JPH0740299Y2 - 鉛蓄電池の端子部 - Google Patents

鉛蓄電池の端子部

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JPH0740299Y2
JPH0740299Y2 JP12017189U JP12017189U JPH0740299Y2 JP H0740299 Y2 JPH0740299 Y2 JP H0740299Y2 JP 12017189 U JP12017189 U JP 12017189U JP 12017189 U JP12017189 U JP 12017189U JP H0740299 Y2 JPH0740299 Y2 JP H0740299Y2
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JP12017189U
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正一 佐藤
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湯浅電池株式会社
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、極柱端子と引出線を接続した鉛蓄電池の端子
部の改良に関するものである。
従来技術とその問題点 一般に自動二輪車の蓄電池収容ボックスはコンパクトに
形成されているが、特にセルスターターを用いない自動
二輪車においては蓄電池収容ボックスが更にコンパクト
であり、しかも座席(サドル)の下に形成された凹陥部
が蓄電池収容ボックスになっているものがある。一方蓄
電池の標準タイプは第5図に示すように直方体をした蓄
電池1の蓋2のコーナー部4の正面からリード線3が引
き出された構成になっている。従って上記のような凹陥
部の蓄電池収容ボックスに蓄電池を収容した場合、第6
図に示す如くリード線3が蓄電池収容ボックスの側壁面
から強い圧迫を受け、そこへ振動が加わるとリード線3
の被覆部が剥離して芯線が露出し、蓄電池収容ボックス
の側壁面との間で短絡を生じ、火災等の致命欠陥を起こ
すという問題点があった。
考案の目的 本考案は、上記問題点を解消するためになされたもので
あり、その目的とするところは、鉛蓄電池を収容ボック
スへ収容して使用する時、擦れ等による損傷を防止でき
る鉛蓄電池の端子部を提供しようとするものである。
考案の構成 本考案は、蓋5と、極柱6と、ジャンパー線7と、リー
ド板A8と、接着剤10と、回転体11と、リード線12とを有
し、 前記蓋5は、上面の角近傍に切欠部5aと、該切欠部5aの
底面に凹陥部5bと、該切欠部5aの側面に案内溝5gとを有
するものであり、 前記回転体11は、略半円筒形のリード板B11aと、円柱形
の突起11bとを有するものであり、 前記極柱6は、前記凹陥部5bの底壁5cを貫通し、頭部が
該凹陥部5b内に位置するものであり、 前記ジャンパー線7は、前記極柱6の頭部と前記リード
板A8とを電気的に接続するものであり、 前記リード板A8は、前記凹陥部5bの上面に取り付けら
れ、中間部が円弧状に上方に湾曲するものであり、 前記接着剤10は、前記蓋5と前記極柱6とを接着するも
のであって、前記凹陥部5b内に充填されるものであり、 前記回転体11は、前記突起11bを前記案内溝5gに嵌挿す
ることによって前記蓋5に支持されて、前記突起11bを
中心に回転自在であり、前記リード板B11aが前記リード
板A8と圧接するものであり、 前記リード線12は、前記リード板B11aと電気的に接続さ
れていることを特徴とするものである。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案の鉛蓄電池の端子部の平面図で、第2図
は第1図のI−I′断面図である。5は鉛蓄電池の蓋
で、該蓋5の上面コーナーの近傍に凹状の切欠部5aが形
成されている。該切欠部5aの底壁面に凹陥部5bが形成さ
れ、該凹陥部5bの底壁5cを貫通して極柱6が突出し、該
極柱6から柔軟性を有するジャンパー線7が引き出さ
れ、8のリード板Aの底面に固着され、極柱6とリード
板Aとを電気的に接続している。8のリード板Aは中間
部分が円弧状に上方に湾曲していて、燐青銅等の弾力性
を有する材質で形成されている。該リード板Aの一端
は、切欠部5a側壁の小凹陥部5dに挿入されており、他端
は折曲して切欠部5aの底壁の小凹陥部5eに挿入されてい
る。上記凹陥部5bには空間部9を残して接着材10が充填
されている。11は回転体であり、上記リード板Aと対応
する位置に銅板等からなる11aのリード板Bが形成され
ており、該リード板Bとリード線12が固着されている。
また回転体11は円柱状突起11bを有しており、該円柱状
突起11bは切欠部5aの側壁面5fに形成された案内溝5gに
嵌り込んでいる。案内溝5gはJ字状をしており上記円柱
状突起11bをイ部から挿入してロ部まで移動させる。該
ロ部に位置させた際リード板Bがリード板Aを押圧する
ように設計する。第6図のような収容状態で使用する際
は回転体11を第2図の矢印方向に回転させ、第3図のよ
うな姿勢にする。
考案の効果 以上述べたように本考案はリード線と極柱との接続部に
回転体を設けたので、リード線を曲げることなく鉛蓄電
池の側面または上面のいずれの方向にも引き出すことが
出来、リード線を収容ボックスなどの他物で損傷するこ
とがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案鉛蓄電池の端子部の平面図、第2図は第
1図のI−I′縦断面図、第3図は第2図のリード線を
縦方向に回転させた縦断面図、第4図は案内溝の正面
図、第5図は従来の鉛蓄電池の外観斜視図、第6図は第
5図の鉛蓄電池を収容ボックスに収容した状態を示す側
面図である。 5…蓋、5a…切欠部 5b…凹陥部、5c…凹陥部の底壁 5g…案内溝、6…極柱 7…ジャンパー線、8…リード板A 10…接着剤、11…回転体 11a…リード板B、11b…突起 12…リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋(5)と、極柱(6)と、ジャンパー線
    (7)と、リード板A(8)と、接着剤(10)と、回転
    体(11)と、リード線(12)とを有し、 前記蓋(5)は、上面の角近傍に切欠部(5a)と、該切
    欠部(5a)の底面に凹陥部(5b)と、該切欠部(5a)の
    側面に案内溝(5g)とを有するものであり、 前記回転体(11)は、略半円筒形のリード板B(11a)
    と、円柱形の突起(11b)とを有するものであり、 前記極柱(6)は、前記凹陥部(5b)の底壁(5c)を貫
    通し、頭部が該凹陥部(5b)内に位置するものであり、 前記ジャンパー線(7)は、前記極柱(6)の頭部と前
    記リード板A(8)とを電気的に接続するものであり、 前記リード板A(8)は、前記凹陥部(5b)の上面に取
    り付けられ、中間部が円弧状に上方に湾曲するものであ
    り、 前記接着剤(10)は、前記蓋(5)と前記極柱(6)と
    を接着するものであって、前記凹陥部(5b)内に充填さ
    れるものであり、 前記回転体(11)は、前記突起(11b)を前記案内溝(5
    g)に嵌挿することによって前記蓋(5)に支持され
    て、前記突起(11b)を中心に回転自在であり、前記リ
    ード板B(11a)が前記リード板A(8)と圧接するも
    のであり、 前記リード線(12)は、前記リード板B(11a)と電気
    的に接続されていることを特徴とする、 鉛蓄電池の端子部。
JP12017189U 1989-10-13 1989-10-13 鉛蓄電池の端子部 Expired - Lifetime JPH0740299Y2 (ja)

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JPH0358870U JPH0358870U (ja) 1991-06-10
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