JPS644645B2 - - Google Patents
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- JPS644645B2 JPS644645B2 JP57140583A JP14058382A JPS644645B2 JP S644645 B2 JPS644645 B2 JP S644645B2 JP 57140583 A JP57140583 A JP 57140583A JP 14058382 A JP14058382 A JP 14058382A JP S644645 B2 JPS644645 B2 JP S644645B2
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Landscapes
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸化亜鉛を主成分とした低電圧用のバ
リスタおよびその製造方法に関する。
リスタおよびその製造方法に関する。
従来酸化亜鉛を主成分としこれにBi2O3、
MgO、Cr2O3、Fe2O3、Sb2O3、CoO、MnO、
NiOなどの電圧敏感性酸化物および電導性酸化物
を加えた組成を成形焼結してなる酸化亜鉛系バリ
スタはそのすぐれた非直線性のために広く用いら
れている。これらの酸化亜鉛系バリスタでは焼結
体厚さ1mmにおける立上り電圧をV1mA/mmと
し種々の立上り電圧のものが製造されているが、
この立上り電圧は焼結体中の酸化亜鉛を主成分と
する結晶粒の大きさによつて決まる。すなわち低
い立上り電圧を得るためには結晶粒を大きく成長
させることが必要であり、逆に高い立上り電圧を
得るためには結晶粒の成長を抑え、小さな結晶粒
から構成することが必要である。前記酸化亜鉛を
主成分としBi2O3、MgO、Cr2O3、Fe2O3、
Sb2O3、CoO、MnO、NiOなどを加えてなる酸化
亜鉛系バリスタでは結晶粒の大きさが15μm程度
であり、立上り電圧は組成により約80〜300Vで
ある。また前記組成からSb2O3を除いたものは結
晶粒の大きさが50μm程度、立上り電圧は20〜
40V程度となることも知られている。近年とくに
酸化亜鉛系バリスタの低電圧化の要求が強まり前
記結晶粒の大きなものを含む酸化亜鉛系バリスタ
を得ることが重要な課題となつてきた。この大き
な結晶粒を得る手段としてたとえば特公昭56−
11203号公報に提案された技術がある。これは酸
化亜鉛99.9〜99.5モル%とBaOまたはSrO0.1〜0.5
モル%を混合したのち仮焼し加水熱分解を行つて
70μm程度の結晶粒を得、該結晶粒を酸化亜鉛を
主成分とする粉末に0.1〜60重量%添加混合した
のち焼結してなるものである。しかしながらこの
ように加水熱分解によつて結晶粒を得るには前記
酸化亜鉛にBaOまたはSrOを調合しバインダを加
えて成形し、1300℃程度の高温で仮焼し粉砕した
のち加水熱分解しなければならず、工程数が非常
に多くなる欠点がある。また成形後の仮焼温度を
高くしないと大きな結晶粒が得られず、たとえば
結晶粒の大きさ70μmのものを得るには1300℃程
度の高い仮焼温度を要し、温度管理ならびにこれ
にともなう焼結炉の材料の選択などの技術的、価
格的問題点もあつた。また特性的にもこの結晶粒
を得るための仮焼温度が高いと結晶粒自体の成長
が進んでしまうため活性度が小さくなり、かつこ
の結晶粒を酸化亜鉛を主成分とするものに加え混
合焼結して焼結体を得るときの焼結温度と前記仮
焼温度とが近くなるので結晶粒の成長は限界近く
なり、したがつて焼結体を得るときの焼結工程に
おいて結晶粒がほとんど成長せず焼結後も前記加
水熱分解により得た結晶粒とあまり変わらない大
きさのものしか得られないという欠点を有してい
た。
MgO、Cr2O3、Fe2O3、Sb2O3、CoO、MnO、
NiOなどの電圧敏感性酸化物および電導性酸化物
を加えた組成を成形焼結してなる酸化亜鉛系バリ
スタはそのすぐれた非直線性のために広く用いら
れている。これらの酸化亜鉛系バリスタでは焼結
体厚さ1mmにおける立上り電圧をV1mA/mmと
し種々の立上り電圧のものが製造されているが、
この立上り電圧は焼結体中の酸化亜鉛を主成分と
する結晶粒の大きさによつて決まる。すなわち低
い立上り電圧を得るためには結晶粒を大きく成長
させることが必要であり、逆に高い立上り電圧を
得るためには結晶粒の成長を抑え、小さな結晶粒
から構成することが必要である。前記酸化亜鉛を
主成分としBi2O3、MgO、Cr2O3、Fe2O3、
Sb2O3、CoO、MnO、NiOなどを加えてなる酸化
亜鉛系バリスタでは結晶粒の大きさが15μm程度
であり、立上り電圧は組成により約80〜300Vで
ある。また前記組成からSb2O3を除いたものは結
晶粒の大きさが50μm程度、立上り電圧は20〜
40V程度となることも知られている。近年とくに
酸化亜鉛系バリスタの低電圧化の要求が強まり前
記結晶粒の大きなものを含む酸化亜鉛系バリスタ
を得ることが重要な課題となつてきた。この大き
な結晶粒を得る手段としてたとえば特公昭56−
11203号公報に提案された技術がある。これは酸
化亜鉛99.9〜99.5モル%とBaOまたはSrO0.1〜0.5
モル%を混合したのち仮焼し加水熱分解を行つて
70μm程度の結晶粒を得、該結晶粒を酸化亜鉛を
主成分とする粉末に0.1〜60重量%添加混合した
のち焼結してなるものである。しかしながらこの
ように加水熱分解によつて結晶粒を得るには前記
酸化亜鉛にBaOまたはSrOを調合しバインダを加
えて成形し、1300℃程度の高温で仮焼し粉砕した
のち加水熱分解しなければならず、工程数が非常
に多くなる欠点がある。また成形後の仮焼温度を
高くしないと大きな結晶粒が得られず、たとえば
結晶粒の大きさ70μmのものを得るには1300℃程
度の高い仮焼温度を要し、温度管理ならびにこれ
にともなう焼結炉の材料の選択などの技術的、価
格的問題点もあつた。また特性的にもこの結晶粒
を得るための仮焼温度が高いと結晶粒自体の成長
が進んでしまうため活性度が小さくなり、かつこ
の結晶粒を酸化亜鉛を主成分とするものに加え混
合焼結して焼結体を得るときの焼結温度と前記仮
焼温度とが近くなるので結晶粒の成長は限界近く
なり、したがつて焼結体を得るときの焼結工程に
おいて結晶粒がほとんど成長せず焼結後も前記加
水熱分解により得た結晶粒とあまり変わらない大
きさのものしか得られないという欠点を有してい
た。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、酸
化亜鉛とチタン酸ビスマスとを造粒して得た粒子
を、酸化亜鉛を主成分としこれに少なくとも酸化
ビスマスを加えた粉粒中に添加混合して焼結する
ことにより前記粒子を焼結体内部に分散して位置
させ、これを核として結晶粒の成長を図るもので
これによつて焼結体内部に大きな結晶粒を配しバ
リスタの低電圧化を図ることを目的としたもので
ある。以下本発明の詳細を実施例によつて説明す
る。
化亜鉛とチタン酸ビスマスとを造粒して得た粒子
を、酸化亜鉛を主成分としこれに少なくとも酸化
ビスマスを加えた粉粒中に添加混合して焼結する
ことにより前記粒子を焼結体内部に分散して位置
させ、これを核として結晶粒の成長を図るもので
これによつて焼結体内部に大きな結晶粒を配しバ
リスタの低電圧化を図ることを目的としたもので
ある。以下本発明の詳細を実施例によつて説明す
る。
実施例 1
酸化亜鉛粉末にチタン酸ビスマス粉末をそれぞ
れ0.003モル%、0.01モル%、0.03モル%、0.1モ
ル%、0.3モル%、1.0モル%、3.0モル%添加混合
して7種の酸化亜鉛+チタン酸ビスマスの混合粉
末を得、これにバインダと水を加えて混合する。
これをスプレードライヤに入れて造粒すると前記
混合粉末の水が蒸発した球状粒子を得ることがで
きる。この球状粒子はその粒径が約3〜200μm
の大きさを有するが、60〜120μmの粒子がもつ
とも多く20μm程度の粒子は非常に少ない。前記
酸化亜鉛+チタン酸ビスマスによる7種の粒子を
篩で選別して平均粒径100μmの酸化亜鉛+チタ
ン酸ビスマスの粒子を得、これを酸化亜鉛94.5モ
ル%+MgO3モル%+Bi2O30.5モル%+CoO1.0モ
ル%+MnO0.5モル%+NiO0.5モル%からなる主
組成に対しそれぞれ0.1重量%、0.3重量%、10重
量%、30重量%、60重量%添加混合し、これを成
形したのち1100〜1400℃の温度で1〜8時間焼結
した焼結体の立上り電圧を酸化亜鉛へのチタン酸
ビスマスの添加量との関連において表わしたのが
第1図であり同じく非直線係数αを表わしたのが
第2図である。いずれも曲線Aは主組成に対する
酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の添加量が0.1
重量%の場合、同じく曲線Bは0.3重量%、曲線
Cは10重量%、曲線Dは30重量%、曲線Eは60重
量%の場合である。また第3図には平均粒径
100μmの酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子を用
い、前記主組成物に対するこの粒子の添加量と立
上り電圧との関係を示す曲線図、第4図はこの粒
子の添加量と非直線係数との関係を示す曲線図で
あるが、いずれも曲線Fは酸化亜鉛+チタン酸ビ
スマス粒子の酸化亜鉛に対するチタン酸ビスマス
の添加量が0.003モル%の場合、曲線Gは0.01モ
ル%、曲線Hは0.1モル%、曲線Iは1.0モル%、
曲線Jは3.0モル%の場合を示したものである。
さらに第5図には酸化亜鉛に対しチタン酸ビスマ
スを0.1モル%添加した酸化亜鉛+チタン酸ビス
マス粒子を前記主組成に対し10重量%添加したと
きの酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の大きさと
立上り電圧との関係を示す曲線図であり、第6図
は粒子の大きさと非直線係数との関係を示す曲線
図である。この結果から明らかなように第1図の
立上り電圧では酸化亜鉛に添加するチタン酸ビス
マスの量は曲線Aを除き0.01モル%以上が良好で
あるが、第2図の非直線係数では曲線Eを除きチ
タン酸ビスマス添加量1.0モル%までは良好であ
りこれを越えると急激に低下するという結果を示
している。この第1図および第2図の結果から酸
化亜鉛に添加するチタン酸ビスマスの量は0.01〜
1.0モル%が良好であり、かつこの酸化亜鉛+チ
タン酸ビスマスを主組成に添加する量は0.3〜30
重量%が良好である。そして第3図および第4図
でも酸化亜鉛+チタン酸ビスマス中のチタン酸ビ
スマス添加量による特性への影響は曲線(F)が第3
図の立上り電圧特性が劣つており、また第4図の
曲線Jが非直線係数が劣つていることを示してい
る。そして第3図では主組成に対する酸化亜鉛+
チタン酸ビスマスの添加量では0.3重量%から顕
著な結果を示し、第4図では30重量%までは良好
だがこれを越えると急激に劣化することを示して
いる。したがつて主組成に対する酸化亜鉛+チタ
ン酸ビスマスの添加量は0.3〜30重量%が良好で
あり、かつ前述のように曲線FおよびJを除外し
た曲線G,H,Iが良好な結果を示していること
から酸化亜鉛に対するチタン酸ビスマスの添加量
は0.01〜1.0モル%である。したがつてこの範囲
は第1図および第2図と全く同一な結果を示して
いる。
れ0.003モル%、0.01モル%、0.03モル%、0.1モ
ル%、0.3モル%、1.0モル%、3.0モル%添加混合
して7種の酸化亜鉛+チタン酸ビスマスの混合粉
末を得、これにバインダと水を加えて混合する。
これをスプレードライヤに入れて造粒すると前記
混合粉末の水が蒸発した球状粒子を得ることがで
きる。この球状粒子はその粒径が約3〜200μm
の大きさを有するが、60〜120μmの粒子がもつ
とも多く20μm程度の粒子は非常に少ない。前記
酸化亜鉛+チタン酸ビスマスによる7種の粒子を
篩で選別して平均粒径100μmの酸化亜鉛+チタ
ン酸ビスマスの粒子を得、これを酸化亜鉛94.5モ
ル%+MgO3モル%+Bi2O30.5モル%+CoO1.0モ
ル%+MnO0.5モル%+NiO0.5モル%からなる主
組成に対しそれぞれ0.1重量%、0.3重量%、10重
量%、30重量%、60重量%添加混合し、これを成
形したのち1100〜1400℃の温度で1〜8時間焼結
した焼結体の立上り電圧を酸化亜鉛へのチタン酸
ビスマスの添加量との関連において表わしたのが
第1図であり同じく非直線係数αを表わしたのが
第2図である。いずれも曲線Aは主組成に対する
酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の添加量が0.1
重量%の場合、同じく曲線Bは0.3重量%、曲線
Cは10重量%、曲線Dは30重量%、曲線Eは60重
量%の場合である。また第3図には平均粒径
100μmの酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子を用
い、前記主組成物に対するこの粒子の添加量と立
上り電圧との関係を示す曲線図、第4図はこの粒
子の添加量と非直線係数との関係を示す曲線図で
あるが、いずれも曲線Fは酸化亜鉛+チタン酸ビ
スマス粒子の酸化亜鉛に対するチタン酸ビスマス
の添加量が0.003モル%の場合、曲線Gは0.01モ
ル%、曲線Hは0.1モル%、曲線Iは1.0モル%、
曲線Jは3.0モル%の場合を示したものである。
さらに第5図には酸化亜鉛に対しチタン酸ビスマ
スを0.1モル%添加した酸化亜鉛+チタン酸ビス
マス粒子を前記主組成に対し10重量%添加したと
きの酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の大きさと
立上り電圧との関係を示す曲線図であり、第6図
は粒子の大きさと非直線係数との関係を示す曲線
図である。この結果から明らかなように第1図の
立上り電圧では酸化亜鉛に添加するチタン酸ビス
マスの量は曲線Aを除き0.01モル%以上が良好で
あるが、第2図の非直線係数では曲線Eを除きチ
タン酸ビスマス添加量1.0モル%までは良好であ
りこれを越えると急激に低下するという結果を示
している。この第1図および第2図の結果から酸
化亜鉛に添加するチタン酸ビスマスの量は0.01〜
1.0モル%が良好であり、かつこの酸化亜鉛+チ
タン酸ビスマスを主組成に添加する量は0.3〜30
重量%が良好である。そして第3図および第4図
でも酸化亜鉛+チタン酸ビスマス中のチタン酸ビ
スマス添加量による特性への影響は曲線(F)が第3
図の立上り電圧特性が劣つており、また第4図の
曲線Jが非直線係数が劣つていることを示してい
る。そして第3図では主組成に対する酸化亜鉛+
チタン酸ビスマスの添加量では0.3重量%から顕
著な結果を示し、第4図では30重量%までは良好
だがこれを越えると急激に劣化することを示して
いる。したがつて主組成に対する酸化亜鉛+チタ
ン酸ビスマスの添加量は0.3〜30重量%が良好で
あり、かつ前述のように曲線FおよびJを除外し
た曲線G,H,Iが良好な結果を示していること
から酸化亜鉛に対するチタン酸ビスマスの添加量
は0.01〜1.0モル%である。したがつてこの範囲
は第1図および第2図と全く同一な結果を示して
いる。
さらに酸化亜鉛+チタン酸ビスマスの粒子径と
立上り電圧および非直線係数との関係を第5図お
よび第6図に示す。なお試料は酸化亜鉛に添加す
るチタン酸ビスマス量を0.1モル%とし上記実施
例と同じ組成からなる主組成に対し酸化亜鉛+チ
タン酸ビスマスを10重量%添加混合した粒子を用
いたものである。第5図および第6図において従
来とあるのは主組成に直接実施例と同じ大きさの
酸化亜鉛とチタン酸ビスマス粉末を添加し、これ
らを混合して1100〜1400℃の温度で1〜8時間い
つしよに焼結した場合を示し酸化亜鉛+チタン酸
ビスマスの造粒工程を省いたものである。これに
よればスプレードライヤで造粒した酸化亜鉛+チ
タン酸ビスマス粒子の平均粒径が10μmでは非直
線係数が従来と変化なく、かつ立上り電圧
V11A/mmが従来の39Vから29Vに低下し非常に
低電圧のバリスタを得られることは明白であり、
平均粒径が大となるにしたがつて立上り電圧は急
激な低下を示す。しかし非直線係数は従来30に対
し平均粒径100μmを越えると急激に低下しはじ
め、200μmでは22を示しこの値は十分使用でき
る値であるが、300μmではさらに低下して10と
なり使用できない数値となる。以上のことから酸
化亜鉛+チタン酸ビスマスを造粒したときの粒径
は10〜200μmが適当な範囲と定めることができ
る。
立上り電圧および非直線係数との関係を第5図お
よび第6図に示す。なお試料は酸化亜鉛に添加す
るチタン酸ビスマス量を0.1モル%とし上記実施
例と同じ組成からなる主組成に対し酸化亜鉛+チ
タン酸ビスマスを10重量%添加混合した粒子を用
いたものである。第5図および第6図において従
来とあるのは主組成に直接実施例と同じ大きさの
酸化亜鉛とチタン酸ビスマス粉末を添加し、これ
らを混合して1100〜1400℃の温度で1〜8時間い
つしよに焼結した場合を示し酸化亜鉛+チタン酸
ビスマスの造粒工程を省いたものである。これに
よればスプレードライヤで造粒した酸化亜鉛+チ
タン酸ビスマス粒子の平均粒径が10μmでは非直
線係数が従来と変化なく、かつ立上り電圧
V11A/mmが従来の39Vから29Vに低下し非常に
低電圧のバリスタを得られることは明白であり、
平均粒径が大となるにしたがつて立上り電圧は急
激な低下を示す。しかし非直線係数は従来30に対
し平均粒径100μmを越えると急激に低下しはじ
め、200μmでは22を示しこの値は十分使用でき
る値であるが、300μmではさらに低下して10と
なり使用できない数値となる。以上のことから酸
化亜鉛+チタン酸ビスマスを造粒したときの粒径
は10〜200μmが適当な範囲と定めることができ
る。
この結果から酸化亜鉛粉末に対し0.01〜1.0モ
ル%のチタン酸ビスマスを添加して造粒し平均粒
径10〜200μmの酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒
子を得、これを酸化亜鉛+MgO+Bi2O3+CoO+
MnO+NiOからなる主組成に対し0.3〜30重量%
添加して混合粒子とし、ともに焼結することによ
つて立上り電圧や非直線係数などの特性の優れた
低電圧用バリスタを得ることができる。
ル%のチタン酸ビスマスを添加して造粒し平均粒
径10〜200μmの酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒
子を得、これを酸化亜鉛+MgO+Bi2O3+CoO+
MnO+NiOからなる主組成に対し0.3〜30重量%
添加して混合粒子とし、ともに焼結することによ
つて立上り電圧や非直線係数などの特性の優れた
低電圧用バリスタを得ることができる。
実施例 2
前記実施例1では主組成として酸化亜鉛+
MgO+Bi2O3+CoO+MnO+NiOからなるもの
を使用した場合について述べたが、この実施例2
ではこれにSb2O3およびCr2O3を加えて主組成と
した場合について述べる。Sb2O3やCr2O3は酸化
亜鉛の結晶粒成長を助長させるビスマスやチタン
酸ビスマスなどの低融点金属やこれらの酸化物の
中へ早期に拡散するので酸化亜鉛の粒成長を阻害
する性質を有している。したがつてSb2O3や
Cr2O3を含む酸化亜鉛を主成分とするバリスタで
は酸化亜鉛の結晶粒成長が望めず結晶が小さくな
るので比較的高電圧用に用いられ低電圧用には不
適とされているものである。まず酸化亜鉛粉末に
チタン酸ビスマス粉末をそれぞれ0.03モル%、
0.01モル%、0.03モル%、0.1モル%、0.3モル%、
3.0モル%添加混合してスプレードライヤで造粒
し7種の酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子を得、
以下実施例1と同様にして平均粒径100μmの酸
化亜鉛+チタン酸ビスマスの球状粒子を得た。こ
の粒子を酸化亜鉛94モル%+MgO3モル%+
Bi2O30.5モル%+CoO1.0モル%+MnO0.5モル%
+NiO0.5モル%+Sb2O30.3モル%+Cr2O30.2モ
ル%からなる主組成に対し、0.1重量%、0.3重量
%、10重量%、30重量%、60重量%をそれぞれ添
加混合してこれを成形したのち1100〜1400℃の温
度で1〜8時間焼結したときの立上り電圧を酸化
亜鉛へのチタン酸ビスマスの添加量との関連にお
いて第7図、同じく非直線係数を第8図に示し
た。いずれも曲線Kは主組成に対する酸化亜鉛+
チタン酸ビスマス粒子の添加量が0.1重量%の場
合、曲線Lは0.3重量%、曲線Mは10重量%、曲
線Nは30重量%、曲線Oは60重量%の場合を示
す。また第9図には平均粒径100μmの酸化亜鉛
+チタン酸ビスマス粒子を用い前記主組成に対す
るこの粒子の添加量と立上り電圧との関係を示す
曲線図を、そして第10図にはこの粒子の添加量
と非直線係数との関係を示す曲線図を示した。な
お曲線Pは酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の酸
化亜鉛に対するチタン酸ビスマスの添加量が
0.003モル%の場合、曲線Qは0.01モル%、曲線
Rは0.1モル%、曲線Sは1.0モル%、曲線Tは3.0
モル%の場合を示したものである。そして第11
図には酸化亜鉛に対しチタン酸ビスマスを0.1モ
ル%添加した酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子を
主組成に対し10重量%添加したときの酸化亜鉛+
チタン酸ビスマス粒子の大きさと立上り電圧との
関係を示す曲線図であり、第12図は粒子の大き
さと非直線係数との関係を示す曲線図である。な
おそれぞれの焼結は1100〜1400℃の温度で1〜8
時間行つた。
MgO+Bi2O3+CoO+MnO+NiOからなるもの
を使用した場合について述べたが、この実施例2
ではこれにSb2O3およびCr2O3を加えて主組成と
した場合について述べる。Sb2O3やCr2O3は酸化
亜鉛の結晶粒成長を助長させるビスマスやチタン
酸ビスマスなどの低融点金属やこれらの酸化物の
中へ早期に拡散するので酸化亜鉛の粒成長を阻害
する性質を有している。したがつてSb2O3や
Cr2O3を含む酸化亜鉛を主成分とするバリスタで
は酸化亜鉛の結晶粒成長が望めず結晶が小さくな
るので比較的高電圧用に用いられ低電圧用には不
適とされているものである。まず酸化亜鉛粉末に
チタン酸ビスマス粉末をそれぞれ0.03モル%、
0.01モル%、0.03モル%、0.1モル%、0.3モル%、
3.0モル%添加混合してスプレードライヤで造粒
し7種の酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子を得、
以下実施例1と同様にして平均粒径100μmの酸
化亜鉛+チタン酸ビスマスの球状粒子を得た。こ
の粒子を酸化亜鉛94モル%+MgO3モル%+
Bi2O30.5モル%+CoO1.0モル%+MnO0.5モル%
+NiO0.5モル%+Sb2O30.3モル%+Cr2O30.2モ
ル%からなる主組成に対し、0.1重量%、0.3重量
%、10重量%、30重量%、60重量%をそれぞれ添
加混合してこれを成形したのち1100〜1400℃の温
度で1〜8時間焼結したときの立上り電圧を酸化
亜鉛へのチタン酸ビスマスの添加量との関連にお
いて第7図、同じく非直線係数を第8図に示し
た。いずれも曲線Kは主組成に対する酸化亜鉛+
チタン酸ビスマス粒子の添加量が0.1重量%の場
合、曲線Lは0.3重量%、曲線Mは10重量%、曲
線Nは30重量%、曲線Oは60重量%の場合を示
す。また第9図には平均粒径100μmの酸化亜鉛
+チタン酸ビスマス粒子を用い前記主組成に対す
るこの粒子の添加量と立上り電圧との関係を示す
曲線図を、そして第10図にはこの粒子の添加量
と非直線係数との関係を示す曲線図を示した。な
お曲線Pは酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の酸
化亜鉛に対するチタン酸ビスマスの添加量が
0.003モル%の場合、曲線Qは0.01モル%、曲線
Rは0.1モル%、曲線Sは1.0モル%、曲線Tは3.0
モル%の場合を示したものである。そして第11
図には酸化亜鉛に対しチタン酸ビスマスを0.1モ
ル%添加した酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子を
主組成に対し10重量%添加したときの酸化亜鉛+
チタン酸ビスマス粒子の大きさと立上り電圧との
関係を示す曲線図であり、第12図は粒子の大き
さと非直線係数との関係を示す曲線図である。な
おそれぞれの焼結は1100〜1400℃の温度で1〜8
時間行つた。
これらの結果から明らかなように第7図および
第8図に示した立上り電圧と非直線係数は実施例
1の第1図、第2図より顕著ではないが、曲線K
およびOを除き酸化亜鉛に添加するチタン酸ビス
マスの混合量が0.01〜1.0モル%の範囲で良好で
ある。したがつて第7図および第8図の結果から
酸化亜鉛に添加するチタン酸ビスマスの量は0.01
〜1.0モル%で、かつこの酸化亜鉛+チタン酸ビ
スマスを主組成に添加する量は0.3〜30重量%の
範囲が良好である。この範囲が特性上良好な結果
を示すことは第9図および第10図からも確認で
きる。そして実施例1と同様酸化亜鉛+チタン酸
ビスマス粒子の大きさと立上り電圧および非直線
係数との関係を第11図および第12図に示す。
試料は酸化亜鉛に添加するチタン酸ビスマス量を
0.1モル%とし主組成に対し酸化亜鉛+チタン酸
ビスマス粒子を10重量%添加したものを用いた。
図において従来とあるのは主組成に直接該実施例
と同じ大きさを有する酸化亜鉛とチタン酸ビスマ
ス粉末を添加混合して焼結した場合を示したもの
である。この結果立上り電圧および非直数係数と
の絶対値は大きいものの実施例1と同様の特性傾
向を示しており、酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒
子の平均粒径が10〜200μmが適当な範囲とする
ことができる。
第8図に示した立上り電圧と非直線係数は実施例
1の第1図、第2図より顕著ではないが、曲線K
およびOを除き酸化亜鉛に添加するチタン酸ビス
マスの混合量が0.01〜1.0モル%の範囲で良好で
ある。したがつて第7図および第8図の結果から
酸化亜鉛に添加するチタン酸ビスマスの量は0.01
〜1.0モル%で、かつこの酸化亜鉛+チタン酸ビ
スマスを主組成に添加する量は0.3〜30重量%の
範囲が良好である。この範囲が特性上良好な結果
を示すことは第9図および第10図からも確認で
きる。そして実施例1と同様酸化亜鉛+チタン酸
ビスマス粒子の大きさと立上り電圧および非直線
係数との関係を第11図および第12図に示す。
試料は酸化亜鉛に添加するチタン酸ビスマス量を
0.1モル%とし主組成に対し酸化亜鉛+チタン酸
ビスマス粒子を10重量%添加したものを用いた。
図において従来とあるのは主組成に直接該実施例
と同じ大きさを有する酸化亜鉛とチタン酸ビスマ
ス粉末を添加混合して焼結した場合を示したもの
である。この結果立上り電圧および非直数係数と
の絶対値は大きいものの実施例1と同様の特性傾
向を示しており、酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒
子の平均粒径が10〜200μmが適当な範囲とする
ことができる。
この実施例2では酸化亜鉛粉末に対し0.01〜
1.0モル%のチタン酸ビスマスを添加して造粒し
平均粒径10〜200μmの酸化亜鉛+チタン酸ビス
マス粒子を得、これを酸化亜鉛+MgO+Bi2O3+
CoO+MnO+NiO+Sb2O3+Cr2O3からなる主組
成に対し0.3〜30重量%添加混合し、これをいつ
しよに焼結することによつて立上り電圧や非直線
係数特性の優れたバリスタを得ることができる。
したがつて酸化亜鉛の結晶粒成長を阻害する
Sb2O3やCr2O3を含む主組成に酸化亜鉛+チタン
酸ビスマス粒子を添加した場合でも結晶粒は成長
するので低電圧化できる効果を有する。
1.0モル%のチタン酸ビスマスを添加して造粒し
平均粒径10〜200μmの酸化亜鉛+チタン酸ビス
マス粒子を得、これを酸化亜鉛+MgO+Bi2O3+
CoO+MnO+NiO+Sb2O3+Cr2O3からなる主組
成に対し0.3〜30重量%添加混合し、これをいつ
しよに焼結することによつて立上り電圧や非直線
係数特性の優れたバリスタを得ることができる。
したがつて酸化亜鉛の結晶粒成長を阻害する
Sb2O3やCr2O3を含む主組成に酸化亜鉛+チタン
酸ビスマス粒子を添加した場合でも結晶粒は成長
するので低電圧化できる効果を有する。
以上述べたように本発明によればあらかじめ酸
化亜鉛+チタン酸ビスマス粉末を造粒したのちこ
れを酸化亜鉛を主とする主組成に添加混合−成形
し焼結してバリスタを得るもので、このバリスタ
は結晶粒径が大きいので非直線係数を低下させず
に立上り電圧を低下させる特性を有し低電圧用に
適するものである。なお実施例1および実施例2
で酸化亜鉛粉末に対するチタン酸ビスマス粉末の
混合比が0.01〜1.0モル%、主組成に添加する酸
化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子量が0.3〜30重量
%の範囲が良好である旨述べたが、焼結したバリ
スタ中に含まれるチタン酸ビスマス量は
Bi2Ti2O7の形に換算して0.00003〜3モル%とな
る。また実施例では主組成として酸化亜鉛、酸化
ビスマスのほかMgO、CoO、MnO、NiO、
Sb2O3、Cr2O3を添加した場合について述べたが、
その他の金属酸化物、たとえばSiO2、CuO、
Al2O3、BaO、CaO、SrO、PbO、SnO2、TiO2、
ZrO2、La2O3、Pr6O11、Fe2O3、B2O3などを添加
してもよく、空気中高温で酸化物になるものなら
ばこれらに限るものではない。しかし本発明は主
組成としての酸化亜鉛と酸化ビスマスとに酸化亜
鉛+チタン酸ビスマスを加えた焼結体からなるも
のでバリスタの低電圧化の効果を得ることができ
るものであつて、前記MgO、CoOなどの金属酸
化物はバリスタとしての特性を向上させる効果は
有するが本発明の要旨たる低電圧化という観点か
らは必須要件ではない。
化亜鉛+チタン酸ビスマス粉末を造粒したのちこ
れを酸化亜鉛を主とする主組成に添加混合−成形
し焼結してバリスタを得るもので、このバリスタ
は結晶粒径が大きいので非直線係数を低下させず
に立上り電圧を低下させる特性を有し低電圧用に
適するものである。なお実施例1および実施例2
で酸化亜鉛粉末に対するチタン酸ビスマス粉末の
混合比が0.01〜1.0モル%、主組成に添加する酸
化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子量が0.3〜30重量
%の範囲が良好である旨述べたが、焼結したバリ
スタ中に含まれるチタン酸ビスマス量は
Bi2Ti2O7の形に換算して0.00003〜3モル%とな
る。また実施例では主組成として酸化亜鉛、酸化
ビスマスのほかMgO、CoO、MnO、NiO、
Sb2O3、Cr2O3を添加した場合について述べたが、
その他の金属酸化物、たとえばSiO2、CuO、
Al2O3、BaO、CaO、SrO、PbO、SnO2、TiO2、
ZrO2、La2O3、Pr6O11、Fe2O3、B2O3などを添加
してもよく、空気中高温で酸化物になるものなら
ばこれらに限るものではない。しかし本発明は主
組成としての酸化亜鉛と酸化ビスマスとに酸化亜
鉛+チタン酸ビスマスを加えた焼結体からなるも
のでバリスタの低電圧化の効果を得ることができ
るものであつて、前記MgO、CoOなどの金属酸
化物はバリスタとしての特性を向上させる効果は
有するが本発明の要旨たる低電圧化という観点か
らは必須要件ではない。
図面はいずれも本発明および参考例、従来例の
特性を示す曲線図で第1図は酸化亜鉛に対するチ
タン酸ビスマスの添加量と立上り電圧の関減、第
2図は同じくチタン酸ビスマスの添加量と非直線
係数との関係、第3図は主組成に対する酸化亜鉛
+チタン酸ビスマス粒子の添加量と立上り電圧と
の関係、第4図は同じく酸化亜鉛+チタン酸ビス
マス粒子の添加量は非直線係数との関係、第5図
は酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の平均粒径と
立上り電圧との関係、第6図は同じく酸化亜鉛+
チタン酸ビスマス粒子の平均粒径と非直線係数と
の関係、第7図〜第12図は他の実施例による特
性を示す曲線図であり第7図は酸化亜鉛に対する
チタン酸ビスマスの添加量と立上り電圧の関係、
第8図は同じくチタン酸ビスマスの添加量と非直
線係数との関係、第9図は主組成に対する酸化亜
鉛+チタン酸ビスマス粒子の添加量と立上り電圧
との関係、第10図は同じく酸化亜鉛+チタン酸
ビスマス粒子の添加量と非直線係数との関係、第
11図は酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の平均
粒径と立上り電圧との関係、第12図は同じく酸
化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の平均粒径と非直
線係線との関係を示す曲線図である。
特性を示す曲線図で第1図は酸化亜鉛に対するチ
タン酸ビスマスの添加量と立上り電圧の関減、第
2図は同じくチタン酸ビスマスの添加量と非直線
係数との関係、第3図は主組成に対する酸化亜鉛
+チタン酸ビスマス粒子の添加量と立上り電圧と
の関係、第4図は同じく酸化亜鉛+チタン酸ビス
マス粒子の添加量は非直線係数との関係、第5図
は酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の平均粒径と
立上り電圧との関係、第6図は同じく酸化亜鉛+
チタン酸ビスマス粒子の平均粒径と非直線係数と
の関係、第7図〜第12図は他の実施例による特
性を示す曲線図であり第7図は酸化亜鉛に対する
チタン酸ビスマスの添加量と立上り電圧の関係、
第8図は同じくチタン酸ビスマスの添加量と非直
線係数との関係、第9図は主組成に対する酸化亜
鉛+チタン酸ビスマス粒子の添加量と立上り電圧
との関係、第10図は同じく酸化亜鉛+チタン酸
ビスマス粒子の添加量と非直線係数との関係、第
11図は酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の平均
粒径と立上り電圧との関係、第12図は同じく酸
化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の平均粒径と非直
線係線との関係を示す曲線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸化亜鉛を主成分としこれに少なくとも酸化
ビスマスとチタン酸ビスマスを含む数種類の金属
酸化物を添加混合して成形、焼結した焼結体から
なるバリスタにおいて、前記チタン酸ビスマスの
添加量がBi2Ti2O7の形に換算して0.00003〜3モ
ル%であることを特徴とするバリスタ。 2 酸化亜鉛粉末とチタン酸ビスマス粉末とを混
合したのち造粒し酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒
子を得る工程と、該粒子を平均粒径により選別す
る工程と、該工程で選別した粒子を少なくとも酸
化亜鉛と酸化ビスマスを含む主組成に添加混合し
て混合粒子を得る工程と、該工程ののち混合粒子
を成形焼結する工程とを具備したことを特徴とす
るバリスタの製造方法。 3 造粒をスプレードライヤで行うことを特徴と
する特許請求の範囲第2項記載のバリスタの製造
方法。 4 酸化亜鉛に添加するチタン酸ビスマスの混合
量が0.01〜1.0モル%であることを特徴とする特
許請求の範囲第2項または第3項記載のバリスタ
の製造方法。 5 酸化亜鉛+チタン酸ビスマス粒子の平均粒径
が10〜200μmであることを特徴とする特許請求
の範囲第2項〜第4項のいずれかに記載のバリス
タの製造方法。 6 主組成に添加混合する酸化亜鉛+チタン酸ビ
スマス粒子の添加量が0.3〜30重量%であること
を特徴とする特許請求の範囲第2項〜第5項のい
ずれかに記載のバリスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57140583A JPS5929402A (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | バリスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57140583A JPS5929402A (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | バリスタおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5929402A JPS5929402A (ja) | 1984-02-16 |
| JPS644645B2 true JPS644645B2 (ja) | 1989-01-26 |
Family
ID=15272061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57140583A Granted JPS5929402A (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | バリスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929402A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0731065B1 (en) * | 1995-03-06 | 1999-07-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Zinc oxide ceramics and method for producing the same |
| US5739742A (en) * | 1995-08-31 | 1998-04-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Zinc oxide ceramics and method for producing the same and zinc oxide varistors |
-
1982
- 1982-08-12 JP JP57140583A patent/JPS5929402A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5929402A (ja) | 1984-02-16 |
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