JPS644772Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644772Y2 JPS644772Y2 JP1987110128U JP11012887U JPS644772Y2 JP S644772 Y2 JPS644772 Y2 JP S644772Y2 JP 1987110128 U JP1987110128 U JP 1987110128U JP 11012887 U JP11012887 U JP 11012887U JP S644772 Y2 JPS644772 Y2 JP S644772Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- flanges
- flange
- tape
- plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/037—Single reels or spools
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ボスと2個の側部フランジを有す
る、実質的にすべての部分がプラスチツクの磁気
記録テープリールに関する。このリールは、特に
コンピユータのテープに有用である。
る、実質的にすべての部分がプラスチツクの磁気
記録テープリールに関する。このリールは、特に
コンピユータのテープに有用である。
米国特許第3229928号明細書は、1964年以前に
コンピユータテープを貯蔵するプラスチツクで作
られたリールがこの産業分野で主として採用され
たことを公表している。この特許は、プラスチツ
ク・リールがより安価であることを認める一方、
プラスチツク・リールが金属リールの強度を持た
ないことを述べている。リールのボスに巻きつけ
られるテープにより非常に大きい荷重が作用し、
またこの荷重がボスを介して伝達されて、テープ
がリールのフランジに対しすりきれる程度までフ
ランジを内方に偏位させるので、高い強度が必要
である。前記特許は捩りに耐えるのに必要な強度
を与えるアルミニウムのボスとプラスチツクのフ
ランジを組み合わせることによつてこの問題を解
決している。米国特許第3328907号明細書は、類
似のリールを示している。現在、大抵のコンピユ
ータ用のテープリールはアルミニウムのボスとプ
ラスチツクのフランジを有する。
コンピユータテープを貯蔵するプラスチツクで作
られたリールがこの産業分野で主として採用され
たことを公表している。この特許は、プラスチツ
ク・リールがより安価であることを認める一方、
プラスチツク・リールが金属リールの強度を持た
ないことを述べている。リールのボスに巻きつけ
られるテープにより非常に大きい荷重が作用し、
またこの荷重がボスを介して伝達されて、テープ
がリールのフランジに対しすりきれる程度までフ
ランジを内方に偏位させるので、高い強度が必要
である。前記特許は捩りに耐えるのに必要な強度
を与えるアルミニウムのボスとプラスチツクのフ
ランジを組み合わせることによつてこの問題を解
決している。米国特許第3328907号明細書は、類
似のリールを示している。現在、大抵のコンピユ
ータ用のテープリールはアルミニウムのボスとプ
ラスチツクのフランジを有する。
米国特許第3346211号および同第3632053号明細
書は、きつく巻きつけられたテープの力によるボ
スの収縮からフランジを隔離するためにフランジ
をボスに弾力的に連結する場合、低い強度にも拘
わらずプラスチツクのボスを使用可能であること
を提案している。これらのフランジは、ボスによ
り最小限度支持され、したがつて繰返される迅速
な始動および停止の間に著しく振動する。
書は、きつく巻きつけられたテープの力によるボ
スの収縮からフランジを隔離するためにフランジ
をボスに弾力的に連結する場合、低い強度にも拘
わらずプラスチツクのボスを使用可能であること
を提案している。これらのフランジは、ボスによ
り最小限度支持され、したがつて繰返される迅速
な始動および停止の間に著しく振動する。
米国特許第3346211号および同第3632053号明細
書に記載のリールと同様に、本考案のリールはプ
ラスチツクのボスを有し、かつそのフランジは異
常に大きいテープ巻きつけ力から有効に隔離され
ている。しかしながら、この新規のリールのフラ
ンジはさらに良好に支持され、かつ繰返される迅
速な始動と停止により発生する過大な振動を受け
ることはない。
書に記載のリールと同様に、本考案のリールはプ
ラスチツクのボスを有し、かつそのフランジは異
常に大きいテープ巻きつけ力から有効に隔離され
ている。しかしながら、この新規のリールのフラ
ンジはさらに良好に支持され、かつ繰返される迅
速な始動と停止により発生する過大な振動を受け
ることはない。
米国特許第3229928号明細書に記載のリールと
同様に、この新規のリールのボスは、テープを受
け止める外側リムとスピンドルを受け入れる内側
リムとを備えたIビーム構造を有し、双方のリム
は一列のみぞ穴が形成された半径方向に延びる中
央ウエブによつて相互に連結されている。また、
米国特許第3229928号に記載のリールと同様に、
フランジから延びる突起部がボスの中央ウエブに
あるみぞ穴を貫通してフランジをボスの側部に対
して緊密に固定する。しかしながら、本考案のリ
ールは、重要な点で米国特許第3229928号明細書
に記載のリールと異なつている。先ず、この新規
のリールのボスはプラスチツクで作られている。
ボスのプラスチツクをガラス繊維および/または
ビードによつて補強することにより、ボスは認め
られるほど収縮することなく大きいテープ巻きつ
け力に耐えるのに十分な圧縮抵抗力を有すること
になる。このようにしても、テープ巻きつけ力
は、ボスがフランジに連結されている場合に、フ
ランジを捩じる程度までボスを圧縮するほど大き
いことが時々ある。かかる状態から保護するため
に、(a)フランジの要素と(b)ボスの半径方向内方を
向く表面との間において外側リムおよびみぞ穴の
個所に隙間を設け、高いテープ巻きつけ力をボス
を介してフランジに実質的に伝達することなく、
前記表面が高いテープ巻きつけ力を受けて半径方
向内方に移動させるようにする。例えば、各突起
部の半径方向外方の表面とそのみぞ穴の隣接の半
径方向内方を向く表面との間に隙間を設ける必要
がある。
同様に、この新規のリールのボスは、テープを受
け止める外側リムとスピンドルを受け入れる内側
リムとを備えたIビーム構造を有し、双方のリム
は一列のみぞ穴が形成された半径方向に延びる中
央ウエブによつて相互に連結されている。また、
米国特許第3229928号に記載のリールと同様に、
フランジから延びる突起部がボスの中央ウエブに
あるみぞ穴を貫通してフランジをボスの側部に対
して緊密に固定する。しかしながら、本考案のリ
ールは、重要な点で米国特許第3229928号明細書
に記載のリールと異なつている。先ず、この新規
のリールのボスはプラスチツクで作られている。
ボスのプラスチツクをガラス繊維および/または
ビードによつて補強することにより、ボスは認め
られるほど収縮することなく大きいテープ巻きつ
け力に耐えるのに十分な圧縮抵抗力を有すること
になる。このようにしても、テープ巻きつけ力
は、ボスがフランジに連結されている場合に、フ
ランジを捩じる程度までボスを圧縮するほど大き
いことが時々ある。かかる状態から保護するため
に、(a)フランジの要素と(b)ボスの半径方向内方を
向く表面との間において外側リムおよびみぞ穴の
個所に隙間を設け、高いテープ巻きつけ力をボス
を介してフランジに実質的に伝達することなく、
前記表面が高いテープ巻きつけ力を受けて半径方
向内方に移動させるようにする。例えば、各突起
部の半径方向外方の表面とそのみぞ穴の隣接の半
径方向内方を向く表面との間に隙間を設ける必要
がある。
本考案の好ましいリールは付加的な点において
米国特許第3229928号および同第3328907号明細書
に記載のリールと異なる。例えば、フランジを半
径方向に補強するために、フランジを連結する突
起部は半径方向に細長く、それによりフランジが
ボスに接合されていない場合にフランジの振動を
最小にする。フランジの半径方向の最も内側の縁
は、スピンドルを受け入れるボスの内側リムに対
し半径方向において緊密に嵌合し、また突起部は
円周方向においてみぞ穴に緊密に嵌合する。この
ような堅密に嵌合された組立体は、使用中にフラ
ンジの振動を最小にする。また、本考案において
は、テープを受け止めるボスの外側リムがフラン
ジの環状凹みに嵌合して、巻きつけられたテープ
の縁がボスとフランジとの間にすべり込まないよ
うに保護することが好ましい。しかしながら、圧
縮力がボスからフランジへ伝達されないことを保
証するのに十分な隙間が、テープを受け止めるリ
ムの半径方向内方の表面と前記凹みの対向する表
面との間に設ける必要がある。
米国特許第3229928号および同第3328907号明細書
に記載のリールと異なる。例えば、フランジを半
径方向に補強するために、フランジを連結する突
起部は半径方向に細長く、それによりフランジが
ボスに接合されていない場合にフランジの振動を
最小にする。フランジの半径方向の最も内側の縁
は、スピンドルを受け入れるボスの内側リムに対
し半径方向において緊密に嵌合し、また突起部は
円周方向においてみぞ穴に緊密に嵌合する。この
ような堅密に嵌合された組立体は、使用中にフラ
ンジの振動を最小にする。また、本考案において
は、テープを受け止めるボスの外側リムがフラン
ジの環状凹みに嵌合して、巻きつけられたテープ
の縁がボスとフランジとの間にすべり込まないよ
うに保護することが好ましい。しかしながら、圧
縮力がボスからフランジへ伝達されないことを保
証するのに十分な隙間が、テープを受け止めるリ
ムの半径方向内方の表面と前記凹みの対向する表
面との間に設ける必要がある。
この新規のリールのテープを受け止めるボスの
外側リムは、ボスの側部にある半径方向に延びる
表面に沿つてのみフランジに対し接合されること
が好ましい。半径方向に延びる表面のみを一緒に
接合することによつて、過度の応力が接合部を介
してフランジに伝達されるような程度までボスが
圧縮される前に、接合部が剪断によつて破壊され
る。かかる破壊は、部分的に相容性のないプラス
チツクをボスおよびフランジに用い、接合を行う
ために超音波溶接を用いることによつて保証する
ことができる。相当な割合のガラス補強材を用い
ることによつて、超音波溶接の強度がさらに減少
する。
外側リムは、ボスの側部にある半径方向に延びる
表面に沿つてのみフランジに対し接合されること
が好ましい。半径方向に延びる表面のみを一緒に
接合することによつて、過度の応力が接合部を介
してフランジに伝達されるような程度までボスが
圧縮される前に、接合部が剪断によつて破壊され
る。かかる破壊は、部分的に相容性のないプラス
チツクをボスおよびフランジに用い、接合を行う
ために超音波溶接を用いることによつて保証する
ことができる。相当な割合のガラス補強材を用い
ることによつて、超音波溶接の強度がさらに減少
する。
フランジを連結する突起部が元のままに維持さ
れ、かつフランジをボスの側部に対して緊密に保
持し続けるので、フランジとボスの外側リムとの
間の接合部の破壊は、その後のリールの作動に対
して認められるほどの影響を及ぼさない。ボスの
外側リムをフランジに接合するのに超音波溶接を
用いることは、接着剤または溶剤による接合を採
用する場合に過剰の接着剤または溶解したプラス
チツクがテープを受け止めるボスの表面に流れる
可能性を回避する。
れ、かつフランジをボスの側部に対して緊密に保
持し続けるので、フランジとボスの外側リムとの
間の接合部の破壊は、その後のリールの作動に対
して認められるほどの影響を及ぼさない。ボスの
外側リムをフランジに接合するのに超音波溶接を
用いることは、接着剤または溶剤による接合を採
用する場合に過剰の接着剤または溶解したプラス
チツクがテープを受け止めるボスの表面に流れる
可能性を回避する。
フランジを連結する各突起部はフランジから延
びた一対の突出部により形成するのが好ましく、
この一対の突出部は頂端において好ましくは超音
波溶接により一緒に接合される。各対の突出部が
ボスの中央ウエブのみぞ穴の内部で相合する場
合、みぞ穴は突出部を整合させる。また、一つ置
きの対の突出部がボスの中央ウエブの交互の側で
相合するか、または一つ置きの突出部が一つ置き
のフランジから他方のフランジまでの距離全体に
わたつて延びている場合、フランジは自動心出し
されることになる。
びた一対の突出部により形成するのが好ましく、
この一対の突出部は頂端において好ましくは超音
波溶接により一緒に接合される。各対の突出部が
ボスの中央ウエブのみぞ穴の内部で相合する場
合、みぞ穴は突出部を整合させる。また、一つ置
きの対の突出部がボスの中央ウエブの交互の側で
相合するか、または一つ置きの突出部が一つ置き
のフランジから他方のフランジまでの距離全体に
わたつて延びている場合、フランジは自動心出し
されることになる。
図示のリールは、プラスチツクの中央のボス1
0と一対のプラスチツクのフランジ12,14を
含む。ボス10は、スピンドルを受け入れる円筒
形の内側リム16およびテープを受け止める円筒
形の外側リム18を含むIビーム構造を有し、双
方のリムは半径方向に細長い一列のみぞ穴を形成
された半径方向に延びる中央ウエブ19によつて
連結されている。フランジ12および14は、前
記みぞ穴にはめこまれる半径方向に細長い、突起
部21の環状の列によつて連結されている。各突
起部21は、フランジ12および14からそれぞ
れ延びた一対の突出部22および24から成り、
これらの突出部22および24はそれらの頂端に
おいて一緒に接合されている。超音波接合のため
に、一方の突起部24は、本来第4図に示すよう
なエネルギー指向ビード25を有する。接合強度
を改善するために、突出部22および24の頂端
は城郭状に形成できる。
0と一対のプラスチツクのフランジ12,14を
含む。ボス10は、スピンドルを受け入れる円筒
形の内側リム16およびテープを受け止める円筒
形の外側リム18を含むIビーム構造を有し、双
方のリムは半径方向に細長い一列のみぞ穴を形成
された半径方向に延びる中央ウエブ19によつて
連結されている。フランジ12および14は、前
記みぞ穴にはめこまれる半径方向に細長い、突起
部21の環状の列によつて連結されている。各突
起部21は、フランジ12および14からそれぞ
れ延びた一対の突出部22および24から成り、
これらの突出部22および24はそれらの頂端に
おいて一緒に接合されている。超音波接合のため
に、一方の突起部24は、本来第4図に示すよう
なエネルギー指向ビード25を有する。接合強度
を改善するために、突出部22および24の頂端
は城郭状に形成できる。
各突起部21は長円形の横断面を有し、かつ円
周方向においてみぞ穴に緊密に嵌合する。各みぞ
穴は、平行な辺および半径方向の端部を有し、か
つ組立てを容易にするために第2図に示すような
小さい間隔26および28を提供するのに十分な
長さを有する。これらの間隔の中、間隔26のみ
はボス10の外側リム18の圧縮がボス10の中
央ウエブ19を介して突起部21に伝達されない
ように制限されている。ボス10は、テープを受
け止める外側リム18が該外側リムに巻きつけら
れたテープ31により作用する高い荷重にも拘わ
らずその円筒状の形状を維持するのを助ける環状
の列に並んだガセツト30を有している。
周方向においてみぞ穴に緊密に嵌合する。各みぞ
穴は、平行な辺および半径方向の端部を有し、か
つ組立てを容易にするために第2図に示すような
小さい間隔26および28を提供するのに十分な
長さを有する。これらの間隔の中、間隔26のみ
はボス10の外側リム18の圧縮がボス10の中
央ウエブ19を介して突起部21に伝達されない
ように制限されている。ボス10は、テープを受
け止める外側リム18が該外側リムに巻きつけら
れたテープ31により作用する高い荷重にも拘わ
らずその円筒状の形状を維持するのを助ける環状
の列に並んだガセツト30を有している。
フランジ12および14は、ボス10の外側リ
ム18の半径方向内方における構造的な補強のた
めの環状リブ32および34を有する。外側リム
18が起こりうる最高のテープ荷重を受けてリブ
32および34を介してフランジ12および14
へ前記テープ荷重を認められるほど伝達すること
なく圧縮しうるのに十分な隙間が外側リム18と
各リブ32および34との間にある。
ム18の半径方向内方における構造的な補強のた
めの環状リブ32および34を有する。外側リム
18が起こりうる最高のテープ荷重を受けてリブ
32および34を介してフランジ12および14
へ前記テープ荷重を認められるほど伝達すること
なく圧縮しうるのに十分な隙間が外側リム18と
各リブ32および34との間にある。
外側リム18の側部における半径方向に延びる
表面は、環状の凹み42および44においてフラ
ンジ12および14にそれぞれ超音波接合される
ことが好ましい。前記凹み42および44のそれ
ぞれの半径方向の外側端部にある環状みぞ43お
よび45は、超音波接合中に流れるプラスチツク
または外側リム18が代りにフランジに接着剤で
接合される場合の過剰な接着剤を収容する。
表面は、環状の凹み42および44においてフラ
ンジ12および14にそれぞれ超音波接合される
ことが好ましい。前記凹み42および44のそれ
ぞれの半径方向の外側端部にある環状みぞ43お
よび45は、超音波接合中に流れるプラスチツク
または外側リム18が代りにフランジに接着剤で
接合される場合の過剰な接着剤を収容する。
図面に示すリールは、フランジには一般用途の
ポリスチレンを用い、ボスにはガラス繊維で補強
したスチレン/アクリロニトリル樹脂を用いて3
個の部品に射出成形することにより構成される。
ガラス繊維およびガラスビードは、ボスの総重量
のそれぞれ20%および15%を占めていた。フラン
ジの直径は26cmであり、ボスのテープ受止め表面
の直径は13cmであつた。このリールは、外側リム
18の半径方向の内面とリブ32および34との
間、また各突起部21の半径方向の外側端縁とそ
のみぞ穴の隣接表面との間に0.2mmの公称隙間を
設けるように設計された。少なくとも0.1の隙間
で十分である。
ポリスチレンを用い、ボスにはガラス繊維で補強
したスチレン/アクリロニトリル樹脂を用いて3
個の部品に射出成形することにより構成される。
ガラス繊維およびガラスビードは、ボスの総重量
のそれぞれ20%および15%を占めていた。フラン
ジの直径は26cmであり、ボスのテープ受止め表面
の直径は13cmであつた。このリールは、外側リム
18の半径方向の内面とリブ32および34との
間、また各突起部21の半径方向の外側端縁とそ
のみぞ穴の隣接表面との間に0.2mmの公称隙間を
設けるように設計された。少なくとも0.1の隙間
で十分である。
第1図はボスにおける細部を示すため部分的に
破断した本考案のリールの概略平面図、第2図は
第1図の線2−2に沿つた拡大断面図、第3図は
第1図の線3−3に沿つた拡大断面図および第4
図は第1図のリールのフランジから伸びる突出部
であつて、2つのフランジを連結する突起部の一
部を形成する突出部の拡大中央断面図である。 10……ボス、12,14……フランジ、16
……内側リム、18……外側リム、19……中央
ウエブ、21……突起部、22,24……突出
部、25……エネルギー指向ビード、26,28
……間隔、30……ガセツト、31……テープ、
32,34……リブ、42,44……凹み、4
3,45……みぞ。
破断した本考案のリールの概略平面図、第2図は
第1図の線2−2に沿つた拡大断面図、第3図は
第1図の線3−3に沿つた拡大断面図および第4
図は第1図のリールのフランジから伸びる突出部
であつて、2つのフランジを連結する突起部の一
部を形成する突出部の拡大中央断面図である。 10……ボス、12,14……フランジ、16
……内側リム、18……外側リム、19……中央
ウエブ、21……突起部、22,24……突出
部、25……エネルギー指向ビード、26,28
……間隔、30……ガセツト、31……テープ、
32,34……リブ、42,44……凹み、4
3,45……みぞ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 周方向に離隔した複数個のみぞ穴を形成された
半径方向に延びる中央のウエブにより相互に連結
されたテープ受け止め用の外側リムおよびスピン
ドル収納用の内側リムを有するボスと、このボス
の両側にある一対のフランジと、両端を前記フラ
ンジに取り付け、前記みぞ穴を貫通して前記フラ
ンジを前記ボスに保持する複数個の突起部を含む
テープリールであつて、前記外側リムおよび前記
みぞ穴における該ボスの半径方向の内方へ向く表
面と該フランジとの間に間隙空間を有して、前記
表面が前記外側リムの回りにきつく巻かれるテー
プによる圧縮力を該フランジに実質的に伝えるこ
となく、前記圧縮力の作用で半径方向の内方へ動
くのを許容するようにしたテープリールにおい
て、 前記フランジと前記ボスがプラスチツクで作ら
れ、 前記各フランジと前記外側リムが一緒に超音波
溶接される半径方向に延在する表面を有し、 前記ボスは、それに掛かる強い圧縮力の作用で
前記超音波溶接部を破壊させるように、該フラン
ジのプラスチツクとは異なり、かつこのプラスチ
ツクとは部分的に相溶性のない、ガラス繊維で強
化されたプラスチツクで作られ、 前記突起部と前記みぞ穴が半径方向に細長く、
前記突起部が該ボスの周方向にきつく該みぞ穴に
はまり込み、 前記突起部の各々が前記フランジから延びた一
対の突出部から形成され、これらの突出部は該ボ
スの該中央のウエブにある該みぞ穴の中央で合わ
さり、かつそれらの頂端において一緒に接合され
ていることを特徴とするテープリール。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/903,497 US4184650A (en) | 1978-05-08 | 1978-05-08 | Plastic tape reel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6332878U JPS6332878U (ja) | 1988-03-03 |
JPS644772Y2 true JPS644772Y2 (ja) | 1989-02-07 |
Family
ID=25417596
Family Applications (2)
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