JPS646201Y2 - - Google Patents

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JPS646201Y2
JPS646201Y2 JP550284U JP550284U JPS646201Y2 JP S646201 Y2 JPS646201 Y2 JP S646201Y2 JP 550284 U JP550284 U JP 550284U JP 550284 U JP550284 U JP 550284U JP S646201 Y2 JPS646201 Y2 JP S646201Y2
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JP
Japan
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grindstone
pad
whetstone
shaft
grinder
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JP550284U
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JPS60117057U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案はオフセツト型弾性砥石用パツドに関す
る。該パツドは弾性砥石をデイスクグラインダー
に装着して使用する際、弾性砥石の変形及び応力
の局所への集中、特にオフセツト部から研削部へ
の移行箇所への集中を緩和すべく、弾性砥石に被
せて使用されるものである。
考案の技術的背景 弾性砥石は通常、第1図に示すようにグライン
ダーに装着される。この装着は、グラインダー砥
石軸1に固定側フランジ2、パツド3、砥石4を
この順で通し、最後に移動側フランジ5を螺合締
結して行なわれる。砥石4は砥石軸1に遊嵌する
取付孔40を備えているが、該砥石4の位置決め
は、パイロツト50が砥石4の取付穴40に密に
挿入されることによりなされる。このパイロツト
50は固定側フランジに設けることもできるが、
雌ねじ部の長さを充分にとるため第1図に示すよ
うに移動側フランジ5に設けられることが多い。
この場合は、砥石取付の際、該移動側フランジを
装着するまでは砥石の位置が不安定となり、偏心
した状態となりがちである。このような状態で移
動側フランジ5を取付けると、第2図に示すよう
にパイロツト50が取付孔40に挿入されずオフ
セツト部41に乗つた状態となる。しかし移動側
フランジ取付け側からこの状態を直接見るのは困
難であり、したがつてこのような異常な取付けが
見過ごされることが少くなく、使用時に非常な危
険を伴う。このような異常な取付けを避けるため
には、砥石の位置を正しく保持しつつ、取付孔へ
のパイロツトの挿入を確認しながら移動側フラン
ジを装着する必要があり、手間と注意力を必要と
する。
また、砥石取換えの際は、移動側フランジを取
外すと、砥石のみならずパツト及び固定側フラン
ジまで外れることになり、これらの支持を要する
ため取換えに手間取り、これらの部品の紛失の原
因ともなる。
考案の目的 本考案はこれら従来問題を解消し、砥石の取付
け及び取換えを容易且つ確実に、しかも部品の紛
失を防止しつつなし得るオフセツト型弾性砥石用
パツドを提供することにある。
考案の構成 本考案は前記目的達成のため、砥石オフセツト
部から研削部の一部までを覆う形状を有し、グラ
インダー砥石軸を通す中央孔を備えたオフセツト
型弾性砥石用パツドにして、前記中央孔壁面に砥
石軸のねじ部に螺合する雌ねじを備え、該パツド
及び砥石をグラインダーに装着する際、砥石軸に
遊嵌する取付孔を有した砥石の該取付孔と前記砥
石軸との間隙において該取付穴に嵌入し、砥石を
砥石軸に対して位置決めする凸部を備えたことを
特徴とするオフセツト型弾性砥石用パツドを提供
するものである。
実施例 以下、本考案の実施例を添附図面を参照しつつ
説明する。
第3図に示すパツド6は砥石4のオフセツト部
41から研削部42の一部までを覆う形状を有
し、中央孔壁面に、砥石軸1のねじ部に螺合する
雌ねじ60を備えている。パツド6はさらに、円
環状凸部61を備えており、該凸部61は、内周
面が前記雌ねじ60の一部を形成しており、外周
面が砥石4の取付孔40(第1図参照)壁面に密
接するように外径を決められている。尤も、凸部
61はこのように砥石軸1と取付孔40壁面との
間隙全幅に拡がる寸法を有する必要はなく、少な
くとも外周面でもつて取付孔40に嵌入するよう
に形成されていれば、砥石軸1との間に間隙が存
してもよい。このパツド6を使用して砥石をグラ
インダーに装着するには、グラインダー砥石軸1
に固定側フランジ2を通し、パツド6を該砥石軸
1に螺合して取付け、パツド6の凸部61に取付
孔40が嵌合するように砥石4を納め、移動側フ
ランジ5を螺合締結すればよい。
このように、パツド6は中央孔壁面に雌ねじ6
0を備えているので、該雌ねじ60の砥石軸1へ
の螺合により、パツド6の位置決めができ、砥石
4はパツド6の凸部61が取付穴40に嵌合する
ように取付側から目視しながら納めれば砥石軸1
に対して安定した状態で位置決めされる。したが
つて移動側フランジ5を取付ける場合に、特に注
意を払わなくてもパイロツト50が取付穴40に
挿入され、砥石取付けが容易且つ確実に行える。
また、砥石取換えの際は、移動側フランジ5を外
してもパツド6が砥石軸1に螺合しているため、
特に固定側フランジ2およびパツド6を手で支え
る必要なく、砥石4だけを外すことができ、取換
えが容易となり、しかも部品の紛失を防ぐことが
できる。
第4図はパツドの他の実施例を示す。このパツ
ド6Aは大径の砥石4Aを小径砥石用グラインダ
ーに装着可能にするためのものである。
オフセツト型弾性砥石は小径から大径のものま
で存するが、大径の砥石は使用時に大負荷を伴う
ことから太い砥石軸を備えたグラインダーに取付
けて使用されるのが一般的であり、このため、
JIS C 9611に定められているように取付孔も大
径となつている。してがつて大径の砥石は小径砥
石用グラインダーには容易には取付け得ない。図
示のパツド6Aは、小径砥石用のグラインダーの
砥石軸1に合う中央孔及び該孔壁面の雌ねじ60
Aを備え、該砥石軸1用の固定側フランジ2、移
動側フランジ5(第3図のものと異なる形状のも
のを例示する)と共に使用し得る形状を有し、凸
部61Aは外周面が砥石4Aの取付孔壁面に密接
し、内方は移動側フランジ5のパイロツト50を
受け入れるようにされている。したがつて、小径
砥石用グラインダーの砥石軸1に該砥石軸用固定
側フランジ2を通し、パツド6Aを螺合せしめれ
ば、大径砥石4Aは凸部61Aにより位置決め可
能となり、移動側フランジ3の螺合により、前述
と同様に容易且つ確実に砥石の取付けがてきる。
このように大径中央孔を有する大径砥石を小径砥
石用グラインダーに装着可能とすることにより、
次のような利点が得られる。すなわち、小径砥石
用グラインダーは小型軽量であるため操作性が良
く、大径砥石用のものに比し高速回転であるた
め、砥石の寸法や材質、研削条件等が安全上の条
件を満たす場合は、前記装着により砥石の周速度
を大きくして研削能率を向上させることができ
る。また、大径砥石が摩耗して径を減じた場合に
も前記装着により周速度の維持を図つて砥石の有
効利用が可能となる。
前述の実施例においては凸部を円環状とした
が、凸部外面が砥石取付孔壁面に密接することに
より砥石の位置出しが可能であれば、連続した円
環状とする必要はなく、例えば幾箇所かの突起と
することも可能である。またパツドより砥石の位
置決め及び安定した支持が得られるため、パイロ
ツトのないフランジを使用することもできる。さ
らに種々の外径の凸部を有するパツドを用意して
おくことにより、砥石取付孔径のバラツキを吸収
することができ、スペーサーやアダプター挿入の
必要をなくすことができる。
考案の効果 以上から明らかなように、本考案によれば、砥
石の取付け及び取換えを容易且つ確実に、しかも
部品の紛失を防止しつつなし得るばかりでなく、
大径の砥石を小径砥石用グラインダーに取付け可
能にし得るオフセツト型弾性砥石用パツドを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来技術を説明するための
図、第3図及び第4図は本考案の互いに異なる実
施例を示す図であり、各々、オフセツト型弾性砥
石をジラインダーに取付けた状態の縦断正面図を
示している。 1……グラインダー砥石軸、2……固定側フラ
ンジ、3……パツド、4,4A……オフセツト型
弾性砥石、5……移動側フランジ、6,6A……
パツド、40……砥石取付け穴、41……オフセ
ツト部、42……研削部、50……パイロツト、
60,60A……雌ねじ、61,61A……凸
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 砥石オフセツト部から研削部の一部までを覆う
    形状を有し、グラインダー砥石軸を通す中央孔を
    備えたオフセツト型弾性砥石用パツドにして、前
    記中央孔壁面に砥石軸のねじ部に螺合する雌ねじ
    を備え、該パツド及び砥石をグラインダーに装着
    する際、砥石軸に遊嵌する取付孔を有した砥石の
    該取付孔と前記砥石軸との間隙において該取付穴
    に嵌入し、砥石を砥石軸に対して位置決めする凸
    部を備えたことを特徴とするオフセツト型弾性砥
    石用パツド。
JP550284U 1984-01-18 1984-01-18 オフセツト型弾性砥石用パツド Granted JPS60117057U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP550284U JPS60117057U (ja) 1984-01-18 1984-01-18 オフセツト型弾性砥石用パツド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP550284U JPS60117057U (ja) 1984-01-18 1984-01-18 オフセツト型弾性砥石用パツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60117057U JPS60117057U (ja) 1985-08-07
JPS646201Y2 true JPS646201Y2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=30482062

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JP550284U Granted JPS60117057U (ja) 1984-01-18 1984-01-18 オフセツト型弾性砥石用パツド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000066326A1 (fr) * 1999-04-30 2000-11-09 Sankyo Diamond Industrial Co., Ltd. Outil au diamant pourvu d'un element de montage

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JPS60117057U (ja) 1985-08-07

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