JPS644054Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644054Y2 JPS644054Y2 JP3954884U JP3954884U JPS644054Y2 JP S644054 Y2 JPS644054 Y2 JP S644054Y2 JP 3954884 U JP3954884 U JP 3954884U JP 3954884 U JP3954884 U JP 3954884U JP S644054 Y2 JPS644054 Y2 JP S644054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit
- ice
- heat storage
- water tank
- heat
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 19
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 47
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の利用分野］
本考案は槽内の液体を冷却することにより氷を
発生させて蓄熱する氷蓄熱装置に関する。
発生させて蓄熱する氷蓄熱装置に関する。
［背景技術］
余剰電力、夜間電力等を利用して冷媒を冷却
し、この冷媒を水槽内の導管へ循環し氷を発生さ
せて蓄熱する氷蓄熱装置が広く用いられている。
し、この冷媒を水槽内の導管へ循環し氷を発生さ
せて蓄熱する氷蓄熱装置が広く用いられている。
この氷蓄熱装置により蓄熱された被冷却液体は
必要に応じて保有熱を放出させて冷房等を行なう
ことができる。
必要に応じて保有熱を放出させて冷房等を行なう
ことができる。
ところがこのような氷蓄熱装置では、水槽内へ
配設される導管の外周に着氷すると、冷媒と導管
との熱交換効率が急激に低下する。このため蓄熱
量を大きくするためには、水槽内へ配設される導
管の長さを著しく長くしたり、大きな水槽を設け
る必要があつた。
配設される導管の外周に着氷すると、冷媒と導管
との熱交換効率が急激に低下する。このため蓄熱
量を大きくするためには、水槽内へ配設される導
管の長さを著しく長くしたり、大きな水槽を設け
る必要があつた。
［考案の目的］
本考案は上記事実を考慮し、蓄熱効率の優れた
氷蓄熱装置を得ることが目的である。
氷蓄熱装置を得ることが目的である。
［考案の構成］
本考案に係る氷蓄熱装置では、槽内へかく拌機
を設けることにより、槽内の液体をかく拌し、導
管の着氷を成長前に剥離させて冷媒と導管との熱
交換効率を向上させるようになつている。
を設けることにより、槽内の液体をかく拌し、導
管の着氷を成長前に剥離させて冷媒と導管との熱
交換効率を向上させるようになつている。
［考案の実施例］
第１図には本考案の第１実施例に係る蓄熱装置
が示されている。この蓄熱装置では水槽１０内へ
導管１２が配設されている。この導管１２は熱伝
達効率の優れた金属・高分子化合物等で製作され
ており、この実施例ではコイル状に屈曲されて配
設長さが長くなつている。
が示されている。この蓄熱装置では水槽１０内へ
導管１２が配設されている。この導管１２は熱伝
達効率の優れた金属・高分子化合物等で製作され
ており、この実施例ではコイル状に屈曲されて配
設長さが長くなつている。
またこの導管１２の両端部は水槽１０の外部へ
導かれており、熱交換機である冷凍機１４へ連結
されて冷媒を矢印方向に循環するようになつてい
る。この冷凍機１４は図示しない発熱装置、冷房
装置等へ接続可能となつている。
導かれており、熱交換機である冷凍機１４へ連結
されて冷媒を矢印方向に循環するようになつてい
る。この冷凍機１４は図示しない発熱装置、冷房
装置等へ接続可能となつている。
一方水槽１０内にはその底面に導管１２のコイ
ル軸方向に向けてパルセータ１８が取り付けられ
ている。こパルセータ１８は図示しないモータ等
の駆動力を受けて必要時に回転され、水槽１０内
の水を矢印Ｂで示される如く回転してかく拌する
ことができるようになつている。
ル軸方向に向けてパルセータ１８が取り付けられ
ている。こパルセータ１８は図示しないモータ等
の駆動力を受けて必要時に回転され、水槽１０内
の水を矢印Ｂで示される如く回転してかく拌する
ことができるようになつている。
このように構成された本実施例の蓄熱装置は以
下の如く作用する。蓄熱時には冷凍機１４が夜間
電力等を用いて導管１２内の冷媒を冷却する。こ
の冷媒はポンプ等の駆動力を受けて水槽１０内を
矢印Ａ方向に移動して再び冷凍機１４へ循環する
間に、水槽１０内の水を冷却する。水槽１０内の
水は導管１２の外周部分が最も冷却されるため、
導管１２の外周部分に着氷が生ずる。一般的には
この着氷が成長すると、導管１２の外周に一定の
厚さの氷層が製作された段階で熱交換効率が極端
に低下する。
下の如く作用する。蓄熱時には冷凍機１４が夜間
電力等を用いて導管１２内の冷媒を冷却する。こ
の冷媒はポンプ等の駆動力を受けて水槽１０内を
矢印Ａ方向に移動して再び冷凍機１４へ循環する
間に、水槽１０内の水を冷却する。水槽１０内の
水は導管１２の外周部分が最も冷却されるため、
導管１２の外周部分に着氷が生ずる。一般的には
この着氷が成長すると、導管１２の外周に一定の
厚さの氷層が製作された段階で熱交換効率が極端
に低下する。
しかしこの実施例では、パルセータ１８を回転
することにより、導管１２の外周へ生じた着氷は
成長する前に、かく拌によつて導管１２の外周か
ら剥離し、氷片が水流に乗つて水槽１０内を循環
する。これによつて水槽１０内の水温が全体的に
冷却されると共に、熱交換効率が高率に維持さ
れ、大きなエネルギーを蓄積することができる。
することにより、導管１２の外周へ生じた着氷は
成長する前に、かく拌によつて導管１２の外周か
ら剥離し、氷片が水流に乗つて水槽１０内を循環
する。これによつて水槽１０内の水温が全体的に
冷却されると共に、熱交換効率が高率に維持さ
れ、大きなエネルギーを蓄積することができる。
熱放出時には、水槽１０内の低温の水又は氷に
よつて熱交換することにより蓄熱を放出し、冷房
等を行なうことができ、夜間等に蓄積した熱を昼
間に放出できる。
よつて熱交換することにより蓄熱を放出し、冷房
等を行なうことができ、夜間等に蓄積した熱を昼
間に放出できる。
特にこの実施例では、水槽１０内に多量の氷を
発生させることができ、極めて大きな熱を蓄える
ことが可能である。
発生させることができ、極めて大きな熱を蓄える
ことが可能である。
次に第２，３図には本考案の第２実施例に係る
蓄熱装置が示されている。
蓄熱装置が示されている。
この実施例における導管２０は前記実施例の導
管１２と異なり、コイル状ではなくジグザグ状に
水槽１０内を通過しており、その中間部が補強リ
ブ２２へ取り付けられている。この補強リブ２２
は水槽１０の底壁から立設されている。
管１２と異なり、コイル状ではなくジグザグ状に
水槽１０内を通過しており、その中間部が補強リ
ブ２２へ取り付けられている。この補強リブ２２
は水槽１０の底壁から立設されている。
またパルセータ１８は複数個の導管２０の間へ
軸心を垂直として設置されており、前記実施例と
同様に水槽１０内の水をかく拌する役目を有して
いる。
軸心を垂直として設置されており、前記実施例と
同様に水槽１０内の水をかく拌する役目を有して
いる。
従つてこの実施例においても前記実施例と同様
に、導管２０に生じた着氷を剥離させ、氷片を水
流に乗せて槽内を浮遊循環させ効率のよい蓄熱作
用を行なうことができる。
に、導管２０に生じた着氷を剥離させ、氷片を水
流に乗せて槽内を浮遊循環させ効率のよい蓄熱作
用を行なうことができる。
［考案の効果］
以上説明した如く本考案に係る氷蓄熱装置で
は、槽内にかく拌機を設けて被冷却液体をかく拌
するため、導管の着氷を剥離して蓄熱効果を向上
することができる優れた効果を有する。
は、槽内にかく拌機を設けて被冷却液体をかく拌
するため、導管の着氷を剥離して蓄熱効果を向上
することができる優れた効果を有する。
第１図は本考案に係る氷蓄熱装置の第１実施例
を示す断面図、第２図は本考案の第２実施例を示
す斜視図、第３図は第２実施例の導管を示す正面
図である。 １０……水槽、１２……導管、１８……パルセ
ータ、２０……導管。
を示す断面図、第２図は本考案の第２実施例を示
す斜視図、第３図は第２実施例の導管を示す正面
図である。 １０……水槽、１２……導管、１８……パルセ
ータ、２０……導管。
Claims (1)
- 槽内に配設された導管へ冷媒を循環させて被冷
却液体を冷却する氷蓄熱装置であつて、前記槽内
へかく拌機を設けて被冷却液体をかくはんし、導
管の着氷を成長前に剥離することを特徴とした氷
蓄熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3954884U JPS60151067U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 氷蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3954884U JPS60151067U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 氷蓄熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60151067U JPS60151067U (ja) | 1985-10-07 |
| JPS644054Y2 true JPS644054Y2 (ja) | 1989-02-02 |
Family
ID=30547593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3954884U Granted JPS60151067U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 氷蓄熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60151067U (ja) |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP3954884U patent/JPS60151067U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60151067U (ja) | 1985-10-07 |
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