JPS645938Y2 - - Google Patents

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JPS645938Y2
JPS645938Y2 JP15273084U JP15273084U JPS645938Y2 JP S645938 Y2 JPS645938 Y2 JP S645938Y2 JP 15273084 U JP15273084 U JP 15273084U JP 15273084 U JP15273084 U JP 15273084U JP S645938 Y2 JPS645938 Y2 JP S645938Y2
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JP
Japan
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inspection
lead wire
mirror
rod
insulator
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Expired
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JP15273084U
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English (en)
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JPS6168613U (ja
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  • Testing Relating To Insulation (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Insulators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は柱上点検具に関し、主として高圧架
空配電線路の柱上において使用する碍子,リード
線等の点検具に関するものである。
〔従来の技術〕
高圧架空配電線路の柱上における碍子を活線状
態において点検し、その欠損やクラツク等の不良
を発見するために、従来から絶縁体製の点検棒の
先端に角度調節自在に点検鏡を取付けたものがあ
る。
上記の点検具を用いて点検するには、作業者が
活線状態にある配電線路の柱上に昇り、点検鏡が
碍子の背面になるよう点検棒を掲げ、作業者から
見え難い碍子背面を点検鏡に映して点検する。
一方、アレスタ設置柱においては、配電線から
引出し、アレスタ頂部に嵌着されるリード線が、
確実にアレスタ頂部に嵌着しているかどうかを定
期的に点検する必要がある。このため、従来は活
線状態にある配電線に絶縁防護を行ない、柱上に
昇つた作業者が直線リード線の状況を点検してい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
アレスタ設置柱には、アレスタ以外の機器を多
く設置しているのが普通であるので、これらに絶
縁防護を施すための作業に時間がかかり作業能率
が悪いとともに、作業者の費す労力も大きい。
そこで、この考案は前述の碍子点検具を改良し
て、碍子のほかにアレスタリード線も同じ点検具
によつて点検できるようにすることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案はアレスタリード線の点検作業におけ
る前述の問題点を解決するために、点検棒先端ま
たはその近傍に適宜な取付部材を介してリード線
点検部材を取付け、その点検部材に上方に開放し
たリード線導入溝を設け、かつその導入溝の底に
おいて一方の溝端部の一方の側壁と、他方の溝端
部の他方の側壁にそれぞれリード線係合凹所を形
成した構成としたものである。
〔作用〕
上記構成の点検具は、リード線を点検する場合
は、リード線点検部材のリード線導入溝が上方に
開放するよう起立せしめた状態で、点検棒を押上
げ、その導入溝にリード線を導入し、次に点検棒
をその軸線のまわりに所要角度回転すると、リー
ド線が係合凹所に入り込む。
その状態で点検棒を若干押上げると、アレスタ
の嵌着が確実である場合はリード線が外れない
が、不十分である場合は外れるので、その嵌着状
況を知ることができる。
碍子を点検する場合は、従来と同様に点検鏡の
起立角度を適宜設定し、碍子の背面を鏡面に映し
て点検する。
〔実施例〕
第1図から第4図に示すように、この考案の点
検具は、従来の柱上碍子点検具と同様に、伸縮自
在の絶縁材製点検棒1の先端に逆L形の絶縁材製
取付部材2の基部3を軸4によつて屈曲自在に連
結している。また点検棒1から直角方向に突出し
た基部3の先端に点検棒1に沿つて下向きの取付
部5を形成し、その取付部5を点検鏡6の背面の
ブラケツト7に固定している。
上記の点検鏡6は不使用状態においては、第1
図に示すように、その鏡面8(第4図参照)が点
検棒1に平行に対面するように折畳まれる。
上記の取付部材2の基部3にはリード線点検部
材9が固定されている。このリード線点検部材9
は下部に取付脚10を有し、これを基部3に固定
する。上記の点検部材9には、上方に開放したリ
ード線導入溝11が半径方向に形成され、その溝
底において一方の溝端部(第2図の右端)の一方
の壁部12にリード線係合凹所13を形成し、ま
た他方の溝端部(第2図の左端)の他方の壁部1
2′にもリード線係合凹所13′を形成している。
これらの各係合凹所13,13′の対向壁面14,
14′(第2図参照)の距離lは、リード線15
の径にほぼ等しいか、または若干大きくなるよう
に形成されている。
なお、上記リード線導入溝11の上端部に近い
壁面16は上方に拡大し、これによりガイド面を
形成している。
また、上記取付部材2の基部3と取付部5との
コーナ部には、点検鏡6の後方へ突出したフツク
17が突設されている。
この考案の実施例に係る柱上点検具は、以上の
ごとき構成であり、次にその使用方法について説
明する。
まず、アレスタ18のリード線15に点検する
場合は、第1図または第3図に示すように、点検
鏡7を折畳んだ状態で、点検棒1を押上げてリー
ド線15をその導入溝11に導入し、次に点検棒
1をその軸線を中心に約90度回転し(第4図参
照)、リード線15を各係合凹所13,13′に入
れ、その後点検棒1を若干押上げる。
このとき、リード線15がアレスタ18の頂部
に確実に嵌着している場合は外れないが、不確実
な場合はこれが外れるので、嵌着の確実性を知る
ことができる。
なお、リード線15がアレスタ18から外れた
場合は、リード線15を点検部材9の係合凹所1
3,13′に係合したまま、フツク17を近くの
電線に係合し、器具全体を吊り下げ、絶縁防護を
施したのちアレスタ18の近くまで昇り、リード
線15をアレスタ18に嵌着する。
次に、上記点検器具を用いて碍子19の損傷を
点検する場合は、第5図に示すように、第1図の
状態から点検鏡6を大きく回転させる。この場合
点検鏡6は任意の角度において軸4による軸着部
の摩擦抵抗によつてその姿勢を保持する。
なお、軸4を蝶ナツトにより締付け、その蝶ナ
ツトの締付けにより点検鏡6を所望の角度に保持
するようにしてもよい。
上記のように角度設定された点検鏡6を碍子1
9の背後に位置せしめ、作業者が目視し難い碍子
19の背面を映し、これによつてその損傷状況を
点検する。
以上述べた実施例は、リード線点検部材9を点
検鏡6の取付部材2の基部3に取付けているが、
この点検部材9は、点検棒1の先端に点検鏡6の
回転を妨げないように固定した他の取付部材に取
付けても差支えない。
〔効果〕
以上のように、この考案は点検棒の先端に、点
検鏡のほかにリード線点検部材を取付けたので、
活線状態にある高圧配電線から離れた位置で点検
棒を操作することにより、碍子の損傷だけでな
く、リード線の嵌着状況も容易に点検することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の側面図、第2図は同上の平面
図、第3図および第4図はリード線点検状態の側
面図、第5図は碍子点検状態の斜視図である。 1……点検棒、2……取付部材、3……基部、
4……軸、5……取付部、6……点検鏡、9……
リード線点検部材、11……リード線導入溝、1
3,13′……リード線係合凹所、17……フツ
ク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 点検棒の先端に角度調節自在に点検鏡を取付
    けた柱上点検具において、点検棒先端部または
    その近傍に適宜な取付部材を介してリード線点
    検部材を取付け、その点検部材に上方に開放し
    たリード線導入溝を設け、かつその導入溝の底
    において一方の溝端部の一方の側壁と、他方の
    溝端部の他方の側壁にそれぞれリード線係合凹
    所を形成したことを特徴とする柱上点検具。 (2) 上記リード線点検部材を点検鏡の取付部材の
    一部に取付けたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の柱上点検具。
JP15273084U 1984-10-08 1984-10-08 Expired JPS645938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15273084U JPS645938Y2 (ja) 1984-10-08 1984-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15273084U JPS645938Y2 (ja) 1984-10-08 1984-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6168613U JPS6168613U (ja) 1986-05-10
JPS645938Y2 true JPS645938Y2 (ja) 1989-02-15

Family

ID=30710782

Family Applications (1)

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JP15273084U Expired JPS645938Y2 (ja) 1984-10-08 1984-10-08

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JPS6168613U (ja) 1986-05-10

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