JPS645145Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645145Y2 JPS645145Y2 JP1982137190U JP13719082U JPS645145Y2 JP S645145 Y2 JPS645145 Y2 JP S645145Y2 JP 1982137190 U JP1982137190 U JP 1982137190U JP 13719082 U JP13719082 U JP 13719082U JP S645145 Y2 JPS645145 Y2 JP S645145Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- rubber layer
- tooth
- toothed belt
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 37
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 16
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 6
- 229920000636 poly(norbornene) polymer Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 claims description 2
- 239000012792 core layer Substances 0.000 claims description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 3
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 229920001973 fluoroelastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920005560 fluorosilicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複写機、フアツクス等に使用される紙
送り機構に特に好適な歯付ベルトに関する。
送り機構に特に好適な歯付ベルトに関する。
複写機、フアツクス等の紙送り機構としては1
対のゴムローラーで行なうのが通常であるが最近
ではゴムベルトとローラーの組合せ、あるいはゴ
ムベルトのみで送る機構も多く採用されている。
このベルト方式で歯付きベルトを用いる事が良好
である事が判明し特に紙送り、又は感光ドラムに
2枚同時に紙が送られるのを防止する重送防止用
ベルトに歯付きベルトが採用されるようになつ
た。
対のゴムローラーで行なうのが通常であるが最近
ではゴムベルトとローラーの組合せ、あるいはゴ
ムベルトのみで送る機構も多く採用されている。
このベルト方式で歯付きベルトを用いる事が良好
である事が判明し特に紙送り、又は感光ドラムに
2枚同時に紙が送られるのを防止する重送防止用
ベルトに歯付きベルトが採用されるようになつ
た。
ところで従来の歯付ベルトは内面に歯を有する
ゴム弾性体中に芯体を埋没し必要であれば歯表面
を耐摩耗性布で被覆したものであり、ゴム材質と
してはネオプレンゴムが主で特殊用途としてフツ
素ゴム、シリコーンゴム、ニトリルゴム等があ
る。
ゴム弾性体中に芯体を埋没し必要であれば歯表面
を耐摩耗性布で被覆したものであり、ゴム材質と
してはネオプレンゴムが主で特殊用途としてフツ
素ゴム、シリコーンゴム、ニトリルゴム等があ
る。
このように、従来の紙送り機構用の歯付ベルト
は従来から使用されているネオプレン等のゴム質
で形成されているので、紙との間の摩擦係数が使
用時間あるいは使用環境により変化してしまい、
安定した紙送りができないという問題があつた。
は従来から使用されているネオプレン等のゴム質
で形成されているので、紙との間の摩擦係数が使
用時間あるいは使用環境により変化してしまい、
安定した紙送りができないという問題があつた。
本考案はこのような問題を解決するものであ
り、この種の用途に特に好適な歯付きベルトに関
するものである。
り、この種の用途に特に好適な歯付きベルトに関
するものである。
かかる本考案の歯付ベルトの構成は、ゴム層
と、このゴム層の一面に設けられた歯形状ゴムと
からなり、上記ゴム層内部あるいは上記ゴム層と
上記歯形状ゴムとの間に張力に対して伸張されに
くいコードをある間隔で複数本配設した芯体層を
有する紙送り機構用の歯付ベルトにおいて、上記
ゴム層及び上記歯形状ゴムの少なくともゴム層又
は両方ともJIS Aスケール0゜〜50゜のポリノルボ
ルネンゴムで形成したことを特徴とする。
と、このゴム層の一面に設けられた歯形状ゴムと
からなり、上記ゴム層内部あるいは上記ゴム層と
上記歯形状ゴムとの間に張力に対して伸張されに
くいコードをある間隔で複数本配設した芯体層を
有する紙送り機構用の歯付ベルトにおいて、上記
ゴム層及び上記歯形状ゴムの少なくともゴム層又
は両方ともJIS Aスケール0゜〜50゜のポリノルボ
ルネンゴムで形成したことを特徴とする。
JIS Aスケール0゜〜50゜のポリノルボルネンゴ
ムで構成したベルトは紙との摩擦係数が大きく、
温度、湿度の変化に対して非常に小さい摩擦係数
の変化率を有する事により、安定した紙送りが出
来る。
ムで構成したベルトは紙との摩擦係数が大きく、
温度、湿度の変化に対して非常に小さい摩擦係数
の変化率を有する事により、安定した紙送りが出
来る。
しかしJIS Aスケール50゜以上であると紙との
摩擦係数が安定せず、良好な紙送りは期待出来な
い。実施例として日本ゼオン(株)のノーソレツクス
(登録商標)をベースとしてJIS Aスケール30゜の
ポリノルボルネンゴムでゴム層2を形成し芯体と
して150デニール2本燃りのガラス繊維、又歯形
状ゴム表面を6.6ナイロン0.3mmで構成し、ピツチ
2.032mm、歯数67でベルト長さ136.1mm、巾30mm、
厚さ1.5mmの歯付ベルトをピツチ2.032mm歯数12の
プーリ2個に掛け、軸間距離56mmに維持し、さら
に歯付ベルトプーリ軸上にφ10のJIS Aスケール
60゜のネオプレンゴムを抑えローラーとして組み
合せ、このベルトとローラを4対1セツトとした
機構によりA4判の紙を50回転分で送つたところ
30万枚紙送りした後でも2重送りはなく、又ゴム
の摩耗はあるものの表面摩擦係数の変化は温度20
℃、湿度60%の雰囲気で初期が2.09に対して30万
枚后も1.98と非常に良好であつた。
摩擦係数が安定せず、良好な紙送りは期待出来な
い。実施例として日本ゼオン(株)のノーソレツクス
(登録商標)をベースとしてJIS Aスケール30゜の
ポリノルボルネンゴムでゴム層2を形成し芯体と
して150デニール2本燃りのガラス繊維、又歯形
状ゴム表面を6.6ナイロン0.3mmで構成し、ピツチ
2.032mm、歯数67でベルト長さ136.1mm、巾30mm、
厚さ1.5mmの歯付ベルトをピツチ2.032mm歯数12の
プーリ2個に掛け、軸間距離56mmに維持し、さら
に歯付ベルトプーリ軸上にφ10のJIS Aスケール
60゜のネオプレンゴムを抑えローラーとして組み
合せ、このベルトとローラを4対1セツトとした
機構によりA4判の紙を50回転分で送つたところ
30万枚紙送りした後でも2重送りはなく、又ゴム
の摩耗はあるものの表面摩擦係数の変化は温度20
℃、湿度60%の雰囲気で初期が2.09に対して30万
枚后も1.98と非常に良好であつた。
図は本考案に係る歯付ベルトの1部拡大断面図
である。 1:芯体、2:ゴム層、3,3′:歯形状ゴム、
4:耐摩耗性布。
である。 1:芯体、2:ゴム層、3,3′:歯形状ゴム、
4:耐摩耗性布。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ゴム層と、このゴム層の一面に設けられた歯
形状ゴムとからなり、上記ゴム層内部あるいは
上記ゴム層と上記歯形状ゴムとの間に張力に対
して伸張されにくいコードをある間隔で複数本
配設した芯体層を有する紙送り機構用の歯付ベ
ルトにおいて、上記ゴム層及び上記歯形状ゴム
の少なくともゴム層又は両方ともJIS Aスケー
ル0゜〜50゜のポリノルボルネンゴムで形成した
ことを特徴とする歯付ベルト。 2 歯形状ゴムをナイロン等の耐摩耗性布で表面
被覆したことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載の歯付ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13719082U JPS5996448U (ja) | 1982-09-11 | 1982-09-11 | 歯付ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13719082U JPS5996448U (ja) | 1982-09-11 | 1982-09-11 | 歯付ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5996448U JPS5996448U (ja) | 1984-06-30 |
JPS645145Y2 true JPS645145Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=30308226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13719082U Granted JPS5996448U (ja) | 1982-09-11 | 1982-09-11 | 歯付ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5996448U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5337266A (en) * | 1976-06-18 | 1978-04-06 | Dayco Corp | Endless transmission vvbelt |
-
1982
- 1982-09-11 JP JP13719082U patent/JPS5996448U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5337266A (en) * | 1976-06-18 | 1978-04-06 | Dayco Corp | Endless transmission vvbelt |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5996448U (ja) | 1984-06-30 |
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