JPS644615B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS644615B2
JPS644615B2 JP17835481A JP17835481A JPS644615B2 JP S644615 B2 JPS644615 B2 JP S644615B2 JP 17835481 A JP17835481 A JP 17835481A JP 17835481 A JP17835481 A JP 17835481A JP S644615 B2 JPS644615 B2 JP S644615B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intensity distribution
sample
flash light
curve
temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP17835481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5880548A (ja
Inventor
Tadahiko Azumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rigaku Denki Co Ltd
Original Assignee
Rigaku Denki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rigaku Denki Co Ltd filed Critical Rigaku Denki Co Ltd
Priority to JP17835481A priority Critical patent/JPS5880548A/ja
Publication of JPS5880548A publication Critical patent/JPS5880548A/ja
Publication of JPS644615B2 publication Critical patent/JPS644615B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N25/00Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
    • G01N25/18Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating thermal conductivity

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 円板状あるいは円筒状の試料の一方の面にレー
ザ光のような強い輻射線を瞬間的に照射して、他
方の面の温度上昇曲線を観測し、その温度が最大
値の2分の1に達するまでの時間を求めることに
よつて試料の熱拡散率が得られる。このようなフ
ラツシユ法による熱拡散率の測定においては、上
述のフラツシユ光に強度分布がなく、試料の全面
に均一に入射する必要がある。しかし強度分布の
ないフラツシユ光源を得ることは事実上極めて困
難であると共に強度分布が無いことの確認も困難
であり、かつ強度分布にもとづく誤差を求めるこ
ともできなかつた。このためフラツシユ法による
熱拡散率の測定が絶対測定であるにもかかわらず
その精度に疑問がある欠点を免れ得なかつた。本
発明はフラツシユ光に未知の強度分布がある場合
においても、熱拡散率を正確に測定することので
きる方法を提供するものである。
第1図に示したように厚さがl、半径がaの円
板状をなした試料1の一方の面にレーザ光のよう
な強い輻射線2を瞬間的に照射して他方の面の中
央に添着した熱電対接点3でその温度θを観測す
ると例えば第2図の曲線4が得られる。この曲線
4は上記フラツシユ光に強度分布が無いものと仮
定した場合であつて、温度θが最大値θnの2分の
1に達するまでの時間tを(t1/20とすると試料
の熱拡散率αは α=0.1388l2/(t1/20 …(1) であることが知られている。しかし前述のように
完全に強度分布の無いフラツシユ光を得ることは
事実上極めて困難であつて、一般には試料1の軸
線5に対して軸対称な強度分布があるために実際
は例えば曲線6が観測される。この場合に温度θ
がその最大値θnの2分の1に達する時間をt1/2
すると、熱拡散率αを α=Kl2/t1/2 …(2) で表わすことができて、比例定数Kは上記強度分
布の大きさとl/aとによつて定まることが判明
した。すなわち1以下の適宜の数値をyとすると
き、試料背面の温度がyθnに達する時間tyと0.5θn
に達する時間t1/2との比並びにフラツシユ光に強
度分布が無い場合における同様の値(ty/t1/20
の差をυy、従つて υy=ty/t1/2−(ty/t1/20 …(3) とすると、前記Kの値がこの値υyによつて定まる
もので、次にその関係について説明する。
軸対称な強度分布のあるフラツシユ光を試料に
照射した場合におけるその背面中央の温度曲線
θ/θnはl2/αをtcとするとき θ/θn={1+2n=1 (−1)nexp(−n2π2・t/tc)}×{1+ 〓 〓i=1 Giexp(−l2/a2μi 2・t/tc)/J20(μi)}…
(4) 但し Gi=∫a0r′g(r′)J0(μir′/a)dr′/∫a
0r′g(r′)dr′ またJ0、J1は0次および1次のベツセル関数
でμiはJ1(μi)=0の根、rは試料の中心軸か
らの距離であつて、g(r)はフラツシユ光
の強度分布である。
で表わされる。またフラツシユ光の強度分布g
(r)の具体的な形として、rが0からr0の間で
は g(r)=1−1r22r4 …(5) r0からaまでの間では g(r)=0 …(6) と仮定すると第(4)式のGiを計算することができ
る。しかし更に単純にr0=a、2=0とし、第3
図に曲線7で示したようなパラボラ形の強度分布
を仮定すると、 Gi=−41a2/1−1a2/2・J0(μi)/
μi 2…(7) となる。また12=0とし第4図に曲線8で
示したようなシルクハツト形の強度分布を仮定す
ると Gi=(2a/μir0)J1(μir0/a) …(8) が得られる。
強度分布がパラボラ形の場合に1a2を0.4およ
び0.8として第(7)式を第(4)式に代入し、かつl/
aをパラメータとしてK=t1/2/tcと前記yの値
をそれぞれ0.7および0.8とした場合におけるυy
の関係を求めて、これを図示すると第5図の曲線
が得られる。第5図の曲線9,10はyを0.8と
した場合、曲線11,12はyを0.7とした場合
であり、また曲線9,11は1a2を0.8とした場
合、曲線10,12は0.4としたものであつて、
これらの曲線上にプロツトした点の側部にl/a
の値を示してある。このようにl/aが0.4程度
より小さい範囲ではυyとKとの関係が1a2に関係
なく同一の曲線で表わされる。更にフラツシユ光
の強度分布が第4図のようなシルクハツト形の場
合についてもl/aが0.4程度より小さい範囲で
は強度分布の程度に関係なくυyとKとの関係が同
一の曲線で表わされて、その曲線は上記パラボラ
形の場合に極めて近い値をとる。第6図は前記第
5図の曲線9,10および11,12の一部並び
に強度分布がシルクハツト形の場合の曲線13,
14を示したもので、フラツシユ光が他の強度分
布をもつ場合でも通常はすべて上記曲線9,10
と13または11,12と14の間に挾まれる曲
線で表わされる。従つて上記曲線のほぼ中央部に
それぞれ曲線15,16を想定することにより、
υyが定まれば定数Kの値を一義的に決定すること
ができる。
かつ前記第(3)式においてフラツシユ光に強度分
布がない場合の値(ty/t1/20は第(4)式におけるGi
を0とした論理式からこれを容易に算出し得るか
ら、 第2図の曲線6を観測してその曲線からty
t1/2を求めることによりυyが得られる。従つて更
に定数Kを決定して、この定数Kと試料の厚さl
および試料背面の温度がその最大値の2分の1に
達する時間t1/2とを第(2)式に代入することによつ
て熱拡散率αが求められる。
なお正確な熱拡散率α0が既知の試料について、
その厚さlを変化して上述の方法で熱拡散率αを
測定し、この測定値αと真の熱拡散率α0との比
α/α0を求めると、フラツシユ光の強度分布がパ
ラボラ形の場合はα/α01l2との間に第7図に
示したような直線関係がある。従つて予めこの関
係を調査することによつて強度分布がパラボラ形
かシルクハツト形かの弁別を行い、第6図につい
てυyからKを求める場合の曲線の位置を適当に設
定することにより測定精度を一層向上することが
できる。
以上説明したように本発明は、フラツシユ光に
強度分布がある場合に比例定数Kを補正して正確
な測定を行い得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の構成を
示した図、第2図は測定によつて観測される曲
線、第3図、第4図は試料を照射するフラツシユ
光の強度分布曲線、第5図、第6図は定数Kを求
める曲線、第7図はフラツシユ光の強度分布を判
定するための線図である。なお図において1は試
料、2はフラツシユ光、3は試料、5は軸線であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 厚さが半径の0.4倍程度より小さいほぼ円板
    状をなした試料の一方の面に軸対称の強度分布を
    有する輻射線を瞬間的に照射して上記試料の他方
    の面の温度がその最大値の2分の1並びに一定の
    割合に達するまでの時間をそれぞれ観測して、そ
    の比と強度分布のない輻射線を照射した場合にお
    ける同様の理論値との差によつて定まる比例定数
    を求め、試料の厚さの2乗と試料背面の温度がそ
    の最大値の2分の1に達するまでの時間との比に
    上記比例定数を掛けた値を得ることを特徴とする
    熱拡散率測定法。
JP17835481A 1981-11-09 1981-11-09 熱拡散率測定法 Granted JPS5880548A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17835481A JPS5880548A (ja) 1981-11-09 1981-11-09 熱拡散率測定法

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JP17835481A JPS5880548A (ja) 1981-11-09 1981-11-09 熱拡散率測定法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5880548A JPS5880548A (ja) 1983-05-14
JPS644615B2 true JPS644615B2 (ja) 1989-01-26

Family

ID=16047018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17835481A Granted JPS5880548A (ja) 1981-11-09 1981-11-09 熱拡散率測定法

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JPS5880548A (ja) 1983-05-14

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