JPS642701Y2 - - Google Patents

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JPS642701Y2
JPS642701Y2 JP9597483U JP9597483U JPS642701Y2 JP S642701 Y2 JPS642701 Y2 JP S642701Y2 JP 9597483 U JP9597483 U JP 9597483U JP 9597483 U JP9597483 U JP 9597483U JP S642701 Y2 JPS642701 Y2 JP S642701Y2
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JP
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cutter
blade
outer cutter
shaving
rotary
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JP9597483U
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JPS602971U (ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータリー式電気かみそりに係り、外
刃がロータリー内刃の軸線方向両端のエツジに当
つて破損するのを防止するために、外刃の上記エ
ツジに対向する内面を、該外刃のひげそり部のロ
ータリー内刃との摺接面よりも外方へ突出させる
ようにしたものである。
ロータリー式電気かみそりのロータリー内刃
は、円柱状基体の周胴面にその軸線方向に沿つて
刃部を突設して形成されており、該内刃をその軸
線を中心として、刃部先端の刃先を外刃内面に摺
接状態にて回転させながらひげそりを行うもので
ある。一般に上記内刃は、第5図aに示すように
内刃5aの軸方向中心に対してねじれ角を付与す
るなどして、刃部5bを円柱状基体の一端から他
端まで連続して複数突設して形成されるものであ
り、その軸線方向両端は鋭いエツジ5cをなして
いる。このため同図bに示すようにこの部分に対
応する外刃5dの外表面を肌に押し当ててひげそ
りを行う場合、肌当てによる外力Fのため、外刃
5dが内方に撓んで外刃5dの内面が刃部5bの
上記エツジ5cに当り、当つた部分5eが破損し
てしまい、単に外刃5dの損失となるだけでな
く、気付かずに剃り続けると肌を傷つけてしまう
ため、安心してひげそりできない欠点があつた。
このため第6図a,bに示すように、上記刃部5
bのエツジ5cをテーパ状やアール状に面取り
し、外刃5dがエツジ5cに当つて破損されない
ようにしたものがすでに提案されている。しかし
刃部5bのエツジ5cに面取りを施すことは加工
上きわめて面倒であり、また刃部5bの両端を面
取りすると、刃部5bの有効長Lはそれだけ短く
なつてしまう欠点があつた。
そこで本考案は叙上の点を勘案してなされたも
のであつて、外刃のロータリー内刃の軸線方向両
端のエツジに対向する内面を、該外刃の中央応部
に形成されたひげそり部のロータリー内刃との摺
接面よりも外方へ突出させるようにしたものであ
り、かくすることにより、ひげそり中に外力によ
り外刃が内方に撓んでも、外刃内面が上記エツジ
に当らないようにして外刃の破損を防止するよう
にしたものである。以下、図面を参照しながら本
考案の実施例の説明を行う。
第1図は本考案に係る外刃とロータリー内刃を
示すものであつて、内刃1は例えばSUS440
c等のような硬度が高く耐熱性に富んだ材質から
成り、円柱状基体2の周胴面には、該基体2の一
端から他端にかけてその軸線X方向に沿つてねじ
れ角αを有する複数の刃部3が、いわゆるスパイ
ラス状にホブ等による削り出しによつて形成され
ている。また上記のようにして基体2に刃部3を
削り出し形成した後、各刃部3の刃先に刃付け研
摩を施して内刃1と成しており、したがつて内刃
1の刃部3の軸線方向両端は鋭いエツジ3aとな
つている。4は上記内刃1に摺接状態で装着され
る外刃であつて、金属材から成る可撓性板体であ
り、ステンレスのプレスあるいは電鋳によつて形
成され、その中央部は毛導入孔5′が多数形成さ
れたひげそり部5となつている。6,6は、外刃
4を内刃1上に装着した状態で、内刃1の両端部
分と対応する位置に、上記ひげそり部5よりも外
方へ突出させて形成された突部であつて、外刃4
の幅方向一端部から他端部にかけて連続した突条
をなしており、その断面形状は円弧状であり、該
突部6,6にも毛導入孔5′が形成されている。
第2図に示すように本外刃4をアーチ状に屈曲さ
せて、ロータリー式電気かみそり本体の頭部にセ
ツトされた上記内刃1に装着した状態において、
上記ひげそり部5の内面は刃部3先端の刃先に摺
接するが、各突部6,6の内面は内刃1の両端エ
ツジ3aに丁度対向し、従つて内刃1のエツジ3
aと外刃4内面との間には余裕空間aが確保され
ている。すなわち上記突部6,6は、外刃4の内
刃1の軸線方向両端のエツジ3aに対向する内面
を、ひげそり部5の内刃1との摺接面よりも外方
へ突出させるために形成されたものであり、ひげ
そり時にはひげそり部5の内面は内刃1に摺接す
るが、上記突部6,6の内面は内刃1の両端エツ
ジ3aに当らないようになつている。7は外刃ホ
ルダーである。
10は本体ケース11に内蔵されたモータであ
り、モータ11の回転は本体ケース11の一側に
設けられたギヤボツクス12内のギヤ13〜16
を介して内刃1に伝達される。またモータ10は
ギヤボツクス12に突設された保持部22に接着
されている。17は本体ケース11の他側に設け
られた軸受け18の収納ボツクスである。両ボツ
クス12,17は可撓性の薄肉ヒンジ19により
上下動自在に弾持され、かつその下面はスプリン
グ20,20を介して上記本体ケース11内面に
突設されたリブ21,21上に弾持されている。
上記構成において、内刃1をその軸線Xを中心
に回転させながら、外刃4外表面に肌を押し当て
てヒゲを毛導入孔5′から導入しながらひげそり
を行う場合、肌当てによる外力Fのために外刃4
は内方に屈曲するが、上記のように外刃4の内刃
1の両端エツジ3aに対向する部分には、突部
6,6が形成されてその内面は外方へ突出してい
るので、外刃4内面が内刃1のエツジ3aに当つ
て外刃4が破損することはなく、安全にひげそり
ができる。ところで内刃1は、例えばモータの動
力伝達手段として上記ギヤ13〜16やベルトを
用いた場合の遊びとして、その軸方向に若干移動
できるようにしてあり(第2図一点鎖線参照)、
このため内刃1のエツジ3aは軸方向に若干変位
する。また外刃4がひげそり時の肌当て等の外力
Fにより内方に撓んだ場合、これに対応して内刃
1も下方に若干傾斜できるように、上記のように
内刃1は薄肉ヒンジ19やスプリング20を介し
て上下動自在に弾持されており、(第2図二点鎖
線参照)、このためやはり内刃1のエツジ3aは
軸方向に若干変位する。このように内刃1のエツ
ジ3aが内刃1の軸方向に変位しても、エツジ3
aが外刃4の内面に当らないように、上記突部
6,6下端の軸方向横巾Tは、エツジ3aの軸方
向変位量よりもやや大きくしてある。
以上のように本外刃4の内刃1の両端エツジ3
aに対向する内面は、ひげそり部5の内面すなわ
ち内刃1との摺接面よりも外方へ突出させてある
ので、外刃4が内刃1の両端エツジ3aに当つて
破損されることはない。また上記のように外刃4
に突部6,6を形成すれば、突部6,6による外
刃4の補強効果も期待でき、更に刃部3両側に面
取りを施す必要もないので、刃部3の有効長が短
くなることもない。
第3図および第4図は本考案の他の実施例を示
すものであつて、外刃30の中央部にはひげそり
部31が形成されており、また外刃30の両側端
にはひげそり部11より外方に突出する突部3
2,32が形成されている。31′は毛導入孔で
あり、毛導入孔31′は突部32,32の外刃3
0中央側にも部分的に形成されている。
本外刃30を上記内刃1に装着した状態におい
て、ひげそり部31内面は内刃1に突設された刃
部3の刃先に摺接するが、各突部32,32は内
刃1の両端エツジ3aに対向し、したがつてエツ
ジ3aと外刃30内面との間には余裕空間aが確
保される。
本外刃30を内刃1に装着してひげそりを行う
際に、肌当てによる外力Fにより外刃30が内方
に屈曲しても、外刃30の内刃1の両端エツジ3
aに対向する内面は、上記突部32,32を形成
したことにより、ひげそり部31の内刃1との摺
接面よりも外方へ突出しているので、外刃30内
面がエツジ3aに当つて破損することはない。ま
た本実施例の場合も、動力伝達のための遊びによ
る内刃1の軸方向への移動(第4図一点鎖線参
照)や、外力Fの作用による内刃1の下方への傾
斜(第4図二点鎖線参照)により、エツジ3aが
軸方向へ変位しても、エツジ3aが外刃30の内
面に当らないように、外刃30の屈曲点から内刃
1側端面までの長さDは、エツジ3aの軸方向変
位量よりも少々長くしてある。
本考案に係る外刃はプレス加工や電鋳法等の周
知外刃の製法により簡単に製造できるものであつ
て、プレス加工の場合はステンレス鋼薄板に毛導
入孔5′,31′を穿設する際に、同時に突部6,
32をプレスにより突設すればよい。また電鋳法
の場合は母材に上記突部6,32に対応する突部
をプレスにより突設した後、該母材により一次電
鋳を行い、剥離処理を施した後二次電鋳を行い、
該二次電鋳層を剥ぎ取れば、上記外刃4,30が
得られる。
本考案に係る外刃の形状は、上記外刃4,30
に限定されるものではなく、要は外刃が内方に撓
んでも、外刃内面が内刃の両端にエツジに当らな
い形状にすればよい。
以上説明したように本考案に係るロータリー式
電気かみそりは、外刃4のロータリー内刃1の両
端エツジ3aに対向する内面を、外刃4の中央部
に形成されたひげそり部5の前記ロータリー内刃
1との摺接面よりも外方へ突出させているので、
外刃4の内面が内刃1の両端エツジ3aに当つて
破損されることはなく、安全にひげそりできる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は外刃とロータリー内刃の斜視図、第2図はロ
ータリー式電気かみそりの部分正面図、第3図お
よび第4図はそれぞれ本考案の他の実施例の外刃
の斜視図およびロータリー式電気かみそりの部分
正面図、第5図a,bは従来のものの斜視図およ
び側面図、第6図a,bは従来のロータリー式電
気かみそりの部分正面図である。 1……ロータリー内刃、2……円柱状基体、3
……刃部、3a……エツジ、4,30……外刃、
5,31……ひげそり部、X……軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円柱状基体2の周胴面に、その軸線X方向に沿
    つて刃部3を突設して形成したロータリー内刃1
    と、該ロータリー内刃1上に摺接状態で装着され
    る外刃4とを備え、該外刃4の前記ロータリー内
    刃1の軸線方向両端のエツジ3aに対向する内面
    を、該外刃4の中央部に形成されたひげそり部5
    の前記ロータリー内刃1との摺接面よりも外方へ
    突出させて成るロータリー式電気かみそり。
JP9597483U 1983-06-21 1983-06-21 ロ−タリ−式電気かみそり Granted JPS602971U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9597483U JPS602971U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 ロ−タリ−式電気かみそり

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JP9597483U JPS602971U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 ロ−タリ−式電気かみそり

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Publication Number Publication Date
JPS602971U JPS602971U (ja) 1985-01-10
JPS642701Y2 true JPS642701Y2 (ja) 1989-01-23

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JP9597483U Granted JPS602971U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 ロ−タリ−式電気かみそり

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2696361B2 (ja) * 1988-11-10 1998-01-14 九州日立マクセル株式会社 ロータリ式電気かみそり
JP2729782B2 (ja) * 1995-11-10 1998-03-18 九州日立マクセル株式会社 ロータリ式電気かみそり
JP6579913B2 (ja) * 2015-10-26 2019-09-25 マクセルホールディングス株式会社 回転刃、および回転刃を備えている小型電気機器

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JPS602971U (ja) 1985-01-10

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