JPS646224Y2 - - Google Patents

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JPS646224Y2
JPS646224Y2 JP2646984U JP2646984U JPS646224Y2 JP S646224 Y2 JPS646224 Y2 JP S646224Y2 JP 2646984 U JP2646984 U JP 2646984U JP 2646984 U JP2646984 U JP 2646984U JP S646224 Y2 JPS646224 Y2 JP S646224Y2
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JP
Japan
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pipe
synthetic resin
spacer member
socket
centering device
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JP2646984U
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JPS60138673U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、合成樹脂管の一端部を管継手の受口
内に挿入して融着接合する際に用いる芯出し装置
に関し、更に詳しくは合成樹脂管の外径寸法、及
び管継手の受口内径寸法のばらつきに影響される
ことなく両部材の芯出し操作が迅速、かつ確実に
行なえ、加熱ヒータによる両部材の接合面の溶融
を均一して、確実、かつ強固な融着接合が得られ
る芯出し装置に関する。
(従来技術) 合成樹脂管、特にポリエチレン樹脂管を溶融接
合によつて配管接続する場合、第4図に示すよう
な融着機が用いられている。
この融着機は、固定クランプ71と移動クラン
プ72とが基台70上に配設された構成からなつ
ており、ハンドル73を作動させるとガイド軸7
4に案内された移動クランプ71が基台70上を
平行移動できるようになつている。
この融着機を用いて合成樹脂管Pと管継手Fと
を融着接合する場合、次に述べる芯出し工程、溶
融工程、及び挿入工程を経て行なわれている。
即ち、芯出し工程では、まず合成樹脂管Pを固
定クランプ71に固定し、管継手Fを移動クラン
プ72に固定する。そして、ハンドル73を作動
させて移動クランプ72を固定クランプ71に近
づけ、両部材間に芯出し装置A′を介在させる。
移動クランプ72は、台座720とクランプ部
721とが上下、及び右左方向に若干ずらせるこ
とができるようになつており、芯出し装置A′を
合成樹脂管P、管継手Fの間に完全に嵌合させて
芯合せした後、ボルト75を締め付けて固定す
る。
このようにして、合成樹脂管Pと管継手Fとの
芯合せした後、芯出し装置A′を取り外し、次い
で加熱ヒータHを用いて合成樹脂管Pの端部外周
面と、管継手Fの受口内周面とを同時に加熱溶融
する。
そして、両方の接合面を完全に溶融させてから
加熱ヒータHを取り外し、ハンドル73を作動さ
せて合成樹脂管Pの端部を管継手Fの受口内に挿
入して融着接合する。
以上の工程を経て、合成樹脂管Pと管継手Fと
は融着接合されるが、この融着接合で用いられて
いた芯出し装置A′は、合成樹脂管Pの外径、管
継手Fの受口内径にばらつきがある場合、その寸
法のばらつきに対応した寸法調整ができなかつた
ので、十分な芯出し操作が行なえなかつた。
即ち、合成樹脂管Pの外径が規格寸法より若干
大きい場合には挿入でないことがあり、また、逆
に小さい場合には嵌合が緩くなるために確実な芯
合せが行なえない。
このことは管継手Fの受口についても言えるこ
とであり、いずれにしても従来の芯出し装置で
は、確実な芯合せができず、したがつて強固な融
着接合が得られなかつた。
(考案の目的) 本考案は、前記従来芯出し装置の構造上の問題
点を解決したものであつて、合成樹脂管と管継手
との芯出し操作が迅速に行なえると共に、合成樹
脂管の外径、管継手の受口内径に多少のばらつき
がある場合でも、これに影響されることなく両部
材の芯合せが確実に行なえ、接合面の加熱溶融を
均一にして、確実、かつ強固な融着接合が得られ
る芯出し装置を提供するものである。
(考案の構成) 以下、本考案の具体的構成を図面にて詳細に説
明する。
尚、以下の説明は本考案の一実施例を示すもの
であつて、本考案はこの実施例のみに限定される
ものでなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で
種々の構成をとることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す芯出し装置の
部分欠截断面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図の−線断面図である。
図中符号1は外挿体、4は内挿体であつて、合
成樹脂管Pの一端部に外挿される外挿体1と、管
継手Fの受口に挿入される内挿体4とは同芯状に
設けられている。
外挿体1は、合成樹脂管Pの外径より若干大き
い内径寸法を有し、その内周壁には奥側に向かつ
て径が大きくなつた傾斜面を有する溝11が周方
向に等間隔で3本設けられ、該溝11内にはスペ
ーサ部材2が埋設されている。
スペーサ部材2は、外面が前記溝11の傾斜面
と一致した傾斜面となつており、この傾斜面には
突起21が設けられ、該突起21が前記溝11の
傾斜面と蟻溝嵌合している。
また、この外面の奥側には捩子状の突起22が
設けられており、該突起22には内周面に捩子を
有するリング状の作動部材3が螺合している。
従つて、スペーサ部材2は、これと螺合した作
動部材3を回すことによつて溝11内で軸方向に
移動し、外挿体1の開口側に摺動移動したときに
外挿体1の内周側に突出して各スペーサ部材2は
一体となつて内径が縮小する。そして、作動部材
3は図示しないロツク機構によつて固定できるよ
うになつている。
一方、内挿体4は、管継手Fの受口内径より若
干小さい外径寸法を有し、その外周壁には奥側に
向かつて径が小さくなつた傾斜面を有する溝41
が周方向に等間隔で3本設けられ、該溝41には
スペーサ部材5が埋設されている。
スペーサ部材5は内面が溝41の傾斜面と一致
した傾斜面となつており、該傾斜面には突起51
が設けられ、該突起51が前記溝41の傾斜面と
蟻溝嵌合している。
また、その外面の奥側には捩子状の突起52が
設けられ、該突起52には内周面に捩子を設けた
リング状の作動部材6が螺合している。
従つて、スペーサ部材5は、これと螺合した作
動部材6を回すことによつて溝41内で軸方向に
移動し、内挿体5の先端側に移動したときに各ス
ペーサ部材5は一体となつてその外径が拡大す
る。そして、作動部材6は図示しないロツク機構
によつて固定できるようになつている。
本考案の芯出し装置は以上の構成からなるもの
であつて、次にこの芯出し装置を用いて合成樹脂
管Pと管継手Fとを接合する手順を第4図に基づ
いて説明する。
まず、従来装置の接合手順で説明したと同様
に、固定クランプ71に合成樹脂管Pを固定し
し、移動クランプ72に管継手Fを固定する。そ
して、合成樹脂管Pの端部に芯出し装置Aの外挿
体1を外挿し、作動部材3を回してスペーサ部材
2の内面を管外周面に当接させて固定する。次い
で、ハンドル73を作動させて移動クランプ72
を固定クランプ71側に近づけ、移動クランプ7
2に固定した管継手Fの受口に内挿体4を挿入す
る。そして、作動部材6を回してスペーサ部材5
の外面を受口内周面に当接させる。このようにし
て合成樹脂管Pと管継手Fの芯合せをしたのち、
台座720とクランプ部721とをボルト75で
締め付けて固定する。
かくして、合成樹脂管Pと管継手Fとの芯出し
を行なつたのち、従来装置の接合手順で説明した
と同様に加熱ヒータHによる溶融工程、及び挿入
工程を経て融着接合が完了する。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案の芯出し装置は、合
成樹脂管の一端部に外挿される外挿体、管継手の
受口に挿入される内挿体に夫々スペーサ部材を設
け、該スペーサ部材を介して寸法調整ができるよ
うにしたので、合成樹脂管の外径、管継手の受口
内径のばらつきにかかわらず芯出し操作が迅速、
かつ確実に行なえ、加熱ヒータによる溶融を均一
にして、確実、かつ強固な融着接合が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す芯出し装置の
部分欠截断面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図の−線断面図である。第
4図は融着機を用いて合成樹脂管と管継手とを接
合する工程の部分欠截正面図である。 1……外挿体、2……スペーサ部材、3……作
動部材、4……内挿体、5……スペーサ部材、6
……作動部材、P……合成樹脂管、F……管継
手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂管の一端部外周面と、当該管が接合さ
    れる管継手の受口内周面とを同時に加熱溶融して
    融着接合する際に用いる芯出し装置であつて、合
    成樹脂管の一端部に外挿される外挿体1と管継手
    の受口に挿入される内挿体4とを同芯状に設け、
    前記外挿体1の内周壁にはスペーサ部材2を埋設
    すると共に、該スペーサ部材2を内周側に出没さ
    せる作動部材3を設け、一方、内挿体4の外周壁
    にはスペーサ部材5を埋設すると共に、該スペー
    サ部材5を外周側に出没させる作動部材6を設け
    たことを特徴とする芯出し装置。
JP2646984U 1984-02-25 1984-02-25 芯出し装置 Granted JPS60138673U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2646984U JPS60138673U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 芯出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2646984U JPS60138673U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 芯出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138673U JPS60138673U (ja) 1985-09-13
JPS646224Y2 true JPS646224Y2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=30522505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2646984U Granted JPS60138673U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 芯出し装置

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JPS60138673U (ja) 1985-09-13

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