JPS644300Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644300Y2 JPS644300Y2 JP1982080326U JP8032682U JPS644300Y2 JP S644300 Y2 JPS644300 Y2 JP S644300Y2 JP 1982080326 U JP1982080326 U JP 1982080326U JP 8032682 U JP8032682 U JP 8032682U JP S644300 Y2 JPS644300 Y2 JP S644300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- motor
- armature
- auxiliary magnetic
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 2
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Dc Machiner (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、内燃機関のスタータ、燃料ポン
プ、ワイパモータ等に用いられる直流電動機に関
し、とりわけその磁界に永久磁石を用いた直流電
動機の改良に関する。
プ、ワイパモータ等に用いられる直流電動機に関
し、とりわけその磁界に永久磁石を用いた直流電
動機の改良に関する。
例えば内燃機関のスタータのように大きな起動
トルクを必要とする電動機を、永久磁石式の直流
電動機にて構成する場合に、負荷電流に比例した
界磁々束成分を作り得るように、永久磁石に補助
磁極を並設した構成が採用されている(特公昭48
−35721号)。すなわち、第1図に示すように、ア
ーマチユア1を囲む円筒状ヨーク2の内周に、磁
極となる例えば4個の永久磁石3を、上記アーマ
チユア1に対し僅かな空隙を保つて固設するとと
もに、この永久磁石3に隣接して、電機子反作用
による増磁作用を得るように、高い透磁率を有す
る磁性材料(例えば低炭素鋼など)からなる補助
磁極4を、同様にアーマチユア1に対し僅かな空
隙を保つて固設したものである。
トルクを必要とする電動機を、永久磁石式の直流
電動機にて構成する場合に、負荷電流に比例した
界磁々束成分を作り得るように、永久磁石に補助
磁極を並設した構成が採用されている(特公昭48
−35721号)。すなわち、第1図に示すように、ア
ーマチユア1を囲む円筒状ヨーク2の内周に、磁
極となる例えば4個の永久磁石3を、上記アーマ
チユア1に対し僅かな空隙を保つて固設するとと
もに、この永久磁石3に隣接して、電機子反作用
による増磁作用を得るように、高い透磁率を有す
る磁性材料(例えば低炭素鋼など)からなる補助
磁極4を、同様にアーマチユア1に対し僅かな空
隙を保つて固設したものである。
しかし、このような従来の構成においては、別
体に形成した複数の補助磁極4を、ヨーク2内周
面にスポツト溶接、カシメ止めあるいはビス止め
等の手段にて夫々取り付けていたため、組立工程
が煩雑となり、そのコストが嵩む、という欠点が
あつた。またヨーク2内部が外部から隔成されて
いるため通気性が悪く、特に補助磁極4によつて
空間が狭められるので耐熱性の点で一層不利であ
つた。
体に形成した複数の補助磁極4を、ヨーク2内周
面にスポツト溶接、カシメ止めあるいはビス止め
等の手段にて夫々取り付けていたため、組立工程
が煩雑となり、そのコストが嵩む、という欠点が
あつた。またヨーク2内部が外部から隔成されて
いるため通気性が悪く、特に補助磁極4によつて
空間が狭められるので耐熱性の点で一層不利であ
つた。
この考案は上記のような従来の欠点に鑑みてな
されたもので、増磁作用を発揮する補助磁極をヨ
ークと一体に形成することによつて組立工程の簡
易化を図り、この種電動機の組立コストを低減す
るとともに、その耐熱性を向上させることを目的
とする。
されたもので、増磁作用を発揮する補助磁極をヨ
ークと一体に形成することによつて組立工程の簡
易化を図り、この種電動機の組立コストを低減す
るとともに、その耐熱性を向上させることを目的
とする。
すなわち、この考案に係る直流電動機は、アー
マチユアを囲む円筒状のヨーク内周に、磁極とな
る複数の永久磁石を固設してなる直流電動機にお
いて、上記ヨークの一部を内周側に切り起こして
上記永久磁石に隣接した補助磁極を形成するとと
もに、この切り起こし部に開口を設けたことを特
徴とするものである。
マチユアを囲む円筒状のヨーク内周に、磁極とな
る複数の永久磁石を固設してなる直流電動機にお
いて、上記ヨークの一部を内周側に切り起こして
上記永久磁石に隣接した補助磁極を形成するとと
もに、この切り起こし部に開口を設けたことを特
徴とするものである。
以下、この考案の具体的な一実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
第2図において、1はアーマチユア、2は低炭
素鋼など高い透磁率を有する磁性材料からなる円
筒状のヨーク、3はこのヨーク2の内周に固設さ
れた永久磁石であつて、上記ヨーク2は、第3図
に示すように、上記永久磁石3に隣接する部位を
略矩形に内方に切り起こしてあり、これによつて
上記アーマチユア1に対向した補助磁極4′が
夫々永久磁石3に隣接して形成されている。ま
た、このようにヨーク2の一部を切り起こすこと
によつて、ここにスリツト状の開口5が設けられ
ている。
素鋼など高い透磁率を有する磁性材料からなる円
筒状のヨーク、3はこのヨーク2の内周に固設さ
れた永久磁石であつて、上記ヨーク2は、第3図
に示すように、上記永久磁石3に隣接する部位を
略矩形に内方に切り起こしてあり、これによつて
上記アーマチユア1に対向した補助磁極4′が
夫々永久磁石3に隣接して形成されている。ま
た、このようにヨーク2の一部を切り起こすこと
によつて、ここにスリツト状の開口5が設けられ
ている。
尚、第4図に示すように、一旦内方に切り起こ
した切片を更に外方に折曲させて、2重構造とし
ても良い。この場合、ここに形成される補助磁極
4′の幅lをヨーク2の肉厚よりも大きく確保す
ることができる。
した切片を更に外方に折曲させて、2重構造とし
ても良い。この場合、ここに形成される補助磁極
4′の幅lをヨーク2の肉厚よりも大きく確保す
ることができる。
以上の説明で明らかなように、この考案に係る
直流電動機は、ヨークの一部を内周側に切り起こ
して、永久磁石に隣接した補助磁極を形成したの
で、従来の構成に比較して部品点数を削減できる
とともに、組立工程を簡易化でき、コストの低減
が可能となる。また重量面においても、その軽量
化を達成することができる。
直流電動機は、ヨークの一部を内周側に切り起こ
して、永久磁石に隣接した補助磁極を形成したの
で、従来の構成に比較して部品点数を削減できる
とともに、組立工程を簡易化でき、コストの低減
が可能となる。また重量面においても、その軽量
化を達成することができる。
また補助磁極の切り起こしによつて開口が形成
され、この開口を介してヨーク内部が外部と連通
するので、通気性が良好なものとなり、軸受や巻
線部の耐熱性が向上する。
され、この開口を介してヨーク内部が外部と連通
するので、通気性が良好なものとなり、軸受や巻
線部の耐熱性が向上する。
第1図は従来の直流電動機の断面図、第2図は
この考案に係る直流電動機の断面図、第3図はそ
のヨークの斜視図、第4図はこの考案に係る直流
電動機の異なる実施例を示す断面図である。 1……アーマチユア、2……ヨーク、3……永
久磁石、4′……補助磁極、5……開口。
この考案に係る直流電動機の断面図、第3図はそ
のヨークの斜視図、第4図はこの考案に係る直流
電動機の異なる実施例を示す断面図である。 1……アーマチユア、2……ヨーク、3……永
久磁石、4′……補助磁極、5……開口。
Claims (1)
- アーマチユアを囲む円筒状のヨーク内周に、磁
極となる複数の永久磁石を固設してなる直流電動
機において、上記ヨークの一部を内周側に切り起
こして上記永久磁石に隣接した補助磁極を形成す
るとともに、この切り起こし部に開口を設けたこ
とを特徴とする直流電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032682U JPS58183078U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 直流電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032682U JPS58183078U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 直流電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183078U JPS58183078U (ja) | 1983-12-06 |
JPS644300Y2 true JPS644300Y2 (ja) | 1989-02-03 |
Family
ID=30089478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8032682U Granted JPS58183078U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 直流電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183078U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139883U (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-20 | 三菱電機株式会社 | 直流機の界磁装置 |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP8032682U patent/JPS58183078U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58183078U (ja) | 1983-12-06 |
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