するものであり、以下実
施例を用いて詳細に説明する。
シヨン部を上側前部に設けたエンジン収納凾体の
上側後部にクツシヨン体を載置し、かつこの上側
後部の前位置に角度調節機構を介して回動アーム
を取付け、この回動アームの自由端を角度調節機
構を介して上記クツシヨン体の後端を取付けるよ
うにして上記欠点を除去するものであり、以下実
施例を用いて詳細に説明する。
第２図ないし第４図は本考案による自動車用シ
ートの一実施例を示す斜視図であり、同図におい
て、エンジン収納凾体４の前部側上部面にはリク
ライニング機構を介してシートクツシヨン部５と
シートバツク部６を連結して成るフロントシート
２が設けられており、このフロントシート２のシ
ートクツシヨン部５の後部側には上記エンジン収
納凾体４の後部側が立ち上り平坦部７となつてさ
らに後部側において壁部８となつて床側に延長し
ている。このエンジン収納凾体４の後部側上部の
平坦部７にはフロントシート２のシートバツク部
６に対応してクツシヨン体１０が載置されてお
り、このクツシヨン体１０の一方側又は両側の側
部には一端が平坦部７の後部側前部に設けられた
固定片１１にリクライニング機構又はラチエツト
機構などの角度調節機構を介して回動自在に取付
けられ、他端が上記クツシヨン体１０の側部後端
に角度調節機構を介して軸１２により回動自在に
取付けられた回動アーム１３が設けられている。
上記クツシヨン体１０の底面側は硬質の部材より
成るテーブル１４となつており、このテーブル１
４には飲物のコツプや缶類を載置するための孔１
５や小物類が収納する凹部１６などが形成されて
いる。
ートの一実施例を示す斜視図であり、同図におい
て、エンジン収納凾体４の前部側上部面にはリク
ライニング機構を介してシートクツシヨン部５と
シートバツク部６を連結して成るフロントシート
２が設けられており、このフロントシート２のシ
ートクツシヨン部５の後部側には上記エンジン収
納凾体４の後部側が立ち上り平坦部７となつてさ
らに後部側において壁部８となつて床側に延長し
ている。このエンジン収納凾体４の後部側上部の
平坦部７にはフロントシート２のシートバツク部
６に対応してクツシヨン体１０が載置されてお
り、このクツシヨン体１０の一方側又は両側の側
部には一端が平坦部７の後部側前部に設けられた
固定片１１にリクライニング機構又はラチエツト
機構などの角度調節機構を介して回動自在に取付
けられ、他端が上記クツシヨン体１０の側部後端
に角度調節機構を介して軸１２により回動自在に
取付けられた回動アーム１３が設けられている。
上記クツシヨン体１０の底面側は硬質の部材より
成るテーブル１４となつており、このテーブル１
４には飲物のコツプや缶類を載置するための孔１
５や小物類が収納する凹部１６などが形成されて
いる。
以上のような構成において本考案による自動車
用シートの作用について説明すると、まず、対座
シートとして使用する場合には、第２図に示すよ
うにフロントシート２のシートバツク部６を前傾
してクツシヨン体１０の上部側に腰かけることに
よりリアシート３側と対座するシートとなる。次
に、クツシヨン体１０をリアシート３の乗員のた
めのテーブルとして利用する場合には、第３図に
示すように回動アーム１３の両端の角度調節機構
により、上下を転倒させたクツシヨン体１０の裏
面側のテーブル１４を上側にし、回動アーム１３
をほぼ上側垂直方向にまで直立させると回動アー
ム１３の長さ分だけの高さを有するテーブル１４
として使用できる。このとき、テーブル１４には
孔１５や凹部１６が形成されているので、この孔
１５や凹部１６を利用することにより飲物や小物
類を床側へ落下、紛失したりすることはない。さ
らに、このクツシヨン体１０をシートとしてもテ
ーブルとしても使用しないで収納する場合には、
第４図に示すようにクツシヨン体１０を反転させ
て回動アーム１３を水平方向にすることによりク
ツシヨン体１０はエンジン収納凾体４の後部側壁
部８に沿つてほぼ垂直状態で収納できる。このと
きクツシヨン体１０の底面側のテーブル１４の硬
い面が後部方向に露出しているので、この部分全
体を被う緩衝性を有するカバーを設けるようにし
てもよい。なお、この状態においてエンジン収納
凾体４の後部側平坦部７には荷物を載置すること
が可能であり、クツシヨン体１０の直立状態での
上端部側はエンジン収納凾体４より突出している
ので平坦部７上の荷物の後方への移動、落下を阻
止できる。
用シートの作用について説明すると、まず、対座
シートとして使用する場合には、第２図に示すよ
うにフロントシート２のシートバツク部６を前傾
してクツシヨン体１０の上部側に腰かけることに
よりリアシート３側と対座するシートとなる。次
に、クツシヨン体１０をリアシート３の乗員のた
めのテーブルとして利用する場合には、第３図に
示すように回動アーム１３の両端の角度調節機構
により、上下を転倒させたクツシヨン体１０の裏
面側のテーブル１４を上側にし、回動アーム１３
をほぼ上側垂直方向にまで直立させると回動アー
ム１３の長さ分だけの高さを有するテーブル１４
として使用できる。このとき、テーブル１４には
孔１５や凹部１６が形成されているので、この孔
１５や凹部１６を利用することにより飲物や小物
類を床側へ落下、紛失したりすることはない。さ
らに、このクツシヨン体１０をシートとしてもテ
ーブルとしても使用しないで収納する場合には、
第４図に示すようにクツシヨン体１０を反転させ
て回動アーム１３を水平方向にすることによりク
ツシヨン体１０はエンジン収納凾体４の後部側壁
部８に沿つてほぼ垂直状態で収納できる。このと
きクツシヨン体１０の底面側のテーブル１４の硬
い面が後部方向に露出しているので、この部分全
体を被う緩衝性を有するカバーを設けるようにし
てもよい。なお、この状態においてエンジン収納
凾体４の後部側平坦部７には荷物を載置すること
が可能であり、クツシヨン体１０の直立状態での
上端部側はエンジン収納凾体４より突出している
ので平坦部７上の荷物の後方への移動、落下を阻
止できる。
以上説明したように、本考案による自動車用シ
ートによれば、フロントシートのシートクツシヨ
ン部を上側前部に設置したエンジン収納凾体の上
側後部スペースにクツシヨン体を載置し、かつ後
部スペースの前位置に角度調節機構を介して回動
アームを回動自在に取付け、この回動アームの自
由端を角度調節機構を介してクツシヨン体後位置
に取付けるようにしたので、エンジン収納凾体を
利用してリアシートとの間で簡易な対座シートを
得ることができ、また、回動アームと角度調節機
構を利用することによりクツシヨン体の底面側を
テーブルとしても利用でき、飲物や小物などを載
置するのに便利である。またクツシヨン体の底面
側にクツシヨン性をもたせ、これを前後シート間
の間隙を埋めるものとして使用できる。
ートによれば、フロントシートのシートクツシヨ
ン部を上側前部に設置したエンジン収納凾体の上
側後部スペースにクツシヨン体を載置し、かつ後
部スペースの前位置に角度調節機構を介して回動
アームを回動自在に取付け、この回動アームの自
由端を角度調節機構を介してクツシヨン体後位置
に取付けるようにしたので、エンジン収納凾体を
利用してリアシートとの間で簡易な対座シートを
得ることができ、また、回動アームと角度調節機
構を利用することによりクツシヨン体の底面側を
テーブルとしても利用でき、飲物や小物などを載
置するのに便利である。またクツシヨン体の底面
側にクツシヨン性をもたせ、これを前後シート間
の間隙を埋めるものとして使用できる。
第１図は従来の自動車用シートの一例を示す斜
視図、第２図ないし第４図は本考案による自動車
用シートの一実施例を示す斜視図、側面図であ
る。 ２……フロントシート、４……エンジン収納凾
体、５……シートクツシヨン部、６……シートバ
ツク部、７……平坦部、１０……クツシヨン体、
１１……固定片、１２……軸、１３……回動アー
ム。
視図、第２図ないし第４図は本考案による自動車
用シートの一実施例を示す斜視図、側面図であ
る。 ２……フロントシート、４……エンジン収納凾
体、５……シートクツシヨン部、６……シートバ
ツク部、７……平坦部、１０……クツシヨン体、
１１……固定片、１２……軸、１３……回動アー
ム。
Claims (1)
- 車体の床側より突出するエンジン収納凾体の上
側前部にフロントシート用シートクツシヨン部を
設け、当該エンジン収納凾体の上側後部スペース
に、クツシヨン体を載置し、かつ後部スペースの
前位置に角度調節機構を介して回動アームを回動
自在に取付け、この回動アームの自由端を角度調
節機構を介して上記クツシヨン体に取付けたこと
を特徴とする自動車用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983202626U JPS60110027U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 自動車用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983202626U JPS60110027U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 自動車用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60110027U JPS60110027U (ja) | 1985-07-26 |
| JPS647067Y2 true JPS647067Y2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=30765065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983202626U Granted JPS60110027U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 自動車用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60110027U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0226333Y2 (ja) * | 1984-12-12 | 1990-07-18 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP1983202626U patent/JPS60110027U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60110027U (ja) | 1985-07-26 |
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