JPS6213976Y2 - - Google Patents

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JPS6213976Y2
JPS6213976Y2 JP14729079U JP14729079U JPS6213976Y2 JP S6213976 Y2 JPS6213976 Y2 JP S6213976Y2 JP 14729079 U JP14729079 U JP 14729079U JP 14729079 U JP14729079 U JP 14729079U JP S6213976 Y2 JPS6213976 Y2 JP S6213976Y2
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JP
Japan
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container
protrusion
base
synthetic resin
thin wall
Prior art date
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Expired
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JP14729079U
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English (en)
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JPS5665882U (ja
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Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプリン、水ようかん等のゲル状菓子類
等の合成樹脂製容器に関するものである。
近年、プリン、アイスクリーム菓子、豆腐類等
のゲル状食品を納めた合成樹脂製の容器又は缶を
製造するに当り、それらゲル状食品の原料たるゾ
ル状液を合成樹脂製の空容器又は空缶に注入し、
これをゲル状化させて所望の食料品を製造し、し
かる後、容器と共に販売することが普及した。そ
して、その様な容器からゲル状食品を形崩れする
ことなく一体的に皿等に移す方法として、合成樹
脂製容器においては第1図に示す様に、容器10
の底部11に棒状の突起体21を設けることによ
り、ゲル状食品を取り出すに際しては容器10の
蓋を剥した後、食品の入つた該容器10を皿等の
上に倒置し、前記棒状の突起体21を押し倒して
除去し、以て突起体基部22に空気孔を開け、底
部11から空気を置換的に容器10内に導き、ゲ
ル状食品の形状を崩さず一体的、且つ容易に皿の
上に移す様にして、ゲル状食品の外観を損ねるこ
となく取り出す様になつた。しかし従来の棒状突
起体21にあつては、突起体基部22の周囲を薄
肉部13としても、突起体21が棒状にして且つ
小さい故、指先で除去することは容易でなく、
又、押し倒した棒状の突起体21が容器10内に
落ち込む等の欠点があつた。
本考案は上述の如き従来の欠点を排したもので
あること下記の通り。
本考案に係る合成樹脂製容器10は、第2図及
び第3図に示す如く容器10の底部裏面18に突
起体25を設け、その下部に平板状の横杆部26
を両水平方向に付設し、該突起体25の高さh2
容器10の足12の高さh1よりも低くし、且つ該
突起体25の基部22の周囲に溝部14を設ける
様にして薄肉部13を刻設する。
この様に本考案においては突起体25の先端に
おいて直立状態の平板状であつて、突起体25の
左右に延設された横杆部26を付設したから、力
を加える部分が従来の棒状突起体21にあつては
点又は線であつたのに対し、本考案では突起体2
5に平板状の横杆部26を付設した故、その平面
に押圧力を加えることができ、且つ、該横杆部2
6は左右に延長されている故、回転モーメントと
して強力に破断力を加え得るから容易に突起体2
5を除去し得る。
そして、従来の棒状突起体21の形状は、プリ
ン等ゲル状食品の容器10においては、その高さ
は10mm以下であつて、且つその直径は2〜3mmと
小さい為に、親指の先等で押すには指先に強い圧
痛を感じる欠点を有していたのに対し、本考案で
は突起体25の下部に平板状の横杆部26を水平
方向に付設し、該横杆部26の平面に力を加える
こととしたので、従来の棒状突起体21に力を加
える場合に比較して人体工学的に圧痛を感じとる
ことなく、予想以上の強い力を容易に加えること
が可能となる。
更に本考案においては、突起体基部22位置に
開けられる空気孔が突起体基部22よりも僅かに
直径の大きな円形であるのに対し、平板状の横杆
部26が突起体25の左右水平方向に延びている
故、破断した該突起体25はその先端に横杆部2
6を有するT字形であつて、横杆部26の左右長
さが空気孔の直径よりも大きく、従つて該突起体
25は空気孔から容器10内に落ち込む虞れはな
く、又、突起体基部22に回転破断を生じさせる
ため横杆部26を指先にて摘んでいる故、直ちに
突起体25を除去し得る。この様にして容器10
の底部11に空気孔を容易に開け得る故、容器1
0を倒立させ、突起体25を回転除去せしめれ
ば、内容物たるゲル状食品は形崩れすることなく
極めて容易に受皿上に降下し得る。
尚、該突起体25の周囲に設ける薄肉部13
は、容器10の底部裏面18にして、突起体基部
22の周囲に溝部14を設けて刻設する場合に限
ることなく、第4図に示す如く底部内側面19に
おいて突起体基部22位置相当部に溝部14を設
ける場合、又、第5図に示す如く底部内側面19
において突起体基部22位置相当部に凹陥部15
を設け突起体基部22相当位置全体を薄肉部13
として形成する場合がある。
更に第6図に示す如く凹陥部15の深さh3を底
部11の厚さt以上として凹陥部15を突起体基
部22内に到達させる場合もある。この場合、凹
陥部15の形状は円錐形状等種々の形状となし得
る(第7,8図参照)。そして、第6〜8図にす
ように凹陥部15が突起体基部22内に至る場合
には、突起体基部22と容器10の底部11との
接合部が確実に薄肉となる故、薄肉部13の設定
が容易となる。
この様に薄肉部13は、溝部14や凹陥部15
等により形成され、その肉厚が薄く、その剛性が
他の部分よりも小さくされている故、突起体25
近傍において破断が最も生じ易い部分となり、横
杆部26に加えられる外力が該薄肉部13に集中
することとなり、突起体25を中間で折損するこ
となく空気孔の開口を容易且つ確実に行ない得
る。
上述の如く本考案は容器10の底部裏面18適
宜位置において容器10の軸方向にして下方へ容
器10の足12よりも短い突起体25を設け、該
突起体25の下部に水平方向の横杆部26を付設
し、且つ、容器10の底部11において突起体基
部22位置に薄肉部13を刻設した構造を特徴と
する合成樹脂製容器10であるから、突起体25
の横杆部26を指先にて摘み、突起体25を捻る
ことにより薄肉部13を容易に破断して、容器1
0の底部11に空気孔を開けることができ、ゲル
状菓子等の内容物を形崩れさせることなく容易に
取り出し得ることとなる。
尚、横杆部26は平板状に限ることなく第8図
に示す如く棒状体であつても良い。要は指先にて
力を加える部分が一定面積を有し、且つ、横杆部
26が一定幅にて両水平方向に長さを有し、薄肉
部13に回転モーメントを容易に与え得るもので
あればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の容器を示す図にして、第2図は
本考案に係る容器の全体を示す図、第3図及び第
4図は溝により薄肉部を形成する実施例を示す要
部断面図、第5図乃至第8図は凹陥部により薄肉
部を形成する実施例を示す要部断面図である。 10……容器、11……底部、12……足、1
3……薄肉部、14……溝部、15……凹陥部、
18……底部裏面、19……底部内側面、21…
…突起体、22……突起体基部、25……突起
体、26……横杆部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器底部裏面の適宜位置において、容器軸方
    向にして下方へ容器の足の高さよりも短い突起
    体を設け、該突起体の下部には水平方向の横杆
    部を突起体から左右に付設し、且つ、容器底部
    において突起体基部位置に薄肉部を刻設した構
    造を特徴とする合成樹脂製容器。 (2) 容器底部の裏面又は内側面において、突起体
    基部を囲む如く溝部を刻設したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の合成樹
    脂製容器。 (3) 容器底部の内側面において、突起体基部相当
    位置に凹陥部を設けることにより薄肉部を形成
    することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の合成樹脂製容器。 (4) 容器底部の内側面に設ける凹陥部の深さを容
    器底部の厚みよりも深くし、該凹陥部が突起体
    基部の内部に至ることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第3項記載の合成樹脂製容器。
JP14729079U 1979-10-24 1979-10-24 Expired JPS6213976Y2 (ja)

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JP14729079U JPS6213976Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24

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Publication Number Publication Date
JPS5665882U JPS5665882U (ja) 1981-06-02
JPS6213976Y2 true JPS6213976Y2 (ja) 1987-04-10

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ID=29378430

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JP14729079U Expired JPS6213976Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24

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JP5299687B2 (ja) * 2009-05-28 2013-09-25 株式会社吉野工業所 ポンプ付き薄肉ボトル

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JPS5665882U (ja) 1981-06-02

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