JPS647053Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS647053Y2
JPS647053Y2 JP1982169235U JP16923582U JPS647053Y2 JP S647053 Y2 JPS647053 Y2 JP S647053Y2 JP 1982169235 U JP1982169235 U JP 1982169235U JP 16923582 U JP16923582 U JP 16923582U JP S647053 Y2 JPS647053 Y2 JP S647053Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing body
seal
weather strip
vehicle body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982169235U
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English (en)
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JPS5974115U (ja
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Publication date
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Priority to JP1982169235U priority Critical patent/JPS5974115U/ja
Publication of JPS5974115U publication Critical patent/JPS5974115U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS647053Y2 publication Critical patent/JPS647053Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、開閉体、特にガラス等の透明材質
で形成された開閉体を有する自動車の開閉体回り
のシール構造に関する。
従来、強化ガラスや強化プラスチツク等の透明
材質で形成された開閉体であるバツクドアのシー
ル構造としては、第1図と第2図に示すようなも
のが知られている(例えば、特開昭57−60942号
公報参照)。
このバツクドアDは、平板状に形成されてお
り、その周縁内面側にはめかくし用の黒色プリン
ト1が施こされているとともに、該バツクドアD
の周縁には、特に第2図に示すように、モールデ
イング2が装着されている。一方、上記バツクド
アDが図示外のヒンジ装置を介して開閉可能に装
着される車体開口周縁には、アウターパネル3と
インナーパネル4とでドリツプ溝5が形成され、
このドリツプ溝5の内周縁端部にはバツクドアD
側に向けフランジ部6が形成されている。このフ
ランジ部6にウエザーストリツプ7を装着するこ
とにより、バツクドアD閉時に該ウエザーストリ
ツプ7をバツクドアDの前記黒色プリント部1に
弾接させ、これによりバツクドアD回りのシール
性を確保するように構成している。尚、第2図中
8はトリムを示す。
ところで、近年、バツクドアの下部を、垂下方
向へ延長して、バツクドアDを大型化し、ラゲー
ジルームへの荷物の出し入れを容易にすることが
要請されてきているが、このようにリヤパネルの
一部を構成するようバツクドアの下部を垂直方向
へ曲成してバツクドアを大型に形成する場合、一
般にはバツクドアの折曲部での曲率を大きくし、
ガラスの折れ線をはつきり出して見映えを良くす
るものであるが、上述のようにウエザーストリツ
プ7を直接バツクドアDに弾接させてシールする
構造では、バツクドアの折曲部の曲率が大きい
程、ウエザーストリツプが追従しにくくシール不
良を来たし易いという不具合を有していた。ま
た、ウエザーストリツプ7が装着されるフランジ
部6の方をバツクドアDの折曲部の大きな曲率に
対応させた形状とした場合には、ウエザーストツ
プ7が折曲部の両側に引つ張られてしまい、同様
のシール不良を生ずるおそれがあつた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、いわゆる折
れガラス等によつて形成された開閉体のシール性
能を向上させることにある。
かかる目的を達成するため、この考案にあつて
は、透明材質で形成され、折曲部を有する開閉体
の周縁部と、この開閉体の折曲部に対応する部位
の車体パネル面が折曲部より小さな曲率で形成さ
れている車体開口周縁部との間をウエザーストリ
ツプでシールするよう構成してなる開閉体のシー
ル構造において、上記開閉体の周縁側には、車体
開口周縁部に向かう自由端部が形成されたシール
フランジを固着する一方、折曲部における自由端
部の曲率を開閉体に形成された折曲部のそれによ
り小さく形成して、対応する部位の車体開口周縁
部の曲率に略一致させ、開閉体の閉時には折曲部
を含む開閉体の全周にわたつてシールフランジの
自由端部と車体開口縁との間隔を略一定に保持
し、上記自由端部又は車体開口周縁部に装着した
ウエザーストリツプによつて両者間を密着シール
することにより、バツクドア回りのシールを行う
よう構成したものである。
以下、添付図面に示す実施例にもとづき、この
考案を詳細に説明する。
この実施例おいて、開閉体であるバツクドアD
は強化ガラスや強化プラスチツク等の透明材質で
形成され、第3図に示すように、平板面部Daと、
この平板面部Da下端部より下方へ垂直に曲成し
てなる垂直面部Dbとで断面略く字状に形成され
ており、その周縁内面側にはめかくし用の黒色プ
リント1が施されている。また、上記バツクドア
Dの周縁にはモールデイング2が装着されてお
り、このモールデイング2にはシールフランジ1
0の一端10aが埋設固定されている。
このシールフランジ10は、また、接着剤11
を介してバツクドアDの黒色プリント1部に固着
されていると共に、その自由端部10bは、その
先端がバツクドアD閉時に、アウターパネル3と
インナーパネル4とで形成された車体開口周縁、
すなわちドリツプ溝5のウエザーストリツプ弾接
面5aと一定の間隔を保つよう形成されてお
り、ウエザーストリツプ7は、このシールフラン
ジ10の上記自由端部10bに装着されている。
すなわち、上記シールフランジ10は、その自
由端部10bが、特にバツクドアDの折曲部a付
近において、第5図に示すように、該折曲部aの
曲率よりゆるやかな曲率が形成されるよう前記ウ
エザーストリツプ弾接面5a方向へ延設されてお
り、自由端部10bの曲率を折曲部aに対応する
部位のウエザーストリツプ弾接面5aの曲率に略
一致させることで、バツクドアD開時には該ウエ
ザーストリツプ弾接面5aと上記シールフランジ
10の自由端部10bとが略一定の間隔を保つ
ことになる。尚、第4図と第5図中、符号8はト
リムである。
それ故、この実施例に係るバツクドアDのシー
ル構造にあつては、透明材質にてバツクドアDを
大型化してラゲージルームにおける車体開口面積
を大きく形成しても、シールフランジ10の自由
端部10bとのウエザーストリツプ弾接面5aと
の間隔が略一定なのでバツクドアDの折曲部a付
近においてもウエザーストリツプ7の弾接圧力を
略一定に保つことができるので、バツクドア回り
のシール性を確保することができるとともに、シ
ールフランジ10の自由端部10bはバツクドア
Dの折曲部aにおける曲率よりよりゆるやかな軌
跡を形成するよう構成されているので、ウエザー
ストリツプ7の浮き上がりを防止してウエザース
トリツプ7の取り付けを確実に行うことができる
他、ウエザーストリツプ7をバツクドアD側に装
着したので、荷物の出し入れ作業時に、荷物がウ
エザーストリツプ7と当接して、ウエザーストリ
ツプ7が外れたりすることも防止できる。
なお、本実施例では、シールフランジにウエザ
ーストリツプを装着したが、車体開口縁周縁部に
ウエザーストリツプを装着し、シールフランジと
ウエザーストリツプとの弾接によりシールしても
よい。
この考案は、以上の構成を含むので、開閉体に
形成された折曲部の曲率を大きくしたとしてもウ
エザーストリツプの追従が可能となつて、車体と
開閉体との間の良好なシール性を容易に確保でき
る。その結果、開閉体の折曲部での曲率を大きく
とることができ、外観品質及び車体の設計自由度
が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバツクドア回りの構成を示す斜
視図、第2図は第1図−線断面図、第3図は
この考案の一実施例に係るバツクドア回りの構成
を示す斜視図、第4図と第5図は夫々第3図−
線及び−線断面図である。 D……開閉体(バツクドア)、a……折曲部、
5……ドリツプ溝、5a……ウエザーストリツプ
弾接面、7……ウエザーストリツプ、10……シ
ールフランジ、10b……自由端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明材質で形成され、折曲部を有する開閉体の
    周縁部と、この開閉体の折曲部に対応する部位の
    車体パネル面が折曲部より小さな曲率で形成され
    ている車体開口周縁部との間をウエザーストリツ
    プでシールするよう構成してなる開閉体のシール
    構造において、上記開閉体の周縁側には、車体開
    口周縁部に向かう自由端部が形成されたシールフ
    ランジを固着する一方、折曲部における自由端部
    の曲率を開閉体に形成された折曲部のそれより小
    さく形成して、対応する部位の車体開口周縁部の
    曲率に略一致させ、開閉体の閉時には折曲部を含
    む開閉体の全周にわたつてシールフランジの自由
    端部と車体開口縁との間隔を略一定に保持し、上
    記自由端部又は車体開口周縁部に装着したウエザ
    ーストリツプによつて両者間を密着シールしたこ
    とを特徴とする開閉体のシール構造。
JP1982169235U 1982-11-10 1982-11-10 開閉体のシ−ル構造 Granted JPS5974115U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982169235U JPS5974115U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 開閉体のシ−ル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982169235U JPS5974115U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 開閉体のシ−ル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974115U JPS5974115U (ja) 1984-05-19
JPS647053Y2 true JPS647053Y2 (ja) 1989-02-23

Family

ID=30369766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982169235U Granted JPS5974115U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 開閉体のシ−ル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5974115U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127300Y2 (ja) * 1980-04-03 1986-08-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5974115U (ja) 1984-05-19

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