JPS646104Y2 - - Google Patents

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JPS646104Y2
JPS646104Y2 JP1983203472U JP20347283U JPS646104Y2 JP S646104 Y2 JPS646104 Y2 JP S646104Y2 JP 1983203472 U JP1983203472 U JP 1983203472U JP 20347283 U JP20347283 U JP 20347283U JP S646104 Y2 JPS646104 Y2 JP S646104Y2
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JP
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brush
drive arm
motor
reciprocating drive
fitted
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JP1983203472U
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JPS60109429U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用部分〕 この考案は、頭部の頭皮に対するパツテイング
(叩き)を電動で行う電動パツテイングブラシに
関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、頭皮を頭髪とともに連続的に叩くため
に用いられるパツテイングブラシは、第6図に示
すように、把持部1とブラシ台部2とからなり、
ブラシ台部2にはブラシの毛3が植毛されてい
る。このような、パツテイングブラシは、そのブ
ラシ台の毛3で頭部をパツテイング(軽く叩くこ
と)することにより、地肌の血行を活発にし、毛
髪への栄養補給をスムースにして抜毛等を予防す
るとともに、養毛剤等の毛穴からの吸収向上作用
を発揮する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなパツテイングブラシ
によつて上記のような効果を得るためには、パツ
テイングを1分間以上継続する必要があるため、
労力をかなり要するという問題があつた。また、
上記のようにパツテイングを手動で行う場合に
は、使用する人によりパツテイングの強さが異な
るようになるため、最適な強度でのパツテイング
がなかなか行われず、また、一回ごとのパツテイ
ングの強さも異なるようになるため、強弱の変化
をもつパツテイングにより頭皮を傷付けたりする
というような問題も生じていた。
他方、上記のようなパツテイングブラシの分野
ではなく、ヘアブラシの分野では、ブラシ台を自
動的に横方向に往復運動させることにより、頭皮
をマツサージしうるブラシが特公昭48−27393号
公報に開示されている。このブラシはブラシ面が
長手方向に沿つて左右2列に分割され、その列が
長手方向に沿つて相互に逆向きにスライド運動す
るようになつている。そして、このスライド運動
により、頭皮に対してマツサージが施される。
しかしながら、このブラシは前記ブラシ台の列
がブラシ面に沿つて横方向にスライド移動するも
のであるため、頭皮に対して直角方向から叩く
(パツテイング)を行うことはできない。前記の
ように、地肌の血行を活発にし、毛髪への栄養補
給をスムースにして抜毛等を予防するとともに、
養毛剤等の毛穴からの吸収向上作用を発揮するた
めには、パツテイングが効果的であり、上記のブ
ラシではこのようなパツテイングによる効果を引
き出すことはできない。また、上記のブラシは、
ブラシ台の列をスライド移動させると、その振動
がブラシの把持部に伝わるため使い勝手が悪いと
いう問題がある。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、パツテイングを自動的に行うことができ、
しかもその際の振動がブラシの把持部に伝わるこ
とのない電動パツテイングブラシの提供をその目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この電動パツテイ
ングブラシは、密封筒状ケーシングの先端側の周
胴面にブラシ台取付面を形成するとともに、把持
部の内部に、回転軸を密封筒状ケーシングの先端
側に向けた状態でモータを収容し、上記ブラシ台
取付面にスライド用穴を設け、このスライド用穴
に往復駆動アームを往復スライド運動自在に嵌挿
し、上記往復駆動アームの先端部に、前面がパツ
テイング部に形成されたブラシ台を取付け、上記
往復駆動アームの後端部を上記密封ケーシングの
把持部内に設けられたモータの回転軸にクランク
機構を介して連結した電動パツテイングブラシに
おいて、上記クランク機構を、上記モータの回転
軸にその軸を枢軸として取付けられたクランク
と、上記往復駆動アームの後端部の上記モータ側
に突設された係合ピンと、一端の連結用穴を上記
クランクのピンに嵌め他端の連結用穴を上記係合
ピンを嵌めた連結棒とで構成し、かつ上記連結棒
の両連結用穴を隙間をもたせて上記両ピンに嵌め
るという構成をとる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す縦断
面図、第2図はそのブラシ台を取り外した状態の
斜視図である。これらの図において、4はブラシ
台、5はそのブラシ台4の前面に植毛された毛で
パツテイング部を形成している。6は密封筒状の
ケーシングで、先端側の周胴面にブラシ台取付面
が形成されている。このブラシ台取付面にはスラ
イド用穴7が形成されており、このスライド用穴
7に、ガイド筒8を介して往復駆動アーム9が往
復スライド運動自在に嵌挿されている。この往復
駆動アーム9の先端部は有底筒状に形成されてお
り、その有底筒状の内壁面に円周方向に延びる凸
部10が形成されている。上記ブラシ台4は、こ
の往復駆動アーム9の先端部の有底筒状部内に、
そのブラシ台4の裏面に設けられた取付軸11を
着脱自在に嵌合することにより着脱自在に取り付
けられるようになつている。この場合、上記取付
軸11は、第3図に示すように円柱状に形成され
ており、その外周面に、上記往復駆動アーム9に
設けられた凸部10に対応する凹部12が円周方
向に形成され、凸部10と凹部12との係合によ
り抜け止めされている。そして、この取付軸11
の先端側部分は、その先端端面から後端側に延び
る切込み13の形成により軸方向に沿つて二つ割
状に形成されており、その部分を往復駆動アーム
9の有底筒状部に嵌合して上記凸部10に、凹部
12を係合させる際、弾性変形して両者の係合を
容易にするように構成されている。取付軸11の
先端がこのように弾性変形するように構成されて
いるため、取付軸11を往復駆動アーム9の先端
部から容易に引き抜くことができ、それによつて
数種のブラシ台の選択装着が可能になる。また、
上記取付軸11のブラシ台側部分には回転防止凸
部14が設けられており、この凸部14が往復駆
動アーム9の有底筒状部の開口縁に設けられた回
り止め溝15に嵌合して、取付軸11の円周方向
への回り止めをするようになつている。16はケ
ーシング6の把持部に内蔵され、ねじ17により
固定されているモータ、23はそれに給電する電
池、22はその収容スペース、24はスイツチ、
25は電池着脱口、26はそのカバーである。上
記モータ16の回転軸18にはピン19をもつク
ランク20が取り付けられている。このピン19
の先端は、連結棒21の一端に設けられた連結用
穴21aに空隙を設けた状態で嵌められている。
そして、連結棒21の他端に設けられた連結用穴
21bに、往復駆動アーム9の後端に設けられた
係合ピン9aが空隙を設けた状態で嵌められてお
り、モータ16の回転によりクランク20がクラ
ンク運動すると、そのクランク運動によつて往復
駆動アーム9が往復スライド運動するようになつ
ている。これにより、ブラシ台4が前後に往復運
動するため、ブラシ台4のブラシ毛を頭部に軽く
押しあてるだけで、自動的に頭皮に対してパツテ
イングがなされるようになる。この場合、ブラシ
台4の往復進退運動の速度は、一往復を1分間に
300〜700回繰り返すような速度に設定されてい
る。すなわち、手動の場合ではせいぜい1分間に
100回の速度であるが、このような低速ではなく、
1分間に300〜700回の速度で往復駆動アーム9を
往復進退運動させることにより、ブラシ台4に設
けられた毛5が地肌に効果的に作用して最も大き
な効果が得られるようになると同時に、上記ブラ
シ台4の往復進退運動によりブラシ毛を通じて頭
部に伝わる振動が頭蓋骨に対して作用し頭蓋骨と
の共鳴現象(耳鳴り等がする)を生起させるとい
う事態の発生が防止されるようになる。なお、往
復進退運動のストロークは最適なパツテイング強
度が得られるよう2〜10mmに設定されている。ま
た、上記ブラシ台4に植毛された毛は、パツテイ
ング効果の観点から、短い毛(ブラシ台4表面か
らの植立長15mm)と長い毛(ブラシ台4表面から
の植立長20mm)を用い、短い毛と長い毛の比率を
短い毛1に対して長い毛が0.5〜2.0の割合になる
ように設定されている。これにより、パツテイン
グの際に長い毛が最初に頭部を刺激しついで短い
毛が刺激するというような二段の刺激が得られ、
地肌の血行促進効果が得られるようになる。
〔作用〕
この電動パツテイングブラシで注目すべきは、
モータの回転力が、クランク20のピン19、連
結棒21、往復駆動アーム9の係合ピン9aとい
うように3段階で往復駆動アームに伝達されるよ
うになつており、かつ両ピン19,9aが連結棒
21の連結用穴21a,21bに空隙を設けた状
態で嵌められていることである。これにより、ブ
ラシ台4が前記のように1分間に300〜700回とい
うような高速で往復運動しても、その振動が、上
記連結棒21の両連結用穴21a,21bの上記
両空隙に吸収され、ブラシの把持部に伝わらなく
なる。したがつて、長時間パツテイングを行つて
も把持部の振動に起因する手指のしびれ等は生じ
ない。
なお、上記の実施例ではブラシ台4の表面は平
坦になつているが、そのブラシ台4の表面を第4
図に示すように、頭部の形状に沿うようにわん曲
面に形成するようにしてもよい。このようにする
ことにより、頭の形に沿つて均一の力が加わるよ
うになる。また、第5図に示すように、毛に代え
てゴム凸部が形成されたブラシ台20を用いても
よい。また、上記の実施例では、ブラシ台4を着
脱自在に構成しているがブラシ台4を取り外しで
きないようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この電動パツテイングブラシ
は、ブラシ台をモータにより駆動しケーシングの
ブラシ台取付面に対して上下に往復運動させるた
め、一定の強さのパツテイングを自動的に所望の
時間行うことができる。そのうえ、パツテイング
用のブラシ台を往復運動させるためのクランク機
構に工夫をこらし、モータの回転力がクランクの
ピン、連結棒、往復駆動アームの係合ピンの3段
階を経てブラシ台を駆動する往復駆動アームに伝
達されるようにし、かつ上記両ピンを連結棒の左
右両端の連結用穴に隙間をもたせて嵌めているた
め、ブラシ台の往復運動時の振動がブラシの把持
部に伝わらない。したがつて使い勝手がよく、ま
た長時間使用しても振動にもとづく手指のしびれ
等を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す断面
図、第2図はブラシ台を取り外した状態の斜視
図、第3図はブラシ台の取付部と往復駆動アーム
の有底筒状部の状態を示す説明図、第4図および
第5図はブラシ台の他の例の説明図、第6図は従
来例の説明図である。 4……ブラシ台、6……ケーシング、7……ス
ライド用穴、9……往復駆動アーム、9a……係
合ピン、14……回転防止凸部、16……モー
タ、18……回転軸、19……ピン、20……ク
ランク、21……連結棒、21a,21b……連
結用穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密封筒状ケーシング6の先端側の周胴面にブラ
    シ台取付面を形成するとともに、把持部の内部
    に、回転軸18を密封筒状ケーシング6の先端側
    に向けた状態でモータ16を収容し、上記ブラシ
    台取付面にスライド用穴7を設け、このスライド
    用穴7に往復駆動アーム9を往復スライド運動自
    在に嵌挿し、上記往復駆動アーム9の先端部に、
    前面がパツテイング部に形成されたブラシ台4を
    取付け、上記往復駆動アーム9の後端部を上記密
    封ケーシング6の把持部内に設けられたモータ1
    6の回転軸18にクランク機構を介して連結した
    電動パツテイングブラシにおいて、上記クランク
    機構を、上記モータ16の回転軸18にその軸1
    8を枢軸として取付けられたクランク20と、上
    記往復駆動アーム9の後端部の上記モータ16側
    に突設された係合ピン9aと、一端の連結用穴2
    1aを上記クランク20のピン19に嵌め他端の
    連結用穴21bを上記係合ピン9aに嵌めた連結
    棒21とで構成し、かつ上記連結棒21の両連結
    用穴21a,21bを隙間をもたせて上記両ピン
    19,9aに嵌めたことを特徴とする電動パツテ
    イングブラシ。
JP20347283U 1983-12-29 1983-12-29 電動パツテイングブラシ Granted JPS60109429U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20347283U JPS60109429U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 電動パツテイングブラシ

Applications Claiming Priority (1)

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JP20347283U JPS60109429U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 電動パツテイングブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60109429U JPS60109429U (ja) 1985-07-25
JPS646104Y2 true JPS646104Y2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=30765881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20347283U Granted JPS60109429U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 電動パツテイングブラシ

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JPS60109429U (ja) 1985-07-25

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