JPS64327Y2 - - Google Patents

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JPS64327Y2
JPS64327Y2 JP10576082U JP10576082U JPS64327Y2 JP S64327 Y2 JPS64327 Y2 JP S64327Y2 JP 10576082 U JP10576082 U JP 10576082U JP 10576082 U JP10576082 U JP 10576082U JP S64327 Y2 JPS64327 Y2 JP S64327Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
glass
frame
decorative panel
hatchback door
body seal
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JP10576082U
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JPS599920U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のハツチバツクドア構造に関
するものである。
自動車のハツチバツクドア構造として、すでに
実開昭55−50815号において、テールゲートガラ
スの下部を延長して延長部を形成し、この延長部
の外側に自動車の外形形状を形成する比較的剛性
の高い材料からなる装飾パネルを取付けたものが
提案されている。
そして、上記ガラスと装飾パネルとは第7図で
示すように、ガラス20と装飾パネル21との間
にシール材22を介在させ、ガラス20に形成し
た貫通孔20aにねじ部材23を挿通し、セツト
プレート24を介挿して締付ねじ25を螺合する
ことで固定されている。
したがつて、ガラス20に対する貫通孔20a
の穿設作業を必要とするため、作業性が悪い。ま
た、ガラス20に直接装飾パネル21を固定して
いるだけであるからドア閉塞時の反力に対する剛
性に劣る問題がある。
一方、第8図で示すようにガラス20の外面に
装飾パネル21の内面を接着材26によつて全面
接着して固定したものが知られているけれど、こ
のような構成では、装飾パネル21の下端位置ま
で延長した長寸のガラス20を必要とし、ガラス
20が大形化してコストアツプにつながる上、ド
ア閉塞時の反力に対する剛性に劣る問題がある。
この考案は上記従来の問題に鑑みされたもの
で、剛性と組付作業性の向上を図り、ガラスと装
飾パネルとを適確に固定し得る自動車のハツチバ
ツクドア構造を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本考案にあつて
は、 車体の後部開口の上端に軸支され該開口を開閉
するガラスと、 前記車体の後部開口全周縁に設けられたボデイ
シールと、 前記ガラスの車室側面に、該ガラスの閉時に前
記ボデイシールに当接して該ボデイシールの全周
に沿うように固定されており、その下方部は該ガ
ラスの下端から下方側に延出しているフレーム
と、 前記フレームに、該フレームの延出部において
取付けられ、該フレームと協働して前記ガラスを
挟持する装飾パネルと、 を備えていることを特徴とする自動車のハツチバ
ツクドア構造、とした構成としてある。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図は自動車の後部を示す斜視図であり、同
図において1は車体、2は後部開口、3はハツチ
バツクドアで、このハツチバツクドア3はガラス
4と装飾パネル5とで構成されている。6はリヤ
エンドパネルである。
上記ガラス4は、その上端部を周知の手段によ
つて後部開口2を開閉するように軸支され、装飾
パネル5はガラス4の下部外側にガラス4の下端
より下方位置まで延長して設けられている。
車体1の後部開口2の周縁には第2図で示すよ
うに弾性材料で形成したボデイシール7が設けら
れており、このボデイシール7に沿つてガラス4
の内面、つまり、ガラス4の車室側に第3図のよ
うにフレーム8が取付けられている。
フレーム8は、第4図で示すように両側にフラ
ンジ8a,8bを形成した断面溝形のものであつ
て、フランジ8a,8bの上面は接着材9を介し
てガラス4の内面に接着固定されている。そして
ガラス4の端縁部にモール10を取付けている。
装飾パネル5は第5図および第6図で示すよう
に、アウタパネル5aとインナパネル5bとで構
成され、その上部がシールラバー11を介してガ
ラス4の下端部の外面に対応し、かつ中央部裏面
はボルト12とナツト13との螺合によつて、上
記シールラバー11を介してフレーム8に取付け
られている。
即ち、フレーム8の一方のフランジ8bに形成
されているボルト孔と、このボルト孔に連通して
設けられたシールラバー11の透孔に対して、装
飾パネル5のインナパネル5bの上面に溶接固定
したナツト13のねじ孔および、このねじ孔に連
通してインナパネル5bに穿設した透孔を同一軸
線上に連通させ、フレーム8のフランジ8b側か
らセツトプレート14を介してボルト12を上記
ナツト13に螺合している。したがつて、ガラス
4は、その下端部がフレーム8と装飾パネル5と
によつて挟持されることになつている。
上記装飾パネル5は、その後端面をリヤエンド
パネル6と面一に形成してリヤデツキ部15を構
成している。
上記構成において、車体1の後部開口2の周縁
に設けられたボデイシール7に当接するよう、該
ボデイシール7に沿つてガラス4を車室側から支
持するフレーム8を設け、ガラス4をフレーム8
と装飾パネル5とで挟持しているから、ドア閉塞
時の反力に対する剛性が大幅に向上し、ガラス4
に対する穿設作業を要しないので作業性が向上す
る。
以上説明したように、この考案によればガラス
を車室側から支持するフレームと該フレームに取
付けられる装飾パネルとによつて挟持しているこ
とから、ハツチバツクドアの剛性と加工性および
組付作業性の向上を図ることができるとともに、
長さ寸法の小さいガラスを使用できるからコスト
ダウンを期待できるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るハツチバツクドア構造
を適用した自動車の後部を示す斜視図、第2図は
後部開口を示す正面図、第3図はハツチバツクド
アの正面図、第4図は第3図におけるA〜A線に
沿つた拡大断面図、第5図は同B〜B線に沿つた
断面図、第6図は同C〜C線に沿つた一部拡大断
面図、第7図は従来例の断面図、第8図は他の従
来例を示す断面図である。 1…車体、2…後部開口、3…ハツチバツクド
ア、4…ガラス、5…装飾パネル、6…リヤエン
ドパネル、7…ボデイシール、8…フレーム、1
5…リヤデツキ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車体の後部開口の上端に軸支され該開口を開
    閉するガラスと、 前記車体の後部開口全周縁に設けられたボデ
    イシールと、 前記ガラスの車室側面に、該ガラスの閉時に
    前記ボデイシールに当接して該ボデイシールの
    全周に沿うように固定されており、その下方部
    は該ガラスの下端から下方側に延出しているフ
    レームと、 前記フレームに、該フレームの延出部におい
    て取付けられ、該フレームと協働して前記ガラ
    スを挟持する装飾パネルと、 を備えていることを特徴とする自動車のハツチ
    バツクドア構造。 (2) 装飾パネルはリヤエンドパネルと面一に形成
    され、リヤデツキ部を構成する実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の自動車のハツチバツクド
    ア構造。
JP10576082U 1982-07-12 1982-07-12 自動車のハツチバツクドア構造 Granted JPS599920U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10576082U JPS599920U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 自動車のハツチバツクドア構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP10576082U JPS599920U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 自動車のハツチバツクドア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS599920U JPS599920U (ja) 1984-01-21
JPS64327Y2 true JPS64327Y2 (ja) 1989-01-06

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ID=30247764

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JP10576082U Granted JPS599920U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 自動車のハツチバツクドア構造

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JPS599920U (ja) 1984-01-21

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