JPS644847B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644847B2 JPS644847B2 JP11027682A JP11027682A JPS644847B2 JP S644847 B2 JPS644847 B2 JP S644847B2 JP 11027682 A JP11027682 A JP 11027682A JP 11027682 A JP11027682 A JP 11027682A JP S644847 B2 JPS644847 B2 JP S644847B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- revolution
- reel
- angular velocity
- winding machine
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C47/00—Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
- B21C47/02—Winding-up or coiling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、帯状金属板を捲取るのに円盤状の捲
取機本体に2本のリールを配して円盤本体を180゜
公転することにより、2本のリール位置を交換可
能とした捲取機(以下、カローゼルリールと称す
る。)の公転制御方法に関する。
取機本体に2本のリールを配して円盤本体を180゜
公転することにより、2本のリール位置を交換可
能とした捲取機(以下、カローゼルリールと称す
る。)の公転制御方法に関する。
カローゼルリールは第1図に示すように円盤状
のカローゼルリール本体(捲取機本体)1に2本
のリール2,3を配し、各リールは中空軸4を介
して各々の自転用電動機5,6により単独に駆動
可能となつている。カローゼルリール本体1の中
心16は、中空軸4の軸芯を本体1上に延長した
線上にあるが、カローゼルリール本体1は本体中
心16を中心として、回転可能となつており、本
体の外周に設けた歯車7を介して公転用電動機8
によりリール本体の公転が行われる。なお、第1
図イは公転前の、ロは公転中の、そしてハは公転
完了時の状態を示す。
のカローゼルリール本体(捲取機本体)1に2本
のリール2,3を配し、各リールは中空軸4を介
して各々の自転用電動機5,6により単独に駆動
可能となつている。カローゼルリール本体1の中
心16は、中空軸4の軸芯を本体1上に延長した
線上にあるが、カローゼルリール本体1は本体中
心16を中心として、回転可能となつており、本
体の外周に設けた歯車7を介して公転用電動機8
によりリール本体の公転が行われる。なお、第1
図イは公転前の、ロは公転中の、そしてハは公転
完了時の状態を示す。
カローゼルリールはコイル状金属帯の捲戻機あ
るいは捲取機として使用されるが、捲取機として
使用される場合は入側リール位置で捲取を開始
し、金属帯の捲取中にリール本体1を180゜公転さ
せることにより、出側リール位置で捲取が継続さ
れる。次に、入側リールにベルトラツパーが装着
され、次の金属帯との分割点で分割が行われると
後行金属帯の頭部は入側リールに誘導されベルト
ラツパーにて捲付が行われる。出側リールにて捲
取られていた先行金属帯は、リールの停止後、コ
イルカーにて払い出しが行われた後に、リール本
体の公転が行われる。以後順次上記作業手順が繰
返され連続での金属帯の捲取が行われる。
るいは捲取機として使用されるが、捲取機として
使用される場合は入側リール位置で捲取を開始
し、金属帯の捲取中にリール本体1を180゜公転さ
せることにより、出側リール位置で捲取が継続さ
れる。次に、入側リールにベルトラツパーが装着
され、次の金属帯との分割点で分割が行われると
後行金属帯の頭部は入側リールに誘導されベルト
ラツパーにて捲付が行われる。出側リールにて捲
取られていた先行金属帯は、リールの停止後、コ
イルカーにて払い出しが行われた後に、リール本
体の公転が行われる。以後順次上記作業手順が繰
返され連続での金属帯の捲取が行われる。
カローゼルリールでは、金属帯の捲取中にカロ
ーゼルリールの公転を行うが、公転により金属帯
のパス長さが変化するため金属帯の張力が変動
し、甚だしい場合には金属帯の破断に至る場合が
ある。従来、金属帯捲取中の公転による張力変動
を抑制するために第2図に示すように、公転の角
速度パターンを台形とし、台形の各コーナー部を
滑らかにすることにより張力変動を防止していた
が、張力変動防止効果は充分でなく公転中の張力
変動を抑制するために、低速での公転を余儀なく
され、公転時間が長くならざるを得なく捲取ピツ
チの早いラインでの能力低下の一因となつてい
た。
ーゼルリールの公転を行うが、公転により金属帯
のパス長さが変化するため金属帯の張力が変動
し、甚だしい場合には金属帯の破断に至る場合が
ある。従来、金属帯捲取中の公転による張力変動
を抑制するために第2図に示すように、公転の角
速度パターンを台形とし、台形の各コーナー部を
滑らかにすることにより張力変動を防止していた
が、張力変動防止効果は充分でなく公転中の張力
変動を抑制するために、低速での公転を余儀なく
され、公転時間が長くならざるを得なく捲取ピツ
チの早いラインでの能力低下の一因となつてい
た。
本発明はかかる従来のカローゼルリール公転中
の張力変動を小さくし、高速での公転を行うこと
を目的とする。
の張力変動を小さくし、高速での公転を行うこと
を目的とする。
カローゼルリール公転中の張力変動△Tは、第
3図より △T=1/r2/C・I・d2y/dt2+1/rc・I・ψ¨…
…(1) y=rd・ω+x+rc・(ω+π/2) x=√(−c・)2+(−d−t・
)2+(c−d)2 ω=tan-1H−rd−rtsinθ/L−rc・cosθ−tan-1rc−
rd/x ψ=θ(1+ZG/ZT) 但し、 I:自転軸回りの慣性モーメント ZG:中間軸歯数 Zp:ドラム軸歯数 となる。
3図より △T=1/r2/C・I・d2y/dt2+1/rc・I・ψ¨…
…(1) y=rd・ω+x+rc・(ω+π/2) x=√(−c・)2+(−d−t・
)2+(c−d)2 ω=tan-1H−rd−rtsinθ/L−rc・cosθ−tan-1rc−
rd/x ψ=θ(1+ZG/ZT) 但し、 I:自転軸回りの慣性モーメント ZG:中間軸歯数 Zp:ドラム軸歯数 となる。
従つて、張力変動△Tは公転角加速度θ¨の関数
となり、張力変動抑制には公転角加速度θ¨の適正
化が必要であることがわかる。
となり、張力変動抑制には公転角加速度θ¨の適正
化が必要であることがわかる。
そこで、本発明は三角関数の微分特性に着目し
て、公転角速度パターンVを、 V=A/2(1+sin) ……(2) としたことを特徴としたものである。ここで、A
は公転の最大角速度であり、は、公転制御がタ
イマー信号により制御が行われる場合には、 =2πt/T−π/2 ……(3) 但し、 t:時間 T:公転完了時間 となり、また公転制御がカローゼルリールの回転
角度により制御が行われる場合には =2θ−π/2 ……(4) 但し θ:公転角度 となる。
て、公転角速度パターンVを、 V=A/2(1+sin) ……(2) としたことを特徴としたものである。ここで、A
は公転の最大角速度であり、は、公転制御がタ
イマー信号により制御が行われる場合には、 =2πt/T−π/2 ……(3) 但し、 t:時間 T:公転完了時間 となり、また公転制御がカローゼルリールの回転
角度により制御が行われる場合には =2θ−π/2 ……(4) 但し θ:公転角度 となる。
次に具体的実施例を示す。第4図はタイマーに
より公転制御を行う場合の実施例でありタイマー
13により発生させた時間tから関数発生器12
により式(2)と式(3)により公転角速度Vを発生させ
て公転速度制御回路11に速度指令を与え、カロ
ーゼルリール本体の公転角速度が式(2)となるよう
制御する。
より公転制御を行う場合の実施例でありタイマー
13により発生させた時間tから関数発生器12
により式(2)と式(3)により公転角速度Vを発生させ
て公転速度制御回路11に速度指令を与え、カロ
ーゼルリール本体の公転角速度が式(2)となるよう
制御する。
また、第5図は、カローゼルリールの回転角度
により公転制御を行う場合の実施例で、公転用電
動機8の軸端に取付けたパルス発振器14からの
パルスを受けパルスカウンター15にてリール本
体1の公転角度に換算し、関数発生器12により
式(2)と式(4)により公転角速度Vを発生させて公転
速度制御回路11に速度指令を与えてカローゼル
リール本体の公転角速度が式(2)となるよう制御す
る。本発明の式(2)による公転制御を行つた場合の
角速度パターン例を第6図に示しておく。
により公転制御を行う場合の実施例で、公転用電
動機8の軸端に取付けたパルス発振器14からの
パルスを受けパルスカウンター15にてリール本
体1の公転角度に換算し、関数発生器12により
式(2)と式(4)により公転角速度Vを発生させて公転
速度制御回路11に速度指令を与えてカローゼル
リール本体の公転角速度が式(2)となるよう制御す
る。本発明の式(2)による公転制御を行つた場合の
角速度パターン例を第6図に示しておく。
次に、本発明による効果について述べる。第7
図に公転角速度パターンを本発明の式(2)とした場
合の実機での張力変動を、また、第8図に公転角
速度を従来の台形パターンとした場合の実機での
張力変動を示す。この時の金属帯は板厚0.6mm、
板幅1000mmの軟鋼で、捲取速度は1000mpm、公
転最大速度は4rmpの作業条件である。第7図と
第8図の比較より明らかなように、本発明により
公転中の張力変動量は1/5以下に抑制することが
可能であることがわかる。
図に公転角速度パターンを本発明の式(2)とした場
合の実機での張力変動を、また、第8図に公転角
速度を従来の台形パターンとした場合の実機での
張力変動を示す。この時の金属帯は板厚0.6mm、
板幅1000mmの軟鋼で、捲取速度は1000mpm、公
転最大速度は4rmpの作業条件である。第7図と
第8図の比較より明らかなように、本発明により
公転中の張力変動量は1/5以下に抑制することが
可能であることがわかる。
カローゼルリールでは捲取ピツチが早い場合、
公転時間により、その捲取ピツチが制限される場
合があるが、本発明によれば公転中の張力変動を
小さくでき、高速での公転が可能となるため公転
にかかる時間を短縮することが可能となる。従つ
て、本発明はカローゼルリールの捲取能力向上に
有益なものと言える。
公転時間により、その捲取ピツチが制限される場
合があるが、本発明によれば公転中の張力変動を
小さくでき、高速での公転が可能となるため公転
にかかる時間を短縮することが可能となる。従つ
て、本発明はカローゼルリールの捲取能力向上に
有益なものと言える。
第1図はカローゼルリールの構成及び動きを示
す図面で、イは公転前、ロは公転中、ハは公転完
了時の状態をあらわすもの、第2図は、従来のカ
ローゼルリールの公転角度パターン、第3図は、
カローゼルリール公転中の張力変動を計算するた
めの記号説明図面、第4図はタイマーにより公転
制御を行う場合の実施例の説明図、第5図は、カ
ローゼルリールの回転角度により公転制御を行う
場合の実施例の説明図、第6図は本発明を行つた
場合の公転角速度パターン、第7図は、本発明に
よる公転制御を行つた場合の張力変動量のグラ
フ、第8図は、従来法による公転制御を行つた場
合の張力変動量のグラフである。 1……カローゼルリール本体、2,3……リー
ル、4……中空軸、5,6……自転用電動機、7
……公転用歯車、8……公転用電動機、9……自
転用減速機、10……公転用減速機、11……速
度制御回路、12……関数発生器、13……タイ
マー、14……パルス発振器、15……パルスカ
ウンター。
す図面で、イは公転前、ロは公転中、ハは公転完
了時の状態をあらわすもの、第2図は、従来のカ
ローゼルリールの公転角度パターン、第3図は、
カローゼルリール公転中の張力変動を計算するた
めの記号説明図面、第4図はタイマーにより公転
制御を行う場合の実施例の説明図、第5図は、カ
ローゼルリールの回転角度により公転制御を行う
場合の実施例の説明図、第6図は本発明を行つた
場合の公転角速度パターン、第7図は、本発明に
よる公転制御を行つた場合の張力変動量のグラ
フ、第8図は、従来法による公転制御を行つた場
合の張力変動量のグラフである。 1……カローゼルリール本体、2,3……リー
ル、4……中空軸、5,6……自転用電動機、7
……公転用歯車、8……公転用電動機、9……自
転用減速機、10……公転用減速機、11……速
度制御回路、12……関数発生器、13……タイ
マー、14……パルス発振器、15……パルスカ
ウンター。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円盤状の捲取機本体に2本のリールを配し、
各リールは中空軸を介して回転可能とし、コイル
捲取開始リール位置で、捲取りを開始し、捲取中
に捲取機本体を中空軸を回転軸として公転を行う
ことにより捲取中のリールをコイル払い出しリー
ル位置に変更可能にしたコイル捲取機において、
捲取機本体の公転角速度パターン(V)を、タイ
マーあるいは捲取機本体の回転角度により作動す
る、関数発生器より発生させて公転速度制御回路
に速度指令を与え、 捲取機本体の公転角速度パターン(V)が下式
となるよう制御する ことを特徴とするカローゼルリールの公転制御方
法。 V=A/2(1+sinψ) タイマーの場合:ψ=2π t/T−π/2 回転角度の場合:ψ=2θ−π/2 ただし、 V:公転角速度 A:公転最大角速度 t:時間 T:公転完了時間 θ:公転角度
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11027682A JPS591017A (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | カロ−ゼルリ−ルの公転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11027682A JPS591017A (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | カロ−ゼルリ−ルの公転制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591017A JPS591017A (ja) | 1984-01-06 |
JPS644847B2 true JPS644847B2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=14531579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11027682A Granted JPS591017A (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | カロ−ゼルリ−ルの公転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591017A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61281642A (ja) * | 1985-05-22 | 1986-12-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 遠隔制御装置 |
JPH02243029A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-27 | Seiko Instr Inc | 無線呼出方式 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5085768A (ja) * | 1973-12-10 | 1975-07-10 |
-
1982
- 1982-06-26 JP JP11027682A patent/JPS591017A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS591017A (ja) | 1984-01-06 |
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