JPS64527Y2 - - Google Patents

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JPS64527Y2
JPS64527Y2 JP11129183U JP11129183U JPS64527Y2 JP S64527 Y2 JPS64527 Y2 JP S64527Y2 JP 11129183 U JP11129183 U JP 11129183U JP 11129183 U JP11129183 U JP 11129183U JP S64527 Y2 JPS64527 Y2 JP S64527Y2
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fan
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【考案の詳細な説明】 この考案は空気調和装置、詳しくは圧縮機と室
内フアンをもつ室内熱交換器と、室外フアンをも
つ室外熱交換器とから成る空気調和装置に関す
る。
この種空気調和装置として、例えば実開昭55−
168132号公報に示されるごとく、前記圧縮機およ
び室外フアンの各モータの回転数を周波数変換器
により制御し、電力効率を向上させるべくしたも
のが知られている。
即ち、第3図に示すごとく、圧縮機1と、室内
フアン22を付設した室内熱交換器2と、室外フ
アン32を付設した室外熱交換器3とを備え、前
記圧縮機1のモータ11と、室外フアン32のモ
ータ31とを、インバータつまり周波数変換器5
に接続させると共に、該変換器5に室内温度に基
づいて前記変換器5を制御する周波数制御回路5
1を接続させて、この制御回路51からの出力信
号により、前記変換器5を介して前記各モータ1
1,31の回転数を制御すべくしている。尚、第
3図に示すものは、前記室内フアン22のモータ
21も前記周波数変換器5に接続して、前記各モ
ータ11,31と同様に回転数を制御できるよう
にしている。
ところで、前記空気調和装置においては、室内
温度に基づく前記制御回路51からの出力信号に
より、前記変換器5を介して各モータ11,31
の回転数、つまり圧縮機1の冷媒圧縮能力と、室
外フアン32の送風量とを同時に制御すべくして
おり、従つて次のごとき問題があつたのである。
即ち、空気調和装置においては、室内熱交換器
2の負荷条件によつては、前記室外熱交換器3の
室外フアン32を停止させ、該熱交換器3から自
然対流によつて熱交換させることが好ましい場合
があり、例えば冷房運転時、室内温度及び室外温
度が低い場合、前記室外フアン32は停止させ
て、室外熱交換器3から自然対流により放熱させ
るだけで充分に熱交換させ得て、むしろ斯くする
ことにより室内温度の必要以上の低下を防止で
き、かつ、電力効率の点からも好ましいのであ
る。
この場合、室外フアン32の停止により、室外
熱交換器3の凝縮圧力が上昇して圧縮機1の負荷
が増大し、つまり圧縮機1におけるモータ11の
消費電力が増大することになるが、このモータ1
1の電力増大を考慮しても、前記室外フアン32
を停止させた方が、電力効率を向上できるのであ
る。
しかも、前記モータ31は、前記周波数変換器
5により、回転数を定格回転数より大巾に小さく
すると、動力損失が増大し、回転数を小さくした
割には電力効率が向上しないのであり、この点か
らも前記室外フアン32のモータ31を、前記し
た如く室内・外温度が共に低い場合には、停止す
る方が電力効率の上で好ましいのである。
ところが前記空気調和装置では、室内温度に基
づいて、前記圧縮機1のモータ11と室外フアン
32のモータ31とを同時に制御運転すべくして
おり、従つて、前述したように室内及び室外温度
が共に低い場合にあつても、室外フアン32のモ
ータ31だけを停止させることは不能であり、電
力効率が悪い問題があつたのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、目的は、室内での負荷が小さく、室外温度
も低いような場合には、室外フアンを停止させて
室外熱交換器を自然対流させることにより、電力
効率を高めるべくする点にある。
而して、本考案は構成を圧縮機と、室内フアン
を付設した室内熱交換器と、室外フアンを付設し
た室外熱交換器とを備え、前記圧縮機のモータを
周波数変換で回転数を可変として、該モータの入
力側に、室内温度検出器で出力周波数を制御する
周波数変換器を接続すると共に、出力周波数を検
出する周波数変換器と室外温度検出器とを設ける
一方、前記室外フアンのモータの入力側に開閉器
を設け、前記周波数検出器及び室外温度検出器か
らの出力信号が設定値以下のとき、前記開閉器を
開動作させ、前記室外フアンのモータを停止する
手段を設けたことを特徴とするものである。
以下本考案にかゝる空気調和装置を図面の実施
例によつて説明する。
第1図は空気調和装置の配管図を示しており、
圧縮機用モータ11をもつ圧縮機1と、室内熱交
換器2と、室外熱交換器3及びキヤピラリーチユ
ーブ4とを配管により接続させている。
前記室内熱交換器2にはモータ21をもつ室内
フアン22を付設し、かつ室外熱交換器3には、
モータ31をもつ室外フアン32を付設してお
り、また前記圧縮機1にはモータ11を連結して
いる。
そして、第2図に示すごとく、前記モータ11
は、周波数変換器5を介して電源Eに接続し、ま
た、前記室内・外フアン22,32の各モータ2
1,31はそれぞれ直接電源Eに接続している。
尚、SWは運転スイツチである。
更に、前記室内熱交換器2側に室内温度検出器
6を、かつ室外熱交換器3側に室外温度検出器7
をそれぞれ設け、而して、前記室内温度検出器6
を温度制御回路8を介して前記周波数変換器5に
接続させ、前記各温度検出器6による検出温度に
より、前記制御回路8を介して前記変換器5から
の出力周波数を変化させるべくなしている。即
ち、前記圧縮機1のモータ11の回転数を、室内
温度に応じて変化させ、空気調和装置の冷凍能力
を制御できるようにしている。
また、前記室外フアン32のモータ31を
ON・OFF制御すべく、室外フアンモータ制御回
路9を設け、該回路9に前記外気温度検出器7か
らの出力信号と、前記周波数変換器5の出力周波
数を検出する周波数検出器10の出力信号とを入
力して、これら出力信号により、前記制御回路9
から制御信号を出力させる一方、この制御信号に
より開閉制御される開閉器33を前記室外フアン
32のモータ31の入力側に介装し、そして、前
記室外フアン制御回路9に、前記室内負荷が小さ
く、即ち冷房運転時であれば室内温度が低く、前
記周波数検出器10からの出力信号が後記する設
定値以下となり、かつ、前記室外温度検出器7の
出力信号も同じく後記する設定値以下となつた時
に、この室外フアン制御回路9の出力信号により
前記開閉器33を開路して前記室外フアン32の
モータ31を停止する手段を具備させる。
尚、上記周波数検出器10の出力信号および室
外温度検出器7の出力信号の各設定値は、室内・
外温度間の関係で、電力効率が最良となる、ある
値、もしくは相互に関係をもつた一連の値に定め
られるもので、これらの値は実験的に定め、予め
前記室外フアン制御回路9に組込んでおくのであ
る。
本考案の空気調和装置は以上のごとく構成した
もので、該空気調和装置による室内の冷房時に
は、圧縮機1により圧縮された冷媒が室外熱交換
器3に送られて、室外フアン32の回転により凝
縮され、この凝縮冷媒がキヤピラリーチユーブ4
で減圧されて室内熱交換器2に送られて室内フア
ン22の回転により蒸発し、再び圧縮機1へと還
流されるのであり、斯くのごとき冷媒サイクルで
室内の冷房が行なわれる。
また前記のごとき冷房運転時に、室内温度検出
器6による検出温度が下がつたときには、前記制
御回路8からの出力信号により、周波数変換器5
から前記圧縮機1のモータ11に出力される周波
数が低下し、圧縮機1の冷凍能力が減少されて、
空気調和装置の制御運転が行なわれる。
しかして前記空気調和装置の冷房運転時で、夜
間或は雨天などの場合、室内及び室外温度が下が
つて室外温度検出器7からの出力信号と、室内負
荷を反映する周波数検出器10の出力信号とが共
に設定値以下となつたときには、前記室外フアン
モータ制御回路9の制御信号により、前記開閉器
33を開動作して前記室外フアン32のモータ3
1を停止させるのである。
そして、前記室外熱交換器3において、自然対
流により冷媒の熱交換が行なわれるのである。
以上の如く、本考案は圧縮機1と、室内フアン
22を付設した室内熱交換器2と、室外フアン3
2を付設した室外熱交換器3とを備え、前記圧縮
機1のモータ11を周波数変換で回転数を可変と
して、該モータ11の入力側に、室内温度検出器
6で出力周波数を制御する周波数変換器5を接続
すると共に、出力周波数を検出する周波数検出器
10と室外温度検出器7とを設ける一方、前記室
外フアン32のモータ31の入力側に開閉器33
を設け、前記周波数検出器10及び室外温度検出
器7からの出力信号が設定値以下のとき、前記開
閉器33を開動作させ、前記室外フアン32のモ
ータ31を停止する手段を設けたから、室内温
度、従つて、室内の負荷に応じて圧縮機1のモー
タ11の回転数を変えて電力効率を高めることが
できながら、その上、前記周波数検出器10の出
力信号と室外温度検出器7からの出力信号とか設
定値以下となつた時、即ち、室内負荷が小さく、
しかも外気温度が低い時には前記室外フアン32
のモータ31を停止させて、室外熱交換器側にお
いては自然対流により、冷媒の熱交換を行なうべ
くしたから、従来のごとく不必要時に電力を消費
することなく、空気調和装置の電力効率を高め得
るに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝる空気調和装置の配管
図、第2図は同制御回路図、第3図は従来例を示
す図面である。 1……圧縮機、11……モータ、2……室内熱
交換器、22……室内フアン、3……室外熱交換
器、31……モータ、32……室外フアン、33
……開閉器、5……周波数変換器、6……室内温
度検出器、7……室外温度検出器、10……周波
数検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機1と、室内フアン22を付設した室内熱
    交換器2と、室外フアン32を付設した室外熱交
    換器3とを備え、前記圧縮機1のモータ11を周
    波数変換で回転数を可変として、該モータ11の
    入力側に、室内温度検出器6で出力周波数を制御
    する周波数変換器5を接続すると共に、出力周波
    数を検出する周波数検出器10と室外温度検出器
    7とを設ける一方、前記室外フアン32のモータ
    31の入力側に開閉器33を設け、前記周波数検
    出器10及び室外温度検出器7からの出力信号が
    設定値以下のとき、前記開閉器33を開動作さ
    せ、前記室外フアン32のモータ31を停止する
    手段を設けたことを特徴とする空気調和装置。
JP11129183U 1983-07-18 1983-07-18 空気調和装置 Granted JPS6018440U (ja)

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JP11129183U JPS6018440U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 空気調和装置

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JP11129183U JPS6018440U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 空気調和装置

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JPS6018440U JPS6018440U (ja) 1985-02-07
JPS64527Y2 true JPS64527Y2 (ja) 1989-01-09

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JP11129183U Granted JPS6018440U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 空気調和装置

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JP2685516B2 (ja) * 1988-07-15 1997-12-03 帝人株式会社 扁平系の製造方法及び扁平化装置

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JPS6018440U (ja) 1985-02-07

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