JPS645498Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS645498Y2
JPS645498Y2 JP1982166576U JP16657682U JPS645498Y2 JP S645498 Y2 JPS645498 Y2 JP S645498Y2 JP 1982166576 U JP1982166576 U JP 1982166576U JP 16657682 U JP16657682 U JP 16657682U JP S645498 Y2 JPS645498 Y2 JP S645498Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
jelly
container
synthetic resin
shape
lid
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982166576U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5970490U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
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Publication of JPS5970490U publication Critical patent/JPS5970490U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS645498Y2 publication Critical patent/JPS645498Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、容器入りゼリーに関する。
従来より、アイスクリームでは、内容物が容器
よりも上方に盛上つた形状のいわゆる“ソフトク
リーム”が知られている。そこで、本考案者ら
は、これと同様のものがゼリーでもできれば、手
で持つて食べることができ、透明なゼリーが盛上
つて美しく、嗜好の面からみておもしろいものが
できるのではないかと考えて、これをつくること
を試みたのであるが、この場合に次のような問題
が発生した。即ち、1ゼリーが蓋材に付着して、
蓋材をはずす場合に、盛上り部分の形状が崩れて
しまう、2容器内部のゼリーを食べるには、盛上
り部分を食べた後、別にスプーン等を使用しなけ
ればならない、3ゼリーが容器よりも上方に盛上
りにくい、等である。
本考案者らは、上記のような問題のない容器入
りゼリーを得んと鋭意研究を行つた結果、海藻抽
出物であるカラギーナン、寒天、又は両者を併用
したものよりゲル化されたゼリーとテーパー形状
の柔軟性のある合成樹脂容器と合成樹脂製の蓋材
を組合せて使用した場合には、所望の形状の容器
入りゼリーが得られ、しかも、ゼリーが容器及び
蓋材に付着せず、順次容器を凹ませながら、ゼリ
ーを押出して喫食することができることを知り本
考案を完成した。
即ち、本考案の要旨は、カラギーナン及び/又
は寒天によりゲル化されたゼリーがテーパー形状
の柔軟性のある合成樹脂容器よりも上方に盛上る
ように充填されており、該ゼリーの容器より盛上
つた部分にこれと略同形の合成樹脂製の蓋材が被
覆された容器入りゼリーである。
本考案の好ましい実施例を図面において説明す
ると、先ず本考案で使用するゼリー1は、海藻抽
出物であるカラギーナン、寒天、又は、両者を併
用したものよりゲル化されたもので、盛上り部分
1′を有するように下記の合成樹脂容器2に充填
される。
尚、本考案で特定したゲル化剤以外のものでゲ
ル化されたゼリーを使用した場合には、ゼリーの
保形性及び離型性が悪く、ゼリーが容器より上方
に良好に盛上らず、また蓋材をはずす場合や容器
を凹ませてゼリーを押出す場合に、ゼリーが崩れ
てしまつて、良好な容器入りゼリーを得ることが
できない。
合成樹脂容器2はポリエチレン、ポリプロピレ
ン等によつてつくられたもので、V字形或はU字
形等のテーパー形状を有し、指で押した場合に凹
む程度の柔軟性のあるものである。また、必要に
応じて下記するように受材4を設けることもでき
る。蓋材3はポリエチレン、ポリプロピレン等の
合成樹脂製で、ゼリー1の盛上り部分1′と略同
形のものである。
本考案容器入りゼリーを製造する場合には、例
えば第3図のように、合成樹脂容器2に、必要に
応じて、穴部を有するか或は網状の受材4を設
け、また蓋材3を熱融着等の手段で結着後、合成
樹脂容器2を反転して、合成樹脂容器2の底部の
充填口5よりゾル状のゼリーを充填・固化し、充
填口5を封鎖して製造する。
他の方法として、第4図のように、合成樹脂容
器2の上部よりゾル状のゼリーを充填後、ゼリー
が固化する前に蓋材3を合成樹脂容器2に結着し
て、これを反転し、ゼリーを蓋材3の凹状部に移
動・固化せしめて製造することもできる。
本考案容器入りゼリーは、カラギーナン、寒
天、又は両者を併用したものよりつくられたゼリ
ーと合成樹脂容器及び合成樹脂製の蓋材を組合せ
たもので、ゼリーが容器及び蓋材に付着せず、喫
食時に蓋材をはずした場合にも、ゼリーの盛上り
部分の形状が崩れない。また、上記の効果に加え
て、合成樹脂容器をテーパー形状の柔軟性のある
ものとすることによつて、ゼリーの形状を崩すこ
となく、順次容器を凹ませながらゼリーを押し出
して喫食することができる。
また、本考案では、保形性の良いカラギーナン
及び/又は寒天のゼリーを用いることによつて、
ゼリーが容器よりも上方に盛上つて、形崩れせ
ず、また、容器がテーパー形状であるので、ゼリ
ーが容器中に陥没することがなく、形状的に安定
なものができる。更にこの場合に、容器に線状或
は点状の起伏を設けて、容器内でのゼリーの移動
の防止をより完全なものとすることもできる。そ
して種々の色のゼリーを用い、これに透明な蓋材
を被覆した場合には、大変美しいものとなる。
以上の如く、本考案容器入りゼリーは、スプー
ン等を要さずに片手で持つて簡単に喫食すること
が可能で、また外観的にも大変嗜好性の高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜
視図、第2図は包装容器と内容物を分離した状態
を示す縦断面図、第3,4図は製造工程図であ
る。 1,1′……ゼリー、2……合成樹脂容器、3
……蓋材、4……受材、5……充填口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カラギーナン及び/又は寒天によりゲル化され
    たゼリーがテーパー形状の柔軟性のある合成樹脂
    容器よりも上方に盛上るように充填されており、
    該ゼリーの容器より盛上つた部分にこれと略同形
    の合成樹脂製の蓋材が被覆された容器入りゼリ
    ー。
JP1982166576U 1982-11-01 1982-11-01 容器入りゼリ− Granted JPS5970490U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982166576U JPS5970490U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 容器入りゼリ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982166576U JPS5970490U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 容器入りゼリ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5970490U JPS5970490U (ja) 1984-05-12
JPS645498Y2 true JPS645498Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=30364650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982166576U Granted JPS5970490U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 容器入りゼリ−

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JPS5970490U (ja) 1984-05-12

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