JPS643899Y2 - - Google Patents

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JPS643899Y2
JPS643899Y2 JP1983187799U JP18779983U JPS643899Y2 JP S643899 Y2 JPS643899 Y2 JP S643899Y2 JP 1983187799 U JP1983187799 U JP 1983187799U JP 18779983 U JP18779983 U JP 18779983U JP S643899 Y2 JPS643899 Y2 JP S643899Y2
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gasket
joint
pipe
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split
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JP1983187799U
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JPS6095288U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、既設のガス管をガス流通状態のまま
切断し電気的に絶縁を行なう場合、或は枝管を取
り出したり、バイパス工法で管を切断する場合等
に用いられる不断絶縁管継手に関するものであ
る。
従来の一般的な不断絶縁管継手は、格別の管抜
け止め機構をもたないため安全性の面で充分とは
言い難く、しかも電気絶縁を電気絶縁シートを組
み込むことによつて行なつているので電気絶縁の
ための格別な作業が必要となる等の欠点があつ
た。
そこで先行技術として、斯る欠点を解消し得る
第1図の如き不断絶縁管継手が開示されている
(実開昭55−187799号公報)。即ち、この不断絶縁
管継手は、内周面に電気絶縁層100が被着され
た継手上半体101及び継手下半体102より成
る分割型管継手本体103と、この本体103の
両端拡口部104,104に収容された端部ガス
ケツト105,105と、この本体103の両端
にボルト止めされて端部ガスケツト105,10
5を締め込む分割型押輪106,106と、この
押輪106,106の内周部に分割型電気絶縁ス
リーブ107,107を介して収容された保持リ
ング108及びボール式抜け止めリング109よ
り成る管抜け止め部材110等を具備したことを
特徴とするもので、このように分割型継手本体1
03の内周面に電気絶縁層100が被着されてい
るため、従来の如く電気絶縁シールを格別に組み
込む余計な作業が一切不要であり、しかも分割型
押輪106,106に特定の管抜け止め部材11
0が収容されているため、管の抜け止めが確実で
安全性の極めて大きいものであつた。
しかしながら、斯る不断絶縁管継手は、上記利
点を有する反面、次のような問題がまだ残つてい
た。即ち、分割型管継手本体103を構成する継
手上半体101及び継手下半体102をボルトで
締め付けただけでは、端部ガスケツト105,1
05を管に密圧接させたり、ボール式抜け止めリ
ング109のボールを管表面に喰い込ませること
ができず、分割型押輪106,106をボルト締
めして初めて端部ガスケツト105,105の密
圧接及びボールの喰い込みを行なうことができる
構造であるため、ボルトの個数が多く、面倒なボ
ルト締め作業を何度も繰返す必要があり、従つて
組み立てに時間を要するという問題が残つていた
のである。
本考案は上記問題に鑑み、一対の継手半体を互
いにボルト締めするだけで、端部ガスケツトの管
への密圧接と、管の抜け止めとを同時に行なうこ
とができ、しかも密封も確実な不断絶縁管継手を
提供することを目的とするものである。
本考案の不断絶縁管継手は、上記目的を達成す
るために、管を被包する一対の継手半体を有し、
この一対の継手半体の両端近くの内周部に径内方
向に拡口状をなす環状の凹溝を形成すると共に、
その一対の継手半体が重ね合わされる一方の両側
フランジ部の重ね合せ面部に、軸方向に延びかつ
上記環状の凹溝の外周面側にその内面側を連通さ
せる軸方向溝を形成し、さらにこれら凹溝および
軸方向溝を含む内周面に電気絶縁層を被着した分
割型管継手本体と、上記軸方向溝に収容し、上記
一対の継手半体の両側フランジ部をボルト締めす
ることによつて圧縮して一対の継手半体の両側フ
ランジ部間を密封する側部ガスケツトと、上記環
状の凹溝に収容し、上記一対の継手半体の両側フ
ランジ部をボルト締めすることによつて、管の外
周面に密着すると共に、上記圧縮された側部ガス
ケツトに、上記軸方向溝と環状の凹溝とが連通す
る箇所を通じて、押圧される端部ガスケツトと、
上記端部ガスケツトより更に両端寄りの上記分割
型管継手本体の内周部に分割型電気絶縁スリーブ
を介して収容された管抜け止め部材とを具備させ
たものである。
以下、第2〜15図に示す実施例に基づいて本
考案を詳細に説明する。
第2図は本考案不断絶縁管継手の一実施例の要
部破断平面図、第3図は実施例の要部破断正面
図、第4図は同実施例の一部破断右側面図であつ
て、ここに1は分割型管継手本体を示しており、
この本体1は継手上半体2の両側フランジ部4,
4と継手下半体3の両側フランジ部5,5とを重
ねてボルト6……で数個所締付け固定したもので
ある。これら継手上半体2及び継手下半体3の内
周面には、例えばプラスチツク層などから成る電
気絶縁層7を被着しており、更に継手上半体2の
中央部には管切断用カツター挿入孔8を管継手下
半体3の中央部には管切断用チヤンバー9を、そ
れぞれ設けてある。
この分割型管継手本体1の両端近くの内周部に
は、径内方向に拡口状をなす環状の凹溝が形成さ
れ、その環状の凹溝に、第6図に示すような変則
六角形断面を有するリング状の端部ガスケツト1
0,10を収容してあり、この端部ガスケツト1
0,10より両端寄りの本体1の内周部には、例
えば硬質合成樹脂などで造られた第9図に示す如
き分割型電気絶縁スリーブ11,11を介して管
抜け止め部材12を収容してある。この管抜け止
め部材12は、第8図に示すような複数個のボー
ル13を有するボール式抜け止めリング14と、
第10図に示すようなテーパ内周面15を有する
分割型保持リング16とから成るもので、ボール
13が保持リング16のテーパ内周面15に当つ
て管Aの表面に喰い込んでおり、管Aに引き抜き
方向の力が作用すると、ボール13がテーパ内周
面15の作用によつて増々管Aの表面に深く喰い
込み、管Aの抜け止めを確実に行なえるようにな
つている。そして、この管抜け止め部材12と端
部ガスケツト10の間には、第7図に示すような
ドーナツ板状の絶縁性リテーナ17を介装してあ
る。この絶縁性リテーナ17と前述の端部ガスケ
ツト10及びボール式抜け止めリング14は、第
6〜8図に示すように、いずれもスリツト17
a,10a,14aを形成して開閉自在となして
ある。
更に、分割型管継手本体1の継手下半体3の両
側フランジ部5,5の重ね合せ面部には、第2図
に示すように、軸方向に延びかつ上記端部ガスケ
ツトの環状の凹溝の外周面側にその内面側を連通
させた軸方向溝19,19を凹設してあり、この
溝19,19に電気絶縁層18が被着してあつて
側部ガスケツト20,20を夫々収容している。
この側部ガスケツト20は、第11図に示すよう
なカギ形断面を有するもので、継手上半体2の両
側フランジ部4を継手下半体3の両側フランジ部
5にボルト締めすると、この側部ガスケツト20
が鎖線で示すように圧縮変形して、両側フランジ
部4,5間を密封するとともに、内側へ膨らみ、
この側部ガスケツト20の両端が第3図及び第5
図に示すように端部ガスケツト10,10を押圧
して、側部ガスケツト20と端部ガスケツト10
の接続部位の気密性の保持および端部ガスケツト
10,10が径外方向に膨出することによる気密
性の低下を防止するようになつている。また、管
Aの切断時には切屑が飛散するが、第14図に示
すような発泡の合成ゴム等で作られた片面接着剤
付きの異物遮断材21を分割型管継手本体1の電
気絶縁層7に接着して該電気絶縁層7と管Aの外
周の間に切屑が入らないようにしてある。
なお、この実施例では、上記のように側部ガス
ケツト20,20と端部ガスケツト10,10を
別体となしてあるが、場合によつては第13図
a,bに示すように側部ガスケツト20,20の
両端に端部ガスケツト10,10を一体形成して
もよい。また、この実施例では端部ガスケツト1
0はスリツト10aを有する開閉自在なリング状
のガスケツトとなしてあるが、例えば第12図に
示すような分割型の端部ガスケツト10′として
もよいことは言うまでもない。
以上の如き構成の不断絶縁管継手は、管Aの所
要切断部分を分割型管継手本体1によつて端部ガ
スケツト10,10及び管抜け止め部材12等と
共に被包し、ボルト6を締付けてガス洩れを生じ
ないようにした後、管切断用カツター挿入孔8に
挿着したカツター(図示せず)で管Aを切断し、
プラグ22等で該挿入孔8を閉塞すれば、流通状
態のまま管Aを電気的に絶縁することができる。
プラグ22は、通常、管用テーパねじでシールす
るが、第15図の如くプラグ22の先端部に締結
用ねじを用い、Oリング23でシールする方法も
ある。
この場合、本考案の不断絶縁管継手では、分割
型管継手本体1の両端内周部の拡口状をなす環状
の凹溝に端部ガスケツト10,10を収容し、こ
の本体1の両側フランジ4,5のボルト締めによ
つて、両側フランジ部4,5間を密封しかつ両端
が端部ガスケツト10,10を押圧する側部ガス
ケツト20,20を一方の両側フランジ4,5の
軸方向溝19に収容してあるため、両側フランジ
部4,5をボルト締めするだけで、端部ガスケツ
ト10,10が管Aの外周面に密着して気密性を
保持するとともに、側部ガスケツト20,20の
両端が端部ガスケツト10,10を押圧して端部
ガスケツトの気密性の低下を阻止し、さらに管抜
け止め部材12のボール13も管Aの表面に喰い
込んで管Aの抜け出しを阻止することができるの
であり、従つて、従来の不断絶縁管継手に必要な
分割型押輪106,106のボルト締め作業が一
切不要となるので、短時間のうちに極く簡単に組
み立てを完了することができるのである。そし
て、分割型押輪やこの押輪締付用のボルトが不要
となる結果、部品数も少なくなり、コストの低減
も可能となるのである。
このように本考案は著効を奏し実用性のすこぶ
る大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の要部破断正面図、第2図は本
考案一実施例の要部破断平面図、第3図は同実施
例の要部破断正面図、第4図は同実施例の一部破
断右側面図、第5図は第3図の−線半断面
図、第6図は端部ガスケツトの部分破断側面図、
第7図は絶縁性リテーナの部分破断側面図、第8
図はボール式抜け止めリングの部分破断側面図、
第9図は分割型電気絶縁スリーブの断面図、第1
0図は分割型保持リングの断面図、第11図はボ
ルト締め前の両側フランジ部の断面図、第12図
は端部ガスケツトの変更例の正面図、第13図a
及びbは端部ガスケツト及び側部ガスケツトの変
更例に部分破断側面図及び同正面図、第14図は
異物遮断材の見取図、第15図はプラグとOリン
グによるカツター挿入孔の閉塞法の一例を示す部
分説明図である。 1……分割型管継手本体、2,3……一対の継
手半体、4,5……両側フランジ部、6……ボル
ト、7,18……電気絶縁層、10,10′……
端部ガスケツト、11……分割型電気絶縁スリー
ブ、12……管抜け止め部材、19……軸方向
溝、20……側部ガスケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 管を被包する一対の継手半体を有し、この一対
    の継手半体の両端近くの内周部に径内方向に拡口
    状をなす環状の凹溝を形成すると共に、その一対
    の継手半体が重ね合わされる一方の両側フランジ
    部の重ね合せ面部に、軸方向に延びかつ上記環状
    の凹溝の外周面側にその内面側を連通させる軸方
    向溝を形成し、さらにこれら凹溝および軸方向溝
    を含む内周面に電気絶縁層を被着した分割型管継
    手本体と、 上記軸方向溝に収容し、上記一対の継手半体の
    両側フランジ部をボルト締めすることによつて圧
    縮して一対の継手半体の両側フランジ部間を密封
    する側部ガスケツトと、 上記環状の凹溝に収容し、上記一対の継手半体
    の両側フランジ部をボルト締めすることによつ
    て、管の外周面に密着すると共に、上記圧縮され
    た側部ガスケツトに、上記軸方向溝と環状の凹溝
    とが連通する箇所を通じて、押圧される端部ガス
    ケツトと、 上記端部ガスケツトより更に両端寄りの上記分
    割型管継手本体の内周部に分割型電気絶縁スリー
    ブを介して収容された管抜け止め部材とを具備し
    て成る不断絶縁管継手。
JP18779983U 1983-12-05 1983-12-05 不断絶縁管継手 Granted JPS6095288U (ja)

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JPS6095288U JPS6095288U (ja) 1985-06-28
JPS643899Y2 true JPS643899Y2 (ja) 1989-02-01

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158118A (en) * 1981-03-25 1982-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Air conditioner for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639829Y2 (ja) * 1979-03-23 1988-03-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158118A (en) * 1981-03-25 1982-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Air conditioner for vehicle

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JPS6095288U (ja) 1985-06-28

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