JPH0387546A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は空気調和機に関する。

（従来の技術及びその課Ｂ） 従来の空気調和機においては、その運転時に騒音が発生
する。

室内の騒音は主として室内ファンの風切音によるもので
あり、この騒音は室内ファンの風速切換スイッチを弱に
切り換えｌることによって低減できるが、室外の騒音を
低減することはできなかった。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記課題を解決するために発明されたものであ
って、その要旨とするところは、インバータ駆動圧縮機
と、可変速モータによって駆動される室外ファンを備え
た空気調和機において、静か運転スイッチを設けるとと
もに同スイッチの操作時上記インバータの周波数及び室
外ファンの回転数を低減する静か運転制御系を設けたこ
とを特徴とする空気調和機にある。

静か運転スイッチの操作時インバータの周波数、室外フ
ァン及び室内ファンの回転数を低減する静か運転制御系
を設けることもできる。

（作用） 本発明においては、上記構成を具えてい全ため、静か運
転スイッチを操作したとき、インバータの周波数、室外
ファンの回転数が低減する。

（実施例〉 本発明の１実施例が第１図ないし第５図に示されている
。

第２図には系統図が示されている。

冷房運転時、インバータ駆動圧ｍ機ｌから吐出された冷
媒ガスは、実線矢印で示すように、四方切換弁２を経て
室外熱交換器３に入り、ここで可変速モータ９により駆
動される室外ファン１０によって送られる外気に放熱す
ることによって凝縮液化する０次いで、この冷媒液は電
子膨張弁４に入り、ここで絞られることによって減圧さ
れた後、室内熱交換器５に入り、ここで可変速モータ８
により駆動される室内ファン１１によって送風される室
内空気を冷却することによって蒸発気化する。

ついで、この冷媒ガスは四方切換弁２、アキュムレータ
６経てインバータ駆動圧縮機１に戻る。

暖房運転時、冷媒は、破線矢印で示すように、インバー
タ駆動圧＊ＲＬ四方切換弁２、室内熱交換器５、電子膨
張弁４、室外熱交換器３、四方切換弁２、アキュムレー
タ６をこの順に循環する。

室温センサ７によって検知された室温、リモートコント
ローラ１３に設けられた静か運転スイッチからの入力は
コントローラ２０に入力され、コントローラ２０からの
指令は四方切換弁２、インバータ１２、可変速モータ８
及び９並びに電子膨張弁４に出力される。

第１図には制御ブロフク図が示されている。

室温センサ７によって検知された室温はコントローラ２
０の比較手段２１に入力され、ここで温度設定器２２か
ら入力された設定温度と比較されることにより両者の偏
差が算出される。この偏差は周波数決定手段２３に入力
され、ここで記憶手段２４からの入力に応じて周波数が
決定される。なお、記憶手段２４には偏差に対応する周
波数が予め定められて記憶されている。決定された周波
数は出力手段２５を経てインバータ１２に出力され、こ
こで圧縮機ｌに供給される電流の周波数を上記決定され
た周波数に変更する。これによって圧縮ｉｔはその容量
が変化し、空気調和機の空調能力は空調負荷に応じた値
となる６周波数決定手段２３で決定された周波数は膨張
弁開度決定手段２６に入力され、ここで記憶手段２７か
らの人力に応して膨張弁開度が決定される。記憶手段２
７には周波数に対応して予め定められた膨張弁開度が記
憶されている。決定された開度は出力手段２８を経て電
子膨張弁４に出力され、電子膨張弁４の開度は決定され
た開度となる。

リモートコントローラ１３に設けられた静か運転スイッ
チ２９を操作すると、これからの信号が周波数決定手段
２３、室外ファン回転数決定手段３０及び室内ファン回
転数決定手段３１に出力される。すると、周波数決定手
段２３は周波数を低減する旨を決定し、この決定は出力
手段２５を経てインバータ１２に出力される。かくして
、インバータ１２の周波数が減少して圧縮機ｌは低速で
回転する。一方、室外ファン回転数決定手段３０は室外
ファン１０の回転数を低減する旨を決定し、この決定は
出力手段３２を経て可変速モータ９に出力され、室外フ
ァン１０は低速で回転する。また、室内ファン回転数決
定手段３１は室内ファン１１の回転数を低減する旨を決
定し、この決定は出力手段３３を経て可変速モータ８に
出力され、室内ファン１１は低速で回転する。

静か運転スイッチ２９をＯＦＦとすれば、インバータ１
２の周波数、室内ファン１１の回転数及び室外ファン１
０の回転数は通常運転時のそれに復帰する。

第３図には圧＄１１１ａ１の回転数とその騒音との関係
を示す線図が示され、第４図には室外ファン１０の回転
数とその送風音との関係を示す線図が示され、第５図に
は室内ファン１１の回転数とその送風音との関係を示す
線図が示されている。静か運転スイッチ２９を操作する
と、圧縮機ｌ、室内ファン１１及び室外ファン１０の回
転数はそれぞれＡ点となるので、騒音はこれに対応する
Ｂ点となり、通常運転時のそれより大巾に低くなる。

上記実施例においては、静か運転スイッチ２９を操作し
たとき、室内ファン１１の回転数が低減するようにした
が、室内ファン１１の回転数はリモートコントローラ１
３に設けた風速切換スイッチを弱に切り換えることによ
って低減させることができる。

また、可変速モータ８及び９としてＤＣモータ、サイリ
スタモータを用いることができ、また、その回転数は無
段階に又は段階的に変更できるようにしても良い。

（発明の効果） 本発明においては、静か運転を希望するときは静か運転
スイッチを操作することによってインバータの周波数及
び室外ファンの回転数を低減して圧縮機からの騒音及び
室外ファンからの騒音、即ち、室外の騒音を抑制できる
。

静か運転スイッチを操作することによってインバータの
周波数、室外ファン及び室内ファンの回転数を同時に低
減するようにすれば、室外及び室内の騒音を低減できる
とともに空気調和機の運転効率を向上できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の１実施例を示し、第１図は制御ブロック
図、第２図は系統図、第３図は圧縮機の回転数とその騒
音との関係を示す線図、第４図は室外ファンの回転数と
その送風音との関係を示す線図、第５図は室内ファンの
回転数とその送風音との関係を示す線図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）インバータ駆動圧縮機と、可変速モータによって
   駆動される室外ファンを備えた空気調和機において、静
   か運転スイッチを設けるとともに同スイッチの操作時上
   記インバータの周波数及び室外ファンの回転数を低減す
   る静か運転制御系を設けたことを特徴とする空気調和機
   。
2. （２）インバータ駆動圧縮機と、可変速モータにより駆
   動される室外ファン及び室内ファンを備えた空気調和機
   において、静か運転スイッチを設けるとともに同スイッ
   チの操作時上記インバータの周波数、上記室外ファン及
   び室内ファンの回転数をそれぞれ低減する静か運転制御
   系を設けたことを特徴とする空気調和機。