JPS6179970A - 漁船用冷水機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、蛇管チューブを蒸発器として用いる漁船用冷
水機に係り、特に多臘ある漁槽形状に合わせて、蒸発器
の取付が可能となり、漁槽海水が少ない場合にも、海水
を冷却するのに好適な漁船用冷水機に関する。

〔発明の背景〕

従来の装置は、特開昭５７−１７２８９４号公報に記さ
れている如く、漁船用冷水機においては蒸発器はＬ形で
あシ、漁槽壁面の片側に取υ付けられ、自然対流により
漁槽内海水を冷却するものである。

しかし、漁船の漁槽形状は多種多様であシ、Ｌ形の蒸発
器では、限られた漁槽形状のものにしか取り付けが出来
ず、他の形状の漁槽に取シ付ける配慮はされていなかっ
た。

また、一般に、漁場に着くまでの漁槽内海水量は、漁場
に速く着くため、あるいは、燃料を節約するために漁槽
の約１７３程度の量である。したがって、漁槽内海水量
が１／３程度では、蒸発器が海水に浸る量は、蒸発器全
体の１／３〜１／４となシ、海水と蒸発器の熱交換量は
減少し、冷却時間は長くなるという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、多種ある形状の漁槽に蒸発器が取り付
けられ、漁槽内海水量が約１／３程度と少ない場合でも
、海水と蒸発器が有効に熱交換でき、冷却時間も短い漁
船用冷水機を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、１つの池槽に小型の蒸発器を２個使用
し、前記、２個の蒸発器を分離可能な接続管によυ接続
し、前記、２個の蒸発器を漁槽壁面のどの位置にでも取
り付は可能としたことにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第６図により説明
する。

冷凍サイクル中の冷媒は、冷媒入口配管５よシ流入し、
蒸発器２ａ、接続管３及び蒸発器２ｂを流れ冷媒出口配
管６より流出する。第１図におＩ）て、冷凍サイクルを
形成する蒸発器２ａ、２ｂは、池槽１の対向する漁槽壁
面に取り付けてあシ、接続管３により接続されている。

この場合、海水４は両側よυ冷却され、しかも、双方の
蒸発器２ａ。

２ｂは同じ高さ方向の寸法が海水４に浸るため、片側か
ら冷却するものに比べ、海水４に浸る量は）２倍となる
。したがって、海水４と熱交換する面積も片側から冷却
するものに比べ、２倍となり、冷却効率を向上させるこ
とができる。また、池槽１の対向する漁槽壁面が離れて
いても、両側よシ冷却するため、海水１の温度分布も均
一にすることができる。

第３図においては、第１図と同様に対向する漁槽壁面に
蒸発器２ａ、　２ｂを取υ付けてあシ、蒸発器２ｂは蒸
発器２ａよシ上位置に取り付けである。これは、池槽１
の底が深い場合で、蒸発器２ａは海水４の下方を冷却し
、蒸発器２ｂは海水４の上方を冷却する。このような取
り付は方をする場合でも、接続管３の長さを変えること
により取υ付は可能となる。

以下、第５図、第６図の取り付けにおいても同様に、接
続管３の長さや、曲げ形状を変えることによシ取り付は
可能となる。

本実施例によれば、形状の異なる接続管３を複数個用意
しておけば、２つの蒸発器を異なる数塊の池槽に取シ付
は可能となる。また池槽が同一形状でも幾種類かの配置
が可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に本発明によれば、蒸発器の取付位置に
自由度が得られ、多機瓜に対応できると共に冷却能力を
むだにすることなく海水の冷却ができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の斜視図、第２図は、第１図のＡ視図
、第３図から第６図は他の実施例を示す。 １・・・池槽、２ａ・・・蒸発器、２ｂ・・・蒸発器、
３・・・接続管、４・・・海水、５・・・冷媒入口配管
、６・・・冷媒山手　）Ｉ２） 芋　２　図 ￥−３図 竿　４　図 竿　５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、漁船用エンジンより、プーリ、ベルトを介して電磁
   クラッチ付圧縮機を直接駆動し、漁槽内海水を冷却する
   装置において、１つの漁槽に小型の蒸発器を２個使用し
   、前記、２個の蒸発器を分離可能な接続管により接続し
   たことを特徴とする漁船用冷水機。