JPH0120998Y2 - - Google Patents

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JPH0120998Y2
JPH0120998Y2 JP12150784U JP12150784U JPH0120998Y2 JP H0120998 Y2 JPH0120998 Y2 JP H0120998Y2 JP 12150784 U JP12150784 U JP 12150784U JP 12150784 U JP12150784 U JP 12150784U JP H0120998 Y2 JPH0120998 Y2 JP H0120998Y2
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JP
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rice
trochanter
shell
case
polishing
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JP12150784U
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は摩擦、衝撃力を利用した精米機に関す
るものである。
従来の技術 従来、この種の精米機は実開昭55−76038号公
報による如く、研米室に供給される米をスクリユ
ーロールの回転を利用して米を研摩しながら研米
室内を送殻して米を排出口から機外に排出するも
のや、第2図に示す如く螺旋状の送殻条3bを形
成した精白転子4を一端側に排出口1aを設けた
ケース1の他端側に軸支し、精白転子4の回転を
利用して送殻条3bによつて米を排出口1a側に
精米しながら圧送して排出蓋8cの押圧力に打ち
勝つて排出口1aから機外に排出するものがあ
る。
考案が解決しようとする問題点 しかし、前記公報に係わるものにあつては研米
過程においてわずかの糠分が米粒に付着してお
り、又第2図のものにあつても更に多くの糠分が
米粒に付着している。しかも第2図のものにあつ
ては1回の精米工程では糠分が充分とり切れない
為3〜4回精米工程を繰り返す多段精米方式が業
務用の精米機にとり入れられているが機体が大形
化、複雑化、高価格化し、一般家庭機器はそのま
ま適用出来ない構造である。一方1段で精米を行
なうには排出蓋8cの圧力Fを高くしたり、精白
筒2を長くして精米室5に米が滞留する時間を長
くし精米度を上げることも考えられるが前者は精
米時の圧力上昇による研米が出る為限度があると
共にモーター11に過大な出力が要求され、それ
にともなつて伝導装置には過大な強度が要求され
る為大形化、高価格化となる。又後者は精白筒2
が長くなる為大形化すると共に精米室5に滞留す
る米量が多くなる結果、特にモーター11の始動
時においてモーター11に過大なトルクが要求さ
れ、伝導装置を含めて、大形化高価格化となり、
更に風孔2aの総面積が増加する結果単位面積当
りの吸引力が減少して糠分離能力が減少するの
で、ブロワー10の能力も増加しなければならず
大形化高価格化となる等の欠点がある。
問題点を解決するための手段 本考案は上記に関してなされたものであり、糠
分を充分に取り除くとともに小型化、能率化を計
つた精米機を得るにある。そのために送殻転子に
同軸に装着した精白転子の回転数を送殻転子より
早く回転させるようにして精白効果を向上せしめ
るとともに精米量をも従来並に得られるようにし
たものである。
作 用 このようにすることにより、精白に係わる撹拌
工程を従来に比し適数回多く行なうに相当する。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図において、1は本機の母体を成すケース
で一端に排出口1a、他端上部に米の供給孔1
b、下部にはブロワー孔1cを設けている。2は
ケース1内に固定した筒状の精白筒で全周にわた
つて多数の風孔2aが設けてある。3は更に精白
筒2内に位置して、ケース1に軸支された回転自
在な送殻転子で、右側にはプーリー3a、左端に
は螺旋状の送殻条3bが一体的に形成されてい
る。4は精白転子で中央部を送殻転子3に貫通し
てこれと独立して回転自在な同軸に軸支されたも
のであり、左端は精白筒2内に突出し、右端には
プーリー4aを一体的に形成している。5は上記
精白筒2、精白転子4間に形成された精米室、6
は同様ケース1と精白筒2間に形成された糠吸引
室、7はケース1外側の左端上部に固定したホル
ダーで一端側に軸7aを設けてある。8は排出蓋
ユニツトでその構成は揺動自在なL形のアーム8
a一端に重り8bを、他端に排出蓋8cを軸8d
を介して軸支するとともに排出蓋8cが常時押圧
力Fで排出口1aをふさぐように軸7aに軸支し
ている。9は精米前の米を貯蔵するストツカーで
供給孔1bに連通固定してある。10はブロワー
孔1cの対応位置に設けたブロワー、11はモー
ターで送殻転子3及び精白転子4を駆動するもの
である。12はモーター11に結合した伝達プー
リー13は伝達プーリー12からプーリー49に
回転を伝達するベルト、14はモーター11に結
合した減速器で精白転子4の回転を送殻転子3の
回転より早くするために用いるものである。15
は減速器14から回転を伝達されるプーリー、1
6はプーリー15からプーリー3aにモーター1
1の回転を伝達するベルトである。
次に本考案の作用について述べる。
ストツカー9に貯蔵した精米前の米はケース1
の供給孔1bからケース1内の送殻条3bの上に
落下する。そしてモーター11が回転するとその
回転が伝達プーリー12、ベルト13を介してプ
ーリー4aに伝えられる。一方、減速器14で減
速して送殻転子3を精白転子4とは独立して回転
させているので仮に両者の回転比率を送殻転子
3:精白転子4=1:4とすればA矢印方向に米
粒が1の割合で圧送された時4の割合で撹拌され
る事となり従来例(比率1:1)の撹拌が1しか
されないのに比較して4倍も時間をかけて精白さ
れる。
考案の効果 以上、本考案によると精米が充分に行なわれる
ので糠分が充分に取り除かれるとともに送殻転
子、精白転子及び減速機以外の構成は従来例と同
様なので、精米室の容積や圧力、モーターの出力
も同様でよく、全体の大きさもほぼ同等とするこ
とが出来、小型化、能率化を計つた精米機を得る
ことが出来るものである。
なお、減速器を可変型とすれば、電子制御回路
と組合わせて、精白度の異なる米をプログラム精
米可能な精米機を得ることが出来るものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による精米機の断面
図、第2図は同じく従来の精米機の断面図であ
る。 1……ケース、1a……排出口、3……送殻転
子、4……精白転子、8c……排出蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1一端側に精米の排出口1aを設けると
    ともに、この排出口1aを一定圧力で塞ぐ排出蓋
    8cを設け、又ケース1他端側に回転自在な送殻
    転子3を軸支し、この送殻転子3を貫通し各々回
    転自在になる如く精白転子4を送殻転子3に装着
    し、更に送殻転子3と精白転子4のどちらか一方
    はモーター11の回転を減速器14を介して回転
    させることを特徴とする精米機。
JP12150784U 1984-08-08 1984-08-08 精米機 Granted JPS6137232U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12150784U JPS6137232U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 精米機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12150784U JPS6137232U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 精米機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6137232U JPS6137232U (ja) 1986-03-07
JPH0120998Y2 true JPH0120998Y2 (ja) 1989-06-23

Family

ID=30680290

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12150784U Granted JPS6137232U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 精米機

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JP (1) JPS6137232U (ja)

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JPS6137232U (ja) 1986-03-07

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