JPS645037Y2 - - Google Patents

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JPS645037Y2
JPS645037Y2 JP3926683U JP3926683U JPS645037Y2 JP S645037 Y2 JPS645037 Y2 JP S645037Y2 JP 3926683 U JP3926683 U JP 3926683U JP 3926683 U JP3926683 U JP 3926683U JP S645037 Y2 JPS645037 Y2 JP S645037Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
water
internal space
engagement groove
lid
draining body
Prior art date
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Expired
Application number
JP3926683U
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English (en)
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JPS59146494U (ja
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Publication date
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Publication of JPS645037Y2 publication Critical patent/JPS645037Y2/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、サツシ等に結露して下枠に流下した
水滴を排水する装置に関し、特に吸水性物質を収
納した排水体を用いる排水装置に関する。
従来技術 サツシ等に結露して下枠に流下した水滴は、一
般に、下枠に水抜き孔を形成し、この水抜き孔か
ら流出させている。しかし、単に孔を形成するの
みでは、風により逆流して水抜き孔で泡立ちを生
じ室内を汚すという不都合がある。
このため、網等多数の孔を有する容器にフエル
ト等の吸水性物質を充填した水抜き体を下枠の水
抜き孔の下側に設けた排水装置が提案された。し
かし、この排水装置は、水抜き体自体の体裁が悪
く、また水抜き体を交換することができないか
ら、水抜き体の目詰まりにより排水不能になる。
考案の目的 本考案は、強風等による泡立つことがなく、吸
水性物質の交換が容易で排水性がよく、その上体
裁のよい排水装置を提供することを目的とする。
考案の構成 上記目的は本考案によれば、、前後方向の両側
部には左右方向に延びかつ内部空間部に続く係合
溝と該係合溝から上方に延びかつ前記内部空間部
に続く上部開口部を、左右方向の両側部の一方に
は前記内部空間部の上部を閉塞する蓋を、他方に
は前記蓋の先端と係合する係合部を、底部には下
部開口部を各々有する箱状をした容器の前記内部
空間部に吸水性物質を装填して水抜き体を構成
し、この水抜き体を下枠の長手方向端部に形成さ
れた切込みに前記係合溝において嵌着して前記切
込み近くに達した水滴を前記吸水性物質に吸着さ
せる構成とすることにより達成される。
実施例 以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
第1図に示す水抜き体は、合成樹脂の成型加工
により箱状に作られた容器1と、この容器1の内
部空間部10に装填される吸水性物質2とで構成
されている。
容器1は、側壁11,12,13,14と底壁
15とにより内部空間部10を形成しており、底
部に3個の下部開口部16が形成されている。前
後に位置する側壁11,12は上面が平坦になつ
ており、また左右に位置する側壁13,14は側
壁11,12よりも上方に延びており、これによ
り側壁11,12の上方が内部空間部10に続く
上部開口部17になつている。また、側壁13,
14の両側部には前記内部空間部10と上部開口
部17に続く係合溝18が各々形成されている。
側壁13の上部は後述する竪枠4に当接される当
接部になつており、その上端部に上下方向に延び
る長孔19が形成されている。側壁14の上部は
内部空間部10の上側を閉塞する蓋20になつて
おり、この蓋20の先端と係合する係合凹溝21
が側壁13に形成されている。側壁13には係合
溝18の個所から側壁14と反対側に延びるプレ
ート22が一体に形成されている。このプレート
22は、係合凹溝18間の間隔lと同じ幅lを有
している。側壁14と蓋20の境界は肉薄部23
になつており、これにより蓋20が肉薄部23に
おいて充分な可撓性を有している。
吸水性物質2は、フエルト、脱脂綿等で内部空
間部10とほぼ同じ大きさの直方体に作られてお
り、蓋20の先端を係合凹溝21から外し、内部
空間部10を開放した後、第1図に示すように内
部空間部10に装填される。蓋20は、吸水性物
質2を内部空間部10に装填した後、閉じればよ
い。
上述の水抜き体を装着する下枠3は、第4図に
示すように、係合溝18間の間隔lとほぼ同じ幅
を有し、かつ水抜き体の左右方向の長さよりやや
長い水抜き用の切込み24が長手方向両端(第4
図では一方のみを示す)から形成されている。
前記水抜き体は、第5図及び第6図に示すよう
に下枠3と竪枠4を固定する前に、プレート22
を指で挾んで係合溝18の個所を側壁14側から
切込み24側に挿入して嵌込み、下枠3と竪枠4
とを一体にした後、長孔19においてねじ25に
より竪枠4に固着すればよい。
第5図及び第6図のように装着された状態にお
いて水抜き体は、下枠3が係合溝18に嵌入して
上部開口部17において吸水性物質2の上部と接
触しているし、吸水性物質2が上部開口部17に
露出している。このため切込み24の近くにまで
達した水滴は吸水性物質2に接すると直ちに吸水
性物質2に吸込まれ、切込み24の近くにおいて
大きな水滴に成長しない。また、吸水性物質2に
吸込まれた水滴は自重により下方に移動して下部
開口部から滴下し、孔26を介して室外に排出さ
れる。さらに、吸水性物質2は、水滴を多量に吸
込んでも、水滴が自重により下部に移動して下部
から滴下し、しかも上部の含水量が下部に比べて
著しく少なく、従つて孔26を介して強風が吹込
んでも吸水性物質2の上部特に上部開口部17に
おいて泡立つことが全くなく、しかも含水量の少
ない上部で水滴を次々に吸収するから排水効率が
高い。
考案の効果 以上のように本考案によれば、容器に蓋を一体
に設けて吸水性物質を直視不能にしているから、
体裁がよいし、強風が吹込んでも前記蓋により泡
立ちを防止することができる。また、水抜き体を
取外すことなしに蓋を開けて吸水性物質を取出し
て他の吸水性物質と交換したり取出した吸水性物
質を洗濯して目詰まりを防止し、排水効率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案で用いる水抜き体の一例を示す
分解斜視図、第2図は水抜き体の縦断面図、第3
図は同水抜き体の左側面図、第4図は下枠の端部
の平面図、第5図は同水抜き体を装着した状態を
示す縦断面図、第6図は第5図の−線断面図
である。 1:容器、2:吸水性物質、3:下枠、10:
内部空間部、16:下部開口部、17:上部開口
部、18:係合溝、20:蓋、21:係合凹溝、
24:切込み。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前後方向の両側部11,12には左右方向に
    延びかつ内部空間部10に続く係合溝18と該
    係合溝18から上方に延びかつ前記内部空間部
    10に続く上部開口部17を、左右方向の両側
    部13,14の一方には前記内部空間部10の
    上部を閉塞する蓋20を、他方には前記蓋20
    の先端と係合する係合部21を、底部には下部
    開口部16を各々有する箱状をした容器1の前
    記内部空間部10に吸水性物質2を装填して水
    抜き体を構成し、この水抜き体を下枠3の長手
    方向端部に形成された切込み24に前記係合溝
    18において嵌着してなる排水装置。 (2) 前記吸水性物質2はその上部が前記上部開口
    部17に達している実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の排水装置。
JP3926683U 1983-03-18 1983-03-18 排水装置 Granted JPS59146494U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3926683U JPS59146494U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 排水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3926683U JPS59146494U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 排水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59146494U JPS59146494U (ja) 1984-09-29
JPS645037Y2 true JPS645037Y2 (ja) 1989-02-08

Family

ID=30169918

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3926683U Granted JPS59146494U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 排水装置

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JP (1) JPS59146494U (ja)

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JPS59146494U (ja) 1984-09-29

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