JPS643177Y2 - - Google Patents

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JPS643177Y2
JPS643177Y2 JP427783U JP427783U JPS643177Y2 JP S643177 Y2 JPS643177 Y2 JP S643177Y2 JP 427783 U JP427783 U JP 427783U JP 427783 U JP427783 U JP 427783U JP S643177 Y2 JPS643177 Y2 JP S643177Y2
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JP
Japan
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spring
coil spring
battery
battery storage
guide groove
Prior art date
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Expired
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JP427783U
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English (en)
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JPS59110959U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、ラジオ受信機付テープレコーダ等電
池を使用する電子機器の電池収納装置に関する。 〔考案の技術的背景とその問題点〕 従来の電池収納装置について図面を参照して説
明する。 電池収納装置の多くは陰極端子として導電性と
弾力性を兼備したコイルスプリングを使用してお
り、このコイルスプリングはその一端部を支持体
に装着することにより固定されている。第1図は
その一例を示したものである。 電池ケース1の陰極側一端は支持体2により閉
鎖されている。この支持体2は、側壁3、これの
両端に設けられたL状の支持片4,4及び側壁3
の内側に垂直に設けられた底板5より構成されて
いる。更にこの側壁3と支持片4,4によりこれ
らの間にスプリング収納溝6が形成されている。
このような支持体2にコイルスプリング11を装
着するにおいては、コイルスプリング11の最大
径の巻線部をスプリング収納溝6に挿入し、スプ
リング11の自重及び弾性作用に対して側壁3、
支持片4,4及び底板5の3方向から支えるよう
にする。又、電池収納装置の他の例としては実開
昭55−178966号公報にみられるような、側壁3と
支持片4,4を位置関係を交換して設けた装置が
考えられている。 しかしこれらの装置はいずれも、スプリング収
納溝をスプリングの弾性方向に対して垂直に形成
していることから、スプリングを単に挿入しただ
けでは挿入と逆方向(図中失印A)に抜けやす
く、そのため接着剤等で抜け止め処理を行うなど
作業上不便な点があつた。 又、ポータブル・タイプのラジオ、テープレコ
ーダのように機器の小型化が進められている現
在、機器全体に対し電池収納部の占める割合は大
きい。それで電池を複数個直列に装填するものに
は、ケースの陽極側一端から陰極側一端までの長
さにキヤビネツトの厚さを加えたものがそのまま
機器の外形寸法になることがある。このような場
合第2図に示すように、キヤビネツト15は支持
体2の側壁3に密着して取り付けられる。このと
きキヤビネツト15とコイルスプリング11の間
には側壁3の厚さlの距離がある。そこで機器を
小型にするにはその距離を短くするか又は取り除
くことが考えられる。ここで側壁3は機器の組み
立て順序や作業性を考えなければ不要なものであ
るが、実際にはキヤビネツト15を最後に取り付
けるためそれまでの組み立て工程中スプリングを
保持するために必要であり取り除くことができな
い。しかもその厚さは現状が限界である。 〔考案の目的〕 本考案はコイルスプリングの取り付け作業が簡
単で確実に固定でき、しかも従来より薄型にした
電池収納装置を提供することを目的とするもので
ある。 〔考案の概要〕 本考案の電池収納装置は、電池収納ケースと、
これの一端に配置される陰極端子のコイルスプリ
ングと、このスプリングを固定するスプリング支
持体から成る。そして、スプリング支持体の電池
を収納する側と反対側の側面にガイド溝が設けら
れており、このガイド溝にコイルスプリングの一
端の巻線部が嵌合される。更にスプリングの残部
は支持体をまたいで収納ケース側に配置される。 〔考案の実施例〕 本考案に係る電池収納装置の実施例を第3図乃
至第5図を参照して説明する。 第3図において、底部を電池の形状に合わせて
湾曲に形成した電池収納ケース21の側部に垂直
にスプリング支持体22が設けられている。この
スプリング支持体22は第4図に示すように、一
方の側面に円弧状のガイド溝23が凹設されてお
り、このガイド溝23の両端は支持体上面で開放
された状態になつている。又他方の側面には一方
の側面と対称的に外周をガイド溝23の内径より
やや小さい径で円弧状に形成した凹部24を有し
ている。この凹部24の機能については電池装填
時の説明のときに後述する。そして渦巻状のコイ
ルスプリング11は、最大径の第1の巻線部12
がガイド溝23に嵌合して装着されている。又コ
イルスプリング11のリード部13は、支持体上
面に沿つて電池収納ケース21の外まで延出し機
器の回路に接続している。更にスプリング11の
第1の巻線部12に隣接する第2の巻線部14が
ガイド溝の開放他端からスプリング支持体22
上面をまたいで電池を収納する側に当接し、かつ
渦巻状の残りの先端部分は収納ケース内に位置す
る。なお、図面では省略したが電池収能ケース
1のもう一方の側部には、当然陽極端子とその支
持体が設けられている。 上記のようにコイルスプリング11をスプリン
グ支持体22に取り付けるに際しては、第1の巻
線部12と第2の巻線部14との間隔を巻線間相
互の弾性力に抗してやや広げて保持し、この状態
で第1の巻線部12と第2の巻線部14との間に
スプリング支持体22をはさみ込み、それから外
力を解いて第1の巻線部12をガイド溝23に嵌
合する。 このようにして取り付けられたコイルスプリン
グ11は、スプリング支持体22を両側から圧接
し、しかもガイド溝23がコイルスプリング11
の弾性方向に対し平行にかつ巻線の形状に則して
凹設されているため、どの方向に対しても外れる
心配がない。 又、第5図に示すように、キヤビネツト25を
スプリング支持体22の外側面に密着して取り付
けた場合、第1の巻線部12もキヤビネツト25
に密着している。つまりコイルスプリング11と
キヤビネツト25との距離はゼロである。この状
態は機器の小型化を考えるならコイルスプリング
を使用した電池接続装置としては最善である。 上記装置に電池を装填するにおいては、電池の
陰極をコイルスプリング11の最小径の先端巻線
部に当接させ、弾性力に抗してスプリング11を
圧縮し、第2の巻線部より小さい径の各巻線部分
を凹部24に順次収納させる。 なお、上記実施例では渦巻状のコイルスプリン
グを使用したが、他に複数の巻線を有し第1の巻
線部が四角形あるいは三角形等のスプリングであ
つてもガイド溝をその形状に則して凹設すれば上
記実施例と同様の作用と効果を呈する。 〔考案の効果〕 本考案は以上説明したように、接着剤等の抜け
止め処理を必要とせず取り付け作業が簡単である
ため、作業性が良く経済的である。しかも従来よ
り薄型であるため機器の小型化に対しても有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電池収納装置を示す斜視図、第
2図は第1図の電池収納装置にキヤビネツトを取
り付けた状態を示す平面図、第3図は本考案に係
る電池収納装置の実施例を示す斜視図、第4図は
第3図で示した電池収納装置のスプリング支持体
の斜視図、第5図は第3図の電池収納装置にキヤ
ビネツトを取り付けた状態を示す平面図である。 11……コイルスプリング、12……第1の巻
線部、14……第2の巻線部、21……電池収納
ケース、22……スプリング支持体、23……ガ
イド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池収納ケースと、このケースの一端に配置さ
    れ被収納電池の陰極に圧接する導電性コイルスプ
    リングと、このコイルスプリングを構成する第1
    の巻線部とこれに隣接した第2の巻線部の間に介
    することによりこれを固定するスプリング支持体
    と、このスプリング支持体の外側面に前記第1の
    巻線部の形状に則して凹設されたガイド溝を備
    え、このガイド溝に第1の巻線部を嵌合したこと
    を特徴とする電池収納装置。
JP427783U 1983-01-18 1983-01-18 電池収納装置 Granted JPS59110959U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP427783U JPS59110959U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 電池収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP427783U JPS59110959U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 電池収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59110959U JPS59110959U (ja) 1984-07-26
JPS643177Y2 true JPS643177Y2 (ja) 1989-01-26

Family

ID=30135870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP427783U Granted JPS59110959U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 電池収納装置

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JPS59110959U (ja) 1984-07-26

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