JPS644065B2 - - Google Patents

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JPS644065B2
JPS644065B2 JP11480682A JP11480682A JPS644065B2 JP S644065 B2 JPS644065 B2 JP S644065B2 JP 11480682 A JP11480682 A JP 11480682A JP 11480682 A JP11480682 A JP 11480682A JP S644065 B2 JPS644065 B2 JP S644065B2
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JP
Japan
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throttle valve
home position
electric motor
cam means
carburetor
Prior art date
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Application number
JP11480682A
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English (en)
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JPS595865A (ja
Inventor
Toshio Nomura
Yasuhiro Imai
Tomio Aoi
Tetsuo Nakajima
Hiroshi Irino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11480682A priority Critical patent/JPS595865A/ja
Publication of JPS595865A publication Critical patent/JPS595865A/ja
Publication of JPS644065B2 publication Critical patent/JPS644065B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/103Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being alternatively mechanically linked to the pedal or moved by an electric actuator

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、内燃エンジンの気化器における混合
気調整装置に関し、特に、一個の電動機出力軸ま
たはその減速器出力軸に固定された2枚のカムに
よつて、気化器のチヨーク弁およびスロツトル弁
の開度を制御するようにした内燃エンジンの気化
器における混合気調整装置に関する。 まず、第1図ないし第4図を参照して、本発明
を実施するのに好適な気化器の概略構成および動
作を説明する。 第1図は、主燃料ノズルが開口するベンチユリ
部を境として、吸気道の上流側にチヨーク弁を、
またその下流側にスロツトル弁を、それぞれ設置
した気化器の一例を示す一部断面側面図である。 第1図において、気化器本体1は上下方向の吸
気道2を有し、その吸気道2は上方がエアクリー
ナに、下方が内燃エンジンの吸気管(いずれも図
示せず)に連なり、その中間部は主燃料ノズル3
が開口するベンチユリ部2aとなつている。 このベンチユリ部2aを境として、吸気道2の
上流側(エアクリーナ側)にチヨーク弁4、下流
側(機関側)にスロツトル弁5がそれぞれ設置さ
れる。これらの弁4,5はいずれもバタフライ型
で、それぞれ気化器本体1に回転自在に支持され
た弁軸4a,5aを備えている。 チヨーク弁4の弁軸4aには、一定間隔をおい
て並ぶ2本の腕、即ち第1及び第2腕6a,6b
を持つたチヨークレバー6が連結され、このレバ
ー6には、それをチヨーク弁4の開き方向に付勢
する戻しばね7が接続される。 スロツトル弁5の弁軸5aには、スロツトルレ
バー8が固着され、このレバー8にはそれをスロ
ツトル弁5の閉じ方向に付勢する戻しばね9が接
続される。スロツトルレバー8は扇形をなしてお
り、その外周に案内溝10を有する。 図示しないアクセルペダルに連なる操作ワイヤ
11が、上記案内溝10に係合されると共に、ス
ロツトルレバー8に接続される。また、弁軸5a
には、チヨークレバー6の近傍部まで延びる連動
レバー12が、回動自在に取付けられる。 この連動レバー12及びスロツトルレバー8
は、互いに対面するストツパ片13及び当接片1
4をそれぞれ一体に備えており、そのストツパ片
13に螺着したストツパねじ15が、当接片14
に離間可能に当接する。 チヨークレバー6の第1、第2腕6a,6b及
び連動レバー12の各先端部側面には、従動子6
1,62及び12aが設けられている。 そして、従動子61,62に係合してチヨーク
レバー6を回動する第1回転カム手段C1と、従
動子12aに係合して連動レバー12を回動する
第2回転カム手段C2とが、それぞれ次のように
同軸上に配設される。 即ち、第1図および第2図に示すように、第1
回転カム手段C1は、互いに重合して結着された
2枚のカム板、即し先行カム板16と後続カム板
17とより構成され、また第2回転カム手段C2
は1枚のカム板18より構成される。 カム板16,17は、フランク部16a,17
aをそれぞれ1つ宛備えている。カム板18は、
ベース部または、ホームポジシヨン部18aを挾
んで両側に2つのフランク部18b,18cを備
えており、そのカム板18に従動子12aを常時
係合させておくための、ばね19が連動レバー1
2に接続される。 上記3枚のカム枚16,17,18は、それぞ
れの回転中心部を、気化器本体1上の固定支持台
20に装着された、1個のステツピングモータ
(一般的には、電動機)Mのロータ軸21に固着
される。したがつて、全カム板16,17,18
は、共通の1個のステツピングモータMにより駆
動されるようになつている。 ステツピングモータMには、後で詳述するよう
に、入力信号に応じて該モータMに正転用あるい
は逆転用パルスを印加する電子式制御回路22が
接続される。 そして、この制御回路22の入力部には、冷却
水温等のエンジン温度に応じた信号を発するエン
ジン温度センサ123、エンジン回転数に応じた
信号を発するエンジン回転数センサ121および
エンジンの吸入空気の温度に応じた信号を発する
吸気雰囲気温度センサ122等が接続される。 次に、この気化器の作用を説明する。 第1図は、エンジンが、暖機完了後に、アイド
リング運転をしている場合の、気化器の状態を示
すものである。 チヨークレバー6は、先行及び後続カム板1
6,17の両者から完全に解放され、戻しばね7
の偏倚力により、反時計方向に十分に回転され、
チヨーク弁4を全開状態にしている。 一方、連動レバー12は、ばね19の偏倚力に
より、従動子12aをカム板18のホームポジシ
ヨン部18aよりも、やゝA方向の正回転側の位
置に当接させて、ストツパねじ15を、スロツト
ルレバー8の当接片14に対して最終退位置付近
に保持している。 このようにして、ねじ15が、ストツパ片1
3、したがつてスロツトルレバー8を支承して、
スロツトル弁5を通常のアイドル開度位置に保持
させている。そのアイドル開度は、明らかなよう
に、ストツパねじ15の螺回操作による進退によ
り、任意に調節することができる。 いま、エンジンにクーラ用コンプレツサ等の補
機が負荷として接続されるなどの理由により、エ
ンジン回転数が規定のアイドリング回転数以下に
低下したとする。この時、後で詳述するように、
エンジン回転数センサ121が、その状況を示す
信号を制御回路22に送る。 制御回路22は、その入力信号に応じたパルス
をパルスモータMに供給し、これによつてパルス
モータMは、そのロータ軸21により、すべての
カム板16,17,18を矢印A方向に回転させ
る。 この時、カム板18は、第1のフランク部18
bにより従動子12aに係合して連動レバー12
を時計方向に−すなわち、スロツトル弁5の開き
方向に回動させる。その結果、当接状態のストツ
パねじ15及び当接片14を介して、スロツトル
レバー8も戻しばね9の力に抗して同時に回動
し、スロツトル弁5のアイドル開度を増加させ
る。即ち、適当なフアーストアイドル開度が与え
られる。 スロツトル弁5がフアーストアイドル開度を得
ることにより、エンジン回転数が規定のアイドリ
ング回転数に戻れば、エンジン回転数センサ12
1が信号の発生を止めるので、パルスモータMは
停止する。 一方、第1回転カム手段C1の先行カム板16
は、パルスモータMが矢印A方向へ回転するのに
伴なつて、チヨークレバー6から離隔するように
なつている。したがつて、この間、チヨーク弁4
の全開状態には全く変動がない。 エンジンをアイドリング運転から出力運転に切
換えるために、アクセルペダルを操作して操作ワ
イヤ11を牽引すると、スロツトルレバー8が戻
しばね9の力に抗して回動され、スロツトル弁5
を任意の開度に開放することができる。 この場合、当接片14はストツパねじ15から
離れていき、連動レバー12はカム板18との係
合位置を変えない。すなわち、スロツトル弁5
は、運転者の意志により、ステツピングモータM
の回転位置と無関係に、開方向へ駆動されること
ができる。 次に、エンジン温度が所定値以下の冷間状態で
始動される場合について説明する。 後で詳述するように、この場合には、エンジン
温度センサ123が、その状況を示す信号を制御
回路22に送り、制御回路22は、その入力信号
に応じたパルスをパルスモータMに印加する。こ
れによつて、パルスモータMは、全カム板16,
17,18を、エンジン温度に応じて予め決めら
れた回転位置まで、先刻とは反対に、矢印B方向
に回転させていく。 すると、先ず、先行カム板16のフランク部1
6aが従動子61に係合し、チヨークレバー6の
第1腕6aを戻しばね7の力に抗して、時計方向
に回動する。これにより、チヨーク弁4は閉じら
れていく。この状態を、第3図に示している。 パルスモータMの矢印B方向の回転が所定角ま
で進んで、先行カム板16が第1腕6aの従動子
61から離れる頃には、後続カム板17のフラン
ク部17aが、第2腕6bの従動子62に係合す
るようになる。 したがつて、その後のチヨークレバー6の回動
は、後続カム板17と第2腕6bとに引き継がれ
る(第4図参照)。そして、チヨーク弁4を全閉
位置まで動かすことができる。 このように、2枚の先行及び後続カム板16,
17と2本の腕6a,6bを使用することによ
り、ステツピングモータMの限られた回転角範囲
で、チヨークレバー6を大きく回動させて、チヨ
ーク弁4を全開位置から全閉位置まで駆動するこ
とができる。 また、この間に、カム板18は、第2のフラン
ク部18cを従動子12aに係合させ、連動レバ
ー12を介して、スロツトルレバー8を戻しばね
9の力に抗して回動する。 これによつてスロツトル弁5には、チヨーク弁
4の閉じ具合に応じたフアーストアイドル開度が
与えられる。かくして、エンジンの冷間始動を容
易にすると共に、暖機運転を適正に行うことがで
きる。 ところが、前述のような混合気調整装置では、
冷間始動時に、エンジン温度の上昇につれて電動
機が逆転位置からホームポジシヨンを通つて正転
位置へ移行するとき、スロツトル弁の開度は、電
動機が逆転位置からホームポジシヨンに到達する
までは次第に減少し、ホームポジシヨン位置で最
小値になつた後に、電動機が正転側へ回転するに
したがつて再び増加するようになる。そのため
に、スロツトル弁の開度が一時的に過少となり、
供給燃料量が不足してエンジンの回転速度が低下
し、起動に要する時間が長くなつたり、エンジン
起動が不安定になつたりし易いという問題があ
る。 本発明の目的は、以上に説明したように、共通
の電動機軸の正転、逆転によつて駆動される気化
器のチヨーク弁およびスロツトル弁の開度を、前
記電動機の逆転から正転への移行時にも、エンジ
ン回転数低下などの不都合を生ずることなしにエ
ンジンの状態に応じて最適に制御するための、内
燃エンジンの気化器における混合気調整装置を提
供することにある。 さらに具体的にいえば、本発明の目的は、冷間
始動時に、エンジン温度の上昇につれて電動機が
逆転位置からホームポジシヨンを通つて正転位置
へ移行するとき、スロツトル弁の開度が一時的に
過少となり、供給燃料量が不足してエンジンの回
転速度が低下し、その結果、暖機やアイドル運転
の安定化に要する時間が長くなつたり、アイドル
運転が不安定になつたりすることのないように、
所定の条件が満足されたときに、電動機を逆転位
置から正転位置へジヤンプさせるようにした、内
燃エンジンの気化器における混合気調整装置を提
供することにある。 以下に、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。 第5図は、本発明の一実施例のブロツク図であ
る。第5図において121はエンジン回転数セン
サ、122は吸気雰囲気温度センサ、123はエ
ンジン温度センサ、124はイグニツシヨンスイ
ツチが閉じられたことを検出するイグニツシヨン
スイツチ検知器、125はホームポジシヨンスイ
ツチが作動したことを検出するホームポジシヨン
スイツチ検知器である。 126はエンジン回転数センサ121の出力が
入力され、これに基づいてエンジンが完爆状態に
なつたかどうかを検知し、完爆状態になつた後、
一定の時間遅れて出力を生ずる完爆検出器及び遅
延回路である。完爆検知は、実際には、例えばエ
ンジン回転数NEを設定値と比較し、設定値以上
であれば完爆状態と判定することができる。ま
た、スタータスイツチが開放されたことを、前記
判定の一要件とすることもできる。 127は、エンジン温度センサ123の出力を
供給され、これを予定値と比較することにより、
エンジンが冷間状態にあるか熱間状態にあるかを
判定する第1コンパレータである。128は、ア
クセルスイツチが作動されたとき出力を発生する
アクセルスイツチ検知器129は、エンジン回転
数センサ121の出力を、第4メモリ136の読
出しアドレスに変換するためのアドレス変換器で
ある。 130はイグニツシヨンスイツチ検知器124
の出力変化を検出するエツジ検出回路、131は
ホームポジシヨンスイツチ検知器125の出力を
微分し、ホームポジシヨンスイツチがオンからオ
フに変わつたとき(あるいは、オフからオンにか
わつたとき)を検出して第1フリツプフロツプ1
45をリセツトする第1微分回路である。 132は、エンジン回転数センサ121の出力
を予定値と比較し、これが予定値よりも大きいと
きに、“1”出力を発生する第2コンパレータで
ある。 133は、冷間始動時におけるステツピングモ
ータ142の回転位置を、エンジン温度をパラメ
ータとして記憶する第1メモリ、134は、暖機
時のステツピングモータ回転位置をエンジン温度
および吸気雰囲気温度をパラメータとして記憶す
る第2メモリ、135は熱間始動時のステツピン
グモータ回転位置を記憶する第3メモリである。 また、136は、アイドル回転時のステツピン
グモータの回転位置補正用データを、エンジン回
転数をパラメータとして記憶する第4メモリ、1
37はステツピングモータのホームポジシヨン位
置を初期設定するためのデータを記憶する第5メ
モリ、138はアイドル運転時のステツピングモ
ータ回転位置を初期設定する第6メモリである。 140は、前記の各メモリから読み出されたデ
ータと、U/D(アツプダウン)カウンタ143
のカウント値(したがつてステツピングモータ1
42の現在回転角)とを比較する第3コンパレー
タ、141は前記第3コンパレータ140などの
出力に基づいて、ステツピングモータ142に駆
動パルスを供給する出力コントローラ、144は
第2アンドゲート、146は前記第2アンドゲー
ト144の出力によつてセツトされる第2フリツ
プフロツプである。 147は前記第6メモリ138を駆動し、かつ
前記第4メモリ136の出力を制御するための第
3フリツプフロツプ、148は第4メモリ136
の選択出力を微分し、その出力によつて前記第3
フリツプフロツプ147をセツトする第2微分回
路、149は、ホームポジシヨンスイツチ検知器
125の出力および第1フリツプ145の出力を
入力とする第1アンドゲートである。 また、150は、第3フリツプフロツプ147
の出力に応じて、第4メモリ136のデータを出
力コントローラ141に供給するか否かを決定す
る第3アンドゲート、151はクロツク発振器、
152はその出力を分周して出力コントローラ1
41にステツピングモータ駆動用パルスを供給す
る分周器、153は第1コンパレータ127の出
力を反転して第2フリツプフロツプ146のリセ
ツト端子に供給するインバータである。 つぎに、第6図のフローチヤートを参照して本
発明の動作を説明する。 まず、イグニツシヨンスイツチ(図示せず)が
投入されると、イグニツシヨンスイツチ検知器1
24がこのことを検知し、エツジ検出回路130
の出力によつて、第1フリツプフロツプ145が
セツトされる。これにより、第1アンドゲート1
49が開かれる。また、第1フリツプフロツプ1
45がセツトされたことにより、メモリセレクタ
139は第5メモリ137を選択する。 一方、このとき、第6図のステツプS1で、ホ
ームポジシヨンスイツチ(図示せず)の開閉状態
が判定される。 すなわち、例えば、ホームポジシヨンスイツチ
が閉じていれば、ホームポジシヨンスイツチ検知
器125が“1”を出力し、この信号は第1アン
ドゲート149を介して、出力コントローラ14
1に加えられる。これにより、前記出力コントロ
ーラ141は、ステツピングモータ142を逆転
する方向のパルスを出力する(第6図のステツプ
S2)。 ステツピングモータが逆回転すると、ステツピ
ングモータ142は予め決められたホームポジシ
ヨンを通過し、このときホームポジシヨンスイツ
チが開放される。 その結果、ホームポジシヨンスイツチ検知器1
25の出力が“0”となり、第1アンドゲート1
49が閉じられる。これにより、出力コントロー
ラ141はステツピングモータ142を正転させ
るようなパルスを出力する(第6図のステツプ
S3)。 ステツピングモータ142が正転すると、今度
はホームポジシヨンスイツチが開から閉に変化す
る時点が判定される(第6図のステツプS4)。こ
の変化は、第5図の回路では、第1微分回路13
1によつて検知され、第1フリツプフロツプ14
5がリセツトされ、第1アンドゲート149が閉
じられる。 なお、ステツプS1の判定において、ホームポ
ジシヨンスイツチが閉成されていなければ、第1
アンドゲート149の出力は“0”であるので、
ステツピングモータ142は正転し、ホームポジ
シヨンに到達したときに開から閉に変化し、前述
と同様の動作が行なわれる。 一方、第1微分回路131の出力により、第1
フリツプフロツプ145がリセツトされるのと同
時に、第5メモリ137のプリセツト値(初期設
定用の値)がU/Dカウンタ143にセツトされ
る。 このようにして、本装置のイニシヤライズが完
了する。すなわち、ステツピングモータ142の
ホームポジシヨン位置と、U/Dカウンタ143
のプリセツト値(初期値)とが正確に合わせられ
る(第6図のステツプS5)。 イニシヤライズが終了すると、エンジン回転数
センサ121の出力が、完爆検出器及び遅延回路
126に加えられ、完爆状態になつていないこと
−すなわち、エンジン回転数NEが設定値NE0
りも小であること−が判定される(第6図のステ
ツプS6)。 さらに、エンジン温度センサ123の出力が、
第1コンパレータ127で、その設定値T0と比
較され、エンジンが冷間状態にあるか熱間状態に
あるかが判定される(第6図のステツプS7)。 エンジン温度が第1コンパレータ127の設定
値T0よりも低く、冷間状態にあるときは、第1
コンパレータ127の出力は“0”となり、第2
フリツプフロツプ146がリセツトされる。これ
に応じて、メモリセレクタ139は冷間始動用の
第1メモリ133を選択する(第6図のステツプ
S8)。 第1メモリ133には、エンジン温度に対応す
るステツピングモータ142の回転位置データが
記憶されているので、その時のエンジン温度に最
適なデータが出力され、第3コンパレータ140
に供給される。 第3コンパレータ140は、前記データとU/
D(アツプダウン)カウンタ143のカウント値
とを比較し、その差に応じた出力を、出力コント
ローラ141およびU/Dカウンタ143に、そ
れぞれ正逆転信号およびアツプ/ダウンカウント
信号として供給する。これにより、ステツピング
モータ142は、第1メモリ133の読出しデー
タに等しい位置まで回転される。 したがつて、前記ステツピングモータ142の
出力軸に固定されたカム板16〜18が回転し、
チヨーク弁4およびスロツトル弁5は、それぞ
れ、その時のエンジン温度に応じて、冷間始動に
最適な開度に設定される(第6図のステツプS8
→S11→S33)。 ステツピングモータ142の回転位置とチヨー
ク弁4およびスロツトル弁5の開度との関係の一
例を第7図に示す。図において、横軸はステツピ
ングモータの回転位置で、△印はホームポジシヨ
ンを示している。縦軸はスロツトル弁の開度θth
およびチヨーク弁の開度θthである。ステツピン
グモータ142のホームポジシヨンを境にして、
逆回転すれば、冷間状態に適した弁開度が得ら
れ、正回転すれば熱間状態およびアイドル運転に
適した弁開度が得られる。 また、第6図のステツプS7における判定にお
いて、エンジン温度が第1コンパレータ127の
設定値T0より高ければ、エンジンは熱間状態に
ある。このときは第1コンパレータ127の出力
は“1”となり、これに応じてメモリセレクタ1
39は熱間始動用の第3のメモリ135を選択
し、ホツトフラグをセツトする(第6図のステツ
プS9→S10)。 第3メモリ135には、熱間始動のためのステ
ツピングモータ142の回転位置データが記憶さ
れており、これが第3コンパレータ140に供給
される。これにより、前述と同様にして、ステツ
ピングモータ142は、第3メモリ135の読出
しデータに等しい位置まで回転される(第6図の
ステツプS9→S10、S11→S33)。 この状態で、スタータスイツチ(図示せず)が
閉成されると、エンジンが始動されてその回転数
が上昇する。エンジン回転数は、エンジン回転数
センサ121によつて検出され、完爆検出器及び
遅延回路126において完爆状態になつたかどう
か判定される。すなわち、第6図のステツプS6
に示すように、エンジン回転数NEがストール検
出値NE0より大きいかどうかが判定される。 完爆状態になるまでは、ステツプS6→S7→S8
→S11→S33のループか、あるいはステツプS6→
S7→S9→S10→S11→S33のルーブをくり返えす。 完爆状態になると、ステツプS6での判定が成
立するので、ステツプS21へ進む。そして、完爆
遅延時間が経過した後に、ステツプS22へ進み、
ホツトフラグがセツトされているかどうかを判定
する。 エンジンが冷間状態で始動されたときは、ホツ
トフラグはセツトされていないので、ステツプ
S24へ進み、エンジン温度が冷熱間境界温度T0
りも上昇しているかを判定する。 エンジン温度が前記境界温度T0以下ならば、
ステツプS25へ進んで、暖機用の第2メモリ13
4を選択する。このことは、第5図の装置では、
完爆検出器及び遅延回路126が出力を生ずるこ
とと、第1コンパレータ127の出力が“0”で
あることの2条件により、メモリセレクタ139
が第2メモリ134を選択することによつて行な
われる。 第2メモリ134は、第5図から明らかなよう
に、吸気雰囲気温度センサ122およびエンジン
温度センサ123の出力を、パラメータとして供
給され、ステツピングモータ142の回転位置デ
ータが読出される。そして、前述と同様に、この
読出しデータにしたがつて、ステツピングモータ
142が駆動され、チヨーク弁4およびスロツト
ル弁5の開度制御が実行される(第6図のステツ
プS33)。 エンジンが回転をつづけると、その温度は次第
に上昇する。第6図のステツプS24における判定
が成立するまでに、エンジン温度が上昇すると、
処理はステツプS26へ進み、アクセルスイツチが
閉じられているかどうかを判定する。アクセルス
イツチが閉じられていなければ、ステツプS25、
S33へ進んで前述の操作を繰返えす。 アクセルスイツチが閉じられているときは、ス
テツプS27へ進む。そして、エンジンの回転数
NEが所定の値NE1より大きいかどうかを、さら
に判定する。判定が成立しなければ、同様にステ
ツプS25、S33へ進んで暖機のサイクルを実行す
る。 ステツプS26及びS27での判定が成立したとき
は、ステツプS28へ進む。すなわち、第5図の第
6メモリ138に記憶されているアイドル初期値
を読出し、ステツプS29へ進んでホツトフラグを
セツトし、さらにステツプS33で、ステツピング
モータの回転位置を制御する。 以上の操作は、第5図では、つぎのように行な
われる。 エンジン温度が上昇すると、エンジン温度セン
サ123の出力が大きくなり、第1コンパレータ
127の出力が反転して“1”になる。一方、エ
ンジン回転数が大きくなると、エンジン回転数セ
ンサ121の出力も大きくなり、第2コンパレー
タ132の出力が“1”になる。 それ故に、アクセルスイツチが作動し、その検
知器128の出力が“1”になつたとき、第2ア
ンドゲート144が“1”出力を発生し、第2フ
リツプフロツプ146がセツトされる。その結
果、メモリセレクタ139はアイドル回転数補正
用の第4メモリ136を選択する。 さらに、前記メモリセレクタ139の選択出力
は、第2微分回路148にも同時に供給され、そ
の出力によつて、第3フリツプフロツプ147が
セツトされる。前記フリツプフロツプ147の出
力は反転されて、第3アンドゲート150に供給
され、これを閉じる。それ故に、前記第4メモリ
136の読出しデータは、出力コントローラ14
1には供給されない。 一方、第3フリツプフロツプ147の出力によ
つて、アイドル初期値設定用の第6メモリ138
が起動され、その読出しデータが第3コンパレー
タ140に供給される。このようにして、ステツ
ピングモータ142は、前記第6メモリ138に
記憶されたアイドル初期値設定用の回転角度に駆
動される。 ステツピングモータ142が実際に回転して、
前記のアイドル初期値に到達すると、第3コンパ
レータ140の出力が発生され、これによつて、
第3フリツプフロツプ147がリセツトされる。
その結果、第3アンドゲート150が開かれるの
で、第4メモリ136のデータが出力コントロー
ラ141に供給されるようになる。 第4メモリ136には、前述のように、エンジ
ン回転数をパラメータとして、ステツピングモー
タ142の回転位置補正データが記憶されている
ので、エンジン回転数が、所定のアイドル回転数
からずれている場合には、これを補正するのに必
要なステツピングモータ回転量、または駆動パル
ス数が出力コントローラ141に供給される。 しかし、ステツピングモータ142を駆動して
チヨーク弁4およびスロツトル弁5の開度を調整
しても、エンジンは、その慣性などのために、そ
の回転数はただちには変化しない。このために、
ステツピングモータの回転位置を変化させたのち
ある一定時間の間は、次の制御を行なわないこと
が望ましい。 第6図のステツプS31は、このような猶予時間
を設定するものであり、予定時間が経過するまで
は、ステツプS33におけるステツピングモータの
回転角補正を実行しないで、再びステツプS6へ
戻る。第5図では、出力コントローラ141およ
び/または第3アンドゲート150の動作タイミ
ングを適当なタイマやシーケンサで制御すること
によつて、同様の猶予時間をもたせることができ
る。 ステツプS31において、予定の時間が経過した
ことが判明されると、ステツプS32において前記
予定時間を計測するためのタイマーをクリアし
て、ステツプS33へ進み、ステツピングモータを
ステツプS30において読出した第4メモリ136
のデータにしたがつて駆動する。 以上のようにして、冷間制御からアイドル運転
への移行が行なわれる。 本発明においては、以上の説明から明らかなよ
うに、冷間領域からホームポジシヨンを越えて、
熱間領域またはアイドル運転領域への移行は、ア
クセルスイツチがオンになつているとき、すなわ
ち、第1図のスロツトルレバー8が時計方向に回
動されて、その当接片14が、ストツパーねじ1
5の先端から離れている間に行なわれる。 このために、スロツトル開度がホームポジシヨ
ン近傍での最低値まで減少することなしに、冷間
領域の現在値から熱間領域のアイドル初期値へ直
接ジヤンプして設定されることになる。したがつ
て、前記の移行時に、スロツトル弁の開度が不足
して回転数が低下しすぎたり、エンジンが停止し
たりするなどのおそれがなくなる。また、その分
だけアイドル運転の安定化時期が早められること
になる。 ここで、第4メモリ136の記憶内容について
説明する。第1表は、その一例を示すメモリのフ
オーマツトで、エンジン回転数とステツピングモ
ータ回転角度の対照表からなつている。 この表中の、No.は、該当内燃エンジンに対し
て設定されたアイドル回転数である。また、、モ
ータ回転角の「+」は、ステツピングモータ14
2を正転側へ駆動してスロツトル弁5を開き、エ
ンジン回転数を上昇させることを意味し、「−」
は、ステツピングモータ142を逆転側へ駆動し
てスロツトル弁5を閉じ、エンジン回転数を下降
させることを意味している。 もちろん、これらの各値は、各エンジンの種類
毎に、実験的に決められるものである。 このように、本発明では、エンジン回転数の設
定値からのずれに応じて、ステツピングモータ1
42の駆動方向と駆動量と直接メモリから読出
し、このデータに基づいてアイドル運転時の回転
数を制御しているので、極めて安定なアイドル回
転を実現することができる。 また、スロツトル弁およびチヨーク弁の開度制
御を一軸駆動で行なうことができるので、構造が
簡略化され、コストの低減を実現することができ
る。 なお、本発明では、つぎのような変形が可能で
ある。 (1) U/Dカウンタ143の初期設定は、ホーム
ポジシヨンスイツチが閉から開になるタイ
【表】 ………>α>α>………
………>β>β>………
ミングで行なつてもよい。 (2) 冷間始動用の第1メモリは、吸気雰囲気温度
センサ122およびエンジン温度センサ123
の少なくとも一方の出力をパラメータとするこ
とができる。 (3) 暖機用の第2メモリは、エンジン回転数セン
サ121、吸気雰囲気温度センサ122および
エンジン温度センサ123の出力のうちの少な
くとも2つをパラメータとすることができる。 (4) 熱間始動用の第3メモリは、吸気覆囲気温度
センサ122およびエンジン温度センサ123
の出力の少なくとも一方をパラメータとするこ
とができる。 (5) アイドル初期直設定用の第6メモリは、吸気
雰囲気温度センサ122およびエンジン温度セ
ンサ123の出力の少なくとも一方をパラメー
タとすることができ、またアイドル運転に移行
する直前のステツピングモータ142の回転位
置および第4メモリ136のデータをパラメー
タとすることもできる。 (6) アクセルスイツチの作動検知の代りに、スロ
ツトルレバー8が連動レバー12と係合してい
ないことを検知してもよい。 (7) 領間域から熱間域への移行条件として、(イ)エ
ンジン温度が予定値よりも高いこと、および(ロ)
エンジン回転数の上昇率が予定値以上であるこ
と、の2つを採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するに好適な気化器の側
面図、第2図はその−線にそう断面図、第3
図および第4図は第1図の気化器の作動状態を説
明するための要部側面図、第5図は本発明の一実
施例のブロツク図、第6図はその動作例を説明す
るためのフローチヤート、第7図はステツピング
モータの回転位置とチヨーク弁およびスロツトル
弁の開度との関係例を示す図表である。 C1……第1回転カム手段、C2……第2回転カ
ム手段、2……吸気道、2a……ベンチユリ部、
3……主燃料ノズル、4……チヨーク弁、5……
スロツトル弁、6……チヨークレバー、8……ス
ロツトルレバー、121……エンジン回転数セン
サ、122……吸気雰囲気温度センサ、123…
…エンジン温度センサ、124……イグニツシヨ
ンスイツチ検知器、125……ホームポジシヨン
スイツチ検知器、126……完爆検出器及び遅延
回路、128……アクセルスイツチ検知器、13
0……エツジ検出回路、133……第1メモリ、
134……第2メモリ、135……第3メモリ、
136……第4メモリ、137……第5メモリ、
138……第6メモリ、139……メモリセレク
タ、141……出力コントローラ、142……ス
テツピングモータ、143……U/Dカウンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主燃料ノズルが開口するベンチユリ部を境と
    して、吸気道の上流側にチヨーク弁、その下流側
    にスロツトル弁をそれぞれ設置し、前記チヨーク
    弁には、これを全開位置から全閉位置まで作動し
    得る第1回転カム手段を連動させ、また前記スロ
    ツトル弁には、これを所定のフアーストアイドル
    開度まで作動し得る第2回転カム手段を連動さ
    せ、これら第1及び第2回転カム手段を、内燃エ
    ンジンの運転条件に応じてその回転位置が決定さ
    れる電動機に連結してなる気化器における混合気
    調整装置であつて、 前記電動機は、ホームポジシヨンを境として正
    転および逆転することができ、前記第1および第
    2回転カム手段は、前記電動機がホームポジシヨ
    ンから正転するとき、前記チヨーク弁はほぼ全開
    位置に保持され、一方、スロツトル弁はその開度
    を増大するように、また、前記電動機がホームポ
    ジシヨンから逆転するとき、前記チヨーク弁はそ
    の開度を減少し、一方、スロツトル弁はその開度
    を増大するように、その形状が選定され、 前記電動機の逆転側からホームポジシヨンを越
    えての正転側への移行は、少なくとも、エンジン
    温度が冷熱間境界温度以上であること、エンジン
    回転数が予定値以上であること、およびスロツト
    ルレバーが前記第2回転カム手段から機械的に離
    間されていることの3条件の論理積に基づいて実
    行されることを特徴とする気化器における混合気
    調整装置。 2 前記ホームポジシヨンの付近では、スロツト
    ル弁の開度がほぼ一定であり、かつ最小開度とな
    るように、第2回転カム手段の形状が選定される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の気
    化器における混合気調整装置。 3 前記ホームポジシヨンの付近でのスロツトル
    弁の開度が、内燃エンジンの最低限界回転数にほ
    ぼ対応するように、第2回転カム手段の形状が選
    定されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の気化器における混合気調整装
    置。 4 前記電動機が、その逆転側からホームポジシ
    ヨンを越えて正転側へ移行するときの、正転角度
    位置が予め定められていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    された気化器における混合気調整装置。 5 前記した電動機がステツピングモータであ
    り、該モータが予定の側からホームポジシヨンに
    到達したとき、前記ステツピングモータの回転位
    置をあらわすアツプダウンカウンタのカウント値
    を、予定の値に設定することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載さ
    れた気化器における混合気調整装置。 6 主燃料ノズルが開口するベンチユリ部を境と
    して、吸気道の上流側にチヨーク弁、その下流側
    にスロツトル弁をそれぞれ設置し、前記チヨーク
    弁には、これを全開位置から全閉位置まで作動し
    得る第1回転カム手段を連動させ、また前記スロ
    ツトル弁には、これを所定のフアーストアイドル
    開度まで作動し得る第2回転カム手段を連動さ
    せ、これら第1及び第2回転カム手段を、内燃エ
    ンジンの運転条件に応じてその回転位置が決定さ
    れる電動機に連結してなる気化器における混合気
    調整装置であつて、 前記電動機は、ホームポジシヨンを境として正
    転および逆転することができ、前記第1および第
    2回転カム手段は、前記電動機がホームポジシヨ
    ンから正転するとき、前記チヨーク弁は全開位置
    に保持され、一方、スロツトル弁はその開度を増
    大するように、また、前記電動機がホームポジシ
    ヨンから逆転するとき、前記チヨーク弁はその開
    度を低減し、一方、スロツトル弁はその開度を増
    大するように、その形状が選定され、 前記電動機の逆転側からホームポジシヨンを越
    えての正転側への移行は、少なくとも、エンジン
    温度が冷熱間境界温度以上であること、エンジン
    回転数が予定値以上であること、およびスロツト
    ルレバーが前記第2回転カム手段から機械的に離
    間されていることの3条件の論理積に基づいて実
    行され、また、 前記電動機が正転側へ移行した後のアイドル回
    転数制御は、エンジン回転数の設定アイドル回転
    数からの偏差をパラメータとして、これに対応す
    る電動機の補正回転量を記憶したメモリからの、
    読出しデータに基づいて、電動機を回転させるこ
    とによつて行なわれることを特徴とする気化器に
    おける混合気調整装置。 7 前記ホームポジシヨンの付近では、スロツト
    ル弁の開度がほぼ一定であり、かつ最小開度とな
    るように、第2回転カム手段の形状が選定された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の気
    化器における混合気調整装置。 8 前記ホームポジシヨンの付近でのスロツトル
    弁の開度が、内燃エンジンの最低限界回転数にほ
    ぼ対応するように、第2回転カム手段の形状が選
    定されたことを特徴とする特許請求の範囲第6項
    または第7項に記載された気化器における混合気
    調整装置。 9 前記電動機が、その逆転側からホームポジシ
    ヨンを越えて正転側へ移行するときの、目標位置
    が予め定められていることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項ないし第8項のいずれかに記載され
    た気化器における混合気調整装置。 10 前記電動機をステツピングモータとし、該
    モータが、予定の側からホームポジシヨンに到達
    したとき、前記ステツピングモータの回転位置を
    あらわすアツプダウンカウンタのカウント値を、
    予定の値に設定することを特徴とする特許請求の
    範囲第6項ないし第9項のいずれかに記載された
    気化器における混合気調整装置。 11 主燃料ノズルが開口するベンチユリ部を境
    として、吸気道の上流側にチヨーク弁、その下流
    側にスロツトル弁をそれぞれ設置し、前記チヨー
    ク弁には、これを全開位置から全閉位置まで作動
    し得る第1回転カム手段を連動させ、また前記ス
    ロツトル弁には、これを所定のフアーストアイド
    ル開度まで作動し得る第2回転カム手段を連動さ
    せ、これら第1及び第2回転カム手段を、内燃エ
    ンジンの運転条件に応じてその回転位置が決定さ
    れる電動機に連結してなる気化器における混合気
    調整装置であつて、 前記電動機は、ホームポジシヨンを境として正
    転および逆転することができ、前記第1および第
    2回転カム手段は、前記電動機がホームポジシヨ
    ンから正転するとき、前記チヨーク弁はほぼ全開
    位置に保持され、一方、スロツトル弁はその開度
    を増大するように、また、前記電動機がホームポ
    ジシヨンから逆転するとき、前記チヨーク弁はそ
    の開度を低減し、一方、スロツトル弁は、その開
    度を増大するように、その形状が選定され、 前記電動機の逆転側からホームポジシヨンを越
    えての正転側への移行は、少なくとも、エンジン
    温度が冷熱間境界温度以上であること、エンジン
    回転数の増加割合が予定値以上であることの2条
    件の論理積に基づいて実行されることを特徴とす
    る気化器における混合気調整装置。
JP11480682A 1982-07-03 1982-07-03 気化器における混合気調整装置 Granted JPS595865A (ja)

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US8695952B2 (en) * 2010-12-28 2014-04-15 Usa Zama Inc. Carburetor with one piece choke valve and shaft assembly

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