JPH024393Y2 - - Google Patents

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JPH024393Y2
JPH024393Y2 JP1984201431U JP20143184U JPH024393Y2 JP H024393 Y2 JPH024393 Y2 JP H024393Y2 JP 1984201431 U JP1984201431 U JP 1984201431U JP 20143184 U JP20143184 U JP 20143184U JP H024393 Y2 JPH024393 Y2 JP H024393Y2
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JP
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groove
shaped member
ice storage
door
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JP1984201431U
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JPS61116993U (ja
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、製氷機構を内蔵した貯氷庫、その他
冷凍庫、冷蔵庫等における扉構造の改良に関する
ものである。
従来技術 従来より貯氷庫等の扉に関しては、これを開閉
操作するための手段として種々の把手が設けられ
ている。例えば、扉本体の前面に設置した把手と
しては、埋め込み式ハンドル式その他突き
出し式等が一般に知られている。また現今では、
この種の扉の美的外観を向上させるためのデザイ
ン上の要請から、扉本体の前面に突出する把手の
取付けを省略して、例えば第11図に示すよう
に、手前に開放する扉1の上縁部に把手用リブ2
を設置したものが提案され、好適に実施されてい
る。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、前述した各種の把手を設けた扉
に関しては、次のような共通する問題点が指摘さ
れている。すなわち、例えば第11図に示す貯氷
庫において、扉1と貯氷庫本体3との対向部に設
けられるガスケツト4の上部および両側部が、天
板から落下する汚水その他塵埃等の付着によつて
経時的に腐蝕され易く、耐久性の低下を来すと共
に貯氷庫の衛生管理および熱管理上種々の支障を
来す難点がある。
そこで、前記把手用リブに替えて、溝形部材を
配設し、この溝形部材に天板から直接落下する汚
水を回収する提案がなされている。しかし、この
溝形部材を配設しても、該溝形部材と貯氷庫本体
3との間に隙間が形成されるため、前記天板から
貯氷庫本体3を伝つて流下する汚水が、依然とし
てガスケツト4に付着し、耐久性の低下を来す欠
点があつた。
考案の目的 そこで本考案においては、特に扉の上縁部に堆
積する塵埃が貯氷庫等の天板より下方に流下する
水滴等と一体化し、扉の周縁部すなわちガスケツ
ト部分に分散付着する事実に鑑み、これを有効に
防止し得る貯氷庫等の扉構造を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を達成する
ため本考案は、貯氷庫等の本体に開閉自在に取付
けられると共に、上縁部に溝形部材を配設した扉
において、前記溝形部材における貯氷庫等の本体
と当接する側のリブ上縁部に、断面テーパ状に形
成した弾性片を本体側に撓曲させて突設したこと
を特徴とする。
作 用 このように扉の上縁部を配設した溝形部材に、
本体側に撓曲した弾性片を設けることにより、こ
の溝部内に貯氷庫等の上方から流下する水滴を確
実に回収することができる。従つてガスケツトの
汚染防止を簡便かつ有効に達成することができ
る。
実施例 次に、本考案に係る貯氷庫等の扉構造につき、
好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
以下詳細に説明する。第1図および第2図は、本
考案に係る貯氷庫の扉の一実施例を示すものであ
る。
第1図に示す如く、貯氷庫本体5の前面に開閉
自在に設けられた扉6の上縁部には、溝形部材7
が配設されている。この溝形部材7の長さ寸法
は、図示の如く扉6の長さ寸法より若干長くなる
よう設定され、このため当該溝形部材7は扉6の
左右両端部より僅かに突出すると共に、その端部
において溝部7aが開放されている。また、貯氷
庫本体5側と当接する溝形部材7のリブ7cの上
縁部長手方向に、第2図に明確に示す如く、断面
テーパ形状をなす弾性片15が沿設され、この弾
性片15の上端部を貯氷庫本体5側に向けて撓曲
させている。
このように構成した溝形部材7の弾性片15
は、扉6の閉成時には貯氷庫本体5に弾力的に密
着当接し、貯氷庫本体5の前面を伝わつて流下す
る汚濁水等を溝形部材7内に良好に案内回収する
べく機能する(第2図参照)。また扉閉成時にお
ける緩衝並びに消音作用をなすと共に、シールパ
ツキングとしても機能する。従つてガスケツト1
2の保護を更に高めることができる。更に、溝形
部材7上に塵埃8を堆積し、その後に貯氷庫本体
5の天板9より水滴11がフロントカバー10を
伝わつて前記溝形部材7に流入しても、これら塵
埃と水とが混りあつた汚濁水は溝形部材7の両端
より外部へ排出され、ガスケツト12側に流下す
ることがない。
第3図は前述した第1図に示す実施例の変形例
を示し、溝形部材7の両端部にもリブ7bを延設
し、扉6の前面側両端に排水用切欠部13を形成
したものである(端部において溝部7aを開放す
ることに替えて)。このように構成することによ
り、溝形部材7から排出される汚濁水は、前記切
欠部13を介して排出される。従つて前記の汚濁
水は、ガスケツト12の上部や両側を流れて滴下
することがなく、当該ガスケツト12の保護をよ
り向上させることができる。
第4図は第3図に示す実施例の更に別の変形例
を示すもので、前記の溝形部材7の両側にはリブ
7bを形成して前記溝部7aを閉塞すると共に、
該溝形部材7における全長に亘つて複数の排水用
孔部14を所定間隔離間させて穿設したものであ
る。このように構成しても、汚濁水はこの排水用
孔部14を介して扉6の前面側に排出され、ガス
ケツト12の上部や両側を流れて滴下することが
ないので、前記実施例と同様にガスケツト12の
保護を達成することができる。
第5図は本考案の別の実施例を示すもので、溝
形部材7の前面リブ7dに、該溝形部材7の略全
長に亘つて開口7fを開設すると共に、溝部7a
の底面に、第6図に示す如く、開口7fに向かつ
て下り勾配となる傾斜を付したものである。ま
た、貯氷庫本体5側と当接する溝形部材7のリブ
7cに沿設した弾性片15は、扉6の閉成時には
貯氷庫本体5に弾力的に密着当接し、貯氷庫本体
5の前面を伝わつて流下する汚濁水等を溝形部材
7内に良好に案内回収する。このように構成した
ことにより、貯氷庫本体5から流入した汚濁水
は、その傾斜底面を伝つて開口7fから前記扉6
の前面側に排水される。従つて、溝形部材7に汚
濁水が溜まることがなく衛生的であり、しかも開
口7fを介して溝部7aを容易に清掃し得るもの
である。なお、溝形部材7の前面リブ7dに開口
を設けたことにより、該前面リブ7dに上下両方
向から手を掛けて扉6の開閉操作を行なうことが
できる。
更に第7図〜第10図は、第5図に示す実施例
の変形例を示し、第7図に示す溝形部材7は、前
面リブ7dの略中央において、溝形部材7の前方
に状に突出する把持部16が折曲形成されてい
る。この把持部16の存在により、扉6の開閉操
作が一層容易となる。また第8図に示す実施例で
は、前記前面リブ7dの略中央部を、溝形部材7
の内方に後退するよう状に折曲形成して、溝部
7aにおける清掃を容易になし得るようにしてあ
る。更に第9図に示す実施例では、前面リブ7d
の下端縁に切欠17を形成して、開口7fの開口
面積を大きく稼いで清掃を容易にしている。
第10図は、本考案の更に別の実施例を示すも
のであつて、溝形部材7の前面を全て開放すると
共に、溝部7aの底面に第7図に示す実施例と同
様な傾斜を付してある。また溝形部材7の両側の
リブ7b,7b間に棒材18を水平に架設し、こ
の棒材18を把持して扉6の開閉操作をなし得る
よう構成される。これにより、扉6の開閉操作と
溝形部材7の清掃とを更に容易化することができ
る。
なお前述した実施例は、貯氷庫の場合につき説
明したが、本考案はこれらの実施例に限定される
ことなく、例えば冷凍庫や冷蔵庫の如き同種構造
物の扉として広範囲に応用することができる。
考案の効果 前述した実施例から明らかな通り、本考案に係
る貯氷庫等の扉構造によれば、扉の上縁部に配設
した溝形部材の貯氷庫等の本体側に撓曲した弾性
片を設けることにより、貯氷庫の上方から流下す
る水滴等をこの溝形部材の溝部内に確実に回収す
ることができる。またこの溝部内で塵埃および水
滴が一体化して生成した汚濁水を、ガスケツトの
周縁部に接触させないようにした状態で、確実に
外部へ排出させることもできる。このために貯氷
庫の扉の耐久性を飛躍的に向上させることが可能
になり、加えて衛生管理、熱管理および保守管理
等の見地から寄与する効果は極めて大きい。
また本考案に係る扉の構成は、極めて簡単であ
るから低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る扉の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図に示す扉要部拡大側面図、第
3図は本考案に係る扉の別の変形例を示す一部切
欠斜視図、第4図は本考案に係る扉の他の変形例
を示す要部拡大斜視図、第5図は本考案に係る扉
に取付けられる溝形部材の別実施例を示す斜視
図、第6図は第5図に示す溝形部材の横断面図、
第7図,第8図および第9図は夫々本考案に係る
扉に取付けられる溝形部材の変形例を示す斜視
図、第10図は本考案に係る扉に取付けられる溝
形部材の更に別の実施例を示す斜視図、第11図
は従来の貯氷庫における扉の一構成例を示す側面
図である。 5……貯氷庫本体、6……扉、7……溝形部
材、7c……リブ、15……弾性片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 貯氷庫等の本体に開閉自在に取付けられると
    共に、上縁部に溝形部材を配設した扉におい
    て、 前記溝形部材における貯氷庫等の本体と当接
    する側のリブ上縁部に、断面テーパ状に形成し
    た弾性片を本体側に撓曲させて突設したことを
    特徴とする貯氷庫等の扉構造。 (2) 前記溝形部材の両端を扉の両端部より突出さ
    せ、該溝形部材の両端において溝部を開放して
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の貯氷
    庫等の扉構造。 (3) 前記溝形部材の前面側における両端部に、溝
    部を開放する排水用切欠部を夫々設けてなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の貯氷庫等の
    扉構造。 (4) 前記溝形部材の前面側に所定間隔離間して、
    溝部を開放する排水用孔部を穿設してなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の貯氷庫等の扉
    構造。
JP1984201431U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH024393Y2 (ja)

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JPS61116993U JPS61116993U (ja) 1986-07-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3464904B2 (ja) * 1998-01-30 2003-11-10 株式会社東芝 冷蔵庫
JP5260203B2 (ja) * 2008-05-30 2013-08-14 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

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