JPS645424B2 - - Google Patents

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JPS645424B2
JPS645424B2 JP54052050A JP5205079A JPS645424B2 JP S645424 B2 JPS645424 B2 JP S645424B2 JP 54052050 A JP54052050 A JP 54052050A JP 5205079 A JP5205079 A JP 5205079A JP S645424 B2 JPS645424 B2 JP S645424B2
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wire
reversing
electric wire
electric
nozzle
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Hitoshi Mikami
Toshimasa Saito
Yoji Ichikawa
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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Priority to US06/140,017 priority patent/US4375229A/en
Priority to GB8013168A priority patent/GB2049500B/en
Priority to DE19803015846 priority patent/DE3015846A1/de
Publication of JPS55144671A publication Critical patent/JPS55144671A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電線供給装置から繰出される電線の
測長及び切断を行い、切断された電線をその軸線
と直交する方向に搬送し、電線端末部の皮剥き、
電気接続子の加締圧着等の必要な処理を行い、配
線に必要な電線を製造する電線処理方法の改良に
関する。
現在、ワイヤハーネスの生産は大量生産方式よ
り少量多品種生産方式に移行する傾向にあり、一
台の電線処理装置により、電線の規格、長さ及び
異種の電気接続子の加締、圧着等の必要な処理を
行えるような方法と装置の開発が要請されてい
る。
かゝる要請に基づいて、最近、電線を引き出し
て測長、切断する電線供給装置と、切断された電
線を把持するパレツトと、パレツトを電線の軸線
方向と直角な方向へ移動させる手段等よりなる自
動電線処理装置(特開昭51−136186号)が提案さ
れている。しかし、この装置によると、電線供給
装置と対向するパレツトにおいて、電線をループ
状に回曲して供給、測長及び切断された電線をパ
レツトと共に完全に次工程に移さなければ、その
電線の端末処理をすることができない。逆に、パ
レツトに測長、切断の済んだ電線が把持されてい
ても、電線端末部の皮剥きや電気接続子の加締、
圧着作業等が完了しなければ、パレツトを次工程
に移送することができず電線の測長、切断又は端
末処理時間の相違により待ち時間が生ずることや
電線供給装置及びパレツトの移動手段等に複雑な
構成を有するという不満がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、
電線供給装置から繰出された電線の端末部を電線
反転装置に備えられる電線クランプ爪により把持
させた後、電線反転装置により電線の繰出し方向
に向けて反転させ、前記クランプ爪により把持さ
れた電線の反対側を電線供給装置により所望の長
さだけ繰出した後切断することにより、電線の測
長、切断等を高速、合理化すると共に、上記多品
種少量生産に対しても、ロツト替え段取り時間の
短縮及び段取りによる調整をなくせるようにして
迅速に対応できる電線処理方法を提供することを
目的にしている。
以下本発明を図面と共に詳細に説明する。
第1図は電線処理装置の概観斜視図である。
1はこの装置の自動制御装置であり、磁気テー
プその他の入力情報に従つて計算された出力信号
が電線処理装置2を構成する各装置に送られ、こ
れらを制御するようになつている。
この電線処理装置2は、電線リールから電線を
引出して測長する電線供給装置3、この供給装置
3から供給された電線Wの端末部を把持して電線
の繰出し方向に回転して電線をループ状とする反
転装置4、この反転装置4と供給装置3の動作と
関連して所定の長さに繰出された電線を切断する
切断装置5、この切断装置5で切断された電線を
各種端末処理装置へ送る搬送装置6、この搬送装
置によつて送られる電線の端末絶縁部を剥ぎとる
皮剥き装置7、この皮剥き状態の良否を検知する
検出器8、この検出器8を通過した電線の端末導
体部に電気接続子を接続する加締圧着装置9、こ
の加締圧着状態の良否を検知する検出器10、こ
れらの各装置を設置する取付台11及び搬送装置
6によつてループ状で搬送される電線を支持する
支持台12から構成されている。
以下電線処理装置を構成する主要な装置に分け
て説明する。
第2図は電線供給装置3の平面図、第3図はそ
の側面図を示す。装置3の取付台13には電線の
供給及び測長を行う一対のロール14,14が取
付けられている。このロール14,14は図示し
ないリンクレバー機構により接離自在に設けられ
ており、電線供給の際には互に近接して電線を挾
込み、また前記反転装置4の回転の際には互に離
反して電線を開放する位置に移動するようにして
ある。
このロール14,14によつて繰出される電線
は揺動ノズル15を介して反転装置4に供給され
る。この揺動ノズル15はノズルクランプ16に
着脱自在に嵌着され、クランプ16は後記する反
転本体18と連動して昇降するプランジヤ17の
上端部に装着されている。
揺動ノズル15は軸孔15bを有するノズルケ
ース15aを具え、ケース15aの後部下面には
凹部15cが形成され、軸孔15bと連通する電
線挿通管15d,15d′が適宜間隔部Aを存して
挿着され、この間隔部Aがロール14,14の中
間に位置するように配置してある。また、ケース
15aの前端部には、電線供給ノズル15eを挿
着した取付部材15fがピン15gによつて枢着
されている。この取付部材15fの基端にはスプ
リング取付板15hを突設する一方、ケース15
aの先端部側面にスプリング取付板15hと対向
して上下一対のピン取付板15iを突設し、ピン
取付板15i,15i間にピン15jを枢着す
る。そして、このピン15jに、スプリング取付
板15hの通孔を貫通しかつ圧縮コイルバネ15
kを巻装したアジヤストネジ15lの先端部を螺
着する。
したがつて、電線供給ノズル15eは外力によ
つて矢線B方向に回動するが、外力がなくなれば
圧縮コイルバネ15kの弾撥力により矢線Bと反
対方向に回動して復帰する。この弾撥力はアジヤ
ストネジ15lの回動により調整することができ
る。
第4図は揺動ノズルを固定するためのノズルク
ランプ16の詳細説明図である。ノズルクランプ
16は、上端内側に係止突起16a、外側中間部
に柄16bを突設した対向する一対の挾持板16
cを備え、挾持板16cの中間部をピン16dに
よつてクランプ本体16eの両側に立設した支持
板16fに枢着すると共に、挾持板16c,16
cの下部間に圧縮コイルバネ16gを介装し、バ
ネ16gにより挾持板16cの上部が常時矢線C
方向に付勢されるようにしてある。また挾持板1
6c,16cの中間にスプリングホルダ16hを
固定し、ホルダ16hの上部通孔に鍔部16iを
有するノズル押圧ピン16jを摺動自在に嵌挿す
る。この鍔部16iとホルダ16h間にスプリン
グ16kを介装し、ノズル押圧ピン16jの先端
がスプリング16kに付勢され、ホルダ16hの
上部通孔より突出するように構成する。
したがつて、スプリングホルダ16hの上部、
挾持板16c,16c間に前記揺動ノズル15の
ノズルケース15aを嵌着すれば、圧縮コイルバ
ネ16gによつて左右から強固に挾持され、また
係止突起16aとスプリング16kに付勢された
ノズル押圧ピン16jとにより上下方向の動きが
規制され揺動ノズル15は確実に固定される。逆
に、揺動ノズル15を脱着するには、柄16b,
16bを指等で押下げ、挾持板16cを矢線Cと
反対方向に拡開すれば、ノズル押圧ピン16jに
よつて瞬間的に押上げられ浮上するので容易に取
外すことができる。
第5図は上記ロール14、揺動ノズル15、反
転装置4の反転本体18及び切断装置5の相互の
位置関係を示す概略の斜視図である。
この反転本体18の下面には、その中央を横断
して切断装置5に対する切断刃挿入溝19が凹設
され、この溝19を挾む両側に、外周に電線ガイ
ド溝20aを凹設した半円形の電線巻付盤20,
20′が固定されている。
また、反転本体18は、前記切断刃挿入溝19
と電線巻付盤20,20′間に位置し、かつ反転
本体18の回転中心と対称位置に、それぞれ2組
の電線クランプ爪21,21′及び電線ガイド爪
22,22′を備えている。即ち、各電線巻付盤
20,20′の内部端面20bの一側前方に電線
クランプ爪21,21′、他側前方に電線ガイド
爪22,22′が設けられている。この電線クラ
ンプ爪21,21′は回動可能な可動爪21aと
固定爪21bとにより構成され、同様に電線ガイ
ド爪22,22′は可動爪22aと固定爪22b
とにより構成されている。
第5図においては、ロール14,14及び揺動
ノズル15により供給された電線Wの先端が、先
ず電線クランプ爪21′に挾持された後、反転本
体18が矢線D方向に180゜回転し、次いでロール
14,14により所定の長さだけ繰出された電線
Wが電線ガイド爪22′を介してU字状に伸長さ
れた状態を示す。
一点鎖線で表わされる電線供給ノズル15e
は、反転本体18の回転により、電線巻付盤2
0′の外周面に摺接して揺動する状態を示す。
この電線供給ノズル15eは、前記圧縮コイル
バネ15kにより、常時矢線E方向に付勢されて
いるので、反転本体18の回転による電線Wのた
るみを防止する。また、ノズル15eは反転本体
18の回転と共に揺動するので、電線Wは略ノズ
ル15eの軸方向にテンシヨンがかかることにな
り、ノズル15eの先端部分での曲げやひつかゝ
りによる摩擦や損傷が未然に防止され、円滑に供
給される。
次に第6図及び第7図により反転装置4の機構
について説明する。
反転本体18の前面において、一側(第7図右
側)に前記電線ガイド爪22の可動爪22a、他
側に電線クランプ爪21の可動爪21aを、それ
ぞれネジピン23によつて枢着する。
可動爪22aの下端部内面には、電線を挿通案
内する電線ガイド溝22a1が設けられ、上部に腕
22a2が形成されている。
この腕22a2はI形リンク24の一端とピン2
5により連結し、リンク24の他端はネジピン2
8により反転本体18に枢着したL形リンク27
の下端とピン26を介して連結する。そして、L
形リンク27の他端と反転本体18の下部間に引
張りバネ29を張設し、前記可動爪22aが通常
は閉成状態となるように構成する。
この可動爪22aは、作動桿30の昇降により
開閉する。すなわち、作動桿30は反転本体18
の内部に形成したスライド溝31に摺動自在に挿
着され、上記に鍔部30a、内側端面に前記ピン
26と摺接係合する彎曲部(図示省略)を有す
る。この作動桿30が駆動軸32と係合して上昇
すると、前記彎曲部によつてピン26はネジピン
28を中心に内側に回動し、可動爪22aが開成
し、同様に駆動軸32が下降すると、引張りバネ
29により復帰して閉成状態となる。
駆動軸32は下部内側に前記作動桿30の鍔部
30aと係合するレバー32a,32bを有し、
その上部はカムケース33の前方底壁33aに固
定した軸受管34を貫通して、その先端は上壁3
3bに固定した軸受35に伸びると共に、その上
部において、カム腕37の一端にピン36によつ
て枢着されている。カム腕37の他端は軸38に
回転自在に枢着されており、カム腕37はその中
間において、カム軸39に固定した円形カム40
の内面軌道(図示省略)に係合してある。
このカム軸39は、カムケース33の両側壁3
3c,33cの軸受ベアリング41,41′間に
枢着され、軸39の一端にはスプロケツト42が
固定してある。また、カム軸39には、カムケー
ス33の内部において、順次3つの円形カム4
3,44及び45が固定されている。
このうち、円形カム43は、前記反転本体18
の昇降を規制するものである。円形カム44及び
45はそれぞれ前記電線ガイド爪22(第7図)
の後面に設けられる電線クランプ爪21′(図示
省略)及び電線クランプ爪21(第7図)の開閉
を規制するものであるが、その開閉機構は電線ガ
イド爪22と略同様であるので説明を省略する。
以下、円形カム43について説明すると、カム
43の内面軌道(図示省略)には、軸46に中間
部を枢着したカム腕47の一端が係合し、他端双
腕部47a,47aは、反転本体18の昇降軸5
0の上部に外装した保持筒48にピン49によつ
て連結されている。
この昇降軸50は、カムケース33の前方底壁
33aの中央部に固定した軸受管51を貫通して
のび、上部に鍔部50a及び筒部50bが装着さ
れ、この鍔部50aと筒部50b間に前記保持筒
48を上下動不能に外装する。また、筒部50b
には、適宜間隔Fを存して回転軸52の下端部を
嵌着する。即ち、筒部50bの内面に軸方向の嵌
合溝50cを凹設し、この溝50cに回転軸52
に突設した突条52aを嵌合させ、回転軸52に
対して昇降軸50が上下動可能(前記間隔Fに対
応する距離)でかつ回動不能になるように連結す
る。
一方、回転軸52の上部は、カムケース33の
前方上壁33bに固定した軸受ベアリング53を
貫挿し、カムケースカバー54の軸受ベアリング
55に枢着すると共に、カバー54内において、
プーリー56を固定する。プーリー56はカバー
54後部のプーリー57とタイミングベルト58
によつて連結され、プーリー軸59は図示しない
規制回動モータにより、180゜毎に同一方向に回転
するように構成する。
このプーリー軸59に連結された前記回転軸5
2及び円形カム43に連結された昇降軸50によ
り、反転本体18は、回転及び昇降動作を行う。
なお、カム軸39に固定された円形カム40及
び43〜45は各々その内面軌道の位相を異に
し、軸39の一回転毎に前記電線ガイド爪22、
電線クランプ爪21,21′及び反転本体18が
各々作動するように構成する。
次に第8図、第9図及び第1図によつて、搬送
装置6について説明する。
搬送装置6は、取付台11の前方下部の両端部
にスプロケツト60が固定され(第1図には一方
のスプロケツトのみが示されている)、このスプ
ロケツトの回動により反時計方向に進むように配
された無端チエーン61を有し、チエーン61に
は所定間隔で把持具62が取付けられている。
把持具62は、相対向する二枚の側板63,6
3を備え、側板63,63の両端内部間に、それ
ぞれ一対の外部把持子64と内部把持子65及び
外部把持子64′と内部把持子65′の基端部をピ
ン66を介して枢着する。
この把持子64,65,64′,65′の基端部
はそれぞれ円弧状に形成され、その内接周面には
歯部64a,65aを設けて互に噛合させてあ
り、把持子64,65の先端部には互いに嵌合す
る凹部64b,突部65bが形成され、その閉成
時において電線を確実に把持するようにしてあ
る。そして、側板63の一端の把持子64と、他
端の把持子64′間に引張りバネ67を張設し、
バネ67の張力により、通常は両端の把持子6
4,65は閉成するようになつている。更に、把
持子64,64′の基端部外周面には開閉ピン6
4cを突設する。
したがつて、開閉ピン64cを下向に押圧する
と、把持子64はピン66を中心に外側に回動す
ると共に、その歯部64aと噛合する歯部65a
により対となつている把持子65も外側に回動
し、互に開成状態となる。把持子64′,65′に
ついても同様である。
この把持具62の把持子64,65と64′,
65′の中心間の間隔dは、前記反転本体18の
電線クランプ爪21と電線ガイド爪22間の間隔
と同じくとる。そして側板63の下方の取付穴6
8によつて無端チエーン61に固定すると共に、
隣接する把持具の把持子間の間隔も上記dと等し
くとり、すべての隣接把持子間の間隔を等ピツチ
となるように配置する。
次に、第10図イ〜ヘにより電線の供給、切断
及び搬送について説明する。
(1) 第10図イは、装置の作動周期の始点を示
し、反転本体18と揺動ノズル15は上方(図
中点線)にあり、無端チエーン61の把持具6
2A,62Bは図の位置にある。
即ち、反転本体18の電線クランプ爪21′
は位置aにおいて電線W2の一端を掴み、把持
具62Aはループ状の電線W1の両端を掴み、
その左方の把持子64′,65′は反転本体18
の下部に面し、右方の把持子64,65は反転
本体18の外側に位置し、さらに把持具62B
の右方の把持子64,65は開いた状態で反転
本体18の下部に位置している。
なお、反転本体18の電線ガイド爪22,2
2′は開き、電線クランプ爪21は閉じている。
(2) 第10図ロは、反転本体18が時計方向に
180゜回転して電線W2が反転し、この反転と同
時又は反転後に、無端チエーン61が右方に1
ピツチ移動した状態を示す。
即ち、電線W2は電線巻付盤20′の周面に沿
つて反転、回曲されその先端は電線の繰出し側
に向けられ、反転中前記供給ロール14,14
はリンクレバー機構により開放位置にある。ま
た、無端チエーン61の移動により、その把持
具62B両端の把持子64,65及び64′,
65′は、それぞれ電線クランプ爪21′、電線
ガイド爪22′と電線巻付盤20′間に開いた状
態で移動する。
(3) 第10図ハは、反転本体18が下降(図中実
線)し、これと同期して揺動ノズル15が下降
し、位置bにある電線ガイド爪22′が閉じ、
電線W2が前記供給ロール14,14によつて
所定の長さだけ、計測送りされた状態を示す。
この電線の計測送りは、電線の反転により定
寸法送り込まれているため、設定値に対しその
寸法だけマイナスされた電気的信号を出すよう
にしてある。
また、反転本体18の下降により、切断装置
5の切断刃69,69′は切断刃挿入溝19に
臨み、電線W2の両側に対峙して位置する。
(4) 第10図ニは、第10図ハにおいて、電線の
計測送りがなされたのち、把持具62Bの把持
子64,65及び64′,65′と電線クランプ
爪21とが閉じて電線W2を掴んだ後、切断刃
69,69′が接近し、電線W2を切断する状態
を示す。
(5) 第10図ホは、電線W2が切断刃69,6
9′により切断され、電線クランプ爪21′及び
電線ガイド爪22′が開き、電線W2の両端が把
持具62Bのみによつて掴まれている状態を示
す。
(6) 第10図ヘは、再び反転本体18が上昇し、
無端チエーン61が1ピツチ右方に移動し、反
転本体18の電線クランプ爪21,21′及び
電線クランプ爪22,22′と把持具62B等
が、第10図イに示す周期の始点状態における
配置に戻つたことを示す。
上記(1)〜(6)の工程即ち反転本体18の1回の反
転により、電線の供給、測長及び切断が行われ1
サイクルが終了する。
また、この1サイクル内に無端チエーン61は
1ピツチづつ2度インデツクスされ、把持具62
の把持子64,65及び64′,65′はすべて等
ピツチで配置してあるため、電線端末両端は装置
の1サイクル内に端末処理装置に順次搬送される
ことになり、1台の端末処理装置でも両端を処理
できる。
しかし、この発明によれば、端末処理装置を複
数台配備し、電線の端末処理内容により端末処理
装置を選択できるように制御することにより、端
末処理装置の配置台数をnとすれば、その端末処
理数(処理しないものを含めて)は o+1H2の組
合せ処理ができる特長がある。
この電線の端末処理を具体的に説明すると、第
11図において、反転本体18に隣接して順次、
2台の皮剥き装置7A,7Bと3台の加締圧着装
置9A,9B,9Cが配設してある。
この皮剥き装置7A,7Bは、予め皮剥きの長
さや深さが異なるように調節してあり、電線W1
の両端末部は、2台の皮剥き装置7A,7Bのい
ずれによつても処理可能である。
したがつて、従来の皮剥き装置においては、皮
剥き即さはロツト替えのとき長さを調整して設定
しなければならず、調節の良否が品質に関係した
が、上記のように予め複数の皮剥き装置を設置し
てその皮剥き長さを調整しておけば、ロツト替え
時における装置の調整は不要となり、処理すべき
皮剥き装置7A又は7Bを自動制御により選択さ
せるだけで、ロツト替えの段取りを省略できる。
また、ロツト替え時には装置の機械的調整が入ら
ないため、安定な品質のものが得られる。
一方、加締圧着装置9A,9B,9Cはそれぞ
れ形状や規格の異なる電気接続子H1,H2,H3
取付けるためのものであり、そのロツト替え時の
段取りや調整不要等は全く皮剥き装置7A,7B
の場合と同様である。
この加締圧着装置9A,9B,9Cによつて、
電線W2の両端に電気接続子H1,H2,H3を取付
けるとすれば、全く処理しないものO−O、一端
だけ取付けするものO−H1,O−H2,O−H3
両端に取付けるものH1−H1,H1−H2,H1−H3
……等計10個の組合せ( 3+1H2)で、端末処理
することができる。(なお、電線W2がループ状に
回曲されていることを考慮すると、H1−H2に対
する逆の取付H2−H1等もその組合せとして挙げ
られるので、この場合には 3+1π2=42即ち16個の
処理が可能となる。) 本発明は以上説明したように、電線供給装置か
ら繰出された電線の端末部を電線反転装置に備え
られる電線クランプ爪により把持させた後、電線
反転装置により電線の繰出方向に向けて反転さ
せ、前記電線クランプ爪により把持された電線の
反対側を電線供給装置により所望の長さだけ繰出
した後切断するように構成したので、電線の測
長、切断等を高速、合理化すると共に、多品種少
量生産に対しても、ロツト替え時の段取り時間や
その調整を要しないため、迅速に対処できる電線
処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は電線処理装置の概観斜視図、第2図は電線供給
装置3の平面図、第3図はその側面図、第4図は
ノズルクランプ16の詳細説明図、第5図は供給
ロール14、揺動ノズル15、反転本体18及び
切断装置5の相互関係を示す概略の斜視図、第6
図は反転装置4のカムケース33の上部を開いた
状態の平面図、第7図は反転装置4の要部の一部
を断面した状態の側面図、第8図は電線把持具6
2の側面図、第9図はその平面図、第10図イ乃
至ヘは電線の供給、切断及び搬送工程の説明図、
第11図は電線の端末処理工程の説明図である。 3……電線供給装置、4……反転装置、21,
21′……電線クランプ爪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電線供給装置から繰出される電線の測長及び
    切断を行ない、切断された電線をその軸線と直交
    する方向に搬送し、電線端末部の皮剥ぎ、電気接
    続子の加締圧着等の必要な処理を行ない、配線に
    必要な電線を製造する電線処理方法において、
    180゜ずつ回転する反転本体に電線巻付盤および該
    電線巻付盤の電線供給側に開閉自在の電線クラン
    プ爪を備えた電線反転装置を設け、前記電線供給
    装置から繰出された電線の端末部を前記電線クラ
    ンプ爪により把持させた後、前記反転本体を電線
    の繰出し方向に向けて180゜回転させ、前記電線巻
    付盤の周面に沿つて回曲され、かつ前記電線クラ
    ンプ爪により把持された電線の反対側を前記電線
    供給装置により所望の長さだけ繰出した後切断す
    ることを特徴とする電線処理方法。
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