JPS646393B2 - - Google Patents

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JPS646393B2
JPS646393B2 JP3632384A JP3632384A JPS646393B2 JP S646393 B2 JPS646393 B2 JP S646393B2 JP 3632384 A JP3632384 A JP 3632384A JP 3632384 A JP3632384 A JP 3632384A JP S646393 B2 JPS646393 B2 JP S646393B2
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JP
Japan
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moisture value
moisture
drying
measured
value
Prior art date
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Expired
Application number
JP3632384A
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English (en)
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JPS60181576A (ja
Inventor
Aijiro Kaneko
Tetsushiro Watanabe
Naohisa Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP3632384A priority Critical patent/JPS60181576A/ja
Publication of JPS60181576A publication Critical patent/JPS60181576A/ja
Publication of JPS646393B2 publication Critical patent/JPS646393B2/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被乾燥穀物を予定水分値に沿つて乾燥
させる際に、測定水分値が予定水分値に対し±
0.6%以上異なる場合が生じた際には、短かい時
間内で複数回に亘り水分測定を行い、その測定水
分値の平均水分値を求め、その平均水分値と予定
水分値との差によつて、熱風温度および送風量の
両者又はその何れか一方の制御量の増減変化をな
るべくさけて測定水分値の振れが大きくならない
よう制御しながら効率的に乾燥させることができ
る穀物乾燥方法に関する。
従来、穀物を穀温や乾減率が所定の条件を満た
すように乾燥させるために、被乾燥穀物の穀温お
よび乾減率を順次経時的に検出し、得られた夫々
の検出穀温および検出乾減率が穀物の有する含水
率に順応して予め設定された所定値以下となるよ
う加温装置或は送風装置を制御しながら乾燥を終
了せしめた穀物乾燥方法および被乾燥穀物を予定
された予定水分値に沿つて乾燥させる際に、熱風
温度を、経時的に検出した測定水分値と予定水分
値との差が一定値以上となつた時に予め設定され
た温度巾で段階的に上下に制御させながら測定水
分値を理想的な予定水分値に近づくよう乾燥せし
めた穀物乾燥方法は共に特開昭55−150475号公報
および特願昭57−213193号(特開昭59−104073号
公報参照)に記載されたように、さきに本出願人
が開発したものである。ところで、従前のこの
種、乾減率制御の穀物乾燥方法においては、第1
図の水分、温度変化曲線グラフ図に示されたよう
に、穀物の水分ムラが少なくなつた22%以下とな
つて乾減率制御期に入つた場合には、熱風温度お
よび送風量は1時間1回宛検出された測定水分値
B′と予定水分値A′との差に応じて±0.1%>の時
は制御せず、±0.2〜0.5%の時は±5℃、±0.6%<
の時は±10℃の温度巾で基準温度C′が昇降補正さ
れるように加温装置および送風装置を制御しなが
ら穀物を予定水分値に近づけて乾燥を行つていた
ものである。
しかしながら、上述のような制御手段を用いて
乾燥作業を行つた場合には、乾燥作業中において
測定水分値B′と予定水分値A′との差が例えば±
0.6%以上発生した際には、熱風温度および送風
量が検出された測定水分値B′に基づき、一度に
大きく上下に変更制御され、その制御量の大きな
変更により作業者に不安感を与える許りか、熱風
温度および送風量の制御量も必然的に多くなり、
測定水分値B′を予定水分値A′に近づくよう制御
させることが仲々できない欠点が生じた。
そこで本発明は上記公知の穀物乾燥方法の欠点
を解決するために、測定水分値が予定水分値と±
0.6%以上異なる値を検知した場合には水分測定
を短時間の中に複数回連続して行い、それらの値
からその平均水分値を求め、この平均水分値と予
定水分値との差が±0.1〜±0.5%の時には±5
℃、±0.5%以上の時には±10℃の補正温度が基準
温度に加算されたり或は減算されるように熱風温
度と送風量の両者又はその何れか一方を制御しよ
り正しくし、予定水分値に沿つて乾燥させること
ができる穀物乾燥方法を得ることを目的としたも
のである。
本発明は前記に鑑み、上記目的を達成させるた
めその方法を特に、被乾燥穀物を予め設定された
予定水分値に沿つて乾燥させる際に、経時的に順
次測定した測定水分値が予定水分値と±0.6以上
異なつた場合には、短かい時間内で複数回連続し
て水分測定を行い、それらの測定水分値の平均水
分値を求め、その平均水分値と予定水分値との差
が±0.1〜±0.5%の時には±5℃、±0.5%以上の
時には±10℃の補正温度が基準温度に加算された
り或は減算されるように熱風温度と送風量の両者
又はその何れか一方を制御しながら測定水分値を
予定水分値に近づけて乾燥を終了せしめたことを
特徴とする穀物乾燥方法としたものであつて、か
かる方法によれば穀物を乾減率制御にもとづき予
定水分値に沿つて乾燥作業を行わせた際に、経時
的に測定した測定水分値が予定水分値と著しく異
なつた場合が生じたら、速やかに複数回に亘り連
続して水分測定を行い、それらの測定水分値の平
均水分値を求め、その平均水分値と予定水分値と
の差によつて予め設定された補正温度が基準温度
に加算されたり或は減算されるように熱風温度と
送風量の両者又はその何れか一方を制御せしめて
有効的な乾燥作業を正確に達成させることができ
る。それ故、本発明方法によれば、熱風温および
送風量が、検出された測定水分値に基づき、一度
に大きく上下に変更制御され、その制御量の大き
な変更により、不安感を与えることがない許り
か、熱風温度および送風量の制御回数の減少を図
ることができる効果を奏する。
以下に本発明に係る穀物乾燥方法を実施させる
ためのブロツク回路について説明する。
第3図において、1は乾燥時間中、被乾燥穀物
の水分値を経時的に測定して、その測定水分値B
の信号を比較演算回路3へ送るための水分値検出
器であつて、本発明に係る水分値検出器1は例え
ば1時間おきに被乾燥穀物の水分値を乾燥の初期
より乾燥終了時迄経時的に検出する。
2は予め設定された予定水分値測定回路であつ
て、この回路2は例えば22%以下となつた被乾燥
穀物の水分値を検出した時に、穀物の有する含水
率に順応して予め決定された予定水分値Aの信号
を比較演算回路3へ送るものであつて、上記予定
水分値設定回路2内には、被乾燥穀物を胴割れの
発生もなく、かつ食味良好な状態のもとに順次乾
燥させることができるような予定水分値Aが組込
まれている。
それ故、上記の予定水分値Aは穀物の諸条件に
基づき、例えば毎時1.0%、0.8%、0.6%、0.5%
……等の数値が任意に設定されている。
3は水分値検出器1より経時的に送られた信号
と、予定水分値設定回路2より送られてきた信号
とを比較演算して、測定水分値Bと予定水分値A
との差が一定値以上となつた時に、予め設定され
た温度巾で加温装置5および送風装置6の制御回
路4に信号を送つたり、さらに測定水分値Bと予
定水分値Aとの差が著しく異なつた時、例えば
0.6%以上の時に水分値検出器1に信号を送つて、
1時間おきの水分値測定を、短かい時間中に複数
回連続して水分測定が行われるように切替えて、
それらの測定水分値から最も確かな平均水分値を
演算し、かつ平均水分値と予定水分値との差の制
御信号を制御回路4に送るための比較演算回路で
あつて、上記測定水分値Bと予定水分値Aとの差
が例えば±0.1%以下では測定水分値Bと予定水
分値Aとは同等とみなして制御回路4に信号は送
らず、その差が±0.1〜±0.5%の時には±5℃、
±0.5%以上の時には±10℃の補正温度が基準温
度C(例えば5℃)に加算されたり或は減算され
るように比較演算回路3より制御回路4に信号が
送られて加温装置5への燃料供給量および送風装
置6の送風量が調節制御されると共に測定水分値
Bと予定水分値Aとの差が例えば0.6%となつた
時には水分値検出器1は直ちに短かい時間内の中
に複数回連続して水分測定を行い、それらの測定
水分値から平均水分値を求める。即ち1回目(B
−A)=0.6%、二回目(B−A)=0.1%、三回目
(B−A)=0.2%の時にはその平均水分値は(0.6
+0.1+0.2)÷3=0.3%となり、その平均水分値
の数値を演算してその制御信号を制御回路4へ送
つて基準温度が55℃に上昇補正されるように加温
装置5、送風装置6を制御せしめるものである。
したがつて、上記のように3回の測定値の平均
が0.3%となる時は、従来方法の如く測定水分値
Bと予定水分値Aの差により一度に±10℃という
大きな温度補正制御が解消され、小さな補正温度
巾で速かに測定水分値Bを予定水分値Aに近づけ
ながら乾燥させることができる。
次にその作用について説明する。
今、第2図の水分、温度変化曲線グラフ図に示
された如く、初期含水率が例えば25%の被乾燥穀
物を毎時0.4%の予定水分値Aとなるように自動
乾燥させたい時には、適当温度の乾燥空気を起成
して乾燥作業を行わせる。そして乾燥開始時点よ
り経時的に検出作業を行つている水分値検出器1
により検出された測定水分値Bが穀物間の水分ム
ラが少なくなつた22%となつた時点で、その信号
が比較演算回路3に送られると共に予定水分値設
定回路2よりも予定水分値Aが信号となつて比較
演算回路3に送られ、ここで比較される。
その結果、比較演算された制御信号が制御回路
4に送られ、加温装置5、送風装置6或はその何
れか一方を制御して予定水分値Aに見合つた基準
温度C例えば50℃の乾燥空気を起成し、この温度
の乾燥空気により乾減率乾燥作業を行わせる。そ
して、乾燥開始時点より4時間目、5時間目に
夫々水分値検出器1によつて検出された測定水分
値Bと予定水分値Aとの差が例えば±0.1%であ
る時には乾燥作業が予定水分値Aに沿つて進行し
ていると見做して比較演算回路3より制御回路4
に制御信号が送られないので、基準温度50℃の乾
燥空気がそのまま送られ乾燥作業を営む。
ところで乾燥開始時点よりも6時間目に水分値
検出器1により検出した測定水分値Bと予定水分
値Aとの差が著しく異なる範囲例えば0.6%とな
つたことが比較演算回路3で算出されたら、その
制御信号は直ちに水分値検出器1におくられる。
その結果、1時間間隔で経時的に水分測定を行つ
ていた水分値検出器1は短かい時間内に複数回
(例えば3回)連続して水分測定を行い、その信
号を比較演算回路3に送つて、それらの測定水分
値の平均水分値を算出する。
即ち、例えば1回目(B−A)=0.6%、2回目
(B−A)0.1%、3回目(B−A)=0.2%の時に
は、その平均水分値は(0.6+0.1+0.2)÷3=0.3
%となる。
ところが、上記の比較演算回路3中には測定水
分値Cと予定水分値Aとの差が例えば±0.1〜±
0.5%の時には±5℃、±0.5%以上の時には±10
℃の範囲で基準温度が補正されるよう制御回路4
に制御信号が送られるようになつているので、前
記平均水分値が0.3%と算出されたら、その制御
信号は直ちに制御回路4に送られ、この制御信号
に基づいて加温装置5、および送風装置6、又は
その何れか一方を制御しながら熱風温度或は送風
量を制御し、熱風温度55℃の乾燥空気を送つて乾
燥作業を続行する。その結果、乾燥開始より7時
間目に検出した測定水分値Bと予定水分値Aとの
差は0.1%となり、乾燥作業が略予定水分値Aに
沿つて行われていることとなり、そのままの状態
で乾燥終了迄続行させればよい。
したがつて、本発明に係る穀物乾燥方法にあつ
ては、測定水分値Bと予定水分値Aとの差が予め
設定された数値(例えば±0.5%)以上に異なる
場合に、短かい時間内で複数回連続して水分測定
を行い、それらの測定水分値の平均水分値を求
め、この平均水分値と予定水分値との差に応じて
加温装置5、送風装置6の両方又はその何れか一
方を制御するので、従来、公知の穀物乾燥方法の
制御に比較してより正しい制御により、良質な製
品を能率的に得ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の穀物乾燥方法を説明するための
水分、温度変化曲線グラフ図であり、第2図は本
発明方法を説明するための一例を示す水分、温度
変化曲線グラフ図、第3図は本発明方法を実施す
るためのブロツク回路図である。 A……予定水分値、B……水分測定値、C……
基準温度、1……水分値検出器、2……予定水分
値設定回路、3……比較演算回路、4……制御回
路、5……加温装置、6……送風装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被乾燥穀物を予め設定された予定水分値に沿
    つて乾燥させる際に、経時的に順次測定した測定
    水分値が予定水分値と±0.6%以上異なつた場合
    には、短かい時間内で複数回連続して水分測定を
    行い、それらの測定水分値の平均水分値を求め、
    その平均水分値と予定水分値との差が±0.1〜±
    0.5%の時には±5℃、±0.5%以上の時には±10
    ℃の補正温度が基準温度に加算されたり或は減算
    されるように熱風温度と送風量の両者又はその何
    れか一方を制御しながら測定水分値を予定水分値
    に近づけて乾燥を終了せしめたことを特徴とする
    穀物乾燥方法。
JP3632384A 1984-02-29 1984-02-29 穀物乾燥方法 Granted JPS60181576A (ja)

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JP3632384A JPS60181576A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 穀物乾燥方法

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JPS60181576A JPS60181576A (ja) 1985-09-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02146299A (ja) * 1988-11-29 1990-06-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転ファン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS57110947A (en) * 1981-11-16 1982-07-10 Shizuoka Seiki Co Ltd Automatic measurement controlling device for moisture content in grain drying machine

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JPS60181576A (ja) 1985-09-17

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