JPS644410B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644410B2 JPS644410B2 JP14988079A JP14988079A JPS644410B2 JP S644410 B2 JPS644410 B2 JP S644410B2 JP 14988079 A JP14988079 A JP 14988079A JP 14988079 A JP14988079 A JP 14988079A JP S644410 B2 JPS644410 B2 JP S644410B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- protective relay
- relay
- computer
- level detector
- Prior art date
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- Expired
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2重化させて信頼性を向上させた保護
継電装置に関する。
継電装置に関する。
一般に、送配電系統の状態変化等を迅速かつ正
確に検出処理するために、デイジタル保護継電装
置が使用されている。第1図は配電系統に適用さ
れる保護継電部の従来例を示すものである。図に
於いて、1は配電系統の母線で、これには複数の
配電線21〜2oがそれぞれしや断器31〜3oを介
して接続されている。また、各配電線21〜2oに
は電流変成器41〜4oが接続され、その出力は保
護継電部5に入力される。保護継電部5は補助変
流器61〜6o、ローパスフイルタ71〜7o、サン
プリングホールド回路81〜8o、マルチプレクサ
9、A/D変換器10およびコンピユータリレー
11から構成されている。
確に検出処理するために、デイジタル保護継電装
置が使用されている。第1図は配電系統に適用さ
れる保護継電部の従来例を示すものである。図に
於いて、1は配電系統の母線で、これには複数の
配電線21〜2oがそれぞれしや断器31〜3oを介
して接続されている。また、各配電線21〜2oに
は電流変成器41〜4oが接続され、その出力は保
護継電部5に入力される。保護継電部5は補助変
流器61〜6o、ローパスフイルタ71〜7o、サン
プリングホールド回路81〜8o、マルチプレクサ
9、A/D変換器10およびコンピユータリレー
11から構成されている。
次に第1図の動作を簡単に述べる。電流変成器
41〜4oから得た電流データは補助変流器61〜
6oに供給され、この変流器61〜6oの出力は不
要な高調波を除去するローパスフイルタ71〜7o
を介してサンプリングホールド回路81〜8oにて
サンプルホールドされる。サンプリングホールド
回路81〜8oの出力はマルチプレクサ9に供給さ
れ、順次チヤンネルを切換えて、A/D変換器1
0で、順次A/D変換される。このA/D変換器
10の出力はコンピユータリレー11に入力さ
れ、ここで所期の保護演算処理が実行され、各配
電線ごとにトリツプ信号を出力するようになつて
いる。なお、説明を簡単にするため、ここでは電
流要素のみの保護要素で説明している。
41〜4oから得た電流データは補助変流器61〜
6oに供給され、この変流器61〜6oの出力は不
要な高調波を除去するローパスフイルタ71〜7o
を介してサンプリングホールド回路81〜8oにて
サンプルホールドされる。サンプリングホールド
回路81〜8oの出力はマルチプレクサ9に供給さ
れ、順次チヤンネルを切換えて、A/D変換器1
0で、順次A/D変換される。このA/D変換器
10の出力はコンピユータリレー11に入力さ
れ、ここで所期の保護演算処理が実行され、各配
電線ごとにトリツプ信号を出力するようになつて
いる。なお、説明を簡単にするため、ここでは電
流要素のみの保護要素で説明している。
次に第1図に示した従来例において、保護要素
が電流要素のみの場合には第2図に示すようにロ
ーパスフイルタ71〜7oと、サンプリングホール
ド回路81〜8oの代りに整流器121〜12oを用
いて構成しても保護動作に影響を与えないため、
経済的になるとともにコンピユータリレー11に
よる保護演算処理が簡単になり(実効値演算が不
要)、そのため、より多くの配電線数の保護演算
処理が1台のコンピユータリレー11で可能とな
る。
が電流要素のみの場合には第2図に示すようにロ
ーパスフイルタ71〜7oと、サンプリングホール
ド回路81〜8oの代りに整流器121〜12oを用
いて構成しても保護動作に影響を与えないため、
経済的になるとともにコンピユータリレー11に
よる保護演算処理が簡単になり(実効値演算が不
要)、そのため、より多くの配電線数の保護演算
処理が1台のコンピユータリレー11で可能とな
る。
この第2図の構成において、保護継電部5の信
頼性を向上させるため、第3図に示すように、保
護継電部5を2重化し、最終段で論理積(AND)
をとり、トリツプ出力信号を送出するようにする
手段がある。しかし、装置の信頼性向上のため
に、2重化すると同一ハードウエア構成を2倍設
ける必要となり、ハードウエア構成が大きくなる
とともに経済的にも不利となる欠点がある。
頼性を向上させるため、第3図に示すように、保
護継電部5を2重化し、最終段で論理積(AND)
をとり、トリツプ出力信号を送出するようにする
手段がある。しかし、装置の信頼性向上のため
に、2重化すると同一ハードウエア構成を2倍設
ける必要となり、ハードウエア構成が大きくなる
とともに経済的にも不利となる欠点がある。
本発明はかかる欠点に鑑みてなされたもので、
コンピユータリレーを用いて2重化したときの装
置のコストアツプを防ぐために、2重化される保
護継電部の一方にはコンピユータリレーを用いな
いで整流器出力のレベルを検出するレベル検出器
を設けてコストダウンを図るとともにハードウエ
ア構成の簡素化を図るようにした保護継電装置を
提供することを目的とする。
コンピユータリレーを用いて2重化したときの装
置のコストアツプを防ぐために、2重化される保
護継電部の一方にはコンピユータリレーを用いな
いで整流器出力のレベルを検出するレベル検出器
を設けてコストダウンを図るとともにハードウエ
ア構成の簡素化を図るようにした保護継電装置を
提供することを目的とする。
以下、本発明を一実施例にもとづいて説明す
る。なお、第1〜第3図と同一部分には同一符号
を付して示す。
る。なお、第1〜第3図と同一部分には同一符号
を付して示す。
第4図に示す様に各配電線21〜2oに、2系統
に分けて整流器121〜12oをそれぞれ接続し、
これらのうち一方の系統のものには、マルチプレ
クサ9、A/D変換器10およびコンピユータリ
レー11を既述と同様に接続する。また、他方の
系統のものには、整流器121〜12oの出力側を
一括してレベル検出器14に接続する。このレベ
ル検出器14の出力と上記コンピユータリレー1
1の出力とが配電線21〜2oに対応するANDゲ
ート131〜13oに入力されるようになつてい
る。
に分けて整流器121〜12oをそれぞれ接続し、
これらのうち一方の系統のものには、マルチプレ
クサ9、A/D変換器10およびコンピユータリ
レー11を既述と同様に接続する。また、他方の
系統のものには、整流器121〜12oの出力側を
一括してレベル検出器14に接続する。このレベ
ル検出器14の出力と上記コンピユータリレー1
1の出力とが配電線21〜2oに対応するANDゲ
ート131〜13oに入力されるようになつてい
る。
第4図において、レベル検出器14はコンパレ
ータ(図示省略)から構成され、このコンパレー
タには整流して得られた電流の加算出力が入力さ
れる。この加算出力とコンパレータで設定された
値とがコンパレータにより比較され、加算出力が
設定値以上のとき、レベル検出器14には出力が
送出されてANDゲート131〜13oに入力され
る。ANDゲート131〜13oにはコンピユータ
リレー11からの保護出力が与えられ、両出力の
AND条件が満たされたときだけトリツプ出力が
ANDゲート131〜13oから送出される。また、
AND条件が満たされない出力、例えば、コンピ
ユータリレー11が誤つた出力を送出し、レベル
検出器14が出力を送出しないときにはANDゲ
ート131〜13oからトリツプ出力は送出されな
いため、2重化による信頼性が得られる。この第
4図の実施例では第3図に示すものに比較して一
方の保護継電部を構成するマルチプレクサ9、
A/D変換器10、コンピユータリレー11のハ
ードウエアが省けるので、ハードウエア構成の簡
素化を図ることができるとともに、格段に経済的
となる。尚、レベル検出器14としてアナログ
式、デイジタル式のいずれでもよい。
ータ(図示省略)から構成され、このコンパレー
タには整流して得られた電流の加算出力が入力さ
れる。この加算出力とコンパレータで設定された
値とがコンパレータにより比較され、加算出力が
設定値以上のとき、レベル検出器14には出力が
送出されてANDゲート131〜13oに入力され
る。ANDゲート131〜13oにはコンピユータ
リレー11からの保護出力が与えられ、両出力の
AND条件が満たされたときだけトリツプ出力が
ANDゲート131〜13oから送出される。また、
AND条件が満たされない出力、例えば、コンピ
ユータリレー11が誤つた出力を送出し、レベル
検出器14が出力を送出しないときにはANDゲ
ート131〜13oからトリツプ出力は送出されな
いため、2重化による信頼性が得られる。この第
4図の実施例では第3図に示すものに比較して一
方の保護継電部を構成するマルチプレクサ9、
A/D変換器10、コンピユータリレー11のハ
ードウエアが省けるので、ハードウエア構成の簡
素化を図ることができるとともに、格段に経済的
となる。尚、レベル検出器14としてアナログ
式、デイジタル式のいずれでもよい。
第5図は本発明の他の実施例を示す。一般に、
各配電線21〜2oでの電流リレー要素の整定値は
異なるところから、コンピユータリレー11では
各配電線21〜2oごとに整定値を持ち、これと各
配電線21〜2oの各入力と比較して出力する様に
なつている。この場合に於いて、各配電線が同一
の整定値になると不都合を生じるため、第5図に
示すように、補助変流器61〜6oのあとに整定器
151〜15oを接続して、これにて整定値を調節
して不都合をなくすようにしている。
各配電線21〜2oでの電流リレー要素の整定値は
異なるところから、コンピユータリレー11では
各配電線21〜2oごとに整定値を持ち、これと各
配電線21〜2oの各入力と比較して出力する様に
なつている。この場合に於いて、各配電線が同一
の整定値になると不都合を生じるため、第5図に
示すように、補助変流器61〜6oのあとに整定器
151〜15oを接続して、これにて整定値を調節
して不都合をなくすようにしている。
以上述べたように、本発明によれば、コンピユ
ータリレーを有する第1系統と、レベル検出器を
有する第2系統とで保護継電部を2重化構成した
ので、ハードウエア構成の簡素化を図りながら信
頼性を損なわない保護継電装置が安価に得ること
ができる。
ータリレーを有する第1系統と、レベル検出器を
有する第2系統とで保護継電部を2重化構成した
ので、ハードウエア構成の簡素化を図りながら信
頼性を損なわない保護継電装置が安価に得ること
ができる。
第1図は従来の保護継電装置のブロツク回路
図、第2図はその一部を改良した従来の保護継電
装置が一部省略して示したブロツク回路図、第3
図は他の従来例を一部省略して示したブロツク回
路図、第4図は本発明にかかる保護継電装置を一
部省略して示したブロツク回路図、第5図は同じ
く他の実施例を示すブロツク回路図である。 1……母線、2……配電線、5……保護継電装
置、9……マルチプレクサ、10……A/D変換
器、11……コンピユータリレー、121〜12o
……整流器、131〜13o……ANDゲート、1
4……レベル検出器。
図、第2図はその一部を改良した従来の保護継電
装置が一部省略して示したブロツク回路図、第3
図は他の従来例を一部省略して示したブロツク回
路図、第4図は本発明にかかる保護継電装置を一
部省略して示したブロツク回路図、第5図は同じ
く他の実施例を示すブロツク回路図である。 1……母線、2……配電線、5……保護継電装
置、9……マルチプレクサ、10……A/D変換
器、11……コンピユータリレー、121〜12o
……整流器、131〜13o……ANDゲート、1
4……レベル検出器。
Claims (1)
- 1 母線に接続された複数の配電線のデータを第
1補助変流器群、第1整流器群を介してマルチプ
レクサに入力し、このマルチプレクサの出力を
A/D変換器でデイジタル化してコンピユータリ
レーにて演算する第1系統と、前記データを第2
補助変流器群、第2整流器を介してレベル検出器
に入力して検出する第2系統と、上記各配電線に
対応して設けられ、第1系統の出力と第2系統の
出力とが供給され、両出力の条件が満たされたと
きだけトリツプ出力を送出するANDゲートとか
らなることを特徴とする保護継電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14988079A JPS5674029A (en) | 1979-11-17 | 1979-11-17 | Protecting relay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14988079A JPS5674029A (en) | 1979-11-17 | 1979-11-17 | Protecting relay |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5674029A JPS5674029A (en) | 1981-06-19 |
JPS644410B2 true JPS644410B2 (ja) | 1989-01-25 |
Family
ID=15484646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14988079A Granted JPS5674029A (en) | 1979-11-17 | 1979-11-17 | Protecting relay |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5674029A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5499094A (en) * | 1994-12-21 | 1996-03-12 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for measuring the length and width of a spot of light utilizing two different masks |
-
1979
- 1979-11-17 JP JP14988079A patent/JPS5674029A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5674029A (en) | 1981-06-19 |
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