JPS646915Y2 - - Google Patents

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JPS646915Y2
JPS646915Y2 JP12150484U JP12150484U JPS646915Y2 JP S646915 Y2 JPS646915 Y2 JP S646915Y2 JP 12150484 U JP12150484 U JP 12150484U JP 12150484 U JP12150484 U JP 12150484U JP S646915 Y2 JPS646915 Y2 JP S646915Y2
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JP
Japan
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rice
motor
trochanter
shell
polishing
Prior art date
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Expired
Application number
JP12150484U
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JPS6137231U (ja
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は摩擦、衝撃力を利用した精米機に関す
るものである。
従来の技術 従来、この種の精米機は実開昭55−76038号公
報による如く、研米室に供給される米をスクリユ
ーロールの回転を利用して米を研摩しながら研米
室内を送殻して米を排出口から機外に排出するも
のや、第2図に示す如く螺旋状の送殻条31bを
形成した精白転子41を、一端側に排出口101
aを設けたケース101の他端側に軸支し、精白
転子41の回転を利用して送殻条31bによつて
米を排出口101a側に精米しながら圧送して排
出蓋8cの押圧力に打ち勝つて排出口101aか
ら機外に排出するものがある。
考案が解決しようとする問題点 しかし、前者にあつては研米過程においてわず
かだが糖分が米粒に付着しており、スクリユーロ
ールの回転を止めると糠分の付着した米が研米室
に滞溜する。一方後者にあつても更に多くの糠分
が米粒に付着しており、精白転子41の回転を止
めると送殻条31bによる米の圧送効果がなくな
る為精米室5内のA矢印方向圧送力が急激に減少
し、排出蓋8cは押圧力Fの作用で元の閉状態に
もどり、精米室5内には精白途中の米が滞留す
る。従つてこの状態では分離出来なかつた糠分と
米が混在しているので、糠成分の20%を占める脂
肪分が米糠酵素リパーゼの強力な分解で急速に酸
化し米の食味を悪くしたり、食中毒の原因となる
事が知られている。そのため極力この様な状態を
長時間継続することはさけなければならない。業
務用機においてはほぼ毎日の様に運転および清掃
管理が期待出来るが一般家庭向精米機としてはこ
の様な事が期待出来ない為上記酸化による弊害は
食品機械として大きな問題となる。
問題点を解決するための手段 本考案は上記に関してなされたものであり、精
米時必ず酸化の進行して来た糠分を取り除く精米
機を得るにある。そのために精白転子とモーター
間に設けたクラツチの接続をモーターが回転後適
宜時間経てから行なうようにし、米に付着した糠
分を充分に剥離してから精米を機外に排出するよ
うにしたものである。
作 用 このようにすることによつてモーター回転後の
適宜時間、精米室内に滞留した米は精白子の効果
で充分に撹拌される。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図において、1は本機の母体を成すケース
で一端に排出口1a他端上部に米の供給孔1b、
下部にはブロワー孔1cを設けている。2はケー
ス1内に固定した筒状の精白筒で全周にわたつて
多数の風孔2aが設けてある。3は精白筒2内に
位置してケース1に軸支された回転自在に固定さ
れた送殻転子で右端にプーリー3a、左端に螺旋
状の送殻条3bが形成されている。4は精白転子
で中央部を送殻転子3に貫通して、これと独立し
て回転自在な同軸に軸支されたものであり、左端
に断面非対称として撹拌効果を上げるようにした
精白子4a、右端にプーリー4bを一体的に形成
している。5は上記精白筒2、精白転子4間に形
成された精米室、6は同様ケース1と精白筒2間
に形成された糠吸引室、7はケース1外側の左端
上部に固定したホルダーで一端側に軸7aを設け
てある。8は排出蓋ユニツトでその構成は揺動自
在なL形のアーム8a一端に重り8bを、他端に
排出蓋8cを軸8dを介して軸支するとともに排
出蓋8cが常時押圧力Fの力で排出孔1aをふさ
ぐように軸7aに軸支している。9は精米前の米
を貯蔵するストツカーで米の供給孔1bに連通固
定している。10はブロワー孔1cの対応位置に
設けたブロワー、11はモーターで、送殻転子3
及び精白転子4を駆動するものである。12はモ
ーター11に結合した伝達プーリー、13は伝達
プーリー12からプーリー4bに回転を伝達する
ベルト、14はモーター11に結合し、その回転
伝達を断続できるクラツチ、15はクラツチ14
からモーター11の回転を伝達されるプーリー、
16はプーリー15からプーリー3aにモーター
11の回転を伝達するベルト、17は電源、18
はモーター11始動を兼用した手動のモータース
イツチ、19は経過時間をカウントするカウンタ
ー、20はコンパレーター、21はコントローラ
ーである。又、このコントローラー21によつて
上記の順に信号が転送されクラツチ14を断続動
作させるものである。
以上の構成となつており次にその作用について
説明する。
まず第1図のモータースイツチ18を手動操作
でONさせるとモーター11に通電されて回転
し、伝達プーリー12、ベルト13、プーリー4
bを伝つて精白子4aが回転する。一方モーター
スイツチ18からカウンター19に出された信号
によりカウンター19は時間をカウントし始めコ
ンパレーター20に信号を出す。コンパレーター
20はあらかじめカウンター19の信号が適宜時
間以上になればコントローラー21に転送する様
にセツトしてあるのでモーター11の始動直後は
コンパレーター20からコントローラー21に信
号が出されずコントローラー21は動作しない。
従つてクラツチ14は断状態を維持し、プーリー
15は回転をしない為送殻転子3は回転しない。
そのため精米室5に滞留していた米は送殻条3b
による圧送がされない為A矢印方向に圧送されず
排出蓋8cは閉じたまま精白子4aによつて撹拌
され剥離した米粒表層の糠分は風孔2aからB矢
印の如くブロワー10によつて排出されこの状態
が始動後適宜時間続く。これによつて長時間精米
室5に滞留していた米はもう一度十分に酸化の進
行した糠分が除かれやがて適宜時間経過するとコ
ンパレーター20からコントローラ21に信号が
出される為コントローラー21はクラツチ14を
続状態にし、モーター11の回転がプーリー15
に伝わる為送殻転子3も回転し通常の精白作業が
行なわれる。
考案の効果 以上、本考案によると精米室内に滞留した米は
モーター回転後の適宜時間排出口から精米を排出
することなく精白作業を行なうので、滞留米に付
着した酸化の進行した糠分を充分剥離して取り除
く精米機を得ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による精米機の断面
図、第2図は従来の精米機の断面図である。 1……ケース、1a……排出口、3……送殻転
子、4……精白転子、8c……排出蓋、11……
モーター、14……クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1一端側に精米の排出口1aを設けると
    ともにこの排出口1aを常時一定圧力で塞ぐ排出
    蓋8cを設け、又ケース1他端側に回転自在な送
    殻転子3を軸支するとともにこれを貫通して独立
    して回転自在な同軸の精白転子4を送殻転子3に
    装着し、送殻転子3とこれを駆動するモーター1
    1との間にその回転を伝達するクラツチ14を設
    けるとともにクラツチ14の接続時期をモーター
    11始動適宜時間後にしたことを特徴とする精米
    機。
JP12150484U 1984-08-08 1984-08-08 精米機 Granted JPS6137231U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12150484U JPS6137231U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 精米機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12150484U JPS6137231U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 精米機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6137231U JPS6137231U (ja) 1986-03-07
JPS646915Y2 true JPS646915Y2 (ja) 1989-02-23

Family

ID=30680287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12150484U Granted JPS6137231U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 精米機

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JP (1) JPS6137231U (ja)

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JPS6137231U (ja) 1986-03-07

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