JPS643622B2 - - Google Patents

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JPS643622B2
JPS643622B2 JP15473184A JP15473184A JPS643622B2 JP S643622 B2 JPS643622 B2 JP S643622B2 JP 15473184 A JP15473184 A JP 15473184A JP 15473184 A JP15473184 A JP 15473184A JP S643622 B2 JPS643622 B2 JP S643622B2
Authority
JP
Japan
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lens
polishing
holder
slide
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP15473184A
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English (en)
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JPS6133855A (ja
Inventor
Hideo Kojima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Haruchika Precision Co Ltd
Original Assignee
Haruchika Precision Co Ltd
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Publication date
Application filed by Haruchika Precision Co Ltd filed Critical Haruchika Precision Co Ltd
Priority to JP15473184A priority Critical patent/JPS6133855A/ja
Priority to US06/679,401 priority patent/US4662119A/en
Priority to EP85301706A priority patent/EP0175431B1/en
Priority to DE8585301706T priority patent/DE3586922T2/de
Publication of JPS6133855A publication Critical patent/JPS6133855A/ja
Publication of JPS643622B2 publication Critical patent/JPS643622B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレンズ自動研磨装置に関するが、詳し
くはワークヤトイ内に収納されているレンズをベ
ルトを介して搬送すると共に、レンズの供給、精
研、研磨、脱却の各機構を連続かつ自動化したレ
ンズ自動研磨装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のレンズ自動研磨装置は、例えば、本願出
願人が開発した特願昭58−36337号(特開昭59−
161258)のレンズ研磨機に関するレンズ自動搬送
装置のように、「ベースに昇降可能かつ回動可能
に取り付けると共に駆動機により昇降かつ回動す
るセンターシヤフトと、該センターシヤフトに固
定したローデイングテーブルと、該ローデイング
テーブルに十文字状に取り付けると共に該ローデ
イングテーブルに昇降可能に取り付けるホルダー
シヤフトと該ホルダーシヤフトの先端に取り付け
られレンズを真空着脱する研磨ホルダーを必要時
に下方向に加圧するばねとからなる4個のレンズ
加圧位置決め装置と、これらレンズ加圧位置決め
装置が対応する3か所に配設されたレンズ研磨装
置とから成るレンズ搬送位置決め装置Aと、前記
レンズ加圧位置決め装置が対応しない1個所に前
記レンズを乗せて昇降移動せしめると共に、ピツ
チ回転を自在ならしめるワークテーブルを付設し
たレンズ供給脱却機構Bとにより構成し、該レン
ズ供給脱却機構Bのワークテーブルを順次ピツチ
回転及び昇降移動させることにより、ワークテー
ブル上のレンズを前記レンズ搬送位置決め機構A
の前記レンズ加圧位置決め装置のピツチ回転位置
に順次搬送し、前記レンズ加圧位置決め装置の研
磨ホルダーにて前記レンズを順次真空吸着させて
レンズ搬送位置決め機構Aにレンズを順次渡し、
前記レンズ加圧位置決め装置を円周囲を4分の1
ごとにピツチ回転ならしめ、且つ前記ピツチ回転
位置にて前記レンズ加圧位置決め装置を昇降移動
させて、前記レンズ研磨装置上及び前記ワークテ
ーブル上にレンズを順次搬送することを特徴とす
るレンズ研磨機におけるレンズ自動研磨装置」が
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる本願出願人のレンズ自動研磨装置に改良
を加えて、レンズの供給脱却および研磨の一連工
程の自動化をユニツト化すると共に、更にレンズ
の搬送と研磨作動をスムーズにさせるところに本
発明が解決しようとする問題点がある。すなわ
ち、本発明が解決しようとする具体的な問題点
は、従来のレンズ自動研磨装置をレンズ供給機
構、レンズ精研削機構、レンズ研磨機構、レンズ
脱却機構とにより構成するようにする点、前記
各機構を順次横方向に作動されるように並設させ
てレンズをベルトコンベアにより順次搬送しよう
とする点、前記レンズの搬送にワークヤトイを
用いてレンズの搬送とレンズの研磨操作を連続工
程かつ簡便にしようとする点、前記ベルトコン
ベアで搬送されてきたレンズの吸着、上昇、移
動、脱却の各作動工程とレンズ搬送用のベルトコ
ンベア作動調節を自動コントロールしようとする
点、などにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の如き問題点を解決するために
開発したものであつて、研磨用のレンズが収納さ
れているワークヤトイを自動かつ連続的にレンズ
精研削機構へ供給するレンズ供給機構と、レンズ
を真空着脱して研磨する研磨ホルダーを備えたホ
ルダーシヤフトを設け、該ホルダーシヤフトを昇
降・回動させるローデイングテーブル上にホルダ
ーシヤフトを十文字状に4個配設し、うち3個で
レンズを精研加工し他の1個でレンズを昇降かつ
ピツチ回転させてレンズを精研加工するレンズ精
研削機構と、レンズの研磨ホルダー付スライドア
ームを上下移動用シヤフトに取付けたスライドヘ
ツドを設け、該スライドヘツドを前後移動用シヤ
フトのスライドベースに取付け、前記スライドア
ーム及びスライドベースを上下・前後に移動して
搬送中のレンズを研磨ホルダーに吸着脱させて自
動かつ連続的に研磨するレンズ研磨機構と、前記
研磨レンズを脱却してシヤワー洗浄するレンズ脱
却機構とから成ることを特徴とするレンズ自動研
磨装置の提供にありまた、前記各機構がレンズ供
給機構、レンズ精研削機構、レンズ研磨機構、レ
ンズ脱却機構の順で配設され、かつ各機構へのレ
ンズ搬送がベルトコンベアで行なわれ、更に前記
ベルトコンベアを介してレンズ精研削機構に搬送
されたレンズの脱却が、ワークヤトイ狭着用のロ
ーデイングチヤツクを備えたシリンダーを介して
行なわれるレンズ自動研磨装置にある。
すなわち、本発明の問題点を解決するための手
段は、従来のレンズ自動研磨装置に改良を加え
て、レンズの供給、研磨、脱却の各工程を連続か
つ自動化すること、前記各工程の機構を横方向
に並置し、その各機構の前にベルトコンベアを配
設して各機構とレンズ搬送用ベルトの作動を自動
調整すること、ベルトコンベアで搬送されるレ
ンズをワークヤトイに収納して各研磨機構の位置
でレンズのみを着脱可能としたこと、前記ワー
クヤトイにより搬送されたレンズをレンズ研磨ホ
ルダーが吸着脱するのにローデイングチヤツクを
用い、かつそのローデイングチヤツクを作動させ
るのに開閉シリンダーと上下シリンダーを用いて
前進後退および上昇下降させること、にある。
〔作用〕
本発明は、研磨用のレンズをヤトイに収納せし
めたワークヤトイを設け、該ワークヤトイをベル
トコンベアを介して精研機構へ順次移送供給させ
るレンズ供給機構と、レンズ供給機構から移送さ
れてきたワークヤトイ内のレンズを各研磨機構に
搬送位置決めをなし、ペレツト加工、R比較測
定、レジン加工、排出の工程を1サイクルにした
レンズ精研機構と、ベルトコンベアを介して精研
機構から移送されてきたレンズを各研磨槽に搬送
かつ位置決めをなして、供給、研磨、排出の工程
により研磨するレンズ研磨機構と、研磨が完了し
た後にベルトコンベアを介して移送されてきたレ
ンズを、水槽内で洗浄するレンズ脱却機構とから
構成して成るレンズ研磨装置であつて、前記各機
構を連続加工できるように順次配設し、更にレン
ズの搬送とレンズの各項工程とを自動的に連続か
つ同一作動にしたので、レンズの研磨工程がオー
トメーシヨン化されると共に、装置がユニツト化
させることになる。
また、前記ローデイングチヤツクの位置決めに
開閉シリンダーを介して前進後退させ、かつ上下
シリンダーを介して上昇下降させて行なうと共
に、前記上下シリンダーの収縮時にローデイング
チヤツクを下降させ、かつ下降と同時に開閉シリ
ンダーを前進させてローデイングチヤツクにレン
ズを狭着し、更に上下シリンダーを上昇させてレ
ンズを搬送する構成とから成つているので、ベル
トコンベアで搬送中のワークヤトイ入りレンズを
タイミングよく着脱させることができ、しかも各
研磨機構の作動との自動コントロールが可能とな
る。
〔実施例〕
以下、図面に従つて本発明の実施例について説
明する。
第1図は、本発明のレンズ自動研磨装置の全体
機構を示したものである。本発明装置は、レンズ
供給機構Aレンズ精研削機構Bレンズ研磨機構C
およびレンズ脱却機構Dとから構成されている。
レンズ供給機構Aはレンズ入りのワークヤトイW
をベルトコンベアにより順次レンズ精研削機構B
へ供給する機構であり、レンズ精研削機構Bはレ
ンズ供給機構Aから供給されてきたレンズの4本
の基軸を上下かつ回転移動させて、ペレツト加工
(厚さ測定)、R比較測定、レジン加工、排出工程
を1サイクルにしてレンズを精研する機構であ
り、レンズ研磨機構Cはレンズ精研後、再度ベル
トコンベアにより送られてきたレンズを2本の基
軸を上下かつ回転移動させ、供給、研磨、排出工
程によりレンズを研磨する機構である。レンズ脱
却機構Dは研磨完了後に再度ベルトコンベアによ
り送られてきたレンズを、脱却してシヤワー洗浄
する機構である。そしてレンズの搬送は、前記各
機構の前に配設されているベルトコンベア(第1
ベルトV1、第2ベルトV2、第3ベルトV3)によ
つて行なわれており、その作動と操作は自動かつ
連続的にコントロールされている。なお、レンズ
精研削機構Bとレンズ研磨機構Cのレンズ研磨方
法とその装置は基本的には同一である。
第2図は、本発明のレンズ供給機構Aを示した
ものである。このレンズ供給機構Aは、ベルトを
介してレンズL入りのワークヤトイWをレンズ精
研削機構Bに供給するための装置である。1はベ
ースでありネジ軸3を介しえブレード2が装設さ
れている。ネジ軸3はベアリング4を介して、止
め金5にてベース1に取り付けてある。ブレード
2は、ベース1に長穴10を設け、この長穴10
を介して一端はネジ軸3に螺合させている。7は
モーターであり、ベルト6を介してネジ軸3を回
転させている。8はワークサイド用のガイドであ
り、9はレンズLの供給ベルトである。なお、ワ
ークヤトイWは円形または角形に成形されてお
り、レンズLを供給、搬送等の際に収納させてお
くための容器である。次に、その作動について説
明する。まずベース1上にレンズL入りのワーク
ヤトイWをイ図のように配列させる。ついで、レ
ンズ精研削機構Bの作動指令により、一列ずつ供
給ベルト9上にワークヤトイWを移して順次移送
させる。この供給ベルト9への移動は、モーター
7を介してブレード2を順次移動させて行なう。
この場合、ワークヤトイWがレンズ精研削機構B
側のベルト上に押し出されるとブレード2は停止
し、ベース1上のワークヤトイWが全部送り込ま
れたならば、モーター7が逆回転されてブレード
2が後退して停止するようにしてある。
3図は、本発明のレンズ自動研磨機のレンズ精
研削機構Bを示したものである。
イ図乃至ハ図は、本発明のレンズ精研削機構B
の全体概要を示したものであり、基本的には本願
出願人の特願昭58−36337号(特開昭59−161258
号)の発明と同じである。このレンズ精研削機構
Bは、円周囲を4分の1ごとにピツチ回転ならし
めた4個のレンズ搬送位置決め機構Sが十文字状
に取り付けてある。円周囲を90゜ごとにピツチ旋
回させて、3箇所に取り付けてあるレンズ研磨機
構b,c,d上にレンズ搬送位置決め機構Sを順
回移動させる機構になつている。aの位置はレン
ズを供給脱却するところである。具体的な機構と
しては、センターシヤフト13を軸芯にしてロー
デイングテーブル11が、ローデイングアーム1
2上にテーブル取付けナツト19にて螺着してあ
る。ローデイングアーム12の円周囲の端部に
は、4個のレンズ搬送位置決め機構Sが取り付け
てあり、その各上端にはワーク吸引用のエアチユ
ーブ21が取り付けてある。このエアーチユーブ
21は、センターシヤフト13の上端にある真空
分配器20で集合され、センターシヤフト13を
介して更に下端のローリングエアジヨイント22
を経て真空発生器(図示せず)に連通されてい
る。また、センターシヤフト13は、スライドメ
タル16とベアリング18を介してベース28に
固定されている。23はスリーブであり下端部に
はタイミングプーリー17が挿入されており、キ
ー15にて連着されている。このタイミングプー
リー17は、キー溝14に沿つてセンターシヤフ
ト13が上下移動すると共に、タイミングベルト
24を介してターンモーター25に連動されてお
り、ローデイングテーブル11の上昇時にはセン
ターシヤフト13が回転されてローデイングテー
ブル11が旋回される。更に、センターシヤフト
13の下端部は、シリンダーナツクル26を介し
てエアシリンダー27が連結してある。このエア
ーシリンダー27によりローデイングテーブル1
1全体が上下移動されることになる。すなわち、
このローデイングテーブル11はレンズの研磨時
は下降しており、レンズ搬送時は上昇しながら同
時に旋回して下降する。
第3図ニは、レンズ搬送位置決め機構Sの要部
を示したものであり、本願出願人が開発した特願
昭58−193029号(特開昭60−85858号)と同一機
構のものである。具体的な構成としては、29は
ホルダーシヤフトであり、また、30はホルダー
シヤフト29に設けたピストンであり、パツキン
38を介して摺動メタル31にて取り付けてあ
る。32はシリンダーチユーブであり、ピストン
30付きのホルダーシヤフト29の外周に嵌挿し
てある。このシリンダーチユーブ32には、エア
ジヨイント33,40を介して圧縮空気H,I用
の流出口が設けてある。また上方部のシリンダー
チユーブ32には、シリンダーヘツド34を設け
パツキング37を介してメタル35が内設してあ
り、一方下方部のシリンダーチユーブ32にはピ
ストンロツクナツト39を介してピストン30が
ロツクされている。なお、41,42はOリング
であり、43はホルダーヘツドである。46はホ
ルダーシヤフト29の中央に内設してあるローリ
ングセンター50のセンターロツクナツトであ
り、47,48はそのラジアルベアリングとスラ
ストベアリングである。49はセンターナツト、
51はセンターポイントである。45はレンズL
を置く研磨皿である。なお、52はホルダーシヤ
フト29に取り付けてある圧縮スプリングであ
り、53はそのストツプリングである。そしてこ
の機構の特徴は、レンズLを研磨する場合は研磨
皿45上のレンズLに研磨ホルダー44のホルダ
ーシヤフト29を介して加圧し、研磨皿45を回
転、揺動させるところにあり、また研磨したレン
ズLを搬送する場合は研磨ホルダー44にレンズ
Lを吸着させて一定の場所に搬送して脱却させる
ところにある。
第3図ホとヘは、研磨皿の揺動機構を示したも
のであり、この機構は本願出願人が開発した特願
昭58−141606号(特開昭60−34262号)と同一の
ものである。55はスウイングシリンダー54
と、スピンドル64とを連結させたスウイングポ
ストであり、56はそのベアリングである。57
はフレーム59に固定したシリンダーフートであ
り、ピン58を介してスウイングシリンダー54
が取り付けてある。60はスピンドルモーターで
あり、Vプーリー61,62とベルト63を介し
てスピンドル64に連動されている。スピンドル
64は、スリーブ65内をベアリング67を介し
て研磨皿68に連着してある。66はスリーブベ
ース、70はスリーブプレート、69はベアリン
グである。71は研磨ホルダーでありレンズLを
研磨皿68に加圧している。その加圧は加圧スプ
リング72を介してホルダーシヤフト73により
行なつている。なお、74はメタルであり、75
は研磨剤ドレンピツトである。この機構によれ
ば、スウイングベースの重量バランスの中心を
15゜から20゜程度傾斜させて揺動させると、揺動方
向が上りの場合は、ロツドの延長ストロークに関
係なく常に同一の力でスウイングベースを持ち上
げることができる。また逆に、揺動が下がるとき
はシリンダーの排出速度を調整するだけで、手軽
に設定することができる。なお、エアシリンダー
の場合には0゜付近の揺動返し点(PO点を中心に
P1、P2点)の付近においては、シリンダーチ
ユーブ内の残留エアクツシヨンの役を果たして、
シヨツクをやわらげて極めて自然の状態で振子状
の揺動運動をさせることができる。
第3図ト乃至リは、本発明のレンズ精研削機構
Bによるレンズの搬送方法とその構成を示したも
のである。77は上下用のシリンダーであり、7
9は開閉用のシリンダーである。シリンダー77
は、ベース76,78間に取り付けてある。シリ
ンダー79の先端部には、ローデイングチヤツク
80が連着してあり、更にボス81を介してベー
ス76に固定されている。82はローデイングチ
ヤツク80の高さを調整するための調整ボルトで
ある。83はレンズLが収納されているワークヤ
トイWをベルトコンベアで搬送するための第1ベ
ルトである。84,85はワークヤトイWを1個
ずつ区分するめのシリンダーである。
次にリ図のフローチヤートと合わせて操作とそ
の作動について説明する。まず、レンズ精研削機
構Bの始動スイツチを入れ、第1ベルト83を回
転させて、レンズ供給機構Aから供給されてきた
レンズL入りのワークヤトイWをローデイング位
置Pへ順次搬送させる。その際、各シリンダー8
4,85を作動させてワークヤトイWを1個ずつ
ローデイング位置Pに送るように構成されてい
る。すなわち、シリンダー84,85の交互作動
(片方が伸びているときは片方は縮んでいる)に
よつて、1個ずつ送られたワークヤトイWが、ロ
ーデイング位置Pに来ると第1ベルト83が一時
停止するようになつている。ついで、シリンダー
77,79を作動(昇降と開閉)させてローデイ
ング位置P(ワークヤトイWが置かれている)の
ところにローデイングチヤク80を移動させて、
ワークヤトイWをかませてレンズ精研削機構Bの
方に搬送する。なお、研磨終了後の脱却はこの逆
操作で行なえばできる。
第4図イとロは、本発明レンズ研磨機構Cを示
したものである。86はスライドベツド本体であ
り、前後移動用のスライドベース87内にスライ
ドアーム89を嵌挿せしめた上下移動用のスライ
ドシヤフト88が内装されている。91はスライ
ドアーム89がスライドシヤフト88を介して上
下移動させるためのエアシリンダーである。スラ
イドアーム89はメタル90を介してスライドシ
ヤフト88に嵌挿され、その他端には上下のスト
ロークを設定するためのボルト98が取り付けて
ある。92はスライドベースであり、メタル94
を介してスライドベツド本体86を前後移動する
ためのスライドシヤフト93に嵌挿されている。
このスライドベース92にはベース97を介し
て、エアシリンダー95が取り付けられている。
96は後方用のシヤフトフラジであり、99は前
方用のシヤフトフランジである。101はベース
100を介して取り付けたベルトシユートであ
り、第2ベルト102と第3ベルト103とが巻
装されている。104は研磨槽であり、スライド
アーム89の先端に具備せしめてあるレンズホル
ダーと同位置になるように設置してある。このよ
うにスライドベツド本体1は、エアシリンダー9
5の伸縮作動によりスライドシヤフト93間を前
後に移動し、一方レンズ研磨ホルダー(図示せ
ず)を具備したスライドアーム89は、エアシリ
ンダー91を介してスライドシヤフト88間を上
下に移動することになる。この上下、前後の移動
によつて第2ベルト102、第3ベルト103か
ら供給されているレンズを自動かつ連続的にレン
ズ研磨ホルダーが吸着、研磨し、かつ研磨後に排
出させることができる。本実施例で1本のスライ
ドアーム89に2本のレンズ研磨ホルダーを具備
させたが、1本のスライドアーム89に2本以上
あるいは、数本のスライドアーム89に1本もし
くは数本を具備させるとも可能である。なお、レ
ンズ研磨機構Cでのレンズ研磨方法とその機構
は、第3図に示し精研削機構Bと同じである。つ
まり、ワークヤトイWに入つているレンズLを研
磨ホルダーに吸着させて、研磨皿上に押圧させ、
研磨皿を回転揺動させて研磨するのである。
第4図のハとニは、第4図イに示した装置によ
るレンズの供給脱却方法とそのフローチヤートを
示したものである。まず、第2ベルト102上に
レンズL入りワークヤトイWが順次供給されてく
ると、ワークガイド105を介してワークヤトイ
が順次一列に並置される。ついで、第1ゲートG
1と第2ゲートG2の作動によつて、Aのワーク
ヤトイWが第2ベルト103に移動されてレンズ
研磨機構Cのローデイング位置P1でもつてレン
ズLを供給脱却することができる。一方、第1ベ
ルト102に供給されるワークヤトイWがワーク
ガイド105上に配列できなくなると、手前の方
に移行されてワークガイド106のところに順次
配列されることになる。そこで、前記同様に第1
ゲートG3と第2ゲートG4の作動により、ワー
クヤトイWは順次(C,D)第3ベルト103に
移行されるので、ローデイングP2の位置でもつ
てレンズを供給脱却することができる。このロー
デイング位置P1,P2は第1図に示したスライ
ドアーム89の上下作動によつて、スライドベツ
ト本体86に取り付けてあるレンズ研磨ホルダー
が前進、下降してワークヤトイWからレンズLを
吸着し、更に上昇後退されて研磨皿(図示せず)
の位置まで再度下降されてレンズLが自動研磨さ
れる。研磨完了後は、前記の逆作動によつてレン
ズLをワークヤトイWに排出し、ワークヤトイW
ごとレンズLを脱却する。更に、この作動につい
て詳述すれば、2本の研磨ホルダー軸には、本体
中央を前後に移動させるキヤリヤーの上に、更に
上下移動が自在になるキヤリヤーが設けてあるか
ら、研磨ホルダー軸は第3ベルト上では上方にあ
り、ワークヤトイWが位置決めされると下降され
てワークヤトイW内のレンズLが研磨ホルダーで
もつて吸着することができる。次に、この状態の
ままで上昇下降させてレンズLを研磨加工する。
研磨加工されたレンズLは、上記の逆作動により
ローデイング位置にあるワークヤトイWに収納さ
れる。
第5図は、本発明のレンズ脱却機構Dを示した
ものである。このレンズ脱却機構Dはレンズ研磨
機構CでもつてレンズLが研磨された後に、シヤ
ワーにより洗浄する装置の部分である。107は
水槽であり、軸受け108を介してターンシヤフ
ト110が立てある。ターンシヤフト110に
は、水槽107部分にターンテーブル109を、
上方部には軸受け108を介してベース113が
それぞれ取付けている。このベース113にはタ
ーンシヤフト110の先端とをカツプリング11
1させたモーター112が置いてある。このよう
にして、第3ベルト115を介して搬送されてき
たレンズが、常時ゆるやかに回転しているターン
テーブル109上に移され水槽107内の水中に
プールされる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成してあるから、次の
ような多くの効果を有している。
ア 従来の各装置をユニツトかつオートメーシヨ
ン化すると共にその操作をすべて自動化したこ
とによつて、研磨の仕上が均一で高精度化する
ことができる。
イ 本装置の調整が簡単であると共に高度の技術
を必要とせず安易な操作によつて作動できるの
で、長期間亙つて高い再現性と安定性を保持す
ることができる。
ウ 本装置は短時間でセツトすることができるの
で、多種類の小ロツトラインも導入可能とな
り、広範囲の自動化ライン設定ができるなど応
用範囲が広く実用性が高い。
エ 本装置は、従来装置に使用されていたレンズ
搬送用のロボツト等を必要としないので、非常
に高い稼動率とすることができる。
オ また、従来装置よりも構造的にシンプルであ
り小型化が可能となるので、設備の管理面や安
全面にも良好となると共に低コストで量産が可
能となるので、経済性にも富んでいる。
このように、本発明は多くの効果を有している
レンズ自動研磨装置を提供するものといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレンズ自動研磨装置の機構を
示した全体概要図、第2図は本発明のレンズ供給
機構を示した一部平面図と側面図、第3図は本発
明のレンズ精研削機構の各要部を示した一部拡大
説明図とフローチヤート図、第4図は本発明のレ
ンズ研磨機構の要部の一部拡大説明とフローチヤ
ート図、第5図は本発明のレンズ脱却機構を示し
た平面図と側面図である。 L……レンズ、W……ワークヤトイ、1……ベ
ース、2……ブレード、3……ネジ軸、7……モ
ーター、9……供給ベルト、11……ローデイン
グテーブル、13……センターシヤフト、16…
…スライドメタル、20……真空分配器、21…
…エアチユーブ、24……タイミングベルト、2
5……ターンモーター、27……シリンダー、3
0……ピストン、32……シリンダーチユーブ、
33……エアジヨイント、43……ホルダーヘツ
ド、44,71……研磨ホルダー、45,68…
…研磨皿、50……ローリングセンタ、54……
スウイングシリンダー、55……スライングポス
ト、60……スピンドルモーター、64……スピ
ンドル、70……スリーブレート、73……ホル
ダーシヤフト、77,79……シリンダー、80
……ローデイングチヤツク、82……調整ボル
ト、83……第1ベルト、84,85……シリン
ダー、88,93……スライドシヤフト、89…
…スライドアーム、91,95……エアシリンダ
ー、102……第2ベルト、103……第3ベル
ト、105,106……ワークガイド、107…
…水槽、109……ターンテーブル、112……
モーター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 研磨用のレンズが収納されているワークヤト
    イを自動かつ連続的にレンズ精研削機構へ供給す
    るレンズ供給機構と、レンズを真空着脱して研磨
    する研磨ホルダーを備えたホルダーシヤフトを設
    け、該ホルダーシヤフトを昇降・回動させるロー
    デイングテーブル上にホルダーシヤフトを十文字
    状に4個配設し、うち3個でレンズを精研加工し
    他の1個でレンズを昇降かつピツチ回転させてレ
    ンズを精研加工するレンズ精研削機構と、レンズ
    の研磨ホルダー付スライドアームを上下移動用シ
    ヤフトに取付けたスライドヘツドを設け、該スラ
    イドヘツドを前後移動用シヤフトのスライドベー
    スに取付け、前記スライドアーム及びスライドベ
    ースを上下・前後に移動して搬送中のレンズを研
    磨ホルダーに吸着脱させて自動かつ連続的に研磨
    するレンズ研磨機構と、前記研磨レンズを脱却し
    てシヤワー洗浄するレンズ脱却機構とから成るこ
    とを特徴とするレンズ自動研磨装置。 2 前記各機構がレンズ供給機構、レンズ精研削
    機構、レンズ研磨機構、レンズ脱却機構の順で配
    設され、かつ各機構へのレンズ搬送がベルトコン
    ベアで行なわれる請求項1記載のレンズ自動研磨
    装置。 3 前記ベルトコンベアを介してレンズ精研削機
    構に搬送されたレンズの脱却が、ワークヤトイ狭
    着用のローデイングチヤツクを備えたシリンダー
    を介して行なわれる請求項2記載のレンズ自動研
    磨装置。
JP15473184A 1984-07-25 1984-07-25 レンズ自動研磨装置 Granted JPS6133855A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15473184A JPS6133855A (ja) 1984-07-25 1984-07-25 レンズ自動研磨装置
US06/679,401 US4662119A (en) 1984-07-25 1984-12-07 Automatic lens grinding apparatus
EP85301706A EP0175431B1 (en) 1984-07-25 1985-03-12 Automatic lens grinding apparatus
DE8585301706T DE3586922T2 (de) 1984-07-25 1985-03-12 Automatische linsenschleifanlage.

Applications Claiming Priority (1)

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JPS6133855A JPS6133855A (ja) 1986-02-17
JPS643622B2 true JPS643622B2 (ja) 1989-01-23

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ID=15590704

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JPS5845851A (ja) * 1981-09-11 1983-03-17 Hitachi Seiko Ltd ウエハの研削,搬送および洗滌方法ならびにその装置

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JPS6133855A (ja) 1986-02-17

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